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2006.11.12

【観戦記】浦和 1-0 横浜M

 相も変わらず見所が少ない試合。最後はアップアップになりながらもきっちり先制点を守りきる今季御馴染みの展開。5万の観客にも、ロンドンからわざわざやって来たテレビクルーにも誠に申し訳ない内容だったけれども、いまさらどうすることもできない。この日スタジアムが最も沸いたのは暢久のゴール時ではなく、ガンバ&川崎の敗戦が報じられた時だったように思えて仕方が無いけれども、もうこれでいいのだ(バカボンのパパ風)。「糞つまらない内容だけれどもきっちり勝つ」って岡田マリノスのお家芸を奪ってしまったようだけれども、この期に及んではこれで押し通すしかないのだ。

 立ち上がり早々闘莉王が相手選手と交錯して悶絶した時にはぞっとしたけれども、なんとか事なきを得て一安心。雨でピッチが随分水を含んでいるのか、踏ん張りが利かずに転倒する選手が続出。前線にボールが納まらず、中盤でもミスが相次いで全くチャンスが作れず、マリノスにきっちりスペースを消されて前半30分間なんとシュートゼロ。もっともマリノスにもチャンスを与えていないので良く言えばマリノス戦らしい「守り合い」の試合なんですが、手に汗握るせめぎ合いというにはほど遠く、退屈極まりない時間帯でした。

 だがその「凡庸の均衡」を破ったのは浦和。永井の浮き玉のパスに松田(笑)が対応を誤ってポンテへ繋がり、マイナスのパスを暢久が叩き込んで先制。暢久の先にはワシントンがフリーでいたのでスルーでも良かったのですが、DFはワシントンに釣られて暢久への対応が遅くなったんでしょうな。暢久の横で形ばかりのスライディングを見せているのはやっぱりロサンゼルス?

 その後は圧倒的なレッズペース。後半20分くらいまで右サイド攻撃を中心に何回か決定機を掴みましたが、そこで追加点が取れずにゲームをややこしくしてしまいました。この日右WBに起用された永井。平川がベンチにも入らなかったところを見ると永井起用は作戦的なものではなく、単に平川負傷後の状態があまり良くないだけのことと思いますが、クロスの精度はイマイチだし、自身のシュートは枠に飛ばず。でも対面のドゥドラにも決定的な仕事をさせなかったので可も無く不可もなしといったところでしょうか。

 マリノスは先週の天皇杯から4-4-2を採用。人数をかけてサイドを攻略する意図が伺えましたが、左SBドゥドラの劣化は激しく、そしてなんといっても右SBにロサンゼルス栗原を起用する謎采配(なんで本職の田中隼じゃないんですかねぇ)でほとんど機能せず。前半はきっちりスペースを埋めて守備だけは機能していたのですが、先制されてからはサイドをズコズコ破られだして全くいいところなし。

 しかし後半30分過ぎからは浦和のDFラインが下がり、さらにボランチがDFラインに吸収寸前になって中盤のプレスが効かなくなり、マリノスお得意のサイドからの放り込みを許す始末。中澤へのマークが外れてフリーでヘッドを放たれ、さらに交代出場の坂田に正面から決定的なシュートを撃たれ、悲鳴と絶叫がこだまする中、ぐだぐだの内容ながらもなんとかかんとか凌ぎきって完封勝ち。終盤は暢久が右に、永井が前に出ていましたが、この辺は慣れたもの。伸二のミドルで流れが変わるかと思いましたが、そんな様子は全く無し(´・ω・`)ショボーン

 坪井と堀之内を失って打ち合いの試合になるかと思ったのですが、思いもよらぬ無失点試合。マルケスと対峙した内舘。前半一度ぶち破られたくらいで後はプロフェショナルなファウル(笑)を織り交ぜながらなんとかかんとか完封。でもやっぱり内舘が心配だったのでしょうか、闘莉王は攻撃参加を自重。一方ネネは大島相手に楽勝。坂田はコンディションが良くないのでしょうか。スピードの無いネネに坂田が対峙するほうがよほど嫌だったのですが、でかいだけの大島がスタメンだったのにはかなり助けられました。

 埼スタのリーグ戦ではマリノスに勝っていないなんて、条件付きのジンクスを持ち出す向きもありましたが、なんだかんだと今季マリノスに4戦全勝。それどころかCS第1戦-河合にヘッドを叩き込まれたあの日以来マリノスには負けていないという相性の良さがくだらないジンクスに勝った感じ。さらにいえばこの日のマリノスからは勝利への渇望とか意欲というものがあまり感じられませんでした。後半30分くらいまでは球際の鋭さでは浦和が優っていたように見えましたし、最後のパワープレーで1点がもぎ取れなかったのもその辺に原因があるのかもしれません。勝利へのこだわりというものは岡田が全部持ち去ってしまったのかもしれませんね

P.S.

