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2006.09.30

(メモ)京都1 ‐5浦和

(スタメン)ワシントン故障で達也1トップに暢久、ポンテの2シャドーは予想外。

京都は事前情報どおり3バック。パウリーニョと田原の2トップ。

主審東城

(前半)CKを闘莉王が合わせて先制でするも、直後に田原の見事なポストから中山にぶちこまれて同点。
しかしアレのクロスを逆サイドの平川がミドルを決めて追加点。さらに右からのクロスを達也が頭で合わせて三点目。

(後半)立ち上がりに暢久がライン裏に飛び出してそのままゴール!
さらに永井、相馬、伸二を相次いで投入して積極的に追加点を狙い、相馬が得点。

しかし終了間際に坪井が負傷退場。

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2006.09.29

Jクラブ個別経営情報で遊ぶ(5・了)

 「Jクラブ個別経営情報で遊ぶ」シリーズの最終節として「広告料収入」にスポットを当てて見ましょう。

 最も目立つユニフォームの広告を始め、スタジアム内の看板、練習着、会見場の背景ボード、はては担架に至るまでありとあらゆるところにクラブスポンサーの広告が見受けられます。また特定のクラブをスポンサードしていること自体がスポンサーに有形無形のメリットをもたらす例もあるようです。

 地元の小口スポンサーであれば純粋にクラブを支援する趣旨、半ば寄付金感覚で資金を提供することもあるでしょうが、大口スポンサーともなるとなんらかの経済的な見返りを期待して広告料を出していると考えるのがフツーでしょう。そこでここではその広告料の割高・割安感について考えて見たいと思います。

 「広告をどれだけの人に見てもらったか」という観点から考えれば、広告料収入を入場者数で割った「広告料単価」が広告料の割高・割安感の一つの目安になります。

 もっとも広告類はスタジアムに来た人だけが目にするわけではなく、テレビや雑誌等を通じて人の目に触れる機会のほうがむしろ多いといってもいいでしょう。強いチーム、あるいは日本代表を多く輩出しているチームは雑誌、テレビ等各種メディアに露出する機会が増えるので入場者数の多寡とは無関係に広告の効果が大きいといっていいかもしれません。

 ただ非常に残念なことにJリーグ中継の視聴率が全く奮わないことが示唆するように、Jリーグの人気はスタジアムに足を運ぶ人の中で閉じているといって過言はない、逆にいえばスタジアムには行かないけれどテレビ等で見ている人は非常に少ない状況下にあります。従ってJクラブに関して言えば上記の「広告料単価」が広告料の割高・割安感の目安としてさほど違和感なく使えるのではないでしょうか?

<広告料単価>

名古屋 9,088
柏 7,579
千葉 6,422
大宮 6,330
広島 5,633
磐田 5,612
横浜M 5,562
G大阪 5,474
川崎 4,972
清水 4,444
C大阪 3,339
鹿島 3,029
神戸 2,461
F東京 2,363
浦和 2,120
大分 1,297
新潟 1,057

 「広告料単価」の高いクラブは大した効果も見込めないのに大金を投じてくれるスポンサーが付いている、いわば「リアル金満クラブ」。名古屋を筆頭になんとなくそれらしいクラブがぞろぞろ並んでいます。

 なお、「広告料単価」の分母である「入場者数」は当該クラブ主催試合の入場者数を利用しました。しかし、これでは同じような入場者数であってもその人気が特定地域に偏っているクラブ(いわゆるアウェー動員が弱いチーム)と比較的全国的に人気があるクラブを同列に扱っていることになり、広告効果を評価する観点からは疑義があります。

 また入場者数に大きな変化はなくとも、クラブの弱体化に伴ってスポンサーが離れるという現象は現に見受けられるところなので、「クラブ成績」を広告料の費用対効果として無視してしまうのも少々乱暴かもしれません。

P.S.

 クラブ経営を広告料収入に頼るのは余り健全ではないのは(3)で述べたとおりですが、ちなみに広告料収入と入場料収入の比率(仮称「ドーピング指数」)を計算すると以下のようになります。

川崎 4.56
大宮 4.37
広島 3.69
名古屋 3.61
柏 3.37
G大阪 3.33
千葉 2.91
C大阪 2.83
横浜M 2.73
磐田 2.61
清水 2.45
神戸 1.58
鹿島 1.51
大分 1.51
F東京 1.49
浦和 0.85
新潟 0.71

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2006.09.28

レッズ弁当2006

 半ばお約束みたいなものですが「レッズ弁当2006」を食べてみました。近所のファミマに買いに出かけたところ、昼飯時なのにレッズ弁当は1個だけ。

<外観>

180923bentou1

 カードは伸二・闘・啓太・ホリ・バカ川・無職様の6人。現在の姿と比べると闘の髪が非常に短いのが気になります。

<中身>

180923bentou2

 おかずは事実上ハンバーグと目玉焼きだけ。しかもコンビニ弁当の割にはボリュームも少ないような気がします。ソースにコンビニ弁当特有のしつこさがあまりなかったのが救いですが、それでも単調かつ平凡。ああ、だから「レッズ2006」なんでしょうなぁ・・・ 正直これで500円とは割高でしょう。カード代込みじゃないかと噂されるのも頷けます。昼飯時なのに1個しか置いていなかったのは単にスタジアム以外では売れないことを見越しているのかもしれません。

 「エメル丼」以来3代目のレッズ系弁当。今年もシトン&啓太負傷欠場@広島戦、伸二負傷欠場@清水戦としっかり「弁当の呪い」を発動し、いい加減この弁当企画自体をやめてもらいたいものですが、どうせ来年も出すなら和風弁当にしませんかね? 

 コンビニ業界全体に言えることですが、中高年層の取り込みが重要とお題目に掲げるものの、こんな弁当を見ていると「口だけやな」と思わざるを得ません。「2005Jリーグ スタジアム観戦者調査報告書」によると浦和の観戦者の平均年齢はリーグ平均より若いようですが(実感としてはこの調査より平均年齢はかなり上のように思いますが・・・)、それでも30代が主力。コンビニが取り逃がしている40代以上の観客も少なくないことに気づいてほしいものです。

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2006.09.27

Jクラブ個別経営情報で遊ぶ(4)

 Jリーグでは以前からクラブ別の入場者数が公開されています。2005年のリーグ+ナビスコの入場者数を合計すると以下のようになります(ナビスコ込みなのでクラブにより試合数が異なることに注意)。

<入場者合計>

新潟 794,429
浦和 783,058
F東京 501,871
横浜M 458,656
大分 424,218
鹿島 345,042
C大阪 332,450
G大阪 307,641
磐田 303,614
神戸 281,152
東京V 274,384
清水 258,791
川崎 253,826
名古屋 246,921
柏 235,131
広島 226,526
大宮 214,698
千葉 199,153

 浦和は新潟より2試合多いにも関わらず、ナビスコは駒場開催が多いため総入場者数で新潟に及びません。

 今回公開された入場料収入のランキングはこちら。

<入場料収入(単位:百万円)>

浦和 1,949
新潟 1,185
横浜M 933
F東京 797
鹿島 690
磐田 654
名古屋 621
柏 529
G大阪 506
清水 469
神戸 439
千葉 439
C大阪 392
大分 364
広島 346
大宮 311
川崎 277

 入場料収入では浦和と新潟の順位、横浜MとF東京の順位が逆転することや、入場者数では上位にいる大分やC大阪が入場料収入では下位に転落するのが目を惹きます。そこで入場料収入を入場者数で割って入場者単価を算出してみました。

<入場料単価>

名古屋 2,515
浦和 2,489
柏 2,250
千葉 2,204
磐田 2,154
横浜M 2,034
鹿島 2,000
清水 1,812
G大阪 1,645
F東京 1,588
神戸 1,561
広島 1,527
新潟 1,492
大宮 1,449
C大阪 1,179
川崎 1,091
大分 858

 驚異の新事実、名古屋が首位!!! 名古屋の自由席は2000円、ゾーン席は3000円(共に06年度)と他チームと比べて特段高いわけじゃないんですが・・・05年リーグ戦の平均入場者数が13,000強であるところを見れば、高いメインスタンドに観客が溢れているわけでもなさそうですし・・・そこで親会社がチケットを大量にお買い上げになったのではないかという疑念がふつふつと沸いてくるわけですが、違ってたらスイマセン(親会社が強力で、入場者数(正確にはスタジアムのキャパに対する入場者数の比率)の割りに単価が高いクラブは概ねこのお買い上げ疑惑が当てはまります)。

 入場者数トップの新潟は単価ベースでは下位に転落。これはやはり無料券の影響が大きいのでしょう。また新潟は浦和同様シーズンチケット保有者が極めて多いことで知られていますが、それがかなり割安なのかもしれません。

 なお新潟の無料券についてはその多寡について不毛な議論をよく見かけますが、サカダイNo.859(06.9.12)で新潟スタジアムでの開催時のチケットの割合は

・シーズンパス 2万枚
・一般販売 1万枚
・スポンサー、後援会用の招待券 6000枚
・地域の無料券 4000枚

と記されています。また無料券は新規ファンの発掘のために利用し、スタジアムが満員になった現在でもそのスタンスを崩していないようです。

 C大阪はもともと入場料が安い(ゴール裏1500円)のでこんなものかもしれませんが、無料券の撒き過ぎが単価を押し下げている可能性が強いと思われます。大宮は総入場者数の1/4を占め、しかも無料券利用が制限される浦和戦(05年はナビスコでも浦和戦があったので比率が高い)を除いた数値を知りたいところですが、そんなものが明らかになるわけがありませんね。

 なお大分と川崎の単価が異常に安いのは変則決算の影響があるので注意。但し、それにしても安すぎるのはやはり無料券の撒き過ぎなのかもしれません。

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2006.09.26

Jクラブ個別経営情報で遊ぶ(3)

 選手・スタッフの人件費をどの程度入場料収入で賄っているか(=経営健全指数)を計算してみました。広告料収入にはユニフォームや看板等のスポンサー収入も含まれるが、多分に親会社からの補給金という色彩もあります。親会社の経営不振、あるいは大口スポンサー撤退がクラブへ与える打撃は甚大で、選手・スタッフの人件費の大半を広告料収入に頼るのは健全経営という観点からはあまり得策ではありません。いわゆる「身の丈経営」を示す指数といってもいいでしょう。

 なお選手・スタッフの人件費は鹿島・浦和・横浜M等8クラブしか公開していません。そこで8クラブの事業費に対する選手・スタッフの人件費の比率を計算してみたが、最も低い浦和で47%、最も高い大分で66%と多少バラツキがあるものの、その比率合計を8で割った指数は57.3%。これを人件費非公開クラブの事業費に乗じて人件費を推計してみました。

<選手・スタッフ人件費(推計値含む。単位:百万円)>
浦和 2,342
横浜M 2,105
柏 1,948
磐田 1,834
名古屋 1,786
G大阪 1,604
東京V 1,569
清水 1,507
神戸 1,500
F東京 1,369
鹿島 1,368
新潟 1,269
千葉 1,256
広島 1,107
大分 990
大宮 945
C大阪 917
川崎 879

推計人件費を入場料収入で割った経営健全指数はこちら。

<経営健全指数 >

新潟 93.38%
浦和 83.22%
F東京 58.24%
鹿島 50.44%
横浜M 44.32%
C大阪 42.76%
大分 36.77%
磐田 35.66%
千葉 34.95%
名古屋 34.77%
大宮 32.92%
G大阪 31.55%
川崎 31.52%
広島 31.26%
清水 31.13%
神戸 29.27%
柏 27.15%

 当たり前ですが入場料収入が極めて多い浦和と新潟が健全経営の観点からはぶっちぎっています。あとはF東京・鹿島が比較的マシで、それ以下は人件費推計の誤差を考えれば大差ないといっていいかもしれません。大スポンサーのいない清水・広島の指数が低いのは気になるところですが、両チームとも選手育成に力を入れ、そのの移籍金を経常収入に充てる収支構造になっているものと推察されます(その割には広島は「その他収入」の額も低いのですが)。

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2006.09.25

Jクラブ個別経営情報で遊ぶ(2)

浦和、58億円でトップ クラブ営業収入をJが初公開(埼玉新聞Web)

 サッカーのJリーグは19日、今季昇格した愛媛を除く1、2部30クラブの2005年度の収支、利益など経営情報を初めて開示した。Jリーグは経営諮問委員会を設置した1999年から平均値や分布表などでJリーグクラブの経営状況を公開してきたが、個別の状況を開示するのは初めて。

 営業収入では浦和がトップの58億500万円。続く横浜Mが48億2200万円で、40億円を超えているのはこの2クラブのみ。浦和は経常利益でも3億7100万円とトップで、Jリーグ随一の「ビッグクラブ」ぶりが数字でも明確になった。大宮は営業収入22億4200万円でJ118クラブ中15位。経常利益は900万円だった。

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これがJクラブ経営状況公開に関する平均的な反応。

やっぱ、浦和はすげー!!! よし、来年は○○を強奪だぁぁぁ!!! 

とつい考えがちですが、それではあまりに頭が劣っています。浦和が既に公開済みの経営情報をよく嫁!

