大命下る!~幹事長再任
昨日さいたま市某所にて予定通リ法師党大会が開催されました。
本年の法師党大会は老若男女、子供連れを含め殊の外参加者が多く、「党勢ノ拡大斯クナルヤ」と党員一同感じ入るものがありました。
長いシーズンを乗り切るための体力作りの一環として企画されたフットサルも怪我人もなく無事終了。いよいよ党大会の最重要議題である幹事長改選の議となりましたが、予想以上に現幹事長に対する疑義を訴える声が多く議場は混乱を来たしました。
途中友党である「新党川上」の過激派一派より来季チーム構想について不規則発言が頻発し、不意を突かれた永井監督が返答に窮するとの一幕がありましたが、かかる発言は党大会の本旨を外れるものであるばかりではなく、将来の党勢拡大の障害となるものであるので、本党より強く遺憾の意を申し入れた次第。
また一部有力レディース選手から「幹事長は不信任ではないのか?」との爆弾発言も飛び出すに至ってなおも議場は紛糾。幹事長解任已む無しやとの観測も流れる中、それまで暫し臣下の議を拝聴しておられた党首より
「来季モ朕ヲ宜シク頼ムゾ、幹事長」
との御言葉が発せられました。恐れ多くもかかる勅命が下り、執拗に反対運動を繰り広げていた一派も雷鳴に打たれたがごとく直立不動。党首の御威光に小異を捨てて大同に付き、法師党の旗の下に馳せ参じることを誓うに至り、紆余曲折はあったものの結果として満場一致にて紅雪幹事長の再任が決定いたしました。
紅雪幹事長コメント:
「今季は何かと至らぬところが多数あり、党首にも多々心労をお掛けして誠に申し訳ない。とりわけ本日窪田選手から『トップならともかく、レディースの試合を捨ててサテライトに行くとは言語道断!』とのお叱りをいただき、自らの不明を恥じ入る次第であります。
しかしながら、かかる不肖者を党首は見捨てることなく再びチャンスを与えていただきました。なんという党首の度量。なんという党首の胆力。来季こそは党首の信認に応えるべく、全身全霊法師党を支える所存であります。これまでかかる不甲斐ない幹事長を支えていただいた党員各位には改めて御礼申し上げます。
また本日ある若手党員から再来期は幹事長に、との声をいただきました。重ねて申し上げますが、わたくし紅い雪だるまは必ずしも幹事長の座に汲々とするものではありません。良き後進を育成し、しかるべき時が来ればこの座を譲るのもまたわたくしの勤めと考え、より一層の研鑽に励む所存であります。」
幹事長再任を記念して党旗に署名する党首。右は「おお、これが噂に聞く法師党か!」と感涙を流す杉山コーチ。
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