 再三ワシントンやポンテが激昂していたバック側の副審。確かにプレーに関与していない選手の見極めが下手で大昔の基準で旗を上げていたような気がしたけど、大昔基準でいえば明らかにおかしな判定は1度しかなかったように思う。ワシントンに異議でイエローを出さなかった松村裁きに感謝。ああいうオフサイドの判定に対してよく見えないはずのゴール裏から野次る神経がよくわかんねーな、ワシは。

P.S.2

 2007年レッズカレンダー。12月は永井。どう見てもサッカー選手として扱われていないんですが・・・ 永井がいるといないとではカレンダーの売れ行きが全然違うんでしょうなぁ・・・

 そして06年を通じてバリバリのレギュラーだったにも関わらずカレンダーに載せてもらえない堀之内の立場は・・・

 浦和のカレンダーのポジション争いはゲームよりも厳しい。おそらく。

P.S.3

 山瀬に対してはスタメン紹介時に激しいブーイングがあった程度で、ゲーム中は特段反応なし。まぁ仕様どおり消えている時間が長かったので自然とそうなっちゃったのだとは思いますが、マリノスと闘っているのではなく山瀬と闘っている按配にはならなかったのは幸いでした。

P.S.4

 せっかくの攻撃参加を完全に無視される内舘。日本代表の坪井ですらパスが来るまで何年もかかったのだ。がんがれ内舘、オシムも見ているぞw

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横浜M・水沼監督今季限り…J1第30節(報知)

 横浜M・水沼貴史監督(46)の、来季続投の可能性が極めて低くなったことが11日、分かった。チーム幹部は「監督は白紙」とし、水沼体制が今季限りとなることを示唆した。

 水沼監督は8月末、岡田武史前監督の辞任を受けてコーチから昇格。連勝スタートを飾り、現在までリーグ戦を5勝5敗1分けで乗り切った。だが一方で、J連覇から徐々に勢いが衰えたチームを完全によみがえらせるのは難しく、10月28日の広島戦では0―3と大敗。今月に入り従来の戦術や起用法を見直すなど、新たな挑戦を始めている。

 来季は世代交代を進めなが ら結果も求められる難しいシーズンとなるが、チーム側は経験豊富な指揮官の招へいを計画。関係者によると、トニーニョ・セレーゾ氏、ハンス・オフト氏、大分のシャムスカ氏らをリストアップしている。

 また、水沼監督に関しては、チーム幹部は「(クラブを)辞めさせる理由はない」とし、コーチなどのポストを要請する見通しだ。

(2006年11月12日06時07分  スポーツ報知)

|-`).。oO 浦和はまた一人首を切ってしまったのかな?

 水沼は来季をにらんで慣れない4-4-2で浦和に臨んできたのだけれども、そんな努力も水の泡・・・ 水沼はハナから暫定監督の位置づけだったとは思えないのですが、マリノスもいよいよ迷走期入り?

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川崎F側が主審に猛抗議する中、平山は「判定を敗戦の理由にしているようでは(川崎Fは)優勝できないでしょ」と冷静に話した(スポニチ)。

|-`).。oO お前が言うな・・・

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何度叫んだ「We are REDS!!」のコール。これが俺たちが10数年間思い続けていた栄冠を取るということを…。時は来た。さあみんなで行こう。俺たちは信じているのだから。 [続きを読む]

受信: 2006.11.12 20:59

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2006 J1リーグ 第30節: 浦和レッズ 1-0 横浜F・マリノス 依然として首位に立っているものの、前節は磐田相手に今季初の3失点を喫し、守備陣にもけが人が続出して、最大の武器である守りに少し不安の見えてきた浦和。今日は横浜をホームに迎えます。 開始から両チーム、中盤から前線にかけてボールの納まりどころがなく、動き出しも全体的に緩慢で、低調な内容の試合を披露してしまいます。ホームであるはず... [続きを読む]

受信: 2006.11.17 19:32

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