 浦和は04/4~05/1の10ヶ月変則決算(ちなみに川崎・大分も同じ)。この影響が非常にでかいのです。浦和の経営情報を見ると05年の主催試合入場者数は04年より15万人も増えているのに入場料収入が増えるどころか微減していることに注意しましょう。この説明として「アッパーを値下げしたから(SC席設置)」という珍説が流布しているようですが、日頃のアッパーの売れ行きを見ればその説明は胡散臭いことこの上なし。05年は決算期が変更されたので、04年と比べて2月・3月の収入・費用が抜けているだけと考えるのが自然です。ちなみに単純に15万人の動員増がそのまま増収に寄与したと仮定し、入場料単価を保守的に見積もって2000円(=A席)だすれば3億円の増収になります。

 従って他クラブとの差はJリーグ公開データよりもさらにでかく、

来年は○○も△△も××も強奪だぁぁぁ!!! 

と反応するのが正しい赤サポだと思います。

 数字遊びをする上で、浦和・川崎・大分の3チームの収入・費用は他チームより過小に出ている可能性が強いことに注意してください。

 ちなみに埼玉新聞では経常利益についても言及していますが、スポーツクラブの場合(上場していれば話は全く別ですが)基本的に利益の多寡を比較しても意味がないと思います。というのは、極論すれば株主が配当や株価上昇といった形で利益還元を求めているわけではないからです。

 もっとも損失を計上していると後々クラブの存続が危うくなるので問題ですが、利益の大小比較はさしたる意味が無いといってもいいでしょう。例えば収益見込みの多寡に応じて親会社が広告料を調整するクラブもあるでしょうし(この場合税務上の問題はあるかもしれませんが)、本業の収益を「レッズランド」のような形で地元に積極的に還元しているため最終的な収益が小さめに出ているクラブもあるでしょう。もちろん収益を計上し、万一の事態に備えて内部留保を厚くしようとするクラブもあるでしょう。

というわけでクラブの利益に関する情報は損失の多寡だけ気にすれば十分じゃないでしょうか。

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2006.09.24

【観戦記】サテ大宮 4-1 浦和

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<スタメン>

    黒部
  カニ  小池
相馬      大山
  赤星  中村
 堤  西澤 細貝
    大谷

 昨日のスタベン組では相馬だけが出場。ベンチからも外れたネネが出るものと思ったのですが、ここにも姿はなし。怪我じゃなければ試合感を戻すためにもどんどん出したほうがいいと思うのですが・・・ 新井の姿もありませんが、これは出場停止とのこと。近藤がまだリハビリ中なので、なんと西澤がCBに入っています。ベンチには坂本がいるだけであとはユース組。

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 方や大宮のスタメン

荒谷
西村(卓)、田中、平岡、三上
小林(慶)、マーカス、藤本、橋本
森田、アリソン

 栗鼠はよっぽど浦和に勝ちたかったようです。荒谷・平岡・マーカス・藤本・橋本・森田・アリソンは昨日広島遠征に帯同したサブメンバー。サテライトの位置づけはチームによってそれぞれなのでどうこう言う筋合いじゃないとは思いますが、これじゃ1引き分けを挟んで4連敗中のトップチームに対する罰ゲームかなんかと思われ・・・

 で、結果は4-1の惨敗。前半立ち上がり早々に黒部の1ゴールで先制(実はこの時ポジションを確認していた最中だったので、経過はよく判らず(^^;)したのですが、後半は自力の差が出て怒涛の4失点。中村が接触プレーで前半32分に退場してしまい、仕方なくユースの選手を入れましたが、これでただでさえ劣勢な中盤が崩壊してしまったのが大敗の主因でしょう。とりわけアリソンにはいい様にやられました。DF陣も高さがないので森田への対応には苦労したようです。

 相馬は攻守ともいいところなく、一人で突っかけては潰されるの繰り返し。どうもトップ出場の機会を得られないうちにスランプに陥ってしまった感があります。またもともと守備は苦手なのですが、トップと違ってボランチのフォローが期待薄なので左サイドをモロに突かれて1・2失点目の原因に。これじゃアレックスを抜けないのも当然でしょう。

 一方黒部は良かったんじゃないですか。このくらいのレベルだとポスト役として十二分に使えそうです。ヘッドも高くて強い。ただ惜しむらくは本人が点を取るタイプじゃないので、ワシントンの代わりにはなりません(そんな奴はそもそも日本人にはいないと思いますが・・・)。たぶんスーパーサブ的な仕事は最も苦手。黒部をターゲットとして使う戦術を練り上げれば良い仕事をすると思うのですが、目先の結果を出すことに汲々としている今のトップチームには合いそうもありません。誠に勿体無い話ですが、オファーがあれば移籍したほうが本人のためだと思います。

 あとは細貝に気迫が感じられたことくらいかな。

 面子を見れば負けは致し方ないとも思うのですが、経験の差があるとはいえお互いにプロ選手。惨敗を喫した選手達は猛省してもらいたいと思いますし、観客もこの試合内容で拍手はないんじゃないかなと思います。

P.S.

 鴻巣は狭いメインスタンドは使用せず、ゴール裏&バックの芝生席のみ開放。これで1000円を取ること自体は、浦和もかつて東松山等スタンドのないところで1000円を取っていた事実を踏まえて批判はしません。しかし、浦和選手紹介のアナウンスが小声で聞こえない(トーンを落とすのは結構ですが)というのは有料試合としていかがなものでしょう? 

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【観戦記】浦和 1-0 清水

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 最後はぐだぐだになりながらも辛うじて凌ぎきって勝ち点3を獲得。毎度お馴染みの展開。もうこの腐りきった試合内容から今季中は脱することはできないでしょう。こうなったら見る側も腹を括るしかありません。徹底して結果重視。リーグ優勝だけが免罪符。2位以下に終われば2006年は久しぶりに(01年以来かな?)「何も残らなかった年」として記憶されることになるでしょう。

 伸二が負傷してポンテがトップ下に入るのかと思ったのですが、ギドの選択は暢久。そしてこの選択は大正解でした。後半半ばあたりまで暢久を中心に前線からの守備がよく効いて、1点先行してから暫くは全く負ける気がしないほどの素晴らしい出来でした。久々先発の暢久。やる気マンマンの暢久。ほっぺにぐるぐる巻模様のない暢久。本気の暢久。

 しかし、後半24分に達也を永井に代えたあたりから雲行きが怪しくなります。この日の達也は大宮戦よりは格段にマシとはいえやはり体にキレがなく、いい形でエリア内に侵入してもDFを交わしきれない不甲斐ない出来でしたが、守備はよくやっていました。カウンター狙いを徹底する趣旨で達也を代えるのは一理ありますが、残念ながら永井は達也と比べると前線での守備は手抜き勝ち。

 しかも悪いことに同じ時間帯に暢久が電池切れ。体力が持たなかったのか、あるいは集中力が切れたのか、パスミスやぼーっとしているようなプレーも散見されるに至り、このあたりから浦和はいつものぐだぐだ模様に回帰してしまいます。暢久は最後は両足を攣っていたので、おそらく久々先発で最初から飛ばしまくったゆえの体力切れでしょう。

 暢久のミドルシュートを西部が弾き、こぼれたところをワシントンが信じられないことにシュートを高々と打ち上げ。悪いことは続くもので、その時に太もも裏を負傷。ギドはおそらく暢久を代えようとしてポンテ投入の準備をしていたのでしょうが、不意の故障でやむなくワシントンに代えてポンテを投入せざるを得なくなります(その結果永井本人も嫌がる1トップに)。そしてそのポンテが不調。動けないのは致し方ないのですが、ボールキープすらままならず。前線が3人とも使えないとなるとDFラインが下がって板子一枚での守りになってしまうのもやむを得ないでしょう。浦和はこぼれ玉を全く拾えなくなり、最後の15分はただただ耐え忍ぶだけになってしまいました。あんまりな試合内容に都築も思わず大あくび。

 浦和にとって幸いしたのは、清水がどちらかというと単なる放り込みに堕してくれたこと。浦和が一番嫌なのは前線でタメを作られて枝村に突っ込まれるパターンで、この試合もそのパターンで一度決定的な場面を作られました(枝村のシュートは堀之内を直撃)が、あとは単に左右から放り込んでくるだけ。藤本・兵働と主力の両翼を欠いたためかもしれませんが、これはいくら清水が押しているように見えても闘莉王の壁に阻まれて点にはなりません。昨年浦和と5回闘って一度も勝てなかった試合内容とそっくり。このあたり案外健太には学習能力がないような・・・ 後半清水は頭から杉本に代えてアレシャンドレを投入しましたが決定的な打開策にはならず。層の薄さは清水の泣き所。

 審判に多少恵まれた感は否めませんが、これはホームアドヴァンテージの範囲内。エコパでは浦和が随分悩まされました。ホームアドヴァンテージといえば

「残念だったのは、立ち上がりから失点するまでの時間帯のプレー。ここ埼玉スタジアム独特の雰囲気に少しのまれた感があり、落ち着きが無い選手が何人かいて試合開始から相手とがっぷり四つで戦うことが難しい状態だった(長谷川監督)」。

確かに前半の清水は致命的なミスが散見されました。若い選手が多いというのはメンタル面で案外ハンデになってしまいます。

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 とはいえ、やっているサッカーは清水のほうが上でしょう。やや引き気味に構えてのカウンター狙い。ボールを奪えばサイドに人数をかけて速攻。この日は徹底的に闘莉王に封じられてしまいましたが、サイドからチョをターゲットにして最後はマルキーニョス。あるいは後方から枝村と狙いははっきり。攻撃に失敗した時の守備への切り替えも早く、前線からも積極的にチェース。失点が浦和に次いで少ないというのも十分頷ける内容でした。

 方や今日も今日とてワシントン頼みの浦和。セットプレーに工夫が見られたのは好材料でその一つが得点に繋がりましたが、あれはあの角度からGKの股間をぶちぬくワシントン抜きにはあり得ない得点でしょう。あとは長谷部や暢久のパスを受けて平川が右サイドを何度もぶち破る場面が目立ちましたが、あれだけチャンスを作りながら絶好機に繋がったのは一度切り。それでもチャンスすら作れなかったここ数試合よりは格段にマシでしょう。

 長谷部もようやく復調。啓太含め守備陣は安泰と悪いことばかりではありませんが、おそらくワシントンを欠いて臨むことになる久々のアウェー京都戦はどうなることやら。

P.S.

 試合開始前にはU-17優勝メンバーがご挨拶。お疲れ様でした。

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P.S.2

 試合内容があまりにもつまらないせいか、ピッチに君臨する2羽の鳩に気を取られる人が多数。

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2006.09.23

(メモ)浦和1 ‐0清水

(スタメン)伸二が負傷欠場で暢久がトップ下。ポンテはベンチスタート。啓太が復帰し、後はお馴染みの面々。

主審松尾

(前半)CKからワシントンの股抜きシュートで先制。
共にミスが多く、内容はほぼ五分だが、清水のほうが攻守の切り替えの速さとサイドの連動性に見応えあり。
久々先発の暢久は攻守に活躍。
啓太二度こける。

(後半)半ばまで守備は完璧だったが、永井投入と暢久集中切れあたりからいつものぐだぐだ模様に。
こぼれ玉を拾えずに波状攻撃を浴びる。
二度決定機を与えたがなんとかしのいで勝ち点3。

こんな糞サッカーでも勝てるJリーグorz

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秋田麺巡り(2)

 間が空きましたが前回の続きです。

 全国的な知名度はありませんが、秋田の隠れた名物麺の一つに「十文字ラーメン」があります。

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 十文字は横手の南。特にこれといった特徴のない田舎町で、今は合併で横手市の一部になってしまったようですが、こんなところにラーメン通の間では良く知られたラーメン屋があるというのですから驚きです。

 手持ちの古いマップル(99-00年版)には極めてアバウトな地図しか載っていませんでした。狭い町ゆえ行けば判るだろうと大して下調べもせずに駅を降りたのですが、駅前にラーメン屋の案内どころか広告すらなく、結局アバウトな地図を頼りに歩くこと10分ほどで「マルタマ」を発見。

 十文字には他に「三角そばや」「丸竹食堂」と3軒有名なラーメン屋があるのですが、特にこれっといった希望はなかったので、最初に見つかった「マルタマ」に入ります。

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 驚いたことに田舎の小さなラーメン屋とばかり思っていたのですが、店構えはでかい! 2Fは宴会場。もともと地元の社交場的な店だったのに加え、ラーメンで儲けて財をなしたのでしょう。

 注文したのは「中華そば」(450円)。これまた田舎では珍しいことに食券制でした。ゆったりとした店内はテーブル席が主体ですが、カウンターもあり、おまけに小上がりすら付いています。

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 平打ちのやや細めの縮れ麺。スープは極めて澄んでいています。チャーシューが小ぶりで薄いのは値段相応。メンマに加えて大きな麩が載っているのが特徴です。

 超あっさりのスープが気に入りました。もちろん完飲。

 埼玉からだと十文字に行くこと自体が難しいので、再訪の機会があるかどうか疑わしいところですが、思い出に残る逸品でした。

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2006.09.22

ごらんアウェー:駒沢陸上競技場

アクセス:☆☆☆

 駒沢大学駅から徒歩15分程度。駅からのアクセス道路がやや狭いのが難。また公園自体が広いので、公園に入ってからがやや判りにくいかもしれない。

見易さ:☆☆☆

 メインスタンドで観戦したが、スタンドにそこそこ高さがあるので陸上兼用の割には比較的見やすい。

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 屋根はメインスタンドのみ申し訳程度に設置。ホーム側ゴール裏にモノクロの電光掲示板あり。

