« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006.11.30

あなたも是非!

川口に知らん間にこんなものが出来ていました!

|-`)o0 これでレディアが川口にやってくる口実が出来たというものだ・・・

西口のリリアではなく、リプレの中なんでしょうか?

県の施設が浦和でも、さいたま新都心でもなく、川口に出来てしまうのが少々謎なんですが、「就労問題」といえば伝統的に川口なんでしょうかね(^^?

しつこいようですが、川口駅東口にはこんなものが建っています。

| | トラックバック (0)

2006.11.29

別れの季節

横浜M非常通告!奥、中西、平野、下川ベテラン勢バッサリ(報知)

 他のクラブのことなので、個々の判断についての感想は省略します。

 Jリーグ規約第102条で、Jクラブは現所属選手に対して11/30までに来季の戦力としてカウントされているかどうか通知する義務を定めています。このため来季戦力外となることが確定している選手が天皇杯に出場するという問題がかねてから指摘されてきましたが、チーム数が増えて12月にリーグ戦が行われるようになってからはリーグ最終戦にも同じ問題が発生しています。

 報道で戦力外が判明した選手の中で、中西は前節リーグ戦に出場しており、奥や秋田もベンチ入り。彼らはどういう心境でリーグ最終戦を迎えるのでしょうか。

 同じような問題は各クラブで発生するわけですが、最終節で優勝を争う浦和やG大阪、残留を争うC大阪や福岡あたりは来季戦力外選手の名前が表沙汰になってしまうとなんやかやと外野の声がうるさくなってたまらんでしょう。フロントの力量が問われるところです。

------------------

 横浜Mに28日、激震が走った。同日、クラブ側は元日本代表のDF中西永輔(33)、GK下川健一(36)、MF平野孝(32)、MF奥大介(30)の4選手に戦力外通告を下した。来季以降の世代交代に向け、ベテラン勢に大なたを振るった形だ。2003、04年と2年連続リーグ制覇を達成した名門クラブが非情の決断を下した。また、名古屋も元日本代表のベテランDF秋田豊(36)に戦力外を通告した(後略)

------------------

(参考)

Jリーグ規約 第102条〔契約更新の通知〕

Jクラブが,現に所属する選手との「日本サッカー協会選手契約書」を更新しようとするときは,契約期間満了日の属する年の前年の11月30日(日曜その他の休日である場合はその前日.以下も同様とする)までに,選手に対し,契約条件を明示した書面により,その旨を通知しなければならない。

| | トラックバック (0)

2006.11.28

問題の先送り?

サッカー:浦和優勝の場合、来年の天皇杯覇者をACLに

 日本サッカー協会の川淵三郎会長は28日、今季リーグ戦で浦和が優勝した場合、07年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)には、浦和と、来年元日に決まる天皇杯の覇者を出場させたい意向を明らかにした。浦和は今年の天皇杯チャンピオン。Jリーグ側は、浦和が優勝した場合、リーグ戦2位のクラブを出場させる方針を示しており、来月の日本協会理事会で話し合う。

毎日新聞 2006年11月28日 19時48分

----------------

|-`).。oO 来年の天皇杯も浦和が取っちゃう可能性を考えていないのかな?

っちゅーか、もともと天皇杯優勝チームが同年のACLではなく、翌年のACLに出ることが問題視されていたはず。今回の措置は臨時的なものではなく、抜本改革ということなのでしょうか?

| | トラックバック (0)

浦和赤化計画

Urawa

 サポーター有志で始まった「浦和赤化計画」。

 浦和レッズを後押しするのはスタジアムに集う6万人のファン・サポーターだけではない。街の人々全体でレッズを盛り上げ、さらなる高みへと導いてゆこうという趣旨です。ポスターはどんどん広めてくれとのことなので、ここに掲げておきます。

 なお浦和伊勢丹前で、幕への寄せ書きも行うそうです。

 11/30(木)16:00~22:00予定
 12/1(金) 10:00~22:00予定

(追記)

 もちろん赤くなるのは浦和の街だけじゃなくてもいい。

 近隣の与野、岩槻、越谷、川口、そしてもちろん大宮も真っ赤になっていいんじゃないか!

 都内や千葉、神奈川にもきっと多くのレッズサポがいらっしゃることだろう。

 闘っているのはスタジアムにいる選手、スタッフ、そしてファン・サポーターだけじゃないことを示すのが大事。ワシは今回の動きはそういう趣旨だと思う。

| | トラックバック (4)

2006.11.27

ごらんアウェー:味スタ2006

Narabi

 空前絶後かもしれない味スタの並びを記録しておきます。

 行列の最後尾は甲州街道では収まりきれず、中央道高架を折れて大沢コミュニティーセンターあたりまで伸び、なんと三鷹市内に突入したと聞いております。

 ワシは11:40着で萩の原住宅バス停と調布中学校の間あたりにいました(^^;  行列は12時半くらいまでピクリとも動きませんでしたが、いざ動き出したかと思うと今後は甲州街道を走るハメに。そんなに急いで何処へ行く???

 この時間でもU自由席なら座席の確保には何の問題もありませんでした。一応教訓まで。

 行列をスタジアム外に出してしまったのがそもそもの誤り。甲州街道の歩道はさほど広くはなく、明らかに周辺住民の通行の支障になっていました。スタジアム周辺にはいくらでもスペースがあるので、やりようによっては混乱は回避できたと思いますが、もう二度とないでしょうな、こんなことは。

| | トラックバック (0)

合宿地、二転三転

世界の浦和”スペイン合宿計画(スポニチ)

浦和、来年2月九州で始動(報知)
 

 浦和の来季合宿地を巡ってドタバタ。「同時期に日本代表が国内で合宿を行うことが発覚」って代表の主力選手を多数送り込んでいるんですから早く気づけよとツッコミたくもなります。おそらく相馬あたりが楽しみにしていたであろうスペイン合宿はこれでパー。でもイマイチ趣旨がよくわからない冬季のオーストリア・ミニトーナメント参加のほうはスポンサー絡みなので決行なんでしょうか?

 で、代替キャンプ地は九州。指宿は昔レッズがしばしば合宿を張っていたところ。大津は05年に予定していたタイキャンプがグラウンドコンディション不良等のアクシデントで流れて急遽キャンプ地になったところで、九州といっても内陸なので寒くてキャンプ地評判はイマイチだったような・・・ 宮崎でのキャンプは記憶にありません。

--------------------------------

 早くもV旅行?いえいえ来季キャンプ地の話です。V目前の浦和が、来年2月にスペイン合宿を計画していることが25日、明らかになった。26日には、いよいよアウエーでFC東京との大一番。勝てば無条件でリーグ初制覇が決まる。悲願のタイトルを引っ提げ、赤い悪魔が世界へ飛び出す。

 チャンピオンチームらしい計画が、着々と水面下で進行していた。新たにJ王者として迎える来季、浦和は情熱の国スペインのリゾート地、マジョルカ島でキャンプを行う可能性が高くなった。既に現地視察も済ませたクラブ幹部は「国内キャンプと両方の可能性がある。欧州ならばマジョルカ島を予定している」と話した。

 来年2月には欧州に遠征することが決定済み。パートナーシップ契約を交わすドイツの名門バイエルンとオーストリアのレッドブル・ザルツブルクの3クラブで開催するミニトーナメント(ザルツブルク)に参戦する。そのため、欧州内で温暖な合宿地を探していた。マジョルカ島なら平均18度。6月まで大久保(C大阪)が所属したマジョルカが本拠を置き、実戦相手にも事欠かない。

 来季の浦和はアジア・チャンピオンズ・リーグにも出場するなど、戦いのステージは世界へと移行していく。まずは目前にぶら下がるJタイトルをつかみとり、最高の環境でシーズンインすることが重要だった。この日は、浦和駅前に初優勝を祈願したクリスマスならぬサッカーツリーも登場。ライトアップが開始され、周辺のムードも高まってきた。

(後略)

[ 2006年11月26日付 スポニチ紙面記事 ]

--------------------------------

 浦和が来年2月、DF闘莉王ら日本代表の体調管理のため、九州キャンプから始動することが26日、分かった。

 スペインなどにスタッフを派遣するなど、一時は海外合宿計画を進めた浦和だが、同時期に日本代表が国内で合宿を行うことが発覚。浦和の中村修三GMが「海外キャンプはもうない。代表合宿と日程が重なるので、海外では代表組はほとんど呼べなくなる。国内でやります」と説明した。

 今季、開幕前の合宿地は豪州パラマッタだった。だが、2月10日の敵地米国戦に参加したMF小野ら代表組は、一度、豪州合宿に部分参加後、2月18日のフィンランド戦参戦のために日本に戻る強行軍を強いられた。この地球1周の日程が、その後、体調不良を招く原因にもなった。浦和のスタッフはすでに、鹿児島・指宿市、熊本・大津町、宮崎市の3か所を極秘視察、キャンプ候補地に挙げている。来季参戦するACL制覇の第一歩は九州合宿から踏み出す。

(2006年11月27日06時04分  スポーツ報知)

| | トラックバック (0)

2006.11.26

【観戦記】FC東京 0-0 浦和

181126fc1

 この試合内容で優勝を決めようなんて、おこがましいにも程があるということなのでしょう。FC東京に対しスコアレスドロー。ガンバが京都をロスタイムに突き放して優勝は最終節に持ち越しとなってしまいました。

 引いて守ってサイド攻撃。原時代の東京へ回帰しているのがよくわかりました。前半は徹底して浦和の左サイドを攻撃。石川と徳永のコンビで浦和の最弱点である左サイドを突きまくります。ネネのスピード不足は致命的で、石川に振り切られまくり。この日のネネはフィードにも良いところが無く、安易にGKにバックパスしてしまう場面が目立ちました。怪我をおして出場しているので攻撃参加等無理が出来ないのはやむをえないのですが、この状態なら細貝を出したほうが良いように思います。

 サイドがある程度やられるのは織り込み済みで、中央で徹底的に跳ね返すというのが浦和のやり方ですが、この日はその守りも危なっかしい場面がチラホラ。セットプレーでも微妙にマークがずれてフリーでシュートを許す場面もありました。

 後半の東京は一転して浦和の右サイド中心に攻撃。内舘の守備も心もとないのですが、ネネよりは格段にマシで一応大過はなし。前半あれほど機能していた石川中心の攻撃が後半フェードアウトしたのは謎。終了間際にセットプレーから枠内シュートを立て続けに浴びたものの、そこは山岸がことごとく弾いて今日も無失点。前半馬場と激突して頭を何針か縫ったようですが、今日もゴールを守りきりました。よれよれになりながらもなんとか無失点に押さえた守備陣は合格点を与えていいでしょう(ネネはやばいけど・・・)。

181126fc2

 問題は攻撃。ものすごく動きが悪いように見えました。やはり中2日の連戦というのはワシントンやポンテにはきついのでしょう。また15日のサウジ戦に参加した代表組は週2試合が2週続いて疲労が溜まっていたのでしょう。この日満足に動けていたのは暢久と啓太ぐらいだったように思いました。スケジュールが立て込んでコンディションが良くない選手が続出してもスタメンをいじらないギドのやり方がこういう時に災いします。

 浦和のチャンスは東京のセットプレー崩れや中盤でのミスを突いてカウンターに出るのが基本。しかし困ったことに前線でワシントンやポンテがキープできなかったり、よしんばキープできたとしても周囲に動ける選手が少ないため、せっかく良い形になっても攻撃の枚数が少なく、後からの上がりを待っているうちに東京が帰陣してしまう場面が目立ちました。

 それでも大きなサイドチェンジでフリーになっているWBを生かしてチャンスを作ることは作るのですが、引いて守っている東京の守備陣を打開するアイデアに乏しく、なかなかシュートには至らず。中央でがっちりマークされているワシントンへ単純に放り込んでもお話にならず。暢久やポンテを生かさないといけないはずですが、暢久がGKを交わして放ったシュートが角度がなくて枠外へそれたのが惜しかったくらいで概して不発。長谷部が一度素晴らしいミドルを放ったのですが、こういうプレーがもっとほしかったところ。またこの日は闘莉王大作戦もあまり見せ場がありませんでした。まるで浦和が乗り移ったかのように中央でボールを跳ね返し続けたジャーン&伊野波を褒めるべきでしょう。

 勝ち点3が欲しいギドは後半25分暢久に代えて伸二を投入。名古屋戦と同じ交代ですが、この日数少ない動けていた選手を変えてしまったのは失敗かと。伸二の状態は悪くはなかったのですが、ボールを出せる選手が増えた反面ボールを受ける選手が減ってしまって局面打開には繋がらず。伸二を入れたならポンテに代えて達也を入れてボールの受け手を増やすべきかと。アレ→相馬の交代は時間がなさすぎて効果ゼロ。

181126fc3

 この日の試合はシュート数・内容とも完敗。それでも相手の決定力不足にも助けられて勝ち点1を拾い、次節ガンバは浦和が今季無敗を誇る埼スタで3点差以上で勝たないと逆転優勝できないとう、浦和の守備力を考えれば非常に難しい状況に追い込めたのですから、味スタで優勝を決められなかったからといってしょげかえる必要はないでしょう。しんどい試合でもせめて勝ち点1を拾う。この積み重ねで今年の浦和は首位をキープしてきたのですから。

P.S.

