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2006.09.15

レッズレディースの観客動員を考える

 今季レッズレディースの観客数が堅調に推移しています。まずは昨年と今年の観客推移を比較してみましょう。

No.

date 観客数 Visitor TOP
1 2005/4/10 2,044 TASAKI 0
2 2005/4/24 1,498 高槻 0
3 2005/5/3 3,466 日テレ 0
4 2005/5/8 1,027 東電 1
5 2005/6/12 2,321 東電 0
6 2005/6/19 1,417 伊賀 0
7 2005/7/10 946 湯郷 0
8 2005/10/9 1,129 宝塚 0
9 2005/10/23 1,005 湯郷 0
10 2005/10/30 785 高槻 0
11 2005/11/3 903 日テレ 1
  平均 1,504    
         
No. date 観客数 Visitor TOP
1 2006/5/28 2,048 伊賀 0
2 2006/6/10 2,198 日テレ 0
3 2006/7/2 2,089 INAC 0
4 2006/9/3 2,616 東電 0

 TOPの項に'1'とあるのは同日にトップチームの試合があったことを示したもの。浦和の場合、同日にトップチームの試合があるとレディースの観客数はほぼ半減するようです(2005年東電戦が好例)。

 レッズ傘下になって初年のレディース。下半期は埼スタ第2Gでの開催があった影響もありますが、昨季は上位チームに勝てないどころかコテンパンにやられてしまう試合が続き、大敗を喫した5月の日テレ戦をピークに観客数が漸減傾向にあったのがはっきりわかります。

 7月以降の観客数、すなわちほぼ1,000人が05年度におけるレッズレディースの観客動員上の基礎票と見ていいでしょう。

 有料化が06年の観客数にどのような悪影響が出るか心配されましたが、蓋を開けてみると昨年の上半期平均なみの数値(約2,000人)を安定的に確保しています。

 東電戦だけ観客数が多いのはもちろん東電の動員によるもの。対戦相手のネームヴァリューで増加する分(要は日テレ戦)はたかだか200人弱に過ぎず、器を代えても(INAC戦は埼スタ)良くも悪くもなんの影響も出ないようです。

 今のところチームが期待以上の成績を上げていることによる押し上げ効果もあるでしょう。しかし、そういった「勝ち馬効果」よりも

・柳田選手獲得に象徴されるようにフロントが今オフにレディースを強化する姿勢をはっきりと打ち出したこと

・同時に女子サッカーに関心を持ってもらうため、オフィシャル系の媒体にレディースの露出を増やしたこと

といった施策が基礎票の嵩上げに繋がっているのではないでしょうか。

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 で、先週末はアウェー伊賀戦。

 2-0の完封勝利ですが、スタッツを見るとシュート数・CK数は互角でFKはむしろ伊賀のほうが多く、楽勝とは言いがたい試合だったようですね。

 前節に続き木原がハーフタイムで交代させられているのが気になりますが、投入された新戦力の窪田がいきなり得点を上げているのは何とも心強い限り(そして党首の出番はどんどん遠ざかってゆくのか・・・)。

 伊賀に4枚、浦和に1枚と女子サッカーには珍しくイエローが飛び交っていますが、いったい何があったのでしょう? 女子サッカーにも家本級や柏原級の主審がいるのでしょうか?

 また2点差で勝っているにも関わらず終了間際に北本がイエローを貰ってしますが、遅延行為か何かをやらかしたのでしょうか?

 それでもアウェーで難敵をきっちり下して来るペルーレ&ベレーザの連戦に向かうことができたのは何よりでしょう。

 明日(9/16)のTASAKIペルーレ戦@駒場は13:00キックオフ

 この一戦を観戦してからでも広島戦@埼スタには余裕で間に合いますので、明日はぜひレディースの試合に足を運んでやってください。

P.S.

 ペルーレ戦が終わると中1日でアウェーでベレーザ戦@駒沢。中1日って高校生じゃあるまいし、滅茶苦茶なスケジュールですな。夏の真昼間に試合とか、残念ながら女子サッカーには改善すべき点も多数あります。

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