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 正式名称「駒沢オリンピック公園陸上競技場」。いうまでもなく国立競技場と並ぶ東京オリンピックの主要会場で、老朽化は否めないものの、スタジアム外観にただならぬ気合の入り方を感じます。

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 堂々約2万人を収容。Jリーグの試合会場として十分に通用しそうなものですが、残念なことにバックスランド裏に大病院が建っている関係でナイター設備が無いのがネックになっているようです。但しJリーグの試合が全くできないわけではなく、今年は東京Vが愛媛戦を駒沢で開催していますし、かつてはFC東京もここを活用していました。

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Jクラブ個別経営情報で遊ぶ(1)

 Jリーグから2005年度のJクラブの個別経営情報が公開されています

 こういうデータが公開されると、ここ掘れワンワンとばかりにデータを弄くってみたくなるのは人の常ですね。格好のヒマネタです。

 で、早速データ遊びの成果を開示したいところですが、その前に苦言を少々。

 今回のクラブ経営情報公開にあたって、東京ヴェルディの消極姿勢が突出しています。広告料収入と入場料収入、そして選手・スタッフ人件費が全て非公開とあっては、外部からこのクラブの健全性なんて全くわかりません。ヴェルディに多額の金を突っ込んでいる日テレやサイバーエージェントの株主からよく文句が出ないものだと思いますが(まぁ経営を左右するほどの金じゃないでしょうから実際問題としてはどうでもいいのでしょうが)

 ヴェルディの会社概要を見ると、株主には

日本テレビ放送網(株)、(株)サイバーエージェント、清水建設(株)、(株)京王エージェンシー、(株)三和、稲城市、多摩市、日野市

とあり、大口株主で知られる日テレやサイバーエージェントの他に地方公共団体が名を連ねています。少額と推察されるとはいえ公金で支えてもらっているわけですよね。

「企業スポーツの時代なら開示の必要はなかったが、地域に根差すとなると、地元行政や企業など広い支援が不可欠。何をやっているのか分からないようなクラブでは出資も受けられない」(Jリーグ経営諮問委員会・武藤泰明委員長)

出所:埼玉新聞Web

というデータ公開の趣旨を踏みにじるヴェルディの消極姿勢。同クラブがどこを向いているかがよくわかりますね。少なくとも稲城、多摩、日野3市の住民から指弾されてしかるべきと思います。

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2006.09.21

細貝、U-21合宿参加

今回の合宿の目的はスポーツナビ等の報道によれば

「ドーハ・アジア大会(12月)の代表選考を兼ねた合宿で、メンバーは1人を除いて8月のU-21中国代表との親善試合で遠征した18選手以外が招集された。反町監督は来年の五輪予選も視野に、選手層を厚くすることが今合宿の目的と話している。」

とのこと。もちろん10/25に開催されることが決まった中国戦の登録メンバーというわけでもなんでもありません。

 神戸との練習試合で細貝の入った2本目のメンバーはどう見ても1本目よりはJリーグでの実績に乏しい、いわば「2番手」グループ。先の中国戦に出たメンバーを考慮すると実質3番手。しかも細貝はクラブではほとんどやったことがない4バック(CB?)を任されていますが、2失点に絡んでいるのかどうかは全くわかりません。

 今年はカップ戦が早々と終了してしまい、リーグ戦出場の機会もないまま細貝はサテライト暮らしを余儀なくされています。しかもそのサテライトでもチームの成績は芳しくなく、細貝は憤懣やるかたない日々を過ごしているものと推察されますが、幸か不幸かU-21のDF陣は物凄く層が薄い。CB陣では青山だけでしょう、信頼が置けるのは。必ず食い込むチャンスが巡ってくると信じて精進してもらいたいもののです。

--------- (参考) --------------

【U-21日本代表候補 大阪合宿】本日の練習試合結果&寸評 [ J's GOAL ]

●U-21日本代表候補 大阪合宿 練習試合(60分×2本)
U-21日本代表 3-2 神戸
(1本目1-0、2本目2-2)
得点者:'0 関口訓充(仙台)、'31 前田俊介(広島)、'38 ガブリエル(神戸)、'47 練習生(神戸)、'59 渡邉圭二(名古屋)
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■U-21日本代表メンバー
【1本目】
GK 松井 謙弥(磐田)
DF 河本 裕之(神戸)
DF 一柳 夢吾(東京V)
DF 家長 昭博(G大阪)
DF 丹羽 竜平(神戸)
MF 寺田 紳一(G大阪)
MF 谷口 博之(川崎F)
MF 上田 康太(磐田)
MF 関口 訓充(仙台)
FW 平山 相太(F東京)
FW 田中 佑昌(福岡)

【2本目】
GK 佐藤 昭大(広島)
DF 柳楽 智和(福岡)
DF 細貝  萌(浦和)
DF 田中 輝和(大宮)
DF 森下  俊(磐田)
MF 高萩 洋次郎(愛媛)
MF 高橋 義希(鳥栖)
MF 渡邉 圭二(名古屋)
MF 古部 健太(立命館大学)
FW 石井 謙伍(札幌)
FW 前田 俊介(広島)

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レッズレディースと鍋パーティー

キリン埼玉統括支社様からのプレゼント企画

浦和レッズレディース選手とサッカー&鍋パーティー!!

<抽選で30組60名様>
(12月10日 レッズランド ※参加予定選手4名)

■応募方法 実施店にて、キリンの生ビールまたは瓶ビールをご注文のお客様に専用応募ハガキを進呈いたします。このハガキに必要事項を記入し切手を貼ってご応募ください。
■その他 ● お一人様何口でもご応募いただけます。
● ご応募は20歳以上の方に限らせていただきます。
● ご応募は専用ハガキに限らせていただきます。

■キャンペーン期間 2006年9月22日(金)~11月12日(日)
■応募締切 2006年11月13日(月) ※当日消印有効

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「党首と鍋!」

   _  ∩
 ( ゚∀゚)彡 党首!党首!
  ⊂彡

って妄想を膨らますと、キリンの思う壺やがな・・・

現実は山郷駅長の鍋奉行の指揮命令下で、粛々と箸を運ぶだけかもしれん・・・

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2006.09.20

観客動員を考える(ホーム10節終了時)

Kankyaku060917

 広島戦の観客数は39,123人。ウィークエンドでは昨年の川崎戦(10/29 37,593人)以来の4万人割れを記録してしまいました。アクセスの良くない埼スタには不利のナイターとはいえ、3連休の初日での4万人割れは非常に残念なことです。

180917hiroshima2

 この写真が示すようにビジター客がものすごく少ないのが4万割れの一因なのは明らかですが、相手チームの顔ぶれが浦和側の観客動員にも影響を与えているは間違いありません。昨年埼スタでは3回4万人割れを記録していますが、広島・大分・川崎といずれも地元以外では全く人気のないチーム。

 広島戦は2年連続の4万人割れ(昨年:7/18 35,658人)。来年なんらかの事情で土日・祝日に駒場を使わざるを得ない試合があるとすれば、広島戦がそれに充てられてしまうかもしれません(今年は福岡戦が充てられました)。

 駒野・佐藤寿人と2人も日本代表を抱えているのですから、広島はもうちょっとアウェーで観客を呼べるようになってもらいたいものですね。

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2006.09.19

【観戦記】日テレ 3-0 浦和

180917bele1

残念ながら力の差をまざまざと見せつけられての惨敗。

前節TASAKI戦同様浦和の動きは極めて緩慢で、個人技・組織力に勝るベレーザに全く歯が立ちませんでした。運動量で勝ってようやく5分に闘えるかどうかという相手ですから、その運動量ですら負けていては話になりません。試合内容としては昨年のそれに逆戻りしてしまった感がありました。

共に中1日と厳しい日程で、それが相対的には体力頼みの浦和に不利に働いたのは想像に難くありませんが、残念ながら運度量が激減したのは今節だけの話ではありません。今季の浦和は当初戦術的な練習を後回しにしてフィジカル強化を優先させたとのこと。それが奏効して無敗で中断期間を迎えることができました。女子サッカーは如何せん情報が乏しいので推測に頼るしかないのですが、おそらくその中断期間中のトレーニングに何かしら齟齬や思惑違いがあって、今日の惨状を迎えてしまったのではないでしょうか?

この日のスタメンは前節から右SB山本に代えて木原を起用。ベンチには若林・保坂・党首と攻撃的な選手を3人も揃え、永井監督は明らかに攻撃重視の面子で試合に臨んできました。しかし、その目論見は開始5分も立たないうちにベレーザの猛攻を受けて崩れ去ってしまいました。

浦和の頼みの綱といって差し支えない運動量が激減しているため中盤のプレスが全く掛かりません。柳田や両SHはズルズル交代を余儀なくされ、最終ラインで食い止めるのが精一杯。サイドを崩され、そこをなんとか凌いでも今後は逆サイドに振られるともうマークできず。とりわけボランチの位置から時折サイドに流れてくる川上へのマークは終始ずれまくりだったように思いました。それでも最終ラインや山郷の奮戦でなんとか守ってはいましたが、とうとうセットプレーで失点。

Azizi_kawakami

タッチライン外に出て給水をしていたのは川上。余りにも長々と水を飲んでいるので不審に思っていたのですが、案の定その川上を使ってのショートコーナー。岩倉が川上の不審な動きをチラチラ見ていたような気がしましたが、その対応は完全に遅れ、川上から高精度のクロスが送られて勝負あり。ベレーザが試合巧者というか、浦和が不用意すぎたというか、とにかく残念な失点でした。なお本プレーによって法師党としては今後川上選手に対し「アジジ川上」の称号を送ることにしました(こちらには通告済み)。

この失点で浦和はやや気落ちしたのか、縦パス一本で大野にDFラインを破られてさらに失点。CB森本はFW大野にスピードで全く及ばず。この失点は昨年の駒場での惨敗を想起させ、中盤でいかにプレスが掛かっていないかを象徴するものでした。

浦和もなんとか反撃したいところですが、最終ラインで玉を蹴りだすのが精一杯で全く前線に繋ぐことができず。中盤が崩壊しているので、せめてロングボールをFWがキープしれくれれば良いのですが、この日は北本だけでなく安藤の出来も芳しくなく、惜しくもオフサイドとなったワンプレーを除いてチャンスらしいチャンスすら掴めないまま前半終了。

永井監督は後半頭からこれまた全くいいところのない松田に代えて若林を投入(若林が右SH、窪田が左SHへ)。この日の浦和全選手の中で最も運動量があったと評して差し支えない若林の投入で浦和は多少前目からプレスが掛かるようになり、柳田のポジションも本来の位置に戻って、一方的に押し込まれた前半から体勢を立て直すことに成功しました。

しかし、この辺りはベレーザも半ば織り込み済みだったのでしょうか。やや浦和に主導権を握られながらも決定機は与えず、前半よりもペースを落としながらもカウンターの隙を窺い続けます。若林は何度か敵エリア周辺まで侵入しますがDFを交わせるだけの個人能力は無いのが残念。また個人能力を補えるほどに浦和の攻撃陣に組織性が見られない(特に両FWがバラバラに動いているのが致命的)ため、ベレーザ守備陣になんら脅威を与えることはできませんでした。結局90分を通じてシュートわずかに4本の惨状。

 方やベレーザは後半20分近くに満を持して荒川を投入。狙いは見事に的中して後半30分に3点目を入れてこの時点で事実上試合終了。浦和左サイドから高々と上がったクロスをファーにいた大野に合わせられたもの。山郷はこの日も何度もファインセーブを見せてくれましたが、時折ハイボールへの対応に危なっかしいところがあるのも相変わらずでした。

浦和は窪田に代えて保坂、そして残り10分足らずの時間帯に最終決戦兵器「党首」を投入して反撃を試みましたが、全く効果が無いまま試合終了。ベレーザとの勝ち点差は6に広がり、プレーオフでもう一度ベレーザと闘うチャンスは残されているもののリーグ優勝はきわめて難しい状況に陥ってしまいました。

この2戦は戦術的な失敗とか、特定個人のミスとか、何らかの不運とかではなく、浦和が拠って立つところの運動量が相手に及ばなかったというかなり根源的なところに要因がある負けなので、短期での立て直しは難しいと思います。

これからの3連戦はやや力の劣る相手との対戦になりますが、内容は乏しくとも勝ち点3を積み上げることで自信だけは失わないようにしたいものです。

---- 今日の良かった探し ----

180917bele2

 どんなに悲惨な試合の後でも、なにがしか良かった選手・良かったプレーを思い出して現実逃避に走るというのは古参レッズサポの習い。この日はなんといっても党首が久しぶりにピッチに立ったことが唯一の救いでした。

党首がボールに絡んだのは2回くらい。内1回は後方からのパスを簡単に中央に捌いたもの。これは良かった。潰される前に捌く。これですがな、党首の生きる道は。

Tousyu

もう1回は右サイドをドリブル突進。案の定ベレーザDFに浴びせ倒しを食らってしまいましたが、一応ファウルゲット。

あとは右サイドで守備に回っていた時に、相手と1対1で対峙したのはいいが、簡単に縦に突破されてしまったのが1度。それくらいですかね。

党首はゴールキック時にはサイドに開いてボールを待っているのですが、山郷は悉く無視。まぁ党首へ向けてゴールキックを蹴ってもマイボールに出来る可能性は皆無でしょうが、スローならなんとかなるんじゃないでしょうか???