 しかし今季はアウェーで勝てませんね。京都戦で勝ったのを最後に磐田・名古屋・FC東京とアウェー3戦連続勝ち無し。

 シーズンを通じてもアウェーで勝ったのは川崎を唯一の例外として中下位に沈むチームばかり。この日は下位のFC東京にも勝てませんでした。敵地味スタといえどもサポーターの数やスタジアムの雰囲気はホームそのものなんですが、なんで勝てないんでしょうね? 今年はFC東京相手に4戦無敗ですが、味スタはなぜか2回ともスコアレスドロー。うーん、不思議。

P.S.2

 どうも「G大阪2-2京都」の報がベンチに伝わっていて、無理に勝ちに行かなかったようですね。結果的にロスタイムにガンバが京都を突き放してギドの消極策は裏目に出たわけですが、今日の試合内容からすれば無理に攻めに出てカウンターを食らう可能性のほうがはるかに高く、勝ち点1で良しとするのは悪くない選択だと思いますよ。っちゅーか、負けないサッカーを志向している今年のギドなら自然な選択でしょう。たぶん選手はものすごく不満でしょうが。

| | トラックバック (0)

(メモ)F東京0 ‐0浦和

(スタメン)前節と全く変わらず。サブまで同じ。

主審扇谷

(前半)引いて守る東京の前に苦戦。サイドは崩せるがシュートが打てない。凡ミスも多い。
東京は右サイド攻撃一辺倒だが、浦和は石川の突破を止められず。セットプレーの守備も危なっかしい。
完全に東京ペース。

(後半)前半とほぼ同内容。東京はなぜか左サイド攻撃主体に切り替えてきたが決定力不足。
浦和はゆったりとしたパス回しからサイドチェンジでチャンス作るが、シュートが打てない。
スコアレスドローやむなし。
ガンバ勝って優勝は最終節に持ち越し。

| | トラックバック (0)

2006.11.25

観客動員を考える(ホーム16節終了時)

Kankyaku061123

 甲府戦の観客数は今季最多の57,781名。

 名古屋戦の結果如何では甲府戦でリーグ優勝が決まる可能性があったのも一因だとは思いますが、営業面でクラブ史上最大と思われる"ALL COME TOGETHER"キャンペーンは大成功だったと評していいでしょう。埼スタ近隣のイオン浦和美園はレッズ一色。埼玉高速鉄道はレッズ・トレインを走らせただけではなく、車内モニターや駅構内のプロジェクターで"ALL COME TOGETHER"のCMを流す張り切りぶり。あれが武蔵小杉まで延々と流れているかと思うと苦笑を禁じえません(^^;

 加えてホームゲームを1試合残した状態で年間観客動員数のリーグ記録を更新。クラブの目標だった75万人も軽く超えることは間違いありません。もうこの辺になるとスタジアムのキャパシティーがものをいう世界で、スタジアムを増設しない限り新潟がこの記録を抜く可能性はなく(42,300×17=719,100)、横浜Mに抜く可能性が残されている勘定になります(あくまでも可能性だけですが)。

 いつもはガラガラ、せいぜい半分しか埋まらないメインアッパーが観客で溢れるようになるとビジュアル・パフォーマンスも壮観ですね。

| | トラックバック (0)

2006.11.24

【観戦記】浦和 3-0 甲府

 これがリーグ初制覇のプレッシャーなのか・・・

 ぎこちない動き、続出するパスミス、そして2度のPK失敗。

 前節に続き、今節も攻めながら無得点に終わってしまう。そんな悪夢を振り払ってくれたのはワシントンでした。

 正確無比。相手の動きを読んで冷静にゴールを決めるはずのワシントンがなんと2度もPKを失敗してしまいます。1度目はコースも甘く、ボールスピードもない。そして2度目はまるで1度目の録画を見るような失敗。この試合を含めて残り3節、2位に勝ち点差3という優位な状況にあるにも関わらず、あのワシントンですら重圧に抗しきれないのか。そんな重苦しい雰囲気で前半終了。

 今日のギドは必勝の信念を全面に出した構え。控えに守備的なプレーヤーは細貝しかおらず、なんと酒井はベンチ外。相馬・岡野・永井とサイドアタッカーを3人も入れておく意味がよくわからんのですが、それはギドなりの「絶対勝て!」というメッセージなんでしょうか(^^?

 また守備重視の観点で名古屋戦で採用した4バックをあっさり捨て、内舘-闘莉王-ネネのいつもの3バックに。ゲーム開始当初内舘が挙動不審で、センターに入った局面もあったのですが、基本的には内舘が左WGのバレーを見ていたようです。

 甲府は例によって極端に高いラインを設定し、前から前からプレスを掛けてきます。浦和は積極的な甲府の動きにやや戸惑いが見られ、セットプレーでチャンスを作るのみ。甲府は細かいパス回しで局面を打開しようとするのですが、如何せん技術がないのでこちらも浦和の中盤のプレスに抗しきれず。

 しかし時間の経過とともに、甲府が中盤でミスしたところでカウンターに入る浦和の狙いが嵌りはじめます。このカウンターでこの日大活躍だったのが暢久。暢久の飛び出しで何度も甲府のDFラインをズタズダに。甲府はワシントンを気にするあまりか暢久へのケアが終始甘めで、それが甲府の命取りになってしまいました。

 浦和が2度得たPKはいずれもDFラインの裏に選手が飛び出したことに伴うもの。1度目はポンテの得点機阻止なのでイエロー&PKはやむなし。2度目は暢久の足を掛けているのでファウルはファウルなのですが、あそこで躊躇なくPKを取る主審はあまりいないような・・・そこが岡田クォリティーといってしまえばそれまでですが、判定自体は不当なのものではありません。

 PKを2度もワシントンが失敗して不穏なムードが漂いまくりましたが、終わって見ればイエロー2枚でDF秋本が退場したのがこの日の勝敗を決めてしまったといっていいでしょう。

 浦和は必死に暗雲を振り払うかのうように、後半頭から猛攻を仕掛けます。左からアレが、右には長谷部が流れてクロスを供給。そして右サイドでどフリーとなった暢久のクロスをついにワシントンがヘッドで決めて先制! ボールはゆっくりとした軌道を描きながらGKの頭上を越えてゆきました。ワシントンはこの日もゴールを決められないのかと、サポの心に黒々と渦巻いた疑念を掻き消し、そして何よりもワシントンが自信を取り戻すきっかけになるであろう素晴らしいゴールでした。

 甲府は中央を固めて守るのはいいのですが、その分サイドのケアは疎か。アレなり暢久なりサイドに流れた選手をどフリーすればとんでもない精度でボールを放りこまれるのは必定。バレー以外はそんなに上背のある選手がいないので、やがてワシントンにやられてしまうのもこれまた必然かと。

 先制かつ数的有利。まず負ける恐れがなくなった浦和は得失点差を稼ぐべく、なおも積極的に攻撃。大胆に前線に飛び出しながらもシュートを躊躇する悪癖が時折顔を覗かせていた暢久でしたが、左サイドから果敢にドリブルで3人を交わしてゴール!!! エリア内であっさり藤田を交わしてしまうところが圧巻でした(っちゅーか、これができるなら毎回やってくれぇー)。

 そしてアレのCKをワシントンがヘッドであっさり決めて3点目。横で小柄のビジュがなすすべもなく佇んでいるのが哀れでした。

 3点取ってやや集中が切れたのでしょうか、クロスバー直撃弾を含め2度ほど甲府に決定機を与えてしまいました(やばいシーンにはことごとく内舘が絡んでいるのは気になりましたが・・・)がなんとか無失点で凌いで試合終了。勝ち点3をがっちり掴んだだけではなく、ガンバとの得失点差を広げる存外の大勝という結果を得ることができました。故障を抱えているネネに代えて細貝の試運転もできたことですし、おまけにガンバ引き分け、川崎敗戦の朗報も飛び込んできてギドも選手も万々歳でしょう。

 また3点を失い、しかも数的不利にも関わらず最後まで勝負を捨てず、果敢に攻撃を仕掛けてきた甲府の姿勢は大いにリスペクトされてしかるべきでしょう。資金力がなく、個人能力も乏しいチームが実に志の高いサッカーを繰り広げる。甲府を見習うべきチームは多々あるように思えて仕方ありません。

 得点には繋がりませんでしたが、一人スルーパスを披露して右サイドをぶっちぎった平川。昔のレッズならこれだけでお腹一杯になるくらいのスーパープレーでした(^^;

 2人に囲まれても簡単にはボールを失わないポンテ。今年は長期離脱があり、復帰後もイマイチぱっとしなかったポンテでしたがリーグ最終盤になってようやくポンテらしさを取り戻したようです。プレスを掛けてもボールが取れないどころか、卓越した個人技であっさり甲府の守備陣を無力化してしまうポンテ。欲を言えば何度もあった得点機を一つくらい決めて欲しかったものです。

 残り2試合。2位ガンバとの勝ち点差5。はっきりと浦和リーグ初制覇が見えてきました。

| | トラックバック (0)

2006.11.23

(メモ)浦和3 ‐0甲府

(スタメン)名古屋戦と全く同じ。サブは攻撃陣だらけで守備的プレーヤーは細貝だけ。酒井はベンチにも入れず。

主審岡田orz

(前半)甲府の高いDFラインに最初は苦労したが、暢久や平山平川の飛び出しでなんとか打開してチャンスメーク。しかし二回得たPKをなんと二回ともワシントンが外して無得点。ワシントンはメンタル的にやばいか。甲府に退場者が出たので負ける感じはしないが。
(後半)立ち上がりに暢久のクロスをワシントンが決めてやっと先制。さらに左サイドから暢久が個人技で切り込んで追加点。
アレのCKをワシントンがヘッドで決めて3点目。
終わってみれば甲府一人退場で勝負ありでした。
2点目以降はやや集中を欠いてピンチもあったが、なんとか無失点で終了。
ガンバ引き分け、川崎負けで優勝へさらに前進。

今日は暢久の日でした。

| | トラックバック (2)

まさに本望

レッズVへ 応援電車(埼玉新聞)

  
 Jリーグ初優勝へカウントダウンに入った浦和レッズ。埼玉スタジアムに足を運ぶサポーターが“ドル箱”の埼玉高速鉄道(SR)はレッズ作製のマークを張った電車を運行、初タイトル獲得を応援している。

 「ALL COME TOGETHER!」のマークをレッズが作製、SRはヘッドマーク、サイドマーク計十四枚を張った同社所有の車両(六両編成)を先月三十日から運行している。

 マーク付きの車両は一日二~七本運転。相互乗り入れの地下鉄南北線、東急目黒線(武蔵小杉駅まで)の区間も通過するため、優勝争いしている川崎サポーターから「何で川崎でレッズの電車が走っているのか」と同社へ抗議メールもあるという。

 しかし、埼スタでのレッズ戦の乗降客の増減は経営に直結する同社だけに、「川崎から抗議が来ても、レッズサポーターとともにレッズを盛り上げる」と意気軒高だ。

 電車は天皇杯5回戦がある十二月九日まで運行する。

 
--------------

|-`).。oO それが狙いのアクダマン・・・

| | トラックバック (0)

2006.11.22

ビッグカードで開幕

Jリーグは来年3月3日に開幕(スポニチ他)

 Jリーグは21日の理事会で来季の日程を決め、J1、J2ともに来年3月3、4日に分散させて同時に開幕することになった。

 今季も開幕は3月4、5日に分散して開催された。対戦カードを含めた詳細な日程は、1月に発表される予定。

 今季のJ1はG大阪―浦和で開幕。来季の開幕カードは未定だが、Jリーグの鬼武健二チェアマンは「ビッグカードを持ってきたい。大きな関心を呼ぶような対戦にしたい」と話した。 

[ 2006年11月21日 19:00 速報記事 ]

------------------------------

|-`)o0 「ビッグカード」って、宮vs分 の「大」カードというオチは勘弁な・・・

まぁG大阪vsC大阪の「大」カードでもええんやけど、来年あるかどうか微妙な情勢やし・・・

赤サポ的には万博とか等々力とかキャパの小さいところで開幕戦を迎えるのは避けて欲しいところ。

| | トラックバック (0)

【観戦記】U21日本 1-1 韓国

 前半で勝負を決めないといけないゲームでした。韓国は前を向かせるとスピードがあることは判りましたが、主力を欠いているせいか他にこれといって見所はなく、間違いなく勝たないといけない相手だったでしょう。

<スタメン>

        平山
苔口 増田  梶山 水野
        青山敏
家長 千葉 青山直 中村
        松井

 このゲームを通じて梶山のポジションがイマイチ不明で本当は4-2-3-1だったのかもしれません(^^? 

 不動の正GK西川が負傷してしまったので、GKには新顔の松井。中国戦@国立では3バックだったと思いますが、この日はなぜか4バック(水本が怪我したからなのかなぁ・・・)。CBの中心たる青山直の相方は伊野波ではなく千葉。

 勝てなかった原因は決定力不足に帰するところ大ですが、守備陣もコンビネーション不足でやや不安定だったように思います。特に肝心の青山直の出来が芳しくなく、GKとお見合いして「あわや」という場面を作ったり、スコンと抜かれる場面があったりと散々(これでは浦和入りは難しい・・・)

完全に数的優位を確保しながら韓国のFWにぶち抜かれて失点した場面なんぞ、急造守備陣の悲しさなんでしょうか・・・ DFラインの前で青山敏が奮戦していたのが印象的。

 前半の攻撃は非常に良かったと思います。好機に外しまくって非難轟々のハナクソ王子こと平山ですが、前線で玉を散らす役としては十二分に機能していたと思いますよ。ただ平山が前を向いて何かをしようとすると途端にそのダメダメっぷりが噴出。あまりにスローモーな動きに現地は笑いと野次の渦に・・・ ありゃサッカー選手ではなく「ジャイアント馬場」ですな。

 まぁフィニッシャーとしての平山には絶望感を禁じえなかったのですが、その平山がサイドに玉を散らし、またそのサイドから一気に逆サイドへ展開したりしながら徹底してサイド攻撃。

 左サイドの苔口は自分で仕掛けることはあまりなくて、左SBの家長が上がってくるまでタメを作るのに専念していたように見受けられましたが、家長の攻撃参加はなかなか効果的(逆にいえば苔口は何もやらなさすぎ)。一方右サイドでも同じような動きが見られるのですが、右SBの中村の攻撃能力は左の家長に比べ大きく見劣りするためか、結局水野の単騎攻撃になってしまう傾向があるようです。

 両サイド(やや左が多いか)から何度か良いクロスが上がり、家長がサイドから中へドリブルで抉る場面もありましたが、結局前半は無得点。クロスを上げた先には平山がポツンというわけではなく、2、3人飛び込んできたように見えましたが、それでも無得点というのは中央の増田や梶山のポジションが良くないということになるんでしょうかね?後半得点を上げた増田はともかく、梶山を長々と引っ張ったのもこの日勝てなかった一因といっていいでしょう。中から飛び出すプレーを期待するなら谷口なり枝村なり適任者が他にいるように思うのですが。

 前半終了間際にまさかの失点を喫し、後半は韓国の守備が改善されたためか、平山に楔のボールが入らなくなって前半ほどチャンスが作れなくなってしまいます。前線でボールをキープできないためか、DFラインも下がり気味。

 中村の負傷というアクシデントも重なって、反町は中村→細貝、苔口→カレン、家長→伊野波と一挙に3選手を交代してカレン、平山の2トップに。システムはこんな感じ?

