飛騨旅行記(4)
前回の続きです。
美濃太田で一泊。知らぬ間に駅舎は随分立派になりましたが、駅前は寂れきっており、改築は時既に遅しといった感も。
長良川鉄道で郡上八幡へ向かいます。「千代の里」の文字が見えますが、千代とは山内一豊の妻である「千代」のこと。千代は郡上八幡城主の遠藤盛数の子という説があるらしく、放映中のNHK大河ドラマにあやかっての観光PRなんでしょう。
長良川鉄道はその名のとおり長良川が車窓の友。川には鮎釣り客がちらほら。
郡上八幡駅到着。
郡上八幡といえば「郡上おどり」があまりにも有名。郡上おどりはハイライトである「盂蘭盆会(徹夜踊り)」こそ4日ほどですが、踊りそのものは寺社の境内・一般の道路・街角の広場など、日毎に会場を移しながら32夜にわたって開催されます。
郡上八幡の町を見下ろす高台に立つ郡上八幡城も見所の一つ。天守閣は大垣城を模して造ったいわゆるシミュレーション行為なんですが、戦前に建てられたものなのでそれなりの風格があります。
郡上八幡は水の町。町内を吉田川が流れ、また名水百選第1号で知られる「宗祇水」をはじめ、あちらこちらで湧水が町を潤しています。見た目には涼しげななんですが、実際は内陸かつ低地なので結構暑いんですな、これが。
「そばの平甚」で昼食。もりそば(大)1,300円也。
郡上八幡はそんなに大きな町ではないので、観光は半日で十分。昼飯後には「まめバス」に乗って町外れにある高速バス乗り場へ。
予想はしていましたが、岐阜バスの「八幡営業所」はバスターミナルではなく、ただのバスの車庫。冷房もなにもない「箱」の中で岐阜行きの高速バスを待つこと10分余。
最後はこれかよヽ(`Д´)ノウワァァン!!
| 固定リンク