勝負がついた時点での党首投入。これからも営業重視でよろしくお願いします>永井監督

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日本、AFC U-17選手権優勝!

 前半0-2のビハインドから後半2点を返し、延長後半に2点を叩き込んで見事な大逆転勝ち!

 U-17の試合は初めて見ましたが、嵌った時は実に見ごたえのあるサッカーをやってくれますね。豊富な運動量と(アジアレベルでは)卓越した個人技をベースとし、確実に繋ぎながら敵陣を陥れる。いやはや恐れ入りました。1点目の柿谷のシュートなんかプロのプレーそのもの。2点目は柿谷のスルーパスを右から走りこんできた端戸がダイレクトで蹴りこんだもの。河野の3点目はハンド臭いのですが、その前の水沼のヒールでの落しが絶品! さらに河野が北朝鮮に止めを刺した4点目はGKと1対1で冷静に左アウトサイドで流し込む技術を見せてくれました。DFが揃いも揃っていかにも力技に弱そうで、事実同年齢とは思えない北朝鮮に苦戦し、このあたりがU-17W杯に進んだときの課題になると思いますが、なにはともあれ1994年大会以来12年ぶり2度目のアジア制覇おめでとう!

 浦和ユースからは山田直輝・高橋峻希がスタメン出場。延長後半ロスタイム突入直前に浜田水輝が出場しました。もちろん3選手とも見るのは初めて。山田は岡本と2ボランチを組み、岡本を守備専にしてゲームの組み立て役を担っていましたが、いかんせんパスミスが多く、また肝心なところでボールが足につかないなど残念ながらあまり良い仕事はできず。右SB浜田は左SBの山崎と比べるとMFを追い越すような動きがほとんどなく、簡単に縦にフィードするだけだったように伺えましたが、この辺は戦術的な縛りだったのかどうか。

 総じて両選手ともイマイチでしたが、この辺の世代は後々大化けする余地なんていくらでもありますから、世界を相手に一層の研鑽を積んでもらいたいものです。浦和ユースは昔と比べればずいぶん強化されましたが、残念ながらまだトップで通用する選手を輩出するには至っていません。それはおそらく堤・西澤の世代からになるのでしょうけれど、U-17組は今のトップチームの後継世代として成長して欲しいものです。

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2006.09.18

(メモ)日テレ3 ‐0浦和

(スタメン)前節から右SB山本→木原。
党首がベンチ入り!

(前半)ショートコーナーのカバーを怠り、スピードでちぎられて立て続けに2失点。
前節同様運動量に乏しく、中盤が崩壊。日テレにいいようにボールを回され、浦和は攻撃の形すらできず。

(後半)頭から松田→若林。これが効いて前目からのプレスが掛かるようにはなったがやはり得点機には至らず。
左からのハイクロスをファーの大野に叩きこまれてジ・エンド。
でも最後に党首が出たからまあいいか。

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【観戦記】浦和 0-1 TASAKI

180917perule1

 強敵TASAKIに点差以上の完敗を喫し、優勝争いから大きく後退。TASAKIは今季浦和の後塵を拝していますが、この日は試合内容で浦和を圧倒。現在3位に甘んじているのが不思議なほどの出来でした。

<スタメン>

   北本  安藤
     柳田
  松田    窪田
     高橋
岩倉 森本  田代 山本
     山郷

 新加入の窪田が入団2試合目にしてスタメン出場。これまで同ポジションを努めることの多かった木原が2試合連続ハーフタイムで交代させられているため、窪田のスタメンはありうるところ。意外にも身体がごつくてエリア内での競り合いに期待が持てる上、これまで浦和がなかなか撃てなかったミドルシュートも披露してサイドに置くのはもったいない感じ。ただ如何せん山本との連携がほとんど出来ていない上に、帰国してからコンディションを整える暇がなかったのか、後半は急激に失速。これからの活躍に期待したいところです。

 もっともこの日は窪田の出来云々とは全く関係が無く、終始TASAKIに中盤を支配されてゲームを作れず。運動量で完敗し、中盤で厳しいプレスを受けてサイド攻撃もままならず。簡単な攻撃でTASAKIのDFラインの裏を狙うのが精一杯。困ったときの安藤頼みも磯崎・下小鶴といった代表DF組の前になすすべなし。今日は磯崎に完璧にやられたといったも過言はないでしょう。安藤が厳しいマークを受け続けているのでロナウド北本がなんとかしないといけないのですが、前半2回あったビッグチャンスを外してあとは沈黙。北本は元来ポストプレーが苦手なので柳田も飛び出すに飛び出せず。

 守ってはガウコ山本絵美を掴まえられず、スピードのある大谷への対応にも苦労して、再三サイド攻撃を許す始末。まぁ中盤であれだけ完敗すりゃ自然とそうなっちゃいます。前半無失点で終えたのは奇跡的。だがその運も90分は続かず、後半立ち上がりに両サイドから波状攻撃を浴びて左サイドからのクロスを中央に飛び込んできた大石にドンぴしゃりで決められてしまいます。

 先制された浦和は山本に代えて木原を投入。中盤が機能しないので3バックに移行するかと思ったのですが、ここは単に人の入れ替えだけ。さらに松田に代えて若林を入れ(若林が右SH、窪田が左SHへ)ては見ましたが全く局面は変わらず。後半のTASAKIも無理には攻めて来ず、途中大石に代えて投入した鈴木を負傷でもないのに10分後に引っ込めるという謎の交代劇もあって追加点はなりませんでしたが、それ以上に浦和の得点の気配もなし。

 終盤には森本に代えて笠井を投入し、笠井を最前線に置くパワープレーを試みましたが、女子の場合はロングボールを蹴れないのでこのパワープレーは全く意味を成しませんでした。

 前節伊賀戦も苦戦したようでチーム状態が下降線にある中、次は中一日でベレーザ戦。なんとか奮起してもらいたいところです。

P.S.

 この日の観客数は1,048人。同日にトップの試合があると観客数が半減するという傾向に変わりはないようです。この日はレディース→トップのはしごが十分に可能なのですが、浦和の場合は朝からトップの試合会場に出かけてしまう人がめちゃくちゃ多く、観客数が半減するのも致し方ないですね。

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2006.09.17

実証・浦和の呪い~大分編

大分 2-1 浦和

大分 0-0 福岡
大分 0-2 G大阪

|-`).。oO だから言わんこっちゃない・・・

【浦和戦後のシャムスカ発言】(出所:J's goal)

「相手はリーグで一番強い相手なので、大変な試合になることは分かっていた。ウチの選手にとっては意味のある試合だった。このシーズンで一番大事な試合。決勝戦のつもりで戦えと話した。幸運にもこの試合の前に3日間の休養を取ることができた。

|-`).。oO なんでリーグチャンピオンが一番強い相手じゃないんだ? なんでガンバ戦が決勝戦じゃないんだ? なんでガンバ戦が一番大事じゃないんだ? なぜだ?  なぜなんだぁぁぁぁぁぁぁぁ

片や弁当の呪いも健在:ワシントン・啓太が負傷欠場orz

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【観戦記】浦和 2-1 広島

180917hiroshima3

 内容で完敗しながらも結果だけは残す。このところずっとそんな試合を続けています。

 浦和の試合内容はとてもじゃないが優勝に値するチームのそれではありません。しかしそれでも優勝に絡めてしまうのがJリーグのレベルを物語っており、クラブチームがアジアで満足な成績を残せない所以なんでしょう。

 故障でワシントン、啓太がアウト。代わりに永井、酒井を起用。中盤は伸二が出場停止から戻ってポンテはベンチスタート。不振続きの平川はこの日もスタメンを確保し、暢久がベンチに。

 立ち上がりはまずまず良かったんじゃないですか。小野が前線で倒れこみながら平川にパス。平川はどフリーでGKと対峙しましたが、シュートは下田に弾かれてジ・エンド。まぁあれは平川のシュート能力じゃ多くを期待するほうが無理というものですな。

 あとは浦和がやや優勢なまま前半を過ごすものの決定機は作れず。広島は守備時には5バックと形容できるくらいに最終ラインにべたべた人数をかけ、しかもかなりラインを深めに敷いて浦和にスペースを与えない方針で臨んでいました。そのため浦和は中盤でやや優勢に立てるのですが、広島の人垣は微動だにせず。DFラインの前で横パスを繰りかえしているだけじゃ局面打開は無理で、引き気味の相手に苦戦した2004年終盤を想起させるようなゲーム展開。ワシントンがいれば全然違ったのでしょうが、永井・達也の2トップでは前線にボールが納まらず、2列目・3列目も飛び込みにくいんでしょうな。

 またこの日は達也が大不振。たまにカウンター気味のチャンスが訪れても、達也は全く相手DFをドリブルで交わせない。夏場1トップで酷使され、さらに中東でも激務を強いられたことによる疲労は1試合休んだくらいじゃ取れないんでしょう。前半で交代を命ぜられたのも已む無し。

 スコアレスのまま前半終了かと思ったのですが、ゲームが動いたのは前半35分。なぜか左サイドに残っていた闘莉王がクロス性のボールを上げたところ、それがなんとそのままゴールに吸い込まれて先制。てっきりまぐれと思ったのですが、どうも下田がニアにいたのでファーを狙ったみたいですね。正直すまんかった、闘莉王w

 広島の攻撃はウェズレイのキープ力に期待したタテポンを基本とした散発的なものに留まっていたので、内容はイマイチながらもこれで楽勝かと思ったのですがその後がいけません。集中力不足とGK山岸のミスが重なっての失点。左サイドの守備に回っていた永井がファウルを主張してチーム全体がそっちに気をとられたのだろうと思いますが、広島のショートコーナーへのケアが明らかに遅れました。これは今季磐田戦の失点とほぼ同じパターン。それに山岸の判断ミス-たぶんクロスを予想して重心が前に行ったところにニアに撃たれたというところでしょう。ウェズレイの驚異的なキープ力は健在。さすがに突破力には衰えを隠せないものの、名古屋時代にはFKをバンバン決めていたくらいなので、ウェズレイをあれだけどフリーにしてしまった時点でやられるべくしてやられたとしか言いようがありません。1-1での折り返しはゲーム内容相応でしょう。

 不振の達也に代えてギドは後半頭からポンテを投入。前線でタメを作る狙いだったと思いますが、運動量の少ない伸二・ポンテを併用したことで中盤の支配力を失い、浦和は大苦戦。長谷部・酒井はDFラインと同化するまでずるずる下がってしまって中盤には時折巨大な真空地帯が出現。大宮戦同様このあたりが啓太不在時の泣き所。前線のワシントン、中盤の啓太。そして最後尾であり最前線でもある闘莉王。この3人で持っているようなもんです、浦和は。

 広島は相変わらずウェズレイのキープ力頼みという色はぬぐえないものの、中盤で優位に立ったことを利してそのキープ力を信じて両WBや2列目、さらには1ボランチの青山あたりまでガンガン上がって浦和の両サイドを徹底攻撃。おまけにDFダバツが中央の真空地帯を突いてスルスルっと上がってきます。この辺の連動性・動き出しの速さ・人数のかけ具合がちょっとオシムテイスト。片やあまりにも動かない浦和。個人技頼みで連動性を欠く浦和。

 この日の試合内容を見る限り、広島はとても15位あたりに低迷するチームじゃありません。小野を更迭し、途中暫定監督で我慢しつつもまともな監督を連れてきたのが見事に奏功しています。広島は相変わらず若手の育成が上手いようですし(やや大人し目の選手ばかりというのは気になりますが)、来年は大化けするかもしれません。監督交代を焦ってさらに傷口を広げた近隣のチームと好対照ですな。

 浦和は両サイドが炎上し、いつ失点してもおかしくない状態に陥りましたが、そこを決められないのが広島の限界なんでしょう。サイドをあれだけ崩しているにも関わらず、寿人は後半シュートゼロ。こちらも達也同様お疲れなのでしょうか。

 ギドはたまらず伸二に代えて暢久を投入。この日はこれがズバリ当たりました。暢久が中盤で動き回ることで両ボランチが体勢を立て直すことに成功。広島はチャンス決めきれないでいるうちに全体の運動量が落ち、凡ミスも散見されるようになって形勢は五分五分に。さらに後半30分過ぎにギドは永井に代えて黒部を投入し、あとはお約束の闘莉王大作戦かと思ったのですが、アレックスの低いクロスをファーに詰めていた暢久が難なく押し込んでこれが決勝点に。途中出場のやりにくさを感じているようで、このところ全くいいところのなかった暢久が久しぶりに輝いた試合でした。

 アレのクロス-下田が手を出しても微妙に届かないところへ送った高精度のクロスとそれを信じて最後まで走った暢久。あたかも広島の攻撃を再現したかのような形で決勝点が生まれたのは皮肉なものです。

 広島は前田を投入して3トップで反撃を狙うものの(この時長谷部が最終ラインに入っていたような(^^?)、前にボールを送れないまま試合終了。

180917hiroshima1

 インタビューに呼ばれた後、暢久がピッチを周回。

 照れに照れまくってファン・サポーターへ満足に挨拶ができない暢久。それでも最古参。それでもキャプテン。それが山田暢久。

 
P.S.