     カレン 平山
  増田    水野
     青山敏 梶山
伊野 千葉  青山直 細貝
        松井

苔口→カレンの交代は至極妥当で、カレンがスタメンでも良い位と思うのですが、前半のチャンスを大半を演出していた家長を下げたのは謎ですね。日曜に試合をしていることを考慮したのかもしれませんが、これで左サイドからの攻撃がほど消失してしまいました。伊野波のSBが使えないことは今季の浦和戦で実証済と思いますが・・・

 急遽右サイドに起用された細貝。一応ユーティリティープレーヤーとして反町に評価されているということなのでしょう。「大過なく」という言葉がふさわしい出来でした。パスカットからそのままドリブルでゴール前へ(そして宇宙開発!)というプレーは浦和でも見せており、今更どうということもないでしょう。如何せん急造なので水野との連携がほとんどなかったのは惜しまれますが、どこでもいいから出場するのが今の細貝にとっては大切。

 で、やや右サイド中心の片肺飛行で攻撃はぐだぐだ気味(スタッツを見ると後半のほうがシュートが圧倒的に多いのですが、内容的には後半のほうが悪いのは明らか・・・)になりはしましたが、俺達の水野の単騎勝負&素晴らしいクロスを増田が決めてなんとか同点。さらに乾や谷口を投入して追加点を狙いに行きますが残念ながら同点どまり。

 勝てる試合を勝てなかったという意味では不完全燃焼気味ですが、反町はとりあえず中国・韓国戦を試行期間として位置付けている中、形自体はしっかり作れたのでそんなに悪い試合でもなかったかと。

 ただこの試合を見る限り苔口・中村・梶山といった辺りはスタメン起用する必然性は全くないような気がします。メンバーもまだまだお試し期間でしょうから、アジア大会でようやく骨格が固まって五輪予選入りという流れなんでしょうな。

------------------------------------

●反町康治監督記者会見コメント

Q:平山相太(F東京)について。

「やはり、ナイフもとがないと鋭くなりませんから、もう少しクラブでといでもらって鋭利な刃物で切れるようになってくれることを期待します」

------------

|-`)o0 そもそも平山をナイフに例えることに無理があると思うよ。

 平山はナイフというより金槌。金槌では相手を切り裂けないが、それはそれで別の使い道があるんでは?

※あとで録画見てから追記します。

| | トラックバック (0)

2006.11.21

(メモ)U21 日本1‐1 韓国

(スタメン)松井、千葉、青山、増田、中村、水野、梶山、青山熊、家長、平山、苔口

後ろはテストか?

(前半)
4-1-4-1?
平山のポストや大きなサイドチェンジを交えながらのサイド攻撃で何度かチャンスを作るがそれを決められず。
方や韓国は終了間際に個人技でワンチャンスを生かして先制。

(後半)平山にボールが入らなくなり、前半ほどチャンスできず。苔口はともかく家長を下げたのは謎。攻撃は右偏重になったが俺たちの水野のクロスを増田がヘッドで決めて同点。

青山直がやや不安定だったのと梶山が消えまくっていたのが残念。

中村負傷で萌が右SBで出場。

ホームゴール裏の応援はもはや惰性でしかないね

| | トラックバック (0)

ごらんアウェー:豊田2006

 負けると意気消沈して、せっかく仕込んでおいたネタもお蔵入り。

 それでも2年ぶり2回目の豊田スタジアムなのでメモ程度にスタジアムの風景を記録しておきます。

181118toyota6

・豊田スタジアムで非常に目立つのが広告。味スタや日産も出来た当時はゴテゴテと広告がついていたものですが、今や空きスペースが目立つ中、さすが世界の豊田。協賛企業から広告を集めまくって、スペースというスペースを埋めています。自動車産業の裾野の広さを感じさせます。

181118toyota7

181118toyota8

・コーナーにユナイテッド航空のバルーン型広告。しかし、その近くにはルフトハンザの広告板も。さすが世界の豊田。同業他社であろうがなんであろうが、広告集めに特段の縛りはないようです(まぁ路線が違うから別に問題ないんでしょうが)。

181118toyota2

・豊田スタジアムの弱点は食事情。売店はロクなものを売っていません。

181118toyota3

・だからといって、こんなところで「グランパス一家」の神通力に頼るのはいかがなものかと・・・

181118toyota4

181118toyota5

・比較的名古屋らしいものを、ということで「味噌串カツ」を購入。5本も入っていて500円なので、ビールのつまみとしてはお値打ち感があります。ちなみに豊田スタジアムは傾斜がきつくて見やすい反面、前の座席との間隔が狭いので是非ともカップホルダーを付けて欲しかったものです。

181118toyota1

・屋外ではこんな屋台を見かけました。地元知立駅や豊橋駅でも見かけましたが、結構有名なみやげ物なんでしょうか?

181118toyota9

・浦和より先に「力」が世界デビューしたように、名古屋より先に「グランパス君」が世界デビューしたようです。

| | トラックバック (0)

2006.11.20

【観戦記】日本女子 1-0 豪州

雨の中フクアリまでノコノコ行ってまいりました。

大橋体制にになって日本女子代表を生で見たのは初めてのような気がします。党首不在(あたりまえか?)なので特に何に注目するというわけでもなく、せいぜい北本投入に期待しながらだらだらと試合を見ていました。まぁ日本楽勝とはいえ、この日の豪州はあまりにもしょぼすぎて全然参考になりません。日本が終始優勢とはいえ決定機といえるものは少なく退屈退屈。それほどいいゲームとは思えませんでした。

フォーメーションはこんな感じでしょうかね?

     大野  永里
     柳田   澤
     宮本  酒井
矢野 小鶴  磯崎 安藤
        福元

 実際は柳田が前、澤がその後ろに控えるような感じになっていました。豪州はコンディションが良くないのか動きが至って緩慢。そのためゲーム全般を通じて中盤のプレスが甘く、日本のMF陣に簡単に前を向かせてしまいます。ただ豪州はフィジカルで圧倒的に優位にあることを利して、中盤を放棄して最終ラインで守りきり、カウンター一発を狙うような闘い方を選択していたようにも見受けられました。実際豪州の8番のFWが速くて矢野が再三ぶっちぎられたのと、豪州の選手にエリアの中に入り込まれると押さえきれない局面(アジア杯でもやられた場面・・・)があり、前半一度決定的なチャンスを与えてしまいました。

 しかし豪州のチャンスは後にも先にもこれっきり。他の時間帯は終始日本は優勢のままゲームが進みましたが、日本も中盤で優位に立つものの、でかい豪州の最終ラインを崩せないまま前半は0-0で終了。サイドからの放り込みによるチャンスメークは絶望的なので、DFラインの前の細かいパス交換でなんとかDFラインを破ろうとしていたようですが、前線でボールがキープできないのであんまり効果はなかったように思います。

 後半なぜか豪州はGKを交代。ところがこのGKのミスで日本にスローインを与えてしまい、スローイン→永里が右から低いクロス→豪州のCBがクリアミス→ファーにいた大野がゴールという形で日本に先制点が転がり込みました。その後柳田→宮間、永里→荒川、大野→丸山と選手交代。特に永里→荒川の交代は効果的で、荒川が前線でボールをキープしてくれるため日本の中盤がさらに動きやすくなって後方からの飛び込みも生まれやすくなりました。となると、なんで荒川がスタメンじゃないのだという最もな疑問がフツフツと沸いて来るわけですが、荒川はベレーザでもスタメンじゃないし、永里はベレーザで結果を出しているし、代表でも世代交代を図らないといかんし・・・ということになるのでしょうかね?

 一方後半の豪州はやたら選手を代え、3トップにして反撃を試みましたが、そもそもFWにほとんどボールが行かない上にパスミスが続出。全く試合にならないまま90分を終えた気がします。不甲斐ない相手に1点止まり、しかも得点機僅少では日本も誉められたものではないでしょう。

 右SBで出場の安藤。非常に評判の悪い起用ですが、確かに意味不明ですね。安藤の攻撃力を生かす趣旨なんでしょうが、その割に前半の日本の攻撃は左サイドに偏っていたような気がします。後半半ば以降ようやく安藤にボールが回ってきたかと思うと今後は安藤が電池切れ。左SBの矢野は攻撃が得意ではなさそうで、せっかく上がってきても無難なパスを選択するケースがほとんどで、両サイドとも攻守ともにさして期待できないヘンチクリンな4バックになっているような・・・

 ママさんになった宮本が代表復帰初戦でやたら存在感があったのがこの日最大の収穫でしょうか?

P.S.

 雨の中、フクアリにはなんと4000名強の観客が集まりましたが、その大半は動員と思しき子供やサッカー部員。チケットを買うのがばかばかしくなるほど、招待券が溢れていたようです。シュートが少ない試合は子供には少々酷だったでしょうなぁ・・・

| | トラックバック (0)

2006.11.19

(メモ)日本1 ‐0豪州

(前半)動きの悪い豪州に対し、日本が中盤で優位に立つものの、でかい豪州の最終ラインを崩すアイデアに乏しく次第に手詰まりに。
豪州は下手だがフィジカルに勝り、セットプレーや縦パス一本でゴールを決める可能性あり。

(後半)右サイドからの低いクロスを豪州CBがクリアミス。ファーの大野が決めて先制。
豪州は最後まで中盤が機能せず、パスミス多く話にならず。
荒川投入で前線でボール収まり、日本楽に。

| | トラックバック (0)

バレー界の奇奇怪怪

 たまには「かおる姫!」とTV前で叫んでいるオッサンです。

 タレントが前面に出てきてはしゃぎまわるのはいつものことで、もはや気にもならなくなりました。

 TVの都合で日本戦が常に夜のメインイベントとして組まれており、決勝戦の後に5-6位決定戦が行われるのは不自然極まりないとは思いますが、これは興行としてぎりぎり許容範囲でしょう。日本は残念ながら6位に終わりましたが、なんと竹下がMVP。これで世界選手権の権威もへったくれもなくなったと思いましたが、以下の出来事を知るとそんなことは些細なことでしかなかったようです。

 11/18の日経によると「テクニカルタイムアウト」を日本戦に限って他の試合より30秒長くする措置が取られたとのこと。試合の公平性という観点からは大問題でしょう。テレビ中継への配慮(CM時間?)と見られる措置ですが、それなら全試合で30秒延長するのが筋。いくらテレビマネーが重要とはいえ、ルールを特定チームだけ改変するってバレー界は越えてはいけない一線を越えてしまったのではないででしょうか?

