観客動員を考える(ホーム12節終了時)
千葉戦の観客数は清水戦とほぼ同様の48,000人余。
明らかにサポーターが増えた千葉。ビジター席は清水同様ざっと埋まった状態。
一方の浦和は今や南も満席が当たり前。ビジター席との緩衝帯を2ブロックも設けたのは千葉相手にはやりすぎでしょう。もったいないことです。
最も観客の入りが悪いメイン・アッパーですらホーム側半分がそこそこ入っていたのでてっきり5万人超だと思ったのですが、観客数は案外少ない気がしました。メイン・ロアーに空席が目立ったところから察するに、季節柄運動会・秋祭り等他のイベントと重なって来場できなかったシーチケ組が結構多かったのかもしれません。
気になったのは千葉戦のMDP。埼スタ5周年関連の記事が目立ちますが、巻末で清尾さんが駒場への惜別を語っています。
次節福岡戦は久しぶりの駒場。ビジターが見込めない相手とはいえ、日曜のゲームを駒場で開催するのは営業的には百害あって一利なし。またもやチケット瞬殺にも関わらず観客者数は17,000程度という醜態をさらすことになるのでしょう。ざっと3万人もの人々が浦和の試合を見られない不合理。
駒場を改修していただいたことに対する旧浦和市への義理。浦和を創生期から熱く支えていただいた商店街の人々に対する恩義。いろいろなしがらみがあって埼スタ誕生後も駒場開催が残りました。
しかし、埼スタ誕生後5年が経過し、その歴史にも一段落をつけたいということなのでしょうか。
「この力をチームのパワーに変えるには埼スタでなければ無理なのだ」。
清尾さんのこの一言は、浦和が埼スタに完全移転することを表明したものと受け止めました。平日の埼スタ開催(新潟戦)はその実験のでしょう。
真偽のほどは来年にならないとわからないでしょうが、私は埼スタ全面移転を支持します。
P.S.
なお新潟が35,000人と少ないのは悪天候が祟ったためのようです。
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