 誕生日の坪井。左サイドからクロス1を上げ、最前線に突入する場面もありましたが得点はならず。

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2006.09.16

(メモ)浦和2 ‐1広島

(スタメン)故障でワシントン、啓太がアウト。代わりに永井、酒井。
中盤は伸二が入ってポンテはベンチスタート。平川もスタメンを確保し、暢久がベンチに。黒部が久々ベンチ入り。

主審穴沢。

(前半)中盤やや優勢ながら達也・永井の2トップでは前線でボール納まらず、引き気味の広島を崩せず。。
闘莉王のクロス性のボールがそのままネットに吸い込まれて先制したが、直後に集中を欠いてショートコーナーから失点。

前線で体を張るウェズレイと駒野の突破には苦戦。

(後半)頭から達也→ポンテ。しかし今度は中盤空白病が再燃して20分くらいまで左右から攻められる。
そこでギドの放った手は伸二→暢久。今日はこれが効いた。暢久の運動量をベースに中盤がやや引き締まって態勢は五分に。
永井→黒部で前線のターゲットを増やしたのは不発だったが、アレのクロスをファーで暢久が詰めて決勝点。

苦しい試合をよく拾った。

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広島戦のMDP

広島の監督が小野剛のままだよorz (P.3,P.11)

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(メモ)浦和0-1TASAKI

(スタメン)窪田がスタメンで木原がベンチに。あとはお馴染みの面々。

(前半)中盤で完敗。山本を基点にサイドを崩される場面目立つ。高橋一ボランチは辛いか。
相手のプレスがきつくて浦和のサイド攻撃は形にならず、タテポンでDF裏を狙う場面多い。北本不発弾2発。

(後半)立ち上がりに波状攻撃を浴び、左からのクロスを中央で叩きこまれて失点。
木原・若林を投入するも戦局は全く好転せず。最後は笠井でパワープレーを試みたが虚しい結果に。
安藤を封じこめられて完敗。

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2006.09.15

レッズレディースの観客動員を考える

 今季レッズレディースの観客数が堅調に推移しています。まずは昨年と今年の観客推移を比較してみましょう。

No.

date 観客数 Visitor TOP
1 2005/4/10 2,044 TASAKI 0
2 2005/4/24 1,498 高槻 0
3 2005/5/3 3,466 日テレ 0
4 2005/5/8 1,027 東電 1
5 2005/6/12 2,321 東電 0
6 2005/6/19 1,417 伊賀 0
7 2005/7/10 946 湯郷 0
8 2005/10/9 1,129 宝塚 0
9 2005/10/23 1,005 湯郷 0
10 2005/10/30 785 高槻 0
11 2005/11/3 903 日テレ 1
  平均 1,504    
         
No. date 観客数 Visitor TOP
1 2006/5/28 2,048 伊賀 0
2 2006/6/10 2,198 日テレ 0
3 2006/7/2 2,089 INAC 0
4 2006/9/3 2,616 東電 0

 TOPの項に'1'とあるのは同日にトップチームの試合があったことを示したもの。浦和の場合、同日にトップチームの試合があるとレディースの観客数はほぼ半減するようです(2005年東電戦が好例)。

 レッズ傘下になって初年のレディース。下半期は埼スタ第2Gでの開催があった影響もありますが、昨季は上位チームに勝てないどころかコテンパンにやられてしまう試合が続き、大敗を喫した5月の日テレ戦をピークに観客数が漸減傾向にあったのがはっきりわかります。

 7月以降の観客数、すなわちほぼ1,000人が05年度におけるレッズレディースの観客動員上の基礎票と見ていいでしょう。

 有料化が06年の観客数にどのような悪影響が出るか心配されましたが、蓋を開けてみると昨年の上半期平均なみの数値(約2,000人)を安定的に確保しています。

 東電戦だけ観客数が多いのはもちろん東電の動員によるもの。対戦相手のネームヴァリューで増加する分(要は日テレ戦)はたかだか200人弱に過ぎず、器を代えても(INAC戦は埼スタ)良くも悪くもなんの影響も出ないようです。

 今のところチームが期待以上の成績を上げていることによる押し上げ効果もあるでしょう。しかし、そういった「勝ち馬効果」よりも

・柳田選手獲得に象徴されるようにフロントが今オフにレディースを強化する姿勢をはっきりと打ち出したこと

・同時に女子サッカーに関心を持ってもらうため、オフィシャル系の媒体にレディースの露出を増やしたこと

といった施策が基礎票の嵩上げに繋がっているのではないでしょうか。

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 で、先週末はアウェー伊賀戦。

 2-0の完封勝利ですが、スタッツを見るとシュート数・CK数は互角でFKはむしろ伊賀のほうが多く、楽勝とは言いがたい試合だったようですね。

 前節に続き木原がハーフタイムで交代させられているのが気になりますが、投入された新戦力の窪田がいきなり得点を上げているのは何とも心強い限り(そして党首の出番はどんどん遠ざかってゆくのか・・・)。

 伊賀に4枚、浦和に1枚と女子サッカーには珍しくイエローが飛び交っていますが、いったい何があったのでしょう? 女子サッカーにも家本級や柏原級の主審がいるのでしょうか?

 また2点差で勝っているにも関わらず終了間際に北本がイエローを貰ってしますが、遅延行為か何かをやらかしたのでしょうか?

 それでもアウェーで難敵をきっちり下して来るペルーレ&ベレーザの連戦に向かうことができたのは何よりでしょう。

 明日(9/16)のTASAKIペルーレ戦@駒場は13:00キックオフ

 この一戦を観戦してからでも広島戦@埼スタには余裕で間に合いますので、明日はぜひレディースの試合に足を運んでやってください。

P.S.

 ペルーレ戦が終わると中1日でアウェーでベレーザ戦@駒沢。中1日って高校生じゃあるまいし、滅茶苦茶なスケジュールですな。夏の真昼間に試合とか、残念ながら女子サッカーには改善すべき点も多数あります。

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2006.09.14

水戸のスタミナ冷やし

 日経の夕刊というのはちょっと変わっていて、情報端末でリアルタイムにニュースや市場情報が得られる今となっては経済紙としては何の役にも立ちませんが、その代わり一般紙として結構読み応えがあったりします。とりわけ「食を歩く」というコラム風の記事はなかなか面白く、各地のローカル色溢れる食べ物を紹介しています。

 8/26日付の同覧では水戸の「スタミナ冷やし」が紹介されており、近場ということで早速試食に出かけてまいりました。

 日経では水戸の「松五郎」と「玄海」という店が紹介されていましたが、ネットで調べてみると共に水戸駅からは近くないようでちょっと面倒なことが判明。ただ「スタミナ冷やし」は水戸固有というわけはなく、むしろ近隣の勝田にルーツがあるらしいことが判ったので水戸からもう一歩足を伸ばして勝田まで行ってきました。

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 関東近郊の小旅行はバスが便利。7日前にネット予約すると割引が効いて勝田までわずか1,700円。

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 入ったのは勝田駅近くの「大進」。

 ちょうど昼飯時でお世辞にも広いとはいえない店内はほぼ満席。ようやくカウンターに空きを見つけて早速スタミナ冷やしを注文。特にスタミナ冷やしやスタミナラーメンが売り物というわけではなく、ラーメン類ならなんでもありというありがちな店で、実際普通のラーメンを頼む人もいるのですが、やはり人気はスタミナラーメンのようです(もう暑さのピークを超えているので冷やしを頼む人は少なかったです)。店はご夫婦だけで切り盛りしていました。

 私が入店してしばらくした辺りで混雑のピークは過ぎてしまい、ぞろぞろとお客さんが引き上げて店はやや落ち着きを取り戻したのはいいのですが、なぜか親父さんが長電話に興じてしまい、ずいぶん待たされる羽目に。女将さんはちょっと恐縮していましたが・・・

 で、出てきたのがこれ。

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 でかいです。あんかけが皿からこぼれ落ちんばかりです。しかも「冷やし」と銘打っているにも関わらず、あんかけはやっぱりそこそこ熱を持っているので、「スタミナ冷やし」はそんなに冷やこくありません。

 「スタミナ冷やし」の最大の特徴は麺。とにかく太い。やや角ばった感じの極太麺。つけ麺でもここまで太いのは珍しいかも。ややもちもちとした食感のある麺が冷えているというよりはぬるくなっているといったほうがふさわしいような感じで、圧倒的な存在感を示しているあんかけの下にうずくまっています。やや熱がこもったあんかけにぬるくなっている極太麺の微妙なコンビネーションが「スタミナ冷やし」の魅力(?)で、正直冬場に「スタミナラーメン」を食べたほうが取り合わせ的に良いかも知れません。

 あんかけの中にはカボチャ・白菜・ニンジン・ニラ・木耳そしてレバー。あんかけはそれほど甘くなく、また酢豚のように酸っぱくもなく、やや甘辛いといったところでしょうか。

 そこそこボリュームがある割には値段はたった580円。これは随分とお値打ち感があります。

 店には「スタミナラーメン」の兄弟分といってもいい「焼肉ラーメン」というものもあって、これを注文する人もそこそこいました。ぱっと見たところではスタミナラーメンの具を肉主体に代えたようなものでしょうか。

 観光すべきところは全くない地域なので、食べ終わった後はそそくさと撤収。帰りはJRの特急で帰りましたが、運賃はなんと3,510円とバスの倍。速くて時間も正確なのが強みですが・・・

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 窓框に貼られた滑り止めシールの隅がハゲハゲに。E653系が常磐線に投入されてからもう10年近くになりますが、こんなところで安っぽさを露呈。もともと椅子が軽くて安モン臭くて好きになれない車両ですが、鹿臭いところを走っていると劣化も激しいようで。

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2006.09.13

変わる土日開催

◎家本主審に研修1カ月=Jリーグ (時事通信社 - 09月12日 19:10

  Jリーグ1部(J1)は12日、東京都内で実行委員会を開き、判定基準が問題視されている家本政明主審(33)に対し、日本サッカー協会審判委員会が1カ月の研修を課したことが報告された。

 家本主審は6人いるプロ審判のスペシャルレフェリー(SR)の一人。今季のJ1で14試合を担当したが、8月30日の鹿島-名古屋戦での判定に一貫性がなかったため、事実上の休養処分を受けた。松崎康弘審判委員長は「研修は積極的に立ち直らせるためで、1カ月後に適性を判断する」と語った。

 実行委ではまた、来年のJ1、J2日程について、テレビ放映の形態が変わるため、今季までの土曜日7試合、日曜日2試合の割り振りを変更する方針が示された。 

[時事通信社]

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 家本SRの一件については昨夜からお祭りと化していますので、ここでは取り上げません。

 本報道で気になるのはむしろ最後の一文「来年のJ1、J2日程について、テレビ放映の形態が変わるため、今季までの土曜日7試合、日曜日2試合の割り振りを変更する方針が示された。」ですね。

 来年からJリーグはスカイパーフェクTV(スカパー)にJ1、J2全試合を生中継する権利を与えることになっています(報道によれば、スカパーは一定の数の試合を独占放映する権利を持つが、優勝が決まる試合など注目の高いカードについては地上波などでも放映できるようにすることでリーグ側と合意しているとのこと)。

(参考)http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060815ih21.htm

 これが土日分散開催にどう響くのか。不幸にして我が家はCSを見られない環境ゆえ、開催形態について推測を張り巡らせるほどスカパーの知識は持ち合わせておりません(^^; 

 ただ本件は土日分散開催の見直しだけではなく、同様に放映上の都合で設定されているナイター開催の見直しに発展するのは間違いないと思います。良い方に転ぶか、悪いほうに転ぶかはわかりませんが。

 スタジアムで観戦している者の立場からすれば、早春のナイターとか、9月のデーゲームとか、日曜のナイターとかはもう勘弁してもらいたいところですね。

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2006.09.12

ごらんアウェー?:大宮2006

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 この日は栗鼠の主要スポンサーである「富士薬品」の日。キックオフ直前に会長が出てきてご挨拶。35,000人の前で挨拶するのはさすがに不慣れと見えて、終始ぺこぺこしながらたどたどしい語り。なんか中津江村長@ビッグアイ以来の「良い人オーラ」振りまきまくりのご挨拶で、浦和ゴール裏はブーイングできずにただただ静観。栗鼠関係者の中ではこの日文句なしのMIP(most impressive person)ですな。

 でもなんかこのオッサンが会長で大丈夫なのか、富士薬品??? (こんなオッサンが会長だからこそ、営業上のメリットがほとんどない栗鼠のスポンサーにうっかりなってしまったんでしょうなぁ・・・)

 ちなみに富士薬品はドラッグストア「セイムス」を県内各地で展開しています。当然ワシ的には不買運動を展開中。近くにマツキヨやサンドラッグ等いくらでも同業他社の店があるので、セイムスじゃ絶対買わんぞ!!!