 「スポンサー偏重姿勢がドイツW杯惨敗の遠因ではないか」と日本サッカー協会は随分叩かれましたが、特定チームのためにルールを曲げることを容認したバレー界って腐りきっているといわれても仕方が無い、由々しき事態だと思います。

| | トラックバック (0)

監督問題続報

ギド、退団決定(報知)

 豊田へ出かけている間に報知が次期監督問題について踏み込んだ報道をしていました。前日の報道から大きく踏み込んで「退団決定」になっています。

 福田コーチの件は明らかに観測記事。

 FC東京の原監督就任の件も、単に候補の一人でしかないのを拡大解釈しただけのような・・・

 試合は不運にも負けてしまい、こんなものにかまけている場合じゃないのですが、記録として残しておきます。

---------------------------------------------------

浦和のギド・ブッフバルト監督(45)が今季限りで退任することが17日、決定した。アウエーの名古屋戦(18日)の前日練習で、選手に家庭の事情による勇退を説明。一方、後任の有力候補だった原博実氏(48)が、急きょ、2年ぶりに来季のFC東京監督へ復帰することが判明。浦和の次期監督問題は白紙に戻った。また、OBの元日本代表FW福田正博氏(39)が来季コーチに就任することも明らかになった。

 優勝争いの大詰めで、指揮官の離別が決まった。この日の練習前、ブッフバルト監督はピッチに選手を集め「動揺せずにやろう」と話した。事実上の退団報告だった。

 故郷ドイツで、3年間の単身赴任生活で家庭問題が生じ、来季退団と報じられたが、クラブと選手は否定しなかった。藤口光紀社長は記者会見で「(監督には続投の)オファーは出した。アジアで優勝して、世界に出る野望を持っていたが、家庭の事情では引き留められない」と話した。今季終了後に最終交渉を持ち、その後に正式発表となるが、この日事実上の退任が決まった。

 18日の名古屋戦(アウエー)に集中するため、浦和選手には監督去就問題のかん口令が敷かれたが、さらに新たな衝撃が走った。後任監督の有力候補だった現解説者の原博実氏が、来季F東京監督に2年ぶりに復帰することが判明した。

 浦和の前身、三菱重工サッカー部出身で1998年から99年途中まで浦和の監督を務めた原氏は、現場復帰への強い希望を持ち、現在のチームスタッフとの信頼関係も厚いことから、後任の有力候補だった。だが、前磐田監督の山本昌邦氏ら複数と交渉を進めていたF東京側は1年契約を提示。F東京の村林裕専務はこの日、「交渉に関して一切話はできないが、原氏を後任の候補から外す理由はない」と否定しなかった。近日中に正式契約予定で04年のナビスコ杯優勝など、昨季までの4年間指揮を執った古巣に、衝撃の復帰を果たすことになる。

(後略)

(2006年11月18日06時05分  スポーツ報知)


| | トラックバック (0)

2006.11.18

【観戦記】名古屋 1-0 浦和

181118nagoya1

 決めるべき時に決めておかないと勝てない。これで今季6敗目となってしまいましたが、その中では最も惜しまれる敗戦。手も足も出なかったわけではなく、コンディションに差があったわけでもなく、判定に恵まれなかったわけでもない。勝てるゲーム、勝つべきゲームを落としてしまった感の強いゲームでした。内容はそんなに悪くはなく、この敗戦は前節再びガンバに6差、川崎に7差となって気が緩んだ浦和への「神の鉄槌」と受け止めて次節以降を闘ってゆけば問題ないでしょう。

 3トップの名古屋に対し、ギドの選択はなんと4バック。確かに先週の練習で4バックを試したとの話が出ていました。しかし、何事にも慎重なギドのことですから絶対に4バックはやらないと思っていたのですが、その後甲府・FC東京と3トップ気味のチームが続くことを考えたのでしょうか?

 フォーメーションはこんな感じ。

    ワシ
       ポンテ
 アレ       暢久
    長谷  啓太
内舘 ネネ  釣男 平川
      山岸

 中盤ボックス型の4-4-2に近いイメージでしょうか。名古屋のキーマンである長身のヨンセンは基本的にネネが応対して闘莉王が余る感じ。急造4バックですが、守備は何の問題もなく機能していたと思います。左SBに相馬ではなく内舘を起用したのがギドらしい守備重視の布陣。ネネはたまにヨンセンを離して拠点を作られてしまうことがありましたが(ヨンセンって最前線にデンと構えているわけじゃなくて、結構中盤まで下がってくるんですね。)、その後の展開を許さず。玉田・杉本には何もさせなかったといっていいでしょう。サイドからボールを送られても中央できっちり跳ね返せていましたし、飛び出しが怖い中村や藤田は位置が低すぎて大して攻撃に絡めず。

 しかし残念ながらこの新布陣は攻撃面では前半それほど機能しているようには見えませんでした。立ち上がり早々に左のポンテから右サイド敵陣深いところでフリーになっている暢久にパスが通った場面と、ワシントンがDF二人を交わしてシュートを放った場面(ポスト直撃!)ぐらいでしょうか、得点機といえるのは。

 マリノス戦の前半同様前線でボールが収まらず、中盤の選手の動きも停滞気味。名古屋もワシントンの1トップを想定していつもの3バックに代えて本田-増川-スピラール-大森の4バック気味で守っている(全体としては4-3-3?)のですが、名古屋がうまくスペースを消しているのと、中盤やサイドでのプレスが結構厳しいため、なかなか良い形でボールを回すことができません。浦和やや優勢ながら消化不良感の漂うまま前半終了。

181118nagoya3

 ギドもやはり逼塞感をおぼえたのか、後半は暢久の位置を代えて来ました。

      ワシ
 アレ   暢久 ポンテ
    長谷  啓太
内舘 ネネ  釣男 平川
      山岸

 前半は右サイドで半ば蓋になっていた暢久を中央に寄せ、暢久の運動量で名古屋の守備陣をかき回すことで浦和は局面打開に成功。名古屋が守備で数的優位を確保することが難しくなり、浦和はアレックスやポンテのサイド攻撃も交えながら各地で名古屋の守備網を寸断して何度かビッグチャンスを得ましたが、ここで得点が取れなかったのが今日の敗因。ワシントンは今日も主審の判定にいらだって一枚イエローをもらってしまいましたが、調子は完全に下降線を辿っているよう。ポンテは尻上がりに調子を出して来ましたが、簡単にボールを失ってしまったり、肝心な時に玉離れが悪かったりとこれまた不調。この日は前目の選手にやや冴えがありませんでした。

 また全般を通じて両SBが良い形で攻撃に絡めなかったのも敗因に上げていいかもしれません。内舘も平川も不慣れながらそれなりに頑張ってはいましたが、MFと連携してサイドで数的有利を作りながら敵陣を崩すという4バックらしい攻撃はほとんど見られず。特に平川は前に出て行ってもすぐに単騎勝負になってしまいます。守備を重視して4バックを選択したのが攻撃面では裏目に出たと評価していいでしょう。

 さはさりながら圧倒的に浦和優位で進んだ時間帯。ギドが選手を代えて一気に相手を突き放しにかかるのは妥当だと思いますが、ギドの選択はなんと暢久→伸二。内舘→相馬とか、アレ→相馬とか、ポンテ→達也とか、平川→岡野とか、ポンテ→伸二とかいろいろな選択肢はあったと思いますが、浦和に良い流れを呼び込んだ暢久を代えたのは失着以外の何物でもないでしょう。しかも投入した選手が達也ならまだしも運動量の少ない伸二とは・・・ ポンテと伸二を並べたことで非常に不吉な予感がしたのですが、やはり案の定ボールの流れは再び停滞気味に。

181118nagoya2

 この一手で勝利の女神が逃げたのでしょう。その直後この日唯一のチャンスをヨンセンに決められてしまいました。左サイドやや深い位置でどフリーになった本田から高精度のクロスを中央に送られ、ヨンセンがズドン! この時ヨンセンに付いていたのはなぜか内舘。当然ヨンセンに敵うはずもありません。本田がフリーになったのはこぼれ玉を拾われた場面だったので、その前に一度右サイドを崩されたのが負けの遠因になりますが、それは後で録画で確認します(^^;

※ワシントンがビッグチャンスを外した直後にポンテのクロスを名古屋に拾われてカウンターを食らい、ヨンセンのポストプレーから右サイドへ展開され、一度はクロスを闘莉王がクリアしたものの、それを本田に拾われました。TVでは失点直後に内舘が大写しになっていたのでいかにも内舘が悪そうに見えますが、闘莉王のアバウトなクリアのほうが罪が重い気がします。

 あとはポンテに代えて達也を入れ、さらにお約束の闘莉王大作戦でなんとか引き分けに持ち込もうとはしましたが、そうそう上手く行くものではなく悔いの残る敗戦に。1点をもぎ取った後、消化試合にも関わらずどうしても浦和に勝ちたい名古屋守備陣の集中力・執念は見事。一方ギドはなぜか交代枠を一つ余し、モヤモヤ感をいや増す結果に。

 名古屋は後半早い時間から楢崎が時間稼ぎを繰り返すなど、ホームで恥も外聞もなく、負けないことを念頭に闘っているように伺えました。良い言い方をすれば相手が格上であることを認め、守備意識を強く持ってワンチャンスを生かすことに専念した闘い方を選択したということなのでしょう。

 その戦略にまんまと嵌った浦和。リーグ優勝の難しさを痛感させられた残念なゲームでした。

| | トラックバック (0)

(メモ)名古屋1 ‐0浦和

(スタメン)平川、山岸が復帰した他はマリノス同様。

主審長田。

(前半)なんと平川、闘莉王、ネネ、内舘の4バック。
ポンテ→暢久やワシントンの個人技でチャンス作るが無得点。
全般に名古屋にスペースを消され、厳しくプレスを掛けられて苦戦気味。右サイド攻撃が鍵か?
だが即席4バックの守備は機能し、名古屋はノーチャンス。
名古屋は4-3-3か。

(後半)暢久の位置を中央寄りに変えたのが成功。中盤の流れが良くなり、何度かチャンス作るがまたも無得点。
しかも中盤の活性剤になっていた暢久を伸二に代える謎采配で自滅。相馬を投入せず交代枠を余らせたのも謎。
一方名古屋はワンチャンスを決めてそのまま逃げ切り。実力差は歴然だったが名古屋の策にはまった。

| | トラックバック (0)

2006.11.17

素早いフロントの対応~ギド去就問題

 昨日から話題騒然となっているギドの進退問題について、オヒサルにてフロントが意見表明

「監督問題は、リーグ戦終了後に決定しようということでギドと合意しています。」

これに尽きます。

 優勝争いの渦中にあるチームにふさわしくないくだらない次期人事問題について、最も平穏かつ妥当な形で素早く火消しにかかったフロントには敬意を表したいと思います。昔では考えられないスピード感覚ですね。

| | トラックバック (0)

ギド、一転勇退?

ブッフバルト監督今季限りで勇退へ(報知他)

 浦和情報については抜群のスピードと正確性を誇る「俺達の報知」が早々とギド続投を報じていましたので、昨日のギド帰国の報には驚きを禁じ得ませんでした。

 ただ監督一年目終了後の契約更改時にもギドは家族の問題を抱えていることが障害になったと伝えられており、今回の話は特段目新しいものではありません。今回のニュースを深読みすればギドが帰国の希望を持っていることは確かで、独紙に「できれば帰りたいですね」とリップサービスを含めて言ったつもりが勇退にまで話が発展しただけのことかもしれません(各紙とも独紙の記事をもとに記事を作っていますが、報知は過去の報道の経緯があるせいか、一番「勇退」には否定的なニュアンスを感じます)。

 藤口社長が独紙報道を肯定も否定もしないところからするとギド来季続投が決まっていないことだけは明らかで、現段階では成り行きを見守るしかないですね。

 千葉、鹿島、FC東京、横浜M等々優勝争いにも残留争いにも無縁なチームで早々と来季人事が話題に上るのは世の常であり、半ば致し方ないところですが、優勝争いの真っ只中にある浦和にその手の話が沸いて出てきたことは誠に残念です。

 ちなみに私はこちらで述べたように必ずしも来季ギド続投に好意的な者ではなく、リーグ優勝で花道を飾るのは望ましい姿だと考えています。ただ後任が原というのはさすがにちょっと抵抗が・・・ 他チームに比べて豊富(?)な手駒を生かして国内リーグとACLを併行して闘うスキルのある監督って日本人にはほとんどいないでしょう。ここでBミュンヘンとの提携を生かさない手はないと思いますが・・・

-----------------------

Jリーグ初優勝を目前にした浦和に衝撃が走った。契約延長を求めていたギド・ブッフバルト監督(45)が、今季限りで退任する可能性が16日に浮上した。同日付ドイツ紙「ウェルト」が、3年間単身赴任状態にある指揮官が、故郷ドイツの家族と暮らすために帰国を決意したと報じた。浦和側はすでに1年間の契約延長を打診していたが、交渉が不調に終わった場合、浦和、F東京の監督を務めた原博実氏(48)が後任の最有力候補となる。

 「ウェルト」紙によると、ブッフバルト監督は「やはり家族が大事。これ以上家族とは離れていたくない。12月以降、家族とゆっくり過ごしたい」と話し、退任の意思を固めているという。

 さらに、現在来日中のシルビア夫人も同紙で「複数のクラブから夫の電話番号を知りたいという電話を受けている」とコメント。ドイツなど欧州の複数のクラブから監督就任の打診があることを認めている。

 ブッフバルト監督は現役時代にプレーした浦和の監督に、04年に就任。だが、この3年間は単身赴任生活だった。04年9月に父・ヴェルナーさんが病死した際は、シーズン中で最期をみとることができず、精神的ショックを受けていた。そのため、同年12月のJ1チャンピオンシップ横浜M戦後、当時の犬飼基昭社長(現Jリーグ専務理事)に一度退任を申し入れた経緯もあった。だが、強く慰留を受け、今年の天皇杯優勝などリーグ屈指の強豪に導き、今季のJリーグでは初優勝に大きく近づいている。

 フロントは手腕と実績を高く評価。10月、1年間の契約延長の正式な申し入れを済ませていた。来季の戦力編成問題も継続的に合議し、幹部は来季続投に強い手応えを感じていた。

 今季リーグ戦終了後に最終的な契約交渉を持つ予定だが、慰留がかなわなかった場合、関係者によると、98年から99年途中まで浦和を率いた三菱OBの現解説者、原博実氏が後任の最有力候補に浮上している。ブッフバルト監督の決意ひとつで、常勝軍団に今オフ、激震が走りそうだ。

| | トラックバック (1)

2006.11.16

【録画一部観戦】日本3-1サウジ

BSで放映されていたサウジ戦を録画観戦。

3点目を取った後は全部津波報道でしたorz

ゆえに闘のPK大外し場面は見られず、完全に負け組・・・

でも2点目、3点目は美しかったからいいんじゃないでしょうか?いずれも良い意味での千葉臭い得点シーンでした。

高い位置でのボール奪取、素早い攻守の切り替え、ワンタッチパスの連続、サイドへの展開、DFの積極的な攻撃参加、好機に飛び込んでくる枚数の多さ(逆サイドのWBまで上がってくる!)・・・ ああ、千葉臭い。

千葉の選手が巻と阿部しか出ていないのに、そこそこ強い相手に対しあれだけ千葉臭い得点シーンが出来るようになったって、それだけで今年は収穫大あり。

これで同型の我那覇に比べ明らかにパフォーマンスの悪かった巻を外せば(単なる好き嫌いですがw)、とりあえず国内組の完成形でしょうな。

しかし、啓太の得点機をブロックする巻。浦和には相変わらず鬼門ですな・・・

P.S.

