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2006.12.26

2006年他チーム寸評(5)

 半ば自分用のメモ書きです。浦和と闘った試合を中心とする見聞に基づいたものなので、見当違い・頓珍漢なところはご容赦願いたい。ツッコミどころも多々あるかと思いますが、その辺は適宜。下位5クラブはまとめて。

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【新潟】

 うーん、新潟って観客動員数日本一だけが唯一の取柄でしたから、その座を浦和に奪還されてしまうと全くといっていいほど良くも悪くも印象に残らないクラブになっちゃいますね、残念ながら。

 今季は残留・優勝争いとも一切関係なく終始中位を上下動。アウェーでしばしば惨敗するのは相変わらずですが、ホームでの強さにも陰りが出ているようで、終盤はホームで福岡・大宮に負け、京都・セレッソに引き分け。そのためか終わって見れば中の下に転落してしまいまいた。

 天皇杯で札幌に負けた一戦を見ていると、この面子でポゼッション指向のサッカーをやろうとするのにそもそも無理があるような気がします。

 それでも田中や千葉ら若手が伸びたあたりは収穫。それで自信がついたのかオフにはベテランを大量解雇していよいよ世代交代断行。それが来年吉とでるか凶と出るか・・・

 リーグ戦でついに浦和を撃破したのと、平日ナイターの動員数では新潟が日本一なことが確認できたのでアルビサポ的には案外満足な年なのかも。

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【甲府】

 J2での成績・現有戦力・予算規模等々諸要素から考えてぶっちぎりの降格候補だったにも関わらず、事実上一度も降格争いに加わらずに早々と残留決定。良く言えばスペクタクルかつエンターテーメント性に富んだ、悪く言えば後先を考えない、そんな超攻撃的サッカーで観客を魅了。ホーム小瀬では驚異的な強さを見せて川崎・G大阪を撃破し、浦和とも引き分け。「盆地力」という新語まで生み出しました。もちろん超攻撃的サッカーの常として負ける時は大敗ですが、それでも勝負を捨てずに果敢に攻めるその姿には心打たれるものがありました。

 大分が今だ作れないでいるマスコットも早々と完成。オールスターで堂々のデビュー。

 小規模クラブの見本。2006年J1クラブ敢闘賞間違いない。バレーを失う来季こそ正念場です。

 ただ良い意味で予想を大きく裏切る成功を収めたJ1昇格初年度の割には相手・時期による観客数の差が激しいようです。浦和戦の17,000人(笑)を筆頭に人気チーム相手や初戦・最終戦では15,000人程度の観客を集める一方、不人気チーム相手では1万人を割ることもしばしばで、この辺り地域密着が命のクラブとしてはもうひと頑張り欲しいところです。

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【福岡】

 降格に至ったのは完全にフロントの責任でしょう。

 松田監督が早くからFW補強を訴えていたにも関わらず、シーズン序盤の成績不振の責任を松田監督に押し付ける暴挙。その後もFW補強は実現しませんでしたが、熱血漢で知られる(が、過去の実績はぱっとしない)川勝監督が終盤なんとか勝ち点を積み上げて自動降格は回避。しかし川勝監督の力もそこまでで、入れ替え戦では消極的な試合運びが祟って今季から導入されたアウェーゴールルールに泣き、自分で自分の首を締めてしまいました。

 対浦和5戦全敗。初戦となったリーグ戦@博多の森では浦和を後一歩のところまで追い詰め、点は取れないが容易には負けない福岡の実力を見せつけるに十分な試合内容でした。最後の天皇杯でもまたもやあと一歩のところまで浦和を追い詰めながら延長戦で力尽きましたが、この試合でもまともなFWさえいれば降格するチームではないことを再確認しました。

 駒場で「迷子たん」を出したのが福岡関連では今季最大の話題でしょうか。

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【C大阪】

 優勝争いを演じた昨季から一転して残留争いに。ここもフロントの責任が大でしょう。

 ファビーニョ、久藤、布部ら主力選手の引止めに失敗。代わりに獲得した選手はぱっとせず。小林監督は事実上チームの作り直しを余儀なくされているにも関わらず、シーズン序盤の成績不振を理由に小林監督を更迭。しかしその後任となった塚田氏は監督としては過去の実績に見るべきものはなく、案の定チーム力アップにはなんら貢献できず。シーズン半ばに名波獲得という大補強をしたものの監督の無策を補うには至らず、あえなく降格決定。

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【京都】

 確かに戦力の上積みがなかったとはいえ、昨季ぶっちぎりの戦績・内容で昇格を果たしたチームがどうしてここまで不振に陥るのか。同じくぶっちぎりの成績でJ1昇格を決めた川崎がやはり大きな補強をせずに昇格初年度を好成績で終えたことを考えると、継続重視で補強をしないこと自体が一概に悪いとも思えません。その意味でサッカーの難しさを噛みしめざるを得ない1年でした。

 パウリーニョとのコンビで昨季J2で大活躍したアレモンを途中で放出し(出た先の横浜FCでは活躍)、代わりに獲得した外国人が機能しないまま負傷離脱するといったチグハグな面はありましたが、それとて真っ先に降格を決めないといけないほど致命的なものがあったとも思えません。守備がやばいとなると角田を呼び戻すなど一応手は打っていたようにも見受けられますが、柱谷監督は結構打たれ弱いタイプなんでしょうか・・・

 結果的にホーム浦和戦での大敗がきっかけとなって柱谷監督を更迭するも時既に遅し。しかも後任の美濃部監督はその後見るべき成績を上げていないにも関わらず、来季続投が決定。

 京都の謎は深いようです。

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