 でも結構セイムスのファンて多いみたいですね。

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 袋が取り払われたドコモの看板。加藤あいの時代が懐かしいですな。

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 栗鼠はゴミ箱へ! でもストレートすぎてワシはあんまり好きじゃないな。

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2006.09.11

【観戦記】大宮 0-2 浦和

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 前半まずまず、後半メロメロ。しかし最終ラインで凌ぎまくってなんとか完封勝ち。なんか最近そんな試合内容ばっかりのような気もしますが、苦しい状況下でもきっちり勝ち点3を確保。勝ったこと以外とりたてて語るべき内容が無い試合でしたが、それでも負けるよりは良いでしょう。

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 疲労困憊の代表組をスタメンでどこまで起用するのかが一つの見所で、代えの効かない闘莉王・坪井と中東で出場機会のなかった山岸・長谷部は間違いなくスタメン起用するだろうと予想していましたが、ギドはなんとアレックスを先発起用。相馬が控えているにも関わらず、イエメン戦でも精彩を欠いていたアレをここでも先発起用するとは驚き以外の何者でもありません。もはや相馬はアレックスが怪我や出場停止にでもならない限りスタメンはないと通告されたも同然ですね。

 出場停止の啓太の代わりは内舘ではなく酒井。そして小野の代わりは暢久。復帰なったポンテはベンチスタートでした。

 前半の浦和はまずまずといったところ。長くは動けないのを予め見越してか、後ろでゆっくりパスを回しながら機を見てダイレクトパスの交換でアタック。大宮は例によって4-4-2でコンパクトな陣形を保ちながら浦和の中盤を封じ込めようとしますが、いつもよりはややプレスが甘い様。長谷部に容易に前を向かせてしまう場面がありましたが、浦和もやや判断が遅くてチャンスらしいチャンスは永井が右からクロス→ワシントンのヘッドがGK荒谷の正面を突いた場面くらい。ボールは圧倒的に支配しているものの、点が入る気配はあまりしません。アレはやはり切れが無く、このところ全くいいところがない平川はこの日も攻守にわたってチームの足を引っ張り続け、おまけに久々登場の暢久も今一つ。

 大宮はカウンターに活路を見出すしかないのですが、藤本や大悟が不在でゲームを作る選手がいないので、チャンスらしいチャンスは吉原がDFの裏に抜け出した1回切りでしょうか。そのままスコアレスドローでハーフタイムかと思ったいましたが、前半終了間際に酒井が左サイドをするすると駆け上がり、闘莉王のロングフィードを受けてシュート!荒谷が前に弾いたところをワシントンがきっちり詰めて先制! リーグ戦久々先発の酒井ですが、ビッグな仕事をしてくれました!!!

 あとは前に出てこざるを得なくなった大宮に対してカウンターをちらつかせてその攻撃を適宜いなしがらそのまま試合終了かと思っていたのですが、あにはからんや大宮が後半立ち上がりから攻勢を強めるとともに浦和は一気にぐだぐだになってしまいました。最初は定石どおり左サイドを突かれ、そうこうしているうちに最終ラインはずるずる下がり、中盤はすっかり最終ラインと一体化。

 アレックスはやはり先発起用そのものに無理があったようですし、長谷部も前半で電池切れ。酒井も課題であるところの後半の電池切れを克服できないよう。中盤が崩壊してこぼれ玉を拾えず、DFラインからの繋ぎもままならず。当然ながらカウンターなんて夢のまた夢。「日本のマケレレ」とオシムに絶賛された啓太不在を痛感させる試合展開になってしまいました。

 ギドが選手交代による活性化を図ったのは当然で、最初のカードはアレ→相馬。これは全く持って妥当。そしてその次は暢久→ポンテ。暢久の出来は今一つで、もはやトップ下で起用されることはないだろうと思われるほどでしたが、残念ながらこの交代は完全に失敗。ポンテは全く動けないどころか、簡単にボールを失ってカウンターチャンスを与える始末で、これじゃギドがポンテの先発起用をためらったのも無理はありません。ポンテは次節も先発は無理でしょうな・・・

 あとは使い物にならなくなった両ボランチをどうするのかと思いながらベンチを見ているとギドは内舘を用意。おお、ギドもよく判っているなと感心していたのですが、内舘に代わって下げたのはなんとワシントン。中盤で繋げなくなっているのでワシントンは前線で孤立気味。カウンター狙いなら永井を前線において置けば十分で、シトン→内舘で中盤を厚くする狙いだったのでしょうが、これもあんまり機能したとは言いがたい状態でした。

 大宮は長身の森田を下げて桜井を投入。浦和がベタ引き状態になっているのに吉原・桜井とスピードタイプを併用したのは三浦監督の失策でしょう。その後吉原に代えて新外国人のアリソンを入れてきましたが、彼もまたスピードタイプのようで局面打開には役立たず。アリソンの名刺代わりの一発という奴は全く見られず仕舞で、たぶん名刺を持ち合わせていないくらいの個人能力じゃないかと(組織の中で機能するかもしれませんが・・・)。結局大宮はセットプレーと終盤のトニーニョ突入で見せ場を作ったくらいでしょうか。森田が前線に残って拠点となっていればもうちょっとゲームはややこしくなっていたように思いますが。

 大宮は引き分けるチャンスがなくはなかった(あれだけ肝心な場面でパスミスを繰り返しているようじゃ勝つチャンスは皆無と思いますが)のですが、前半の試合運びがやや消極的に過ぎたのと、三浦の失策でそのチャンスをフイにしたような気もします。両サイドから攻めに攻めましたが中央にターゲットがなく、闘莉王を中心に板子一枚で守る浦和DF陣に徹底的に跳ね返されてしまいました。

 ぐだぐだの試合内容ながら、最後の最後でカウンター気味の展開から相馬→ポンテ→永井と繋ぎ、 永井がドリブルでDFを交わしてシュート!!! 後半はへろへろで良い所のなかった永井がダメ押し点を入れてくれました。これがあるのとないのとでは帰り道の足取りが随分違ったはず。

 まぁあんまり愉快な試合ではありませんでしたが、何だかんだといってこちらは両FWが得点。方や主力外国人FWが強い意思を持って退団してしまうチームとの差が如実に表れた一戦だったのかもしれません。

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2006.09.10

(メモ)大宮0 ‐2浦和

(スタメン)なんとアレ先発!達也は温存。ポンテはベンチスタートで暢久トップ下。ボランチの一角は酒井。
桜井がベンチスタート。小林大はベンチにも入らず。
主審は吉田で一安心。

(前半)動き悪い。ダイレクトパスで大宮のコンパクトな布陣を破る意図はわかるが、両WBが不振の上、全体の判断も鈍くて苦戦。
シカシ酒井が突然左を攻めあがってシュート!跳ね返りをワシントンで先制。

凡ミスのみ注意。

(後半)
ライン下がりまくり、中盤でボール拾えず、一方的に押し込まれる。選手交替でも事態は打開できず。最終ラインで跳ね返すだけ。

終了間際に永井がカウンターから追加点でなんとか後味すっきり。

相手が大宮で助かったな。
ぐだぐだの内容ながらホームじゃ負けないな、浦和は。

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【TV観戦記】G大阪 3-1 C大阪

 前線で、中盤で、そしてたまには最終ラインでもミスをしまくったにも関わらず、よく3-1で済みましたね、セレッソ。最終ラインで体を張ってかろうじて失点を防いでいましたが、炎上は時間の問題でした。

 やっとこさボールを前線につないでもサポートが少なくて得点の臭いは皆無。そして後半名波を投入して勝負に出たはいいが、逆に名波が守備で足を引っ張る始末。

 ガンバは中東遠征で疲労困憊の遠藤・加地を温存し、後半途中の勝負どころで投入する余裕の采配。しかもそれが効きまくり。チャンスになった時の出足の良さはかつ目すべきものがありました。恐るべし・・・

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2006.09.09

【TV観戦記】横浜M 1-2 川崎

 監督が代わってマリノスの戦いぶりが楽しみだったのですが、やっぱり就任して大して日が経っていないのにチームが劇的に良くなるということなんてないですね。マリノスは勝者のマインドを完全に失っていて、一点先行されたらそのままズルズルいってしまうようです。

 マリノスは前半半ばまでは良いサッカーをしていました。ラインを積極的に押し上げてコンパクトな陣形を保ち、川崎の両ボランチ(中村・谷口)には厳しいプレスをかけて前から前からディフェンス。川崎対策としては前線への配球をカットするのが最も効果的で、立ち上がりのマリノスはそのお手本といっていいでしょう。そして高い位置でボールを奪ったら人数をかけてカウンター。そしてサイドからクロス攻撃。シュートはGK正面を突いたりして得点にはなりませんでしたが、攻撃の形もできていました。

 しかし、この良い流れが続かない。前半半ばを過ぎるとラインはズルズル下がり、中盤のプレスも緩慢になって、ゲームは一気に川崎ペースに。相手にスペースを与えずに引いて守りきるのも一策ですが、マリノスは全くボールを繋げなくなり、せっかくボールを奪っても前線に蹴りだすのが精一杯。おいおい、それじゃJ2下位並みやって。

 後半に多少修正が見られるかと思ったのですが、それを確認する暇もなくCKから失点。ファーにいたマルコンに付いていたのはちっちゃい奥。解説の原によれば、そのギャップを狙われていたとのことですが・・・ まぁたかだか一失点なのでマリノスがそこからどう反撃に出るのかと思ってみていたのですが、前がかりになるのは良いとしてもディフェンスが甘々になり、カウンターを食らってさらに失点。右WBの森へのプレスが全く無く、簡単にスルーパスを許してしまった時点で勝負あり。我那覇のスルーでジュニーニョが中央を独走したあたりはコンビネーションの熟成度の高さを感じさせてくれました。

 その後川崎は完全に引いて攻勢をかけてこないため、ボールは専らマリノスが支配する格好にはなりましたが、なんだか意図のはっきりしない攻撃がだらだらと続くだけ。しかもパスミスがやたら多い。大島・ハーフナーと長身選手を投入してみましたが、マリノス伝統の放り込みも不徹底。吉田の投入は全く効果なし。松田が再三攻撃参加していましたが、あれはボランチの河合がそういう仕事が不得手な以上仕方なくやっているんでしょうかね。

 CKを河合が決めてなんとか1点を返しはしましたが、他は大島がフリーでシュートを放ったのと、山瀬がエリア内に突っ込んだ場面くらいでしょうか、得点の臭いがあったのは。得点差は1点に留まりましたが、点差以上の実力差が感じられるマリノスの完敗でした。

 マルケスが帰国、マグロンが移籍と外国人選手を相次いで失ったマリノスですが、残るドゥドラも劣化が激しい様。来年は外国人総入れ替えでチームの建て直しを余儀なくされるかもしれません。経験の浅い水沼には難しい仕事になりそうですね。

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秋田麺巡り(1)

 一昨年前に富士宮の焼きそばを食べに行きましたが、同様に焼きそばで町興しを図っているところがいくつかあるようで、秋田県の横手もその一つです。

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 「かまくら」で有名な人口10万程度の小都市ですが、どういうわけか市内には焼きそば屋が密集して建っています。空洞化の目立つ駅前にも焼きそば屋は健在で、その一つの「ふじわら」に入ってみました。

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 「ふじわら」はマックスバリューと同居している横手バスターミナルの近くにあります。店は至って狭小。小さなテーブルが4、5個置いてあるだけで、10数人も入れば一杯でしょうか。ガイドブック片手に家族連れも来店しており、有名な店のようです。老夫婦が二人で切り盛りしています。

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 頼んだのは肉玉入り中盛(500円) 他に並・大盛があります。中盛は1.5人前に相当しますが、さしたる量ではないのでお勧めです。わりとあっさり目かつ甘めの味付けでした。同じテーブルにいた地元客らしき兄ちゃんはソースをかけながら食ってましたが。

 横手やきそばの特徴はいくつかありますが、最も顕著なのが蒸し麺ではなく茹で麺を使用しているところでしょう。しかも麺はストレートでやや太目。

 また具にバラ肉ではなくひき肉を使っているのも特徴の一つです。肉に合わせているためかどうははわかりませんが、具のキャベツの刻み方も随分細かい感じがしました。また「玉入り」を頼むと半熟の目玉焼きを乗せてくれるのも大きな特徴です。また紅しょうがではなく、福神漬けを添える店も多いようです。

 味わいの上での横手焼きそばの特徴は焼きそばの割には汁っ気があること。このため横手やきそばは好き嫌いがはっきり分かれると思います。また目玉焼きは横手やきそばの外見上の一大特徴ではありますが、やきそばの具としてそんなに適しているようには思えませんでした。

 如何せん狭い店で、しかもお客が次から次へとやってくるので老夫婦は厨房に詰めっきり。従って水はセルフ。しかも食い終わったら皿を厨房に返してやるのが礼儀なようです。

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 一軒だけで横手焼きそばを語るのもいかがなものかと思い、夕刻にもう一軒「出端屋」を訪ねてみました。駅から10分足らず。市役所裏の小さな店です。出かけたのは夜で、店は単なる居酒屋状態でしたが、やはり焼きそばを食べに来る家族客がいました。

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 焼きそば中盛(550円)。50円高いものの内容は「ふじわら」とそれほど変わりありません。「ふじわら」よりもさらにべちょっとした感じが強いように思いました。ちょっと作りが雑な感じがするのは時間が時間なので致し方ないでしょう。

 この店には変り種としてキムチ入りのピリ辛焼きそばがありました。

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2006.09.08

ベストメンバー規定

図らずも日本代表に7名も選出され、過酷なスケジュール・環境での闘いを強いられた後に迎える大宮戦。うっとおしい相手とはいえ、ここはできるだけ代表組を休ませたいところです。例えばこんなスタメンを用意したとしましょう。

(大宮戦希望スタメン)

  ワシ  永井
    ポンテ
相馬      平川
  長谷部 酒井
内舘 堀之内 細貝
    都築

まぁ実際にはギドがここまで主力を温存するとは考えづらいので妄想も甚だしいところですが、ここで問題になるのはいわゆる「ベストメンバー規定」。

Jリーグ規約には通称「ベストメンバー規定」と呼ばれる条文があります。後学のためここで整理しておきましょう。

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第42条〔最強のチームによる試合参加〕
①Jクラブは,その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって前条の試合に臨まなければならない.