ダイレクトパスを多用し、しかも中央に頻繁に顔を出すアレックスって別人みたいですね。今日も浦和強化に強力してくれてありがとう>オシム

でもPKを与える遠因になった啓太のパスミスは頂けない(´・ω・`)ショボーン

| | トラックバック (0)

2006.11.15

奥会津旅行記

 11月3日といえばつい2、3年前は「浦和の日」と相場が決まっていたものですが、今年は早々とヒマヒマになってしまったので、仲間と泊りがけで旅行に出かけることにしました。

 行ってきたのは奥会津。早朝に埼玉を出たにも関わらず、蓮田あたりまではやや渋滞気味。さすがは紅葉シーズンの3連休。那須塩原あたりも紅葉狩りの行楽客でやや渋滞しましたがなんとか会津街道に辿り着きました。

 第一のターゲットは「塔のへつり」。岪(「山」かんむりに「弗」))と書いて「へつり」と読むようですが、こんな漢字、他で見たことないっちゅーねん・・・。「へつり」とはこの地方の方言で川にせまった崖や急斜面のことをさすとのこと。長期にわたる阿賀川が凝灰岩の「へつり」を侵食し、さらに風化が進んだことによって塔状の奇岩が林立したような景観が形成されたらしい。

20061103aizu1

 まだ午前中というのに「塔のへつり」には各地から人がワラワラやってきて大変な賑わい。さほどの規模でもない土産屋・軽食堂も大繁盛。高さ的にはどうということのないつり橋ですが、なぜか横揺れするんですよね、これが。

 つり橋を渡った先にはありがちな祠が。

20061103aizu2

 次は近隣の「大内宿」へと向かいます。国道から外れたのが幸いして、旧会津西街道の宿場町の佇まいをよく残していることで知られる大内宿ですが、ここへ向かう車が予想以上に多くてびっくり!!!どうやら駐車場待ちの行列が延々と伸びていた模様ですが、行列の後方ではそんなこととは露知らず。しびれを切らして、一行はドライバーを残してぷらぷら歩き出すことに。

20061103aizu3

 ちょっと奥入瀬渓谷っぽくもあります。

20061103aizu4

 赤・黄・緑のパッチワーク模様を織り成す小山をバックに落ち着いた佇まいを見せる大内宿。茅葺き屋根の家屋が40軒ほど軒を連ねています。もっとも観光客が多すぎて雰囲気は全く落ち着いていませんが、お土産屋や軽食屋を冷やかしながら散策。民宿を兼ねているところも少なくないようです。

20061103aizu5

 蕎麦屋の軒先で味噌なんかを販売。試食させてくれるのはいいのですが、調子に乗ってあれこれつまんでいるとビールが欲しくなってしまうのが難・・・

20061103aizu6

 渋滞に嵌ってすっかり昼飯が遅くなってしまいました。至るところに蕎麦屋がありますが繁閑に差があるようで、手ごろな店を見つけて適宜入店。入ったのは「大黒屋」という店。今にして思えば「大黒」という名前が良くないな。

20061103aizu7

 メニューの先頭にあってこの店のお勧めらしき「ねぎ一本そば」を注文。1000円也。

 「ねぎ一本」の意味がよくわからず少々不安でしたが、出てきたものを見てビックリ!!!まさにその名の通り「ねぎ一本」がそばに添えられて出てきました。どうもこれを箸代わりに、時々ねぎを齧りながら食えということのよう。実はワシは白ネギが苦手で、すき焼きなんかにネギは入れない派なのでちょっと参りました(それならネギ入りを頼むな!というツッコミは禁止)が、幸いなことにここのネギは臭みがなく、やや甘めだったので大過には至りませんでした。

20061103aizu8

 渋滞で時間をずいぶん取られたため若松市街等当初観光予定の箇所はすべてすっ飛ばして猪苗代地ビール館へ向かいました。地ビール館は既に闇の中。閉店時間寸前に滑り込んで地ビールを購入。もともと団体さん中心に観光客目当てなのでしょうか、ビールが売り物なのに夜間は営業してないようです。

20061103aizu9

 宿泊は磐梯山を越え、福島市西郊の土湯温泉のさらに奥にある「雛の宿・東海温泉」に。単純泉ですが露天風呂が広め。そしてなにより経営者並びに従業員の応対の心地よさに感心しきり。これといった特徴のない宿でも、接遇のあり方次第で随分印象が良くなります。サービス業の原点を見る思いがしました。

20061103aizu10

(おしまい)

| | トラックバック (0)

2006.11.14

幹事長解任動議に寄せて

Dougi1

 小うるさい奴らめ・・・ 

| | トラックバック (1)

2006.11.13

観客動員を考える(ホーム15節終了時)

Kankyaku061112

 マリノス戦の観客数は52,582名。

"All Come Together"一大キャンペーンを張ったせいか、バックロアーはほぼ全部埋まり、メインロアーもアウェー側に半分くらい空席を残しただけの客入りでしたが、残念ながらこの日は氷雨。時間によっては激しく降ることもあり、シーチケ組を中心に欠席者が多数出た模様。また南側自由席はホーム、アウェーとも上段に空席が見えていましたし、残券が4000枚程度しかなかった割にはやや拍子抜けする客入りでした。川崎戦と比べ2000人程度しか増えていない勘定。但しマリノス戦でリーグ戦累積観客数は654,727名となり、残り2試合でクラブの目標=75万人突破はほぼ確実になりました。

 天候に祟られて結果はイマイチでしたが、"All Come Together"キャンペーンにかけるクラブの熱意は本物ですね。浦和美園駅からスタジアムへ向かう歩行者用通路には"All Come Together"の旗、旗、旗。そして南スタジアム前広場の「埼玉スタジアム2002」ゲートにも"All Come Together"の幕。近隣のイオンも大々的にキャンペーンに参加していただいたようで、甲府戦の前にちょっと見に行ってこようかと思います。

 もう来年のカレンダーが出る季節。ハーフタイムにはB2判カレンダーの宣伝。月毎の内容紹介って前からやってましたっけ??? 大トリに永井を配して婦女子の心を鷲づかみにする心憎い演出www(06年も12月は永井ですね) 試合も勝ったことですし、試合帰りに思わずカレンダーを買って帰った方も多いことでしょう。

 オッサン的にちょっと心配なのは来年のクラブ&ナイキの商魂。ACL仕様でもともとレプリカの種類が増える上に、年に1回しか着ないのに「黒」のサードユニを無理やり作ってウハウハでんなぁ、こりゃ堪りまへんわwwwとかやりかねない気が・・・

P.S.

20061111marinos

 横浜理髪業組合の皆さん。いつ見ても気持ち悪いことこの上なし。雨が降るとやはり傘の数も増えるようです。

 戦績、チーム状態関係なく楽しそうですね(棒読み)。

| | トラックバック (0)

2006.11.12

【観戦記】浦和 1-0 横浜M

 相も変わらず見所が少ない試合。最後はアップアップになりながらもきっちり先制点を守りきる今季御馴染みの展開。5万の観客にも、ロンドンからわざわざやって来たテレビクルーにも誠に申し訳ない内容だったけれども、いまさらどうすることもできない。この日スタジアムが最も沸いたのは暢久のゴール時ではなく、ガンバ&川崎の敗戦が報じられた時だったように思えて仕方が無いけれども、もうこれでいいのだ(バカボンのパパ風)。「糞つまらない内容だけれどもきっちり勝つ」って岡田マリノスのお家芸を奪ってしまったようだけれども、この期に及んではこれで押し通すしかないのだ。

 立ち上がり早々闘莉王が相手選手と交錯して悶絶した時にはぞっとしたけれども、なんとか事なきを得て一安心。雨でピッチが随分水を含んでいるのか、踏ん張りが利かずに転倒する選手が続出。前線にボールが納まらず、中盤でもミスが相次いで全くチャンスが作れず、マリノスにきっちりスペースを消されて前半30分間なんとシュートゼロ。もっともマリノスにもチャンスを与えていないので良く言えばマリノス戦らしい「守り合い」の試合なんですが、手に汗握るせめぎ合いというにはほど遠く、退屈極まりない時間帯でした。

 だがその「凡庸の均衡」を破ったのは浦和。永井の浮き玉のパスに松田(笑)が対応を誤ってポンテへ繋がり、マイナスのパスを暢久が叩き込んで先制。暢久の先にはワシントンがフリーでいたのでスルーでも良かったのですが、DFはワシントンに釣られて暢久への対応が遅くなったんでしょうな。暢久の横で形ばかりのスライディングを見せているのはやっぱりロサンゼルス?

 その後は圧倒的なレッズペース。後半20分くらいまで右サイド攻撃を中心に何回か決定機を掴みましたが、そこで追加点が取れずにゲームをややこしくしてしまいました。この日右WBに起用された永井。平川がベンチにも入らなかったところを見ると永井起用は作戦的なものではなく、単に平川負傷後の状態があまり良くないだけのことと思いますが、クロスの精度はイマイチだし、自身のシュートは枠に飛ばず。でも対面のドゥドラにも決定的な仕事をさせなかったので可も無く不可もなしといったところでしょうか。

 マリノスは先週の天皇杯から4-4-2を採用。人数をかけてサイドを攻略する意図が伺えましたが、左SBドゥドラの劣化は激しく、そしてなんといっても右SBにロサンゼルス栗原を起用する謎采配(なんで本職の田中隼じゃないんですかねぇ)でほとんど機能せず。前半はきっちりスペースを埋めて守備だけは機能していたのですが、先制されてからはサイドをズコズコ破られだして全くいいところなし。

 しかし後半30分過ぎからは浦和のDFラインが下がり、さらにボランチがDFラインに吸収寸前になって中盤のプレスが効かなくなり、マリノスお得意のサイドからの放り込みを許す始末。中澤へのマークが外れてフリーでヘッドを放たれ、さらに交代出場の坂田に正面から決定的なシュートを撃たれ、悲鳴と絶叫がこだまする中、ぐだぐだの内容ながらもなんとかかんとか凌ぎきって完封勝ち。終盤は暢久が右に、永井が前に出ていましたが、この辺は慣れたもの。伸二のミドルで流れが変わるかと思いましたが、そんな様子は全く無し(´・ω・`)ショボーン

 坪井と堀之内を失って打ち合いの試合になるかと思ったのですが、思いもよらぬ無失点試合。マルケスと対峙した内舘。前半一度ぶち破られたくらいで後はプロフェショナルなファウル(笑)を織り交ぜながらなんとかかんとか完封。でもやっぱり内舘が心配だったのでしょうか、闘莉王は攻撃参加を自重。一方ネネは大島相手に楽勝。坂田はコンディションが良くないのでしょうか。スピードの無いネネに坂田が対峙するほうがよほど嫌だったのですが、でかいだけの大島がスタメンだったのにはかなり助けられました。

 埼スタのリーグ戦ではマリノスに勝っていないなんて、条件付きのジンクスを持ち出す向きもありましたが、なんだかんだと今季マリノスに4戦全勝。それどころかCS第1戦-河合にヘッドを叩き込まれたあの日以来マリノスには負けていないという相性の良さがくだらないジンクスに勝った感じ。さらにいえばこの日のマリノスからは勝利への渇望とか意欲というものがあまり感じられませんでした。後半30分くらいまでは球際の鋭さでは浦和が優っていたように見えましたし、最後のパワープレーで1点がもぎ取れなかったのもその辺に原因があるのかもしれません。勝利へのこだわりというものは岡田が全部持ち去ってしまったのかもしれませんね

P.S.

 再三ワシントンやポンテが激昂していたバック側の副審。確かにプレーに関与していない選手の見極めが下手で大昔の基準で旗を上げていたような気がしたけど、大昔基準でいえば明らかにおかしな判定は1度しかなかったように思う。ワシントンに異議でイエローを出さなかった松村裁きに感謝。ああいうオフサイドの判定に対してよく見えないはずのゴール裏から野次る神経がよくわかんねーな、ワシは。

P.S.2

 2007年レッズカレンダー。12月は永井。どう見てもサッカー選手として扱われていないんですが・・・ 永井がいるといないとではカレンダーの売れ行きが全然違うんでしょうなぁ・・・

 そして06年を通じてバリバリのレギュラーだったにも関わらずカレンダーに載せてもらえない堀之内の立場は・・・

 浦和のカレンダーのポジション争いはゲームよりも厳しい。おそらく。

P.S.3

 山瀬に対してはスタメン紹介時に激しいブーイングがあった程度で、ゲーム中は特段反応なし。まぁ仕様どおり消えている時間が長かったので自然とそうなっちゃったのだとは思いますが、マリノスと闘っているのではなく山瀬と闘っている按配にはならなかったのは幸いでした。

P.S.4

 せっかくの攻撃参加を完全に無視される内舘。日本代表の坪井ですらパスが来るまで何年もかかったのだ。がんがれ内舘、オシムも見ているぞw

---------------------------------------------------

横浜M・水沼監督今季限り…J1第30節(報知)

 横浜M・水沼貴史監督(46)の、来季続投の可能性が極めて低くなったことが11日、分かった。チーム幹部は「監督は白紙」とし、水沼体制が今季限りとなることを示唆した。

 水沼監督は8月末、岡田武史前監督の辞任を受けてコーチから昇格。連勝スタートを飾り、現在までリーグ戦を5勝5敗1分けで乗り切った。だが一方で、J連覇から徐々に勢いが衰えたチームを完全によみがえらせるのは難しく、10月28日の広島戦では0―3と大敗。今月に入り従来の戦術や起用法を見直すなど、新たな挑戦を始めている。

 来季は世代交代を進めなが ら結果も求められる難しいシーズンとなるが、チーム側は経験豊富な指揮官の招へいを計画。関係者によると、トニーニョ・セレーゾ氏、ハンス・オフト氏、大分のシャムスカ氏らをリストアップしている。

 また、水沼監督に関しては、チーム幹部は「(クラブを)辞めさせる理由はない」とし、コーチなどのポストを要請する見通しだ。

(2006年11月12日06時07分  スポーツ報知)

|-`).。oO 浦和はまた一人首を切ってしまったのかな?

