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2007.01.22

ユニフォームも辛いよ

 ユニフォームサプライヤーといえば、京都がミズノからワコールへ今年から代わるというのが近時最大のネタでしたが、それ以外にも今年はちょろちょろ変更があって確認したところでは

・大宮:ミズノ→ロット
・甲府:デレルバ→アンブロ

などがあるようです。

 草津はユニクロだと思っていたのですが、06年からファイテンというあまり聞いたことがない会社に変更されています。この草津が典型なのですが、

愛媛:ディアドラ
横縞:ヒュンメル
湘南:PIKO
水戸:mitre

とJ2下位チームを中心に(欧州等では採用例があっても)あまり日本では聞いたことがないユニフォームサプライヤーがずらずらと並んでいます。

 ユニフォームサプライヤーにもいろいろなレベルがあって、ナイキ/浦和のように大量のスポンサー料を払ってくれるところもあれば、単なる物品提供に留まるところもあるようです。

 ユニフォームサプライヤーも好意でユニフォームを提供しているわけではありません。クラブへユニフォームを提供することでレプリカ販売促進という直接的なメリットを得るのみならず、ブランドイメージの確立等間接的なメリットを得ようとしています。

 従ってJ2下位チームに無名のユニフォームサプライヤーが集まるのは偶然ではなく、メジャーなサプライヤーには「メリットなし」と判断された結果なのだという推論が成り立ちます。

 この推論から邪推に邪推を重ねれば、成績が振るわず人気もない京都や大宮のユニフォームサプライヤー変更は決して前向きなものではなく、ミズノにユニフォーム提供を断られた結果なのかもしれません。逆に甲府がメジャーなサプライヤーへ変更になったのは昨年驚きのJ1残留を果たし、かつ地元に根付きつつあることがそれなりに評価された結果なんでしょう。

 ユニフォーム一つとっても世知辛い世の中ですね。

(参考)報知:浦和、ナイキと4年16億円契約

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