② 第40条第1項第1号から第3号までの試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手を6人以上含まなければならず,詳細に関しては「Jリーグ規約第42条の補足基準」によるものとする.

<Jリーグ規約第42条の補足基準>

1.次の試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合(以下「直前5試合」という)の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手(以下「直前5試合先発選手」という)を6人以上含まなければならない.

(1)リーグ戦(J1,J2)
(2)リーグカップ戦

2.「直前5試合」には前シーズンの試合を含まない.

3.次の事項については例外として取り扱う.
①次の選手は試合出場実績にかかわらず「直前5試合先発選手」とみなす.
(1) 前年または当年に国際Aマッチ,オリンピック本大会およびアジア予選,アジア大会ならびにFIFAワールドユース本大会の日本代表チーム(以下「日本代表チーム」という)に選出された選手(候補は除く)
(2)プロC契約以外の外国籍選手
(3)シーズン途中に同リーグまたは上位リーグの他クラブから移籍してきた選手(但し,移籍直後に開催される3試合のみ対象)

②次の理由により選手が上記の試合に出場できない場合,その試合は「直前5試合」から除く.
(1) ケガ,疾病または傷害等(医師の診断書を必要とする)
(2)警告の累積,退場等による出場停止
(3)「日本代表チーム」メンバー選考のための合宿・遠征等

4.上記基準を満たさない場合は,当該試合後のリーグ戦5試合により評価し,チェアマンが最終判断する.

(参照)
・Jリーグ規約

http://www.j-league.or.jp/document/jkiyaku/2006pdf/04.pdf

・補足基準
http://www.j-league.or.jp/document/jkiyaku/2006pdf/13.pdf

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で、この基準に照らして先のスタメン案を検討してみましょう。

・ワシントン、長谷部、堀之内、平川 → 直近の大分戦にスタメン出場
・ポンテ → 補足基準 3-①-(2) の例外規定に該当
・永井 → 2試合前(C大阪戦)にスタメン出場

というわけで、かろうじてベストメンバー規定はクリア。本来なら調子を落としている平川や堀之内も休ませたいところですが、そうもいかないようですね。

 まぁ控え選手を十分使いこなしていない浦和が言っても全く説得力が無いのはアレですが、滅茶苦茶なスケジュールを組んで選手を酷使する一方で、こんな規定で選手起用の幅を狭めるなんていったいどないなってんねん、責任者出て来ーい!と怒鳴り込みに行きたいところですな。

 リーグ戦を闘いながら本気でACLを取りに行くならターンオーバーが必須。こんな規定なんて即刻廃止してもらいたいところですな。

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2006.09.07

【TV観戦記】イエメン 0-1 日本

・このアウェー連戦は選手がそもそもリーグ戦で疲れ果てている上に、代表チームとしての準備期間もほとんどなく、さらに気候・環境が非常に厳しいことを考えれば、勝ち点1をもぎ取れれば十分と思っていたのですが、結果は存外の勝ち点3。もっとも内容は「まるで浦和」であり、「まるでジーコ」だったわけですが(もちろん4試合目のオシムと3年目のギド、4年目のジーコに大きな差がないという意味ですがw)結果は「紀子さま男子ご出産」とともに提灯行列で祝ってもいいんじゃないでしょうか。

・グラウンドは予想以上にでこぼこ。見た目はきれいだが実際はでこぼこなピッチというのはよく見聞きしましたが、見るからにでこぼこ&はげはげのピッチというのはなんか久しぶりな感じ(ああ、そういえば先週末に栗鼠に食い荒らされた駒場の惨状を見たばかりだな)。

・そんなピッチ状態にも関わらず、日本は普段どおりのサッカーをやろうとして案の定悪戦苦闘。数少ないチャンスを外しに外し、ようやくピッチ状態に慣れてきた頃には体のほうがいうことを聞かなくなって、結局オシムらしいサッカーは大して見せることができないまま、最後はお決まりの闘莉王大作戦。サウジ戦の教訓を生かして(?)今度は放り込みに徹し、巻が競り落としたところを我那覇が蹴りこんでなんとか辛勝。

・まぁ結果に拘るのであれば、巻&我那覇の2トップで最初から放り込みサッカーをやったほうがリスクを負わずに1-0で勝つ可能性が高いように思いますが、そんな将来性のないサッカーをやらなかったところがオシムのオシムたるゆえんなんでしょうな。普段着のサッカーを貫いてカウンターを食らって負けでもしたらここぞとばかりに反オシム派が勢いづいたでしょうが、とにもかくにも結果が出たのは何より。内容を求めるのは10月のガーナ戦以降でいいんじゃないでしょうか。ただオシムのやりたいサッカーが代表に根付くには予想以上に時間がかかる気もしてきましたが・・・

・報道予想に反してスタメンは駒野を外して羽生を入れたのみ。二川・長谷部登用説はオシムの目くらましだったのでしょうか。「あしゅけー、明日のスタメンはー」と暢気にのたまう御仁に慣れると簡単にひっかかってしまいますね。準備期間がほとんどないことを考えると大幅なスタメン変更はないと予想するのが道理。

・でも当然ながら酷使に酷使を重ねたスタメン勢のコンディションはボロボロ。啓太が懸命に水を運んでも、あれだけ水をこぼす人がゴロゴロしていれば格下相手とはいえ苦戦は免れません。

・アレックスはボールコントロールに苦しみ、加地は体は動くのですが頭の働きが鈍いようで何の役にも立たず。両サイドが全く機能しないのに加え、2トップも不振。達也は最初から疲労困憊なのが明らかでスタメンで使うほうがおかしいような按配。また巻とのコンビネーションが未だにできていないようで、お互いがバラバラに闘っているよう。巻は巻で前線で十分な拠点となれない上に、達也の右からのクロスをどフリーにも関わらずありえない方向にヘディングシュートと前半最大のチャンスを潰し、改めてそのシュート精度の低さを確認させられる始末。

・羽生はオシムシステムが機能してこそ生きる選手なんでしょうね。巻が機能しないと羽生も次第に消えるようで、こうした個人能力が高いとは言いがたい選手達を今後どう処分していくのかがオシムの課題となるでしょうな。遠藤も疲労が著しく、エリア内に突入するのが精一杯でシュートは高々と宇宙開発。結局中盤より前の選手でまともに仕事をしていたのは啓太だけ(多少のパスミスは目をつぶろう・・・)といっていいでしょう。

・業を煮やしたオシムは後半頭から達也に代えて佐藤寿を投入。達也の疲労度からすれば寿人がスタメンでもよさそうなものですが、その寿人も出だしこそまずまずだったものの次第に消える感じに。闘莉王大作戦が始まってからは居場所が無くなって気の毒でした。寿人は基本的にワンタッチゴーラーなのでサイドが機能しない状態で投入してもダメなんでしょうな。

・高地、高地と騒がれていたので地の利を生かしてイエメンは後半攻勢をかけてくるのかと思ったのですが、やはり多少慣れているとはいえ彼らもまた人間。バテるのはお互い様だったようで、イエメンのカウンターも前半まで。後半は反撃らしい反撃がなかったのは日本にとって幸い。

・赤サポ的にこの日は坪井祭り。オフサイドになったので公式には記録されませんが、坪井が足でシュートを撃ったのって浦和では未だかつて無いような気がするのですが・・・(ヘディングシュートはたまにあり、得点も記録している)。坪井の攻撃参加自体は浦和でも珍しくなくなりましたが未だ効果的とは言いがたいだけに、得点に結びついたクロスが何がしかの自信になってくれれば。

・結局啓太・坪井・闘莉王・アレはフル出場。出場停止の啓太、控えに相馬がいるアレックスはともかく、替えの効かない坪井・闘莉王を大宮戦でギドはどうするんでしょうね。アウェー連戦で出場機会のなかった長谷部・山岸はもちろん、坪井・闘莉王もフツーに出場している可能性が極めて高いと思いますが・・・orz 達也・アレは休ませて永井・相馬を起用したいところですね。

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2006.09.06

(メモ)イエメン0-1日本

・積極的に攻めあがる坪井!

・ぼてぼてながらシュートを撃つ坪井!

・クロスを上げる坪井!

そして坪井のクロスがこの日唯一の得点のきっかけに。オシムよ、坪井育成に力を貸してくれてありがとう!!

 試合内容は調子の悪いレッズが力の劣る相手を力づくでねじ伏せたのとそっくりだけどな。でも過酷なスケジュール・環境だし、今はそれで十分十分。

 とりあえずアジアカップ予選突破を確実にしたことだし、周囲の雑音を気にせず徐々にチーム力アップに努めてゆけばいいんじゃないの?

P.S.

 梅崎、おめー!!!

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無策

無策は札切らず
ヘイヘイホー ヘイヘイホー
出足は鈍るよ
ヘイヘイホー ヘイヘイホー
闘莉王上がるよ
ゴルァゴルァゴルァ ゴルァゴルァゴルァ 
力任せだよ
ゴルァゴルァゴルァ ゴルァゴルァゴルァ
無策 無策 アジアで勝てるのか???
無策 無策 シャムスカ呼んで来い!!
ホーホー ホーホー

ベンチの選手には
ヘイヘイホー ヘイヘイホー
苔が生えてるよ
ヘイヘイホー ヘイヘイホー
シトンはシュート打つ
ポンポンポン ポンポンポン
個人技頼みだよ
ポンポンポン ポンポンポン
無策 無策 今日も走り負け
無策 無策 岡ちゃん呼んで来い!!
ホーホー ホーホー

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(元歌)北島三郎「与作」

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2006.09.05

貨幣博物館とサッカーミュージアム

 試合のない週末、皆さんいかがお過ごしでしょうか? とりわけ万人単位で暇をもてあましていると思われる赤サポの方々w

 先日ワシは懸案となっていた博物館を2つ巡って参りました。

 一つ目は日銀の「貨幣博物館」。 

 文字通り日本の貨幣を取り扱った博物館ですが、当初から日銀が収集したわけではなくて、太平洋戦争の末期に貨幣収集界の第一人者と言われた田中啓文氏の収集品「銭幣館コレクション」を譲り受けたのがこの博物館の発祥とのこと。貨幣の展示に重点を置いてはいますが、パネル類で貨幣政策が経済に与えた影響(江戸幕府の貨幣改鋳とか幕末の金流出とか金本位制とか新円切り替えとか)も略記されています。

 日本の貨幣史で常々珍妙に思うのは、物流が盛んになって貨幣需要が増してきた鎌倉~室町期に日本国内で公の貨幣が鋳造されず、中国から貨幣を輸入していること。奈良~平安中期に「和同開珎」を始めとする皇朝十二銭が発行されましたが、大量の貨幣を必要とするほど経済が発達していなかったのに加え、改鋳を重ねて貨幣の信用が失墜してしまって貨幣鋳造停止に至ったようです。その後長らく中央政府の手による貨幣が鋳造されなかったのは、その力の無さゆえなんでしょう。現代でも自国通貨に信用が無いのでドルを国内決済に利用している国があるくらいですから、世界史的に見ても外国通貨が国内で流通するというのはよくあることななんでしょうな(自信なし)。

 もう時期はずれになってしまいましたが、

・特別展示「FIFA ワールドカップ サッカー大会参加国のお金大集合」
・テーマ展示「お金でめぐるドイツのまち -第一次大戦頃の各地の紙幣-」(その2)

をやっておりました。欧州は英国や北欧・スイスあたりを除いてほとんどユーロに統一されてしまったのでその分見所が少なく、特別展示はやや企画倒れかも。コートジボアールとかトーゴとか西アフリカ諸国はCFAフランという共通通貨を使っていることは初めて知りました。紙幣の肖像ってその国の代表人物を採用しているはずですが、残念ながらほとんどわかりませんでした(^^; イランのホメイニ師くらいですかね、すぐに判るのは。

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 この博物館の最大の特徴は、入り口が重厚かつ物々しくて非常に入りづらいことかもしれませんw

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 2つ目に訪れたのは「サッカーミュージアム」。日銀からぷらぷら歩いて出かけたのですが、裏通りに面した変なところに建ってますね。本郷界隈は幾度と無く歩いているはずなんですが、この通りは初めて来たような気がします。