 水沼は来季をにらんで慣れない4-4-2で浦和に臨んできたのだけれども、そんな努力も水の泡・・・ 水沼はハナから暫定監督の位置づけだったとは思えないのですが、マリノスもいよいよ迷走期入り?

---------------------------------------------------

川崎F側が主審に猛抗議する中、平山は「判定を敗戦の理由にしているようでは(川崎Fは)優勝できないでしょ」と冷静に話した(スポニチ)。

|-`).。oO お前が言うな・・・

| | トラックバック (2)

2006.11.11

(メモ)浦和1 ‐0横浜M

(スタメン)

体調不良の山岸に代えて都築。怪我の堀之内に代えてやはり内舘。さらに右WBにはなんと永井!

前線はワシントンの1トップにポンテ、暢久。

鞠はやはり4-4-2か?

(前半)

やや様子見風。双方中盤ミス多く、前線にボール納まらず、退屈な試合。しかし右サイドで一瞬の隙をついてポンテ→暢久で先制!
マリノスの4-4-2全く機能せず。

(後半)

両サイドからチャンス作るが追加点ならず。オフサイドの判定に再三激怒。

30分くらいからラインが下がり横浜の放り込みを許すはめに。

ぐだぐだでも凌ぎきるのはいつも通り。

今日は勝ちたい気持ちで明らかに横浜に勝っていた。

| | トラックバック (1)

豪クインズランドと業務提携?

浦和、ラグビーとスクラム…豪クインズランドと業務提携へ(報知)

・左ひざ半月板損傷で戦線離脱していた堀之内、13日に内視鏡手術決定。今季リーグ戦出場は絶望的。
・坪井、左ひざ痛は予想以上に長期化。「リーグ戦の最後に間に合うかどうかという状況」
・GK山岸も原因不明の胃痛を発症
暢久、家庭の事情で練習を欠席www

と不穏なニュースが相次ぐ中、俺たちの報知は浦和ウォッチを欠かしません。

 でもよく読むと本件はフロント幹部がコメントしているわけでもなんでもなく、単に都筑副知事が州総督との話のネタとして大法螺を吹いているようにしか読めないんですが・・・ 犬飼前社長が「フィーゴもいいねぇ」と言っていた話よりもさらに確度が低いような・・・ 

 サッカー人気が低い豪州の、しかもラグビークラブと業務提携して浦和が得るメリットなんてほとんどないじゃないでしょうか? レッズ繋がりで提携するなら「シンシナティ・レッズ」でもええんかとツッコミを入れたくもなりますが・・・ 

 話が雲散霧消してしまう確率大と思いますが、一応記録に残しておきます。

------------------------------

 首位・浦和が現在来日中の豪州の名門ラグビークラブ「クインズランド・レッズ」と提携を結ぶプランがあることが10日、明らかになった。偶然に同じ名前を持つ人気クラブ同士の異種目間タッグは、本拠地がある埼玉県とクインズランド州が姉妹提携していることから浮上。世界最強クラブ計画を着々と進める浦和。まずは11日の横浜M戦に完勝し、初の年間リーグ制覇を目指す。

 「赤い同盟」計画は、クインズランドと日本代表との試合前に行われた。この日の昼、クインズランド州の女性総督、クエンティン・ブライスさんが埼玉県内で都筑信・埼玉県副知事と会談を持った。埼玉県が株主でもある浦和レッズの取締役も兼務する副知事によると、同じ名前を持つ人気プロクラブ同士の提携が話題に上がったという。

 「同じ名前で、向こうにはラグビーチームが、こっちには今日本で一番強いサッカークラブがある。(提携の話題は)かなり盛り上がりました」と関係者は会談の状況を説明した。埼玉県とクインズランド州は1984年に姉妹都市提携に調印。「これまでは文化交流が主でしたが、さまざまな面での提携が重要になってくる」と都筑副知事。今後の交渉次第だが、スポーツ部門での提携を歓迎した。

 ラグビーから得るものは多い。「どちらも予測が重要となるコンタクトスポーツで共通点はある。スピードとパワー強化など、ラグビーのトレーニングから得るものは多いのでは」と浦和のスタッフは指摘。今年春、豪シドニー合宿を行っており、現地で開幕前の体力強化目的の合同練習も可能。提携が成立すれば、豪州での知名度は飛躍的に高まる。赤い悪魔の世界進出計画の絶好の足掛かりになりそうだ。

(中略)

 ◆クインズランド・レッズ オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの地域代表チームによるリーグで、世界最強とも言われる「スーパー14」に所属。本拠地はオーストラリア・クインズランド州ブリスベーン。前オーストラリア代表監督でトップリーグ、サントリーのアドバイザーを務めるエディ・ジョーンズ氏が今季から指揮を執る。今季の成績は12位。

(2006年11月11日06時06分  スポーツ報知)

| | トラックバック (0)

2006.11.10

塞翁が馬

 より強力なFWを求めて昨冬早々とマリッチと契約更新しないことを決断した浦和は、白羽の矢をマルケスに立てていた。

 ところが条件が折り合わず、マルケス獲得を断念。方針をワシントン獲得に転換し、無事獲得に成功。

 ともにJリーグで実績があるFW。マルケスは前線でのキープ力に長け、ワシントンほど得点力がない代わりにスピードがある。マルケスが浦和に来てもなんらおかしくなかったのだが、分不相応の条件をふっかけたのが良くなかった。浦和は見かけによらず案外買い物はシビアなのだ。

 で、今季のマルケスはそもそも負傷欠場が多かったことも相まってリーグ戦ではわずか2ゴール(第30節終了時点)。岡田監督退任と前後して負傷治療を理由に一時ブラジルに帰国し、そのままあぼーんというよくある結末を迎えるかと思ったのだが、何時の間にかノコノコと戻ってきて先日の天皇杯愛媛戦で決勝ゴールを決めたりしているけれど、どう見ても期待外れ。浦和が飲めなかった条件を飲んだ横浜の御大尽ぶりには敬服するしかないが、まぁ大金をどぶに捨てたと言われても仕方あるまい。

 一方のワシントンはドイツ合宿での負傷というアクシデントはあったものの、これまで21試合出場で22得点と期待通りの働き。浦和の得点の約1/3を叩き出しており、良くも悪くも「ワシントン頼み」と言われる今季の浦和を象徴する存在になっている。

 まさに「塞翁が馬」。

 しかしマルケスが折れて浦和に来ていたら優秀な医療スタッフの庇護を受けて特段大きな怪我もせず活躍していたかもしれないし、ワシントンが他のチームへ行ったなら碌なボールを貰えないがあまり中盤にずるずる下がって来てチームをかき乱していたかもしれない。

 だから、マルケスを断ったことが間違いだったかどうかもわからないのが世の中というものだ。

 そしてマルケス同様自ら浦和を蹴って、違う人生を歩むことを選択したあの男がついに埼スタにやってくる。赤く染まった埼スタで彼は何を思うのだろうか?

| | トラックバック (0)

2006.11.09

続・レッズトレイン

 今週のサカダイ(No.869)によれば、あのしょぼい「レッズトレイン」はクラブが依頼したものではなく、埼玉高速鉄道(SR)のアイデアによるものとのこと。

 SRも大赤字を抱えているから、あれが精一杯だったんでしょう。またSRはレッズ戦の観客輸送が一大収入源になっているとはいえ、レッズのパートナーでもなんでもないわけだから、"All Come Together"の呼びかけにああいう形で応えていただいたのは誠にありがたい限り。

 ボロくそに言って、正直スマンかった。

P.S.

 まぁ笑われても仕方のない出来だとは思いますが、クラブの親会社の肝いりで出来たわけではないところに留意してもらいたいものですな。

| | トラックバック (0)

恐悦至極

浦和世界ビッグ10仲間入り(報知)  

 リーグ優勝を一度もしたことがないクラブが欧州のビッグクラブに伍して世界のビッグ10に選ばれるなんて、こそばゆいを通り越して恐悦至極でございますな。

 世界クラブ選手権に出場するオークランドCの立場を思い切り堪能させていただいたようでありがとうございますと、恐縮しながらもおもっきし踊って置くのが浦和クォリティー。

 まぁFIFAとしては巨大市場であるアジアを無視できず、その中から一つ選んだにすぎないのでしょうが、TV放映するからにはある程度絵になるクラブを選ぶのが当然。平日のカップ戦とはいえわずか1,824名の観客しか集められない9冠を誇る古豪よりは、カップ戦しか実績がないけれどもスタジアムに6万人が集まる浦和を選ぶのは当然といえば当然でしょうな。

 アジアのクラブチームとしては実績格上の韓国やサウジ、カタールのクラブが入らないのも同様に見栄えの問題が大なのかも。イランだとだいぶ観客もいると思いますが、中東の常としてヒゲ面のオヤジだらけで、しかも衣装が白一色なのが難かも。

--------------------

 リーグ首位の浦和がFCバルセロナなど世界屈指のビッグクラブの仲間入りを果たした。衛星放送などで世界130か国に放送されるFIFA公認のサッカー番組「キングス・オブ・クラブス」で、大特集されることが8日、分かった。

 この日午後、IMGメディアロンドンのテレビクルーが大原グラウンドを訪問。プロデューサーのゲイル・ファーマーさんによると、クラブ王者として特集が予定されているのはチェルシー、マンチェスターU、浦和と業務提携を結ぶバイエルン・ミュンヘン、FCバルセロナ、レアル・マドリード、アヤックスなど、欧州CL制覇などの実績を誇る世界の強豪ばかり10クラブ。欧州以外のクラブではアルゼンチン名門ボカ・ジュニアーズと浦和のみだ。

 「絶大なサポーター人気を誇るアジアで有数のクラブ。カップ戦で優勝も果たしている。欧州での知名度もあるのでアジアで唯一選んだ。全世界で放送されるメリットは大きい」とファーマーさんは説明した。欧州で知名度の高い小野伸二(27)と、将来的に欧州進出を狙う日本代表MF長谷部誠(22)のインタビュー収録などを行った。

 世界に流れる30分間のレッズ特集は来年3月以降、日本国内でも地上波などで放送予定だ。

(2006年11月9日06時06分  スポーツ報知)

| | トラックバック (0)

2006.11.08

観客動員を考える(ホーム14節終了時点)

Kankyaku061024

 "ALL COME TOGETHER"大キャンペーン展開後の初戦となった川崎戦の観客数は50,134名。夏休み期間中だったFC東京戦以来久しぶりの5万人超となりました。これくらいの入りだとロアーはほぼ一杯で、メインやバックスタンドを巻き込んだ大がかりなビジュアルサポートが可能になります。

 とはいえ、メイン・アッパーのアウェー寄りはがらがら。優勝を争うチーム同士が激突した一戦だったわりにはやや寂しいものがありました。川崎はリーグ戦開幕からずっと首位争いの一角に加わっており、我那覇・中村憲と日本代表選手を輩出していることもあって徐々に認知度は上がってきてはいるのですが、やはり人気チームとは言いがたく、恒常的にJリーグを見るわけではない観客が埼スタまで足を運ぶ誘因にはなりにくいのかもしれません。

 一大キャンペーンの効果が実感できるのは、川崎同様本来ならライト層の動員が期待できない甲府戦になります。11/7までの残券情報によれば甲府戦までまだ3週間以上あるというのに残りは5,000枚を切っており、キャンペーンの成果は大いにあったと評価していいでしょう。リーグ戦の展開次第では残席が一気に掃ける可能性もあります。

 ただ逆に例年売れ行きが良いマリノス戦が一大キャンペーンにも関わらず4,000枚近くの売れ残りがあるのは気にかかるところ。売れないアッパー席、特にSAについてはフロントも問題視しているようで、来年は席割り・価格体系の大幅な見直しが行われるのは必至です。

| | トラックバック (0)

2006.11.07

金生谷、草津へ

金生谷の草津入団が内定(スポニチ)

 J2草津は7日、来季の新加入選手に、浦和ユースに所属するMF金生谷仁(18)が内定したと発表した。

-----------------

 金生谷という苗字が珍しいのでもしやと思ったのですが、やっぱり浦和ユースの選手でした。かつてはサテライトの試合にも出ていたのですが、どういう選手なのかは全く記憶にありません。

 今年はユースから昇格する選手は一人もいないと聞いています。また昨年・一昨年とユースから昇格した選手達もトップチームのベンチ入りすらままならない状況にあり、こうして他チームへ活躍の場を求める選手が出てくるのも当然の流れでしょう。

 ただ、浦和ユースから直接他のプロクラブチームへ進む例は珍しいような気がします。

 浦和のトップチームの人材供給源としては機能していないユースですが、J2下位チームとはいえ他のプロチームから声がかかるようになったのはユースのレベル自体は上がっていることの証左なのでしょう。

| | トラックバック (0)

寒々とした光景~天皇杯

 リーグ戦はもちろんナビスコ杯と比べても観客数がガタ減りする天皇杯。今年も例年に漏れず、各地でお寒い数値が記録されています。ナビスコ決勝との日程の兼ね合いがあるとはいえ、11月の3連休という営業的にはおいしい時期に、なぜわざわざ客入りの見込めない試合を設定するのか。天皇杯の問題点がここにも見え隠れしているような気がしてなりません。

・浦和vs静岡FC@駒場 13,636

・磐田vs柏@ヤマハ 5,557

・G大阪vs湘南@万博 3,454

・川崎vs鳥栖@等々力 5,026

・新潟vs徳島@新潟S 12,724

・横浜Mvs愛媛@三ツ沢 5,791

・大分vs草津@九石 5,515

・F東京vsパ神戸@味スタ 6,397

・清水vs栃木SC@日本平 5,261

・名古屋vs仙台@瑞穂 3,906

・甲府vs山形@小瀬 4,344

 いずこも悲惨そのもの。相手の強弱・人気度に関係なく観客がワラワラやってくる新潟ですら、リーグ戦の1/3程度しか観客が集まりませんでした(それでも実数は大したものですが)。駒場もバック2F・アウェー側は全く売れていませんでしたが、日頃の駒場の観客数は18,000前後ですから減少率で比較すれば他チームよりもマシでしょう。

 J1チームなのになぜか遠隔地に飛ばされた広島と大宮。

・広島vsC大阪@鳥取バード 4,286

・大宮vsYKK@秋田八橋 2,074

 「秋田にJ1がやって来る!」とワクテカして待っていたであろう秋田県内のサッカー関係者。よりによってJ1屈指の不人気チームが来てしまって(´・ω・`)ショボーンとしている姿が目に浮かびます。秋田県内の観光業者・お土産業界関係者もさぞお嘆きでしょう。これが4回戦の最低入場者数かと思ったのですが

・福岡vs京都@博多の森 1,606

|-`)o0 いくら残留争いのほうが大事とはいえ、福者それでいいのか?

