安藤引退&ハートフルへ
安定感という言葉とは程遠いところにある大宮GK陣であるにも関わらず最近安藤選手はほとんど出番がなく、どうしたものかと思っていたのですが、いきなり引退となってしまいました。GKは一般的に選手寿命が長いので30過ぎとはいえ下部リーグに籍を移して現役続行できなくもないとは思いますが、故障か何かあったのでしょうか?
ハートフルコーチを勤めていた渡辺隆正がジュニアユースレディースコーチになったので、その欠員補充として早くからOBの安藤に声が掛かっていたのが引退のきっかけになったのかもしれません。
残念ながら安藤選手は浦和ではほとんど出場機会を掴めなかったので人となりとかはあまりわかりません。なかなかお目にかかれない左利きのGK。J2時代に大雨の大分戦@大分市陸でウィルにニアをぶち抜かれて失点した場面がやたら印象的でした(そういう記憶しかなくてスマン・・・)。01年は西部の怪我で多少出番が回ってきましたが、やっぱり雨の日は心もとなかったような・・・
ハートフルコーチ陣では初のGK出身になるわけですが、ハートフルの性格上GKコーチが必要なわけではありませんし、どのような感じで子供達に接するのかちょっと興味深くもあります。
杉山といい、池田伸といい、岩瀬といい、そして今回の安藤といい、他チームでの生活がすっかり長くなった選手たちが引退後の活躍の場を求めて浦和に帰ってくるって、やっぱりサッカー選手として浦和の空気を一度吸ったものはサッカーの街・浦和の居心地のよさが忘れられないということなのでしょうか。
-----------------
大宮は16日、GK安藤智安(32)が現役を引退し、浦和レッズのサッカースクール「ハートフルクラブ」のコーチに就任にすると発表した。安藤は清水商高(静岡)から駒大に進み、1997年に浦和入り。2002年に当時J2の大宮に加入し正GKとして活躍した。昨季はリーグ戦出場はなく、ナビスコ杯1試合のみの出場。リーグ通算で73試合に出場した。安藤は「4年半という長い間、みなさんの声援が励みになりました。今後は指導者として精いっぱい頑張りたい」とコメントした。
| 固定リンク