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 1Fは無料でバーチャルスタジアムが鑑賞可能。ワシが見た時はドイツ大会の日本戦ハイライトをやっていました。ピッチ全体が視野に収まるというのはリアルでは相当上方から見ないとありえないはずなので結構新鮮。でも改めてドイツ大会での日本の闘いぶりを振り返るとやっぱり点の取られ方がマヌケ過ぎ。おまけにQBKの場面ではおもっきし声を出して笑ってしまいました(周りはしーーーんとしてましたが(^^;)

 B1Fはグッズショップと日本サッカー殿堂。B2Fのみ有料のフロアで、日本サッカーの歴史をパネルで概説したり、大画面で有名選手のプレーを堪能できたりしますが、まぁ500円がいいところですね。大原で収録された永井の映像。永井がこちらへ向かってドリブルで突進してくる場面でハァハァしてしまう婦女子的にはお買い得かも(^^;

 むしろ無料ゾーンのサッカー殿堂が結構面白いのですが、戦前に活躍された方が多いので殿堂の解説だけじゃ正直よくわからないのが残念。日韓大会の思い出なんてもうお腹一杯なので、日本サッカーの歴史をこうしたミュージアムできちんと取り扱って欲しいと思います。ずいぶん金をかけた割には薄っぺらだというのがこのミュージアム全体の第一印象。開館してそれほど時が経っているわけではないので収蔵物が少ないのは致し方ないと思います。しかし、

・日本サッカーの誕生
・ベルリンの奇跡
・戦後の復興
・メキシコ銅メダル
・苦闘する日本サッカー
・Jリーグ誕生
・W杯初出場

とぱっと考えただけでも、日本サッカーの歴史を語る材料はごろごろしています。これらに関する解説・資料展示だけでもフロアが一杯になっちゃうんじゃないかと考えるのは妄想のしすぎなんでしょうか。戦前の日本サッカー史なんか語りだしたら、日本統治下にあった韓国との関係をスルーできないので少々大変かもしれませんが。

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2006.09.04

【TV観戦記】サウジ 1-0 日本

・久々に見たサウジのスタジアム。結構しょぼい。オイルマネーでなんとかならんのか・・・

・白、緑の芋虫状のバルーンはともかく、イソギンチャクみたいな白い飾りはいったい何なんだ!

・校内放送みたいに突然ピーンポーンと鳴らすのはヤメレ!

・今日も「人間拡声器」の仕事を全うしていた大熊コーチ。でも聞きようによってはTV観戦なのに横にシジラーがいるような気分www

・でもそのバカ声も最後は選手に届かなかったようで、闘莉王大作戦不発

・後半半ば中盤の運動量が落ちてプレスが掛からなくなったところでやられる。あとはサウジにまんまと逃げ切られて敗戦。

・チャンス自体は日本のほうが多く、予想以上に動けた気がしたが、決めるべき時に決めないと勝てないですな。

・日本の立ち上がりがメロメロだったから、1-0のスコアは内容相応でしょう。

(追記)

・途中から4バックを3バックに変更し、阿部がCBに。千葉では阿部が時々CBに入るのでオシム的には違和感がないのかもしれませんが、これが通用するのはアジアレベル止まりでしょうなぁ。

・3バックになった後は啓太の1ボランチ気味に。「オシムっ、啓太を殺す気かぁーーーー!!!!」 で、案の定後半途中から啓太がへばって失点の一因に。失点そのものに啓太が直接絡んでいるわけですが、まぁあれだけ啓太を酷使していれば起こるべくして起きた失点だと思いますよ。

・3バックシフト後、右サイドの活性化には成功したわけですが、駒野のいる左は終始沈黙。アレックスとのコンビネーションが出来ていないのか、あるいはアレを攻撃に専念させるために駒野が自重したのか・・・

・巻は全く仕事できず。後方からのボールを達也が受けに回ってどーするっちゅーねん。シュート精度は恐ろしく低いけれども玉に絡みまくってナンボの巻がただ突っ立っているだけじゃどうしようもないわな。アクシデントで途中交代したようですが、その代わりが我那覇というのは悲しい現実。

・巻のアクシデントで予想外の交代枠を使ってしまったせいか、羽生投入は完全に手遅れ。結局交代出場の3選手とも大した仕事が出来ないまま試合終了。

・幸いにもアジアカップ予選は2位まで可。難敵サウジアラビアに対するアウェーでの負けは予選勝ち抜きになんら障害になりません。続くアウェー・イエメン戦を引き分けで凌げばなんら問題なし。

・酷暑のアウェー戦。普通はここは引き分け狙いでいきそうなものですが、オシムはそんな退嬰策を採らずに勝ちにいって結果を出せず。まぁこれはこの一戦を落としても良いという気楽さがそうさせたのかもしれませんが、イエメン戦はそうはいかないので次戦の闘い方が非常に興味深いものになりました。スタメン全く同じ!っていうギド作戦は勘弁な。

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2006.09.03

【観戦記】浦和 5-0 マリーゼ

<スタメン>

   北本  安藤
松田        木原
   柳田  高橋
岩倉 森本  田代 山本
     山郷

<交代>
HT:木原→若林
80分:松田→保坂
85分:森本→笠嶋

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 実力差をまざまざと見せつけた快勝でした。取りも取ったり5得点。しかも完封。さらに得点者が全部異なるというおまけもついてリーグ戦中断明け緒戦を最高の形で終えることができました。

 5点中4点がセットプレー。上背のある選手が少ない浦和としては珍しいように思います。マリーゼが壁作りでもたもたしている隙を突いてほぼどフリーでFKを決めた2点目はなんかトップが昔よくやられたような・・・ レディースらしからぬ抜け目の無いプレーで大いに褒め称えるべきでしょう。

 3点目はエリア前中央からのFK。GKとDFの間にFKを落とし、前線で浦和の選手が競り合って落としたところを松田が叩き込む! 4点目はCKをファーの若林が押し込んだもの。さらに5点目はショートコーナーからニアの北本がヘッドで逸らしてそのままゴール! 全部違った形で得点しているのが素晴らしい!

 流れの中での得点は1点目(左を崩して、北本の上げたロビングボールを安藤がヘッド)だけに留まったのが攻撃面ではこの日唯一の反省材料でしょうか。

 前半は共に中盤のプレスが厳しくて双方さしたる決定機を掴めなかったものの、浦和のほうがややスキルに長け、マリーゼのプレスを交わせる分浦和が中盤で優位に立って押し気味に試合を進めました。後半は立ち上がりこそメンバーチェンジのあった浦和がバタバタしてしまいましたが、3点目が入ると共に浦和がはっきり優勢に。両サイドから攻勢をかけましたが、折り返しの精度が悪いというか、飛び込む人数が少ないというか、チャンスを作りながら流れの中から得点はならず。

 この日は安藤をFW起用。これだと安藤の単独ドリブル突破や安藤が前線でキープしているうちにSHが飛び出す形で何度となくサイドからチャンスを作れるのですが、サイドからのパスに反応する中央の枚数が足りない場面が目立ちました。本来なら柳田が飛び出さないといけないはずですが、今日の柳田は高橋とほとんど並ぶような位置取り。やや守備的ともいえる構えでしたがちょっと不可解。

 後半20分以降から運動量が落ちて中盤のプレスが効かなくなり、マリーゼが俊足の丸山を投入してきたことも相まって浦和DFがいきなりマリーゼFWと対峙する場面が増えましたが、ここからDF陣が粘れるようになったのが昨年との大きな違い。FWと1対1になり、スピードでぶち抜かれそうになっても安易に飛び込まず、きっちり最後まで体を寄せて相手のコースを限定。そして最後の砦に山郷。結局相手に与えた決定機は2回あったかどうかといったところでしょうか。

 永井監督は戦術練習を後回しにしてフィジカル強化を優先したと聞いていますが、それが確実に結果に出た試合といっていいでしょう。

 今日1得点の北本。明らかに従来よりシュート意識が高まっているように見えました。前が空いたらシュート!それでいいのだ。

P.S.

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 マリーゼはこの日も大量動員。当然出島には収まりきらず、かなりの方がメイン端に誘導。

 浦和戦にやってくるマリーゼサポが近隣の大宮サポよりも明らかに多いって喜ぶべきかどうか(^^? 新潟が上がってくるとこんな感じなんでしょうかね?

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(メモ)練習試合:浦和2-1流経大

一本目:1-0

都築、ネネ、細貝、堤、内舘、酒井、山田、相馬、ポンテ、ワシントン、永井

伸二はランニング後見学。
ワシントンが個人技で中央を割り、右にいた永井がゴール。
後は攻守ともお寒い内容。
ポンテはまだ重そうだし、酒井は全てに於いて中途半端。ネネは試合感が必要か。

二本目:1-1

加藤、ネネ、細貝、堤、内舘、酒井、山田、相馬、ポンテ、ワシントン、永井

相馬→岡野
ポンテ→平川
ワシントン→黒部

次いで

堤→近藤
永井→カニ

さらに
内舘→赤星
酒井→大山
平川→坂本

岡野右サイドを突破→黒部中央で受けて反転シュート。

しかし岡野クリアミス→近藤がPK取られる。

サブもたいして動かないことを確認。

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2006.09.02

サテライトは平日開催も!

■06.09.01 [ サテライトリーグ日程、決定のお知らせ ]
未定となっておりましたサテライトリーグの日程が下記の通り決定致しました。

2006JサテライトリーグAグループ
浦和レッズvs大宮アルディージャ
2006年9月12日(火)19:00キックオフ・埼玉スタジアム第2グラウンド

※この試合は、入場無料で行ないます。
※シャトルバスの運行はありません。
※スタジアム正面駐車場のご利用が可能ですが、満車の際は駐車をお断りする事がありますので、予めご了承下さい。

(出所:浦和公式サイト)

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 どういうわけか今年のサテライトリーグはなかなか日程が確定しません。もう秋になろうという時期になってようやく五月雨的に日程が決定しつつありますが、やはりというか何というかついに平日開催。

 フロントも申し訳ないと思ったのか、珍しく入場無料。

 でもどうなんでしょうね? せこい話で恐縮ですが、サテライトの試合がタダで見られる後援会の特典。後援会費に3000円掛かるけれどもサテの試合を4回見れば非常にお得なわけですが、今回の措置で後援会の割安感はなくなってしまいました。

 まぁそんなせこいことは本質的にどーでもいいのですが、今年のサテライトは残念ながら不振を極めています。サテライトの試合は勝敗だけで語るべきではありませんが、サテライトリーグ戦で勝てないどころか、大学生相手の練習試合でも満足な結果を残せないというのはいくらなんでもちょっとという気がします。

 トップ実績のある細貝・セル・赤星といったところが怪我がちという不運はあるにせよ、サテライトのメンバーはリーグ戦に出場どころかベンチ入りすら叶わない今季。サテライトがトップを脅かすだけのパフォーマンスを見せていないので起用されないのか、起用される目処がないのでサテライトのモチベーションが上がらないのか。ギドのスタメン固定策がいわば悪循環となって若手育成を阻んでいるようにも窺えます。

 資金難のため積極的に若手を起用せざるを得ない大分や清水が監督の適切な指導の下で着々と成果を上げ、少なからぬ選手が五輪代表やA代表入りを果たす一方、出場機会のない浦和の若手選手にはおそらく焦りがあることでしょう。彼らにとって厳しい日々が続きますが、その中で彼らはどう立ち振る舞うのか。時間の許す限り苦境に立たされているサテライトの現状にも目を向けてゆきたいと思います。

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2006.09.01

飛騨旅行記(4)

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 前回の続きです。

 美濃太田で一泊。知らぬ間に駅舎は随分立派になりましたが、駅前は寂れきっており、改築は時既に遅しといった感も。

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 長良川鉄道で郡上八幡へ向かいます。「千代の里」の文字が見えますが、千代とは山内一豊の妻である「千代」のこと。千代は郡上八幡城主の遠藤盛数の子という説があるらしく、放映中のNHK大河ドラマにあやかっての観光PRなんでしょう。

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 長良川鉄道はその名のとおり長良川が車窓の友。川には鮎釣り客がちらほら。

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 郡上八幡駅到着。

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 郡上八幡といえば「郡上おどり」があまりにも有名。郡上おどりはハイライトである「盂蘭盆会(徹夜踊り)」こそ4日ほどですが、踊りそのものは寺社の境内・一般の道路・街角の広場など、日毎に会場を移しながら32夜にわたって開催されます。

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 郡上八幡の町を見下ろす高台に立つ郡上八幡城も見所の一つ。天守閣は大垣城を模して造ったいわゆるシミュレーション行為なんですが、戦前に建てられたものなのでそれなりの風格があります。

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 郡上八幡は水の町。町内を吉田川が流れ、また名水百選第1号で知られる「宗祇水」をはじめ、あちらこちらで湧水が町を潤しています。見た目には涼しげななんですが、実際は内陸かつ低地なので結構暑いんですな、これが。

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 「そばの平甚」で昼食。もりそば(大)1,300円也。

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 郡上八幡はそんなに大きな町ではないので、観光は半日で十分。昼飯後には「まめバス」に乗って町外れにある高速バス乗り場へ。

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 予想はしていましたが、岐阜バスの「八幡営業所」はバスターミナルではなく、ただのバスの車庫。冷房もなにもない「箱」の中で岐阜行きの高速バスを待つこと10分余。

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 最後はこれかよヽ(`Д´)ノウワァァン!! 

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