 明日8日の鹿島vsホンダFC戦。平日・ナイター・冷え込み・社会人相手、しかもまたしても10冠達成を阻まれてサポは失意のズンドコにあるというこれ以上ない悪条件下でカシマスタジアムにどのくらいの観客がやってくるのでしょうか?

→懸念していた通り、入場者数はわずか1,824名。浦和のサテライトやレディース並みの数値ですな。

| | トラックバック (0)

2006.11.06

梅辰

 やや出遅れ感の否めない話題でスマン。

 天皇杯4回戦@駒場をご覧になった方であれば、どなたも気になったであろう「梅辰」。

 ワシはてっきり「梅宮辰夫の漬物屋」だと思ってしました。観光地なんかでよく見かけるアレです。

 でもどうもそれはガセだったようで、「梅辰」は静岡で梅にんにく・黒酢黒糖にんにくを販売する会社のようで、しかも「うめたつ」ではなく「うめしん」と読むようです。

 きっと静岡FCの暴力的プレーとともにレッズサポの脳裏に深く刻まれ、来年の清水戦のお土産No.1になることは間違いありません(^^? なお、梅辰の商品は「ディスカウント店やスーパーで量販せず、直販・通信販売を中心に全国販売」とのことです。

| | トラックバック (0)

快走、レッズトレイン!

と鉄道雑誌風のタイトルをつけては見ましたが、しょぼいことは判りきっているレッズトレイン。

でも、一応現物を確認しに行きました。こんなもののために埼玉高額鉄道に金を払うのはもったいないので、チャリで1時間近くかけて美園まで遠征。

181105redstrain1

車庫で憩うレッズトレイン

181105redstrain2

浦和美園駅に進入するレッズトレイン

181105redstrain3

 サイドのマークは走行中こんな感じ。

181105redstrain5

 でも停車中はホームドアにちょびっと隠れてしまう。SR線内ですからこんな感じなので、密閉型のホームドアを持つ南北線内ではさらに見えにくい。

181105redstrain4

 浦和美園駅で発車を待つばかりのレッズトレイン。

 うーん、どう考えても金の無駄としか思えない企画でした・・・orz

P.S.

 浦和美園駅にはレッズ関連のポスター類がいろいろ貼られているけれども、必ずしもメンテナンスはよろしくない。特に下記ポスターが未だに放置されているのははなはだ遺憾である。

181105redstrain99

 来るマリノス戦までに善処願いたい。

| | トラックバック (0)

2006.11.05

【観戦記】浦和 5-0 静岡FC

20061104shizuoka2

 実力差通りの得点差をつけて、何かとやりにくい天皇杯緒戦を無事突破。

 格下、しかも社会人相手の試合となるとどうも気合が入らないというか、集中できないとか、いつでも点が取れるぜといった安逸な思いとか、いろいろな要因が積み重なってどうしてもダラダラした試合展開になりがち。サポーター・観客もどことなくまったりとしがちなものですが、この日は割りと本気モードで試合を進めることができたのではないでしょうか。

 浦和の選手やサポーターをある程度本気にさせたのは静岡FC繰り出すラフプレーにあったことは間違いないでしょう。ゲーム開始早々長谷部にバックチャージをかましてこの日のやり口を披露。格上のチームに激しく行くのはある程度止むを得ないとは思いますが、闘莉王に平手打ちをかましたり、アレックスをぼこったりと静岡FCのプレーは激しいというより単なる暴力ではないかと思われるものも多々ありました。審判団の判定は逐一イエローを出していてはゲームが成立しないと考えたのか、終始静岡FCのラフプレーに甘かったように思いました。アマチュアがプロの強豪チームに挑むというのは天皇杯の醍醐味である半面、実力差がありすぎて、テクニックがないがゆえに怪我人を出してしまうゲームが生まれがち。浦和に大きな怪我人が出なかったは幸いでした。

 浦和のスタメンは完全に本気モード。GKを都築に代え、永井・平川が怪我をして手薄になった右WBに岡野を配置した他はレギュラー陣で固めました。啓太・闘莉王といった代表レギュラー組くらい今後の日程を考えて休ませるかと思ったのですが、ギドは選手にも相手に対しても一切容赦なし。ここ2戦勝ちがないため、ギドは気分転換というか悪い流れを断ち切る趣旨でレギュラー陣で臨んだようですが、リーグ戦で勝ち続けていれば「勝っているチームはいじらない」とか何とか言ってやっぱりレギュラー陣で試合に臨んでいるような・・・

 守りを固める格下のチームに対して圧倒的に攻めながらも点がなかなか入らずにイライラというのはよくあるパターンですが、この日は早い時間に先取点が入って随分楽にゲームを進めることができました。闘莉王のロングフィードに対し、静岡DFの対応がまずくて(というかキャプテン高田が目測を誤って被ったあげくに転倒しているんですが・・・)ボールがライン裏に転がり落ち、こぼれ玉を達也が拾ってゴール! 近時不振の達也にとって自信回復の一撃になったかどうか。

 2点目は長谷部のドリブル突破から。長谷部は今季得点どころか枠内シュートすら少なく、達也同様この日の得点が何かの切欠になってくれればと願ってやみません。

 その後も圧倒的な浦和ペース。相手ががつがつ来るのを嫌ったのか、浦和は早いテンポでポンポンとパスを回しながらサイド主体に相手を崩しにかかります。静岡も懸命にプレスをかけに来ますが、全くといっていいほどボールが取れずに次第に疲労困憊。浦和は何度か大きなサイドチェンジを繰り出していましたが、あれは静岡にとって堪えたことでしょう。

 しかし達也やワシントンが絶好機を逃しただけでなく、繋ぎでも凡ミスが散見されるに及んでやや釈然としないまま前半終了。11月にしては陽射しがきつく、気温も高めだったせいか暢久は前半流し気味。堀之内は再三「上がれ、上がれ」と都築から指示を受ける始末で、この辺がぴりっとしない元凶でしょうか。岡野ももう単純にスピードで相手を振り切ることはできないようで、やや早めにクロスを上げることに専念。都築のヒマヒマっぷりが印象的でした。

20061104shizuoka3

 後半頭から堀之内に代えて内舘を投入。堀之内が攻撃に消極的だったのはともかく、特段代える理由はないように思えましたが、堀之内は軽い怪我を負ってた模様。後半開始早々暢久のCKをワシントンがヘッドで決めて3点目。さらにワシントンのポストプレーから左を崩してアレックスのクロスを達也が押し込んで4点目。

 静岡は疲れのためか前半ほど激しく当たることすらできなくなり、一方的な浦和ペースになると思ったのですが、ここでギドは啓太に代えて酒井、そして長谷部に代えてなんと相馬を投入。守備のレギュラーを後半相次いで3人代えたわけですが、それはまるで「どこまで鋼材を省いても倒壊しないか」を試したかのよう。結果として相馬のボランチ投入は完全に失敗で浦和の守備は一気に不安定になり、サイド攻撃から決定的なシュートを許す場面も。内舘がクロスに対して2人を見ないといけない羽目に陥ったわけですが、闘莉王と酒井のポジショニングがいかにも中途半端なのがその原因でしょう。結局レギュラーボランチ陣を二人とも引っ込めて酒井と素人を入れると「姉歯式守備陣」にしかならないことを確認しただけに終わり、これなら長谷部に代えて細貝を投入したほうがマシなような気がしますが、今季の細貝はよほどギドの信頼を欠いている模様。静岡に決定機を与えて相馬はボランチダメ出しを食らったのか、いつの間にかアレックスとポジションチェンジ。アレックスがボランチってそんな心臓に悪いものを披露せんでも・・・ だいたい左サイドの守備がアレックス・相馬・ネネって守りにも何にもなっていないような・・・ 岡野が傷んだこともあり、日が翳ってやややる気をだした暢久が必死で浦和を支えます。

 浦和の「姉歯式守備陣」に気を良くしたのか、静岡が積極的に前に出てくるようになって浦和もカウンターを仕掛けられるようになり、何度か絶好機を掴みましたが得点はロスタイムの達也→ワシントンのみ。ワシントンと達也のコンビネーション、特にその距離関係が格段に良くなったのはこの日の収穫。しかしやはり達也はやはり本調子とは言いがたく、キレがなくてDFを振り切れないためか、シュートに積極性を欠いているように見えました。アマチュア相手に結果を出しましたがJ1相手じゃまだ辛いかと思います。

 ポンテ・伸二も負傷欠場。坪井は長期離脱の観測も出るに及んで懸念材料が尽きない中、天皇杯緒戦を危なげなく勝利。長谷部・酒井が不必要なイエローカードをもらうなど反省材料も多々ありましたが、次節マリノス戦へ向けて良い調整試合にはなったのではないでしょうか。

P.S.

 スタンドでは俺たちの水野が観戦。実兄の応援とは名ばかりで、浦和関係者へ挨拶回りに来たのは間違いありません(妄想)。

「来年から寮を出て一人暮らししようと思っているので、家具でも買おうと思う。」

|-`).。oO うーん、早々と浦和への引越し準備を始めるとは愛い奴じゃのう・・・

P.S.2

20061104shizuoka4

| | トラックバック (0)

2006.11.04

(メモ)浦和5 ‐0静岡FC

(スタメン)GK都築。さらに怪我人多発で右WBに岡野が入った他はレギュラー組を起用。一切手加減なし!

主審奧谷。

(前半)闘莉王の縦パスがDF裏に通り、達也が拾って先制。さらに長谷部のドリブル突破で追加点。

静岡FC、ラフプレー連発。

浦和は速いパス回しで静岡を翻弄するが、凡ミス多い。

(後半)頭から堀之内→内舘。
右CK暢久→ワシントンヘッドで3点目。さらに左サイド攻撃から達也がゴール。
その後酒井、相馬を入れて守備が不安定になり、試合もまったり。

ロスタイムにカウンターから達也→ワシントンで一応締めたけど長谷部、酒井とつまらぬカードをもらい、反省点も多々。

| | トラックバック (0)

2006.11.03

探さないで下さい3

探さないで下さい3

万事休す。

| | トラックバック (0)

探さないで下さい2

探さないで下さい2

諸行無常とはこのことか。

| | トラックバック (0)

探さないで下さい

探さないで下さい

何もかも嫌になりました。

| | トラックバック (0)

2006.11.02

法師党大会のお知らせ

 リーグ戦もプレーオフ・ベレーザ戦を残すだけとなり、さらに暮れの「全女」を残してはいますが、今年の法師党活動も大詰めとなってまいりました。

 わたくし紅い雪だるまは先の党大会で党員の皆様の推挙により本年幹事長を勤めさせていただきました。党首がリーグ終盤戦でスタメンの座を勝ち得ることができたのも、ひとえに党員各位、ならびに友党である「新党川上」様のご尽力あってのことかと存じます。

 本年は党勢拡大のため、幹事長が筆頭に立って地方遊説に力を入れて参りました。私なりに党のために粉骨砕身してまいりましたが、残念ながら「幹事長として不適格である!」幹事長を解任せよ!」「幹事長使えねー」との厳しい声を頂いているのは事実であります。

 わたくし紅い雪だるまは必ずしも今の地位に汲々とするものではありません。心境は常に明鏡止水。幹事長たるにふさわしい見識・度量・胆力を持った方であればいつでも幹事長の地位をお譲りする所存であります。

 しかしながら「発足間もない法師党の要職を二転三転するのは党ならびに党首の将来を考える上でいかがなものか」と少なからずの党員の方々からご支持の声を頂いているのもまた事実であります。

 暮れの党大会では来季幹事長選任を議題に予定しております。党員各位におかれましては万障お繰り合わせの上党大会に奮って参加いただけますようお願い申し上げます。

-----------------

<第2回法師党大会実施要領>

・日時:2006年12月10日(日)

・場所:レッズランド

・議題:来季党幹事長選任

| | トラックバック (1)

ナイキマネーだ、キタコレ!

