観客動員を考える(ホーム11節終了時)
京都ネタを延々とやっているうちに、次のホーム~千葉戦が近づいてきましたので、あわてて前回のホーム清水戦を振り返っておきます。
清水戦の観客数は48,000余。久しぶりのデーゲーム。しかも相手も強敵とあって前週から1万人近くも観客数が増加しました。また2試合連続の関東遠征にも関わらず、優勝争い残留を占う一戦とあってか、ビジターも多数詰め掛けていただきました。観客数4万後半台を狙おうとすれば、ビジターの客入りも極めて重要になります。
レッズを応援する多くのファン・サポーターが押し寄せたにもかかわらず試合内容は低調そのもの。しっかり勝ち点3を積み上げているとはいえ、夏場あたりから強固な守備陣で逃げ切る試合が目立っています。この清水戦もそうですし、大分戦@駒場もそうですが、やろうとしているサッカーの質では相手のほうが上と思ってしまう試合もあります。良く言えばリアリズムに徹した、悪く言えば面子の割には甚だエンターテーメント性に欠けているのが最近のレッズ。そういう意味では岡田マリノスに合い通じるところがあります。
なにせ一度もリーグ優勝したことがないクラブですから、なりふり構わず結果を出しにゆく年があってもいいんじゃないかとも思いますが、こんなサッカーを続けていては観客数が先々伸び悩むのは間違いありません。
結果と内容を両立させるのは容易なことではなく、美しいサッカー、魅力的なサッカーをするチームが肝心なところで勝てないというのもよくあることです。しかし、Jリーグのレベルなら浦和はその困難な課題に挑戦しないといけないのでは?と思い上がった望みを抱いてしまう今日この頃です。
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