【本】「着ぐるみマスコットぞろぞろ」
「着ぐるみマスコットぞろぞろ!In 英国フットボール」(アルマジロひだか 著)
もうあちこちで紹介されていると思いますが、フットボールの周辺を扱った書籍としては久々に大笑いさせていただきました。
着ぐるみは「クラブに傾倒しすぎているファン代表」みたいなものだったのだ。
これに尽きますね、この本の面白さは。
日本じゃありえないブサイクな着ぐるみ。脱力感あふれる着ぐるみ。審判にレッドカードを貰う着ぐるみ。頭を盗られてしまう着ぐるみ。選手よりFKが巧い着ぐるみ。
ちなみに着ぐるみは「どんなスポーツ選手よりも負傷率が高い」そうです。視界が悪いのでいろんなアクシデントがあります。当然といえば当然ですね。
この本はあくまでも着ぐるみの面白さを追求したものなので、プレミアの各チームを網羅しているわけではなく、むしろプロリーグ以下のチームを積極的に取り上げています。従って英国に土地勘がある人じゃないとこの本の本当の面白さは判らないのかもしれません。まぁ土地勘がなくても十分楽しめますが。
ウチの珍獣のあり方について随分考えさせられます。
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