スポーツ報知から。

Nike

|-`)o0 4年で16円とはずいぶん安く見られたもんだなぁ・・・・

-------------

ネタだけだとなんなので、記事の一部を記録に残しておきます。しかし、報知の浦和に対する食い込み方は尋常じゃないですなぁ・・・

 J首位を快走する浦和が、来季からナイキジャパンと総額16億円規模のユニホームパートナーシップ契約を新たに結び直すことが1日、分かった。来年2月から4年契約で、Jリーグ史上最高の年間総額4億円(推定)となる見込み。来年アジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を狙う強豪にふさわしい大型契約を結んだ赤い悪魔が、リーグ制覇に加速する。

 リーグ初制覇に突き進む浦和が、前代未聞の大型契約を結んだ。2004年2月1日に始まった株式会社ナイキジャパンとの3年間のユニホームスポンサー契約は来年1月で満了予定だったが、関係者によると、新たな4年契約で合意に達したことが明らかになった。

 その内容が驚きだ。トップチームから女子、下部組織などの練習着やユニホームなどの物品提供と契約金を合わせると、年間4億円にも上るという。磐田、横浜M、鹿島など、リーグ優勝経験のある名門でも年1億円程度。人気の低いクラブには物品提供が主で数百万円程度の契約金しか派生しないことも多い。 (後略)

| | トラックバック (0)

2006.11.01

レッズ電車、登場

浦和 電車で観客75万人突破へGO (スポニチ)

 「レッズ電車」で、J史上最多のホーム観客動員75万人突破へ突っ走る。浦和は31日、ホーム残り3試合のチケット販売状況を公表。11日の横浜戦が残券約5800枚、23日の甲府戦が同約6700枚。最終戦のG大阪戦は既に完売と、いずれも5万人超えは確実となった。第28節の川崎F戦までのホームの観客動員は60万2145人で、05年に新潟がマークした68万1945人のJリーグ記録は軽く突破。目標の75万人突破も見えてきた。

 1日からは埼玉高速鉄道に浦和のマーク入り電車の運行も本格化し記録更新に一役買う。特別車両は1日5~9便。車両1編成の先頭部にレッズカラーのステッカーが、ラッピングされた。区間は埼スタ最寄りの浦和美園駅から直通区間の東急目黒線までつながっており、優勝争いのライバル川崎Fのホームタウンの武蔵小杉駅まで乗り込んでいる。 

[ 2006年11月01日付 紙面記事 ] 

-----------------

いったいどんな電車が姿を現すのだろうとワクテカして待っていたのですが、出来たのはこれ

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

しょぼいステッカーを2枚貼り付けただけの電車を「ラッピング電車」とは言わないと思いますが・・・ 

誇大広告でJAROにチクられたり公取委のガサ入れを受けたりしても仕方ないんじゃないかと・・・

っちゅーわけで、これではあまりにも悔しいので腕に自身のあるブロガー各位に置かれましては「俺が、私が妄想するレッズトレイン」を描いて見てはどうでしょうか?

(妄想例はこちら。ちょっとシンプル過ぎて妄想度が足りない) 

 ちなみにマリノスは京浜急行と組んで「BLUE SKY TRAIN NISSAN/F・MARINOS号」というのを走らせたことがあります。

 こちらはクラブ単体、あちらは親会社付きの企画で掛けられる金に格段の違いがあるとはいえ、出来は完敗ですね。

| | トラックバック (0)

ごらんアウェー:ヤマハ地獄2006

 2年ぶりのヤマハスタジアム。聞くとヤマハに行くのは初めてという人も結構いて、ここ2年で遠距離アウェーに出かける人が急激に増えていることを実感。そりゃキャパ2万弱のスタジアムならチケ入手難になるわなぁ・・・

 磐田も別に嫌がらせでヤマハを会場指定したわけではなく、「ねんりんピック」という国家行事wが同日エコパで開催されているため、やむを得ずヤマハになったのでしょう。昨年の浦和戦はいくらゴールデンウィーク直前とはいえ平日ナイターでエコパ開催を決行して30,865名の観客を集めたくらいですから、磐田もできれば大入りが期待できる浦和戦はエコパでやりたかったはず。エコパはジュビロのホームスタジアムではないので優先使用権できず、今後も運悪くヤマハ開催になってしまうことがあるかもしれませんが、磐田・浦和双方にとって「ヤマハ地獄」は金輪際御免被りたいところでしょうなぁ・・・

 地獄と化す前の、まだ平和裏だったヤマハスタジアムの様子はこちら参照。

 チケットの急激な売れ行きで異変を察知したのか、のんびり屋の磐田も06年になって急激に態度を硬化させ、浦和戦の運営方法を一変させました。主な変更点は以下の通り。公式サイトにいつまでも残っているとは思えないので、ここに引用・記録しておきます。後年運悪く「ヤマハ地獄」が再現された場合の参考にもなるでしょう。

なお引用部は濃灰色、コメント類は黒字で記してあります。

 ヤマハスタジアムのゲート・席割についてはこちら参照(一部脚色ありw)

------------------------------------------

10月28日(土)浦和戦 スタジアム案内・一部変更について

10月28日(土)に行われますJリーグディビジョン1第29節浦和レッズ戦につきましては、試合当日スタジアムにお越し頂きます全てのお客様の安全を確保し、より良い環境をご提供させて頂く為、通常行っております試合運営とは異なる方法でお客様をご案内・ご誘導させて頂きます。
セキュリティ面を充分に考慮し、ホームとアウェイのサポーターの接点を極力減らすよう、下記変更事項を決定致しました。
磐田サポーターの皆様につきましては、通常の運営方法とは異なる為、ご迷惑をお掛けすることになるかもしれませんが、上記にご案内させて頂きました通り、弊社と致しましても様々な面から検討を重ねた結果、下記の通りご案内をさせて頂くこととなりました。
何卒ご理解・ご協力くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

【変更1】

Bゲートの開門時間が通常のリーグ戦よりも30分早くなり、キックオフ3時間前となります。
この開門時間の対象となるお客様は、ホーム側自由立見席で観戦希望のお客様(磐田サポーター)です。
開門後、ホーム側自由立見席で観戦希望のお客様(磐田サポーター)が入場し終わった段階で、Bゲートは浦和サポーター専用の入場ゲートとなる為、それ以降にホーム側自由立見席やバックスタンドで観戦を希望されるお客様(磐田サポーター)につきましては、『Dゲート』よりご入場頂きますようお願い致します。

※1 Bゲートの列整時間は、開門の30分前(キックオフ3時間30分前)となります。
※2 上記(Bゲート)以外のゲートは、通常通りの列整・開門時間となります。
※3 アウェイ側自由立見席で観戦希望のお客様(浦和サポーター)につきましては、開門前はCゲートにお並びください。開門後Cゲートからご入場頂き、アウェイ側ゴール裏の自由立見席が満席になり次第、残りの列に並ばれているお客様(浦和サポーター)は、警備員もしくは係員の誘導によりBゲートへ移動して頂き、バックスタンドアウェイ側自由立見席エリアにご入場頂く形となります。

181028iwata4

181028iwata5

181028iwata6

これが今回の変更点の最大のポイント。これまでヤマハスタではアウェーゴール裏脇にあるBゲートをホーム/ビジター兼用とする危険極まりない運営をしていました。ホームの観客がガタ減りしたのがそのきっかけになったのかどうかは定かでありませんが、ようやくその運営を改めBゲートをビジター専用に。

スタジアムに着いたのは開門時間をとうに過ぎていたので実際のところはわかりませんが、Cゲートの待機列をBゲートに誘導するあたり、どう見ても混乱の元っぽいのですが・・・

ヤマハの最大の難点は区画が独立しているゴール裏アウェー立ち見以外の席、すなわちバックのアウェー立ち見、フリーゾーン及び指定席の仕切りが判然としないところ。一応アウェー立ち見とフリーゾーンの間に係員を立ててチケットチェックをしてはいましたが、実際のところはゴール裏立ち見席に入れない人がバックスタンドに溢れ返ってぐちゃぐちゃに。フリーゾーンとアウェー立ち見とではチケ代が500円違うのですが、なんか「その場さえ凌げれば・・・」といった姿勢がありありと見受けられるスタジアム運営でした。

但し、バックスタンド上段へ行くのに指定席エリアを通りぬけることに対しては唯一過敏な対応を見せていました。

万博とか日本平とかだど、こういう混乱が予想される試合の時は「(実はレッズサポではないかと噂される方も含む)屈強な係員」を特別配備するものですが(それが良いのかどうかさておき)、ヤマハスタの係員はどういうわけか学生バイトと思しき若い女性がやたら多く、なんやかやと非常に気の毒。

実はワシはBゲートから入場するのは初めて。いつもはシャトルバスのりばに最も近いAゲートから出入りしていたので、Bゲート周辺の光景はものすごく新鮮。初めて来たスタジアムのような気さえします。

【変更2】

通常Bゲート前のスペースは『場内扱い』とし、キャラバンカー・サイン会・物産展等の各種イベントを行っておりますが、今回に限りBゲート前スペースは『場外扱い』とさせて頂き、行われるイベントも限定させて頂くこととなりました。

実施イベント:[1].キャラバンカー、[2].名物コロッケ販売、[3].サポーターズクラブ新規会員募集の3つのみ

※1 選手サイン会につきましては、オフィシャルショップ磐田店前で13:00より行われる予定です。(選手未定)
※2 前述の通りBゲート前のイベントスペースは『場外扱い』となる為、再入場は不可となり、一旦客席内に移動した後に再びBゲート前イベントスペースにご移動頂くことは出来ません。

181028iwata1

181028iwata3

 なんでビジター専用としたはずのBゲート付近でイベントをやるのか、全く理解不可能。当然ながらイベント会場には子供が20人ほどいるくらいで、真っ当な飯田サポは皆無。大人気ないことで知られるうぃあーもイベント会場で戯れる子供に出だしすることはなく、特段の混乱はなし。

【変更3】

バックスタンド裏の売店利用方法が一部変更となります。
バックスタンド裏売店の一番南側の飲食売店(シダックス様)は、浦和サポーターのみ利用可能とさせて頂きます。
磐田サポーターの皆様がバックスタンド裏売店を利用される場合は、上記飲食売店(シダックス様)以外の売店をご利用ください。

181028iwata8

181028iwata7

ヤマハの売店は非常にしょぼくて、しかも不味い。今回の運営方針変更を機にヤマハスタジアムのことをいろいろ調べて見たのですが、実はヤマハスタの弁当業者って思いのほか多種多様なんですね。浜松駅で「うなぎ弁当」を売っている自笑亭も出店。でも公式サイトを見る限り、スタジアムで「うなぎ弁当」は売っていないようです・・・orz

レッズサポ専用売店に割り当てられたのは「シダックス」。

そしてこの売店の隣には磐田のグッズショップ。どう考えてもビジターだらけのこのエリアにぽつんと置かれたグッズショップ。この日だけ売店の位置を変えるのが面倒だったものと思いますが、なんだかなぁ・・・ 赤サポは新潟サポと違って相手のグッズはよほど酔狂な人じゃない限り買わないと思いますよ。

【変更4】

変更2に伴い、場内のトイレ利用方法も一部変更となります。
バックスタンドで観戦される磐田サポーターの皆様がご利用頂けるトイレは、バックスタンド内のトイレと、ホーム側ゴール裏の体育館敷地内にありますトイレとなります。
Aゲート付近にあるトイレにつきましては、浦和サポーターのみ利用可とさせて頂きます。

「浦和サポーターのみ利用可」というのは正確ではなく、実際はアウェー立見席専用だった模様。というのは売店のあるバックスタンド裏の通路と件のトイレとの間にはなぜか障壁が設けられており、フリーゾーンのレッズサポが売店へ行くついでにトイレに行こうとしてもそこにはたどり着けないようになっていました。

そのためフリーゾーンのレッズサポはバックスタンド内のトイレに誘導していました。ここのトイレは初体験だったりします。

【変更5】

お帰りの際、ご退場頂きますゲートが一部変更となります。
Bゲートにつきましては、浦和サポーターのみの退場ゲートとして使用させて頂きます。
磐田サポーターの皆様につきましては、A・C・D・Eゲートをご利用くださいますようお願い致します。」

 あたりまえといっては何ですが、少なく見積もっても観客の1/3を占めたであろうレッズサポの出口を一箇所に絞ったため、スタジアムからなかなか出られません。とりわけ人間圧縮陳列と化したゴール裏は相当出るのに時間を要したようで、試合結果が結果だったことも相まって後方からはCゲートを開けないことに対する怒号等が飛び交っていました。

 混乱回避は結構なんですが、Bゲートはヤマハ工場脇のシャトル乗り場からはやや距離があるので、ただでさえ回転がものすごく悪いことで知られるシャトルバスに乗りそびれたレッズサポも多くいたかと思います。

------------------------------------------

 ヤマハにはブロガー仲間の車に便乗させていただきましたが、ヤマハに車で行くのは初めて。袋井I.C.で降りてスタジアムを目指したのですが、スタジアム近くに来ても駐車場の案内を示す立て看板類がほとんどなく、警備員に何度も道を尋ねてようやく空き駐車場を見つける始末。駅から遠いため、ホームはもちろんビジターも車で来る人が多いと思われるだけに残念な運営でした。

 ヤマハスタジアムは球技専用で、丘陵を利用して作られたバックスタンドは傾斜もあって見やすく、決して悪いスタジアムではないのですが、レッズ戦の開催地としてはもはや無理があるようです。特段の支障がない限り、来年はエコパ開催をお願いしたいところです。

P.S.

 イベントキャラバン(上述)のねーちゃん。バリバリの赤サポを鬼のような形相で睨みつけるのはやめれけれw

181028iwata2

P.S.2

181028iwata9

 試合開始前に出し物があるクラブには分が悪い気がする・・・

| | トラックバック (0)

« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »