信州小旅(4)
小諸 12:53(2645M クハ115-1002)13:03 田中
この日の第2目標は北国街道の宿場町の中では最も伝統的な家並みが残っているといわれる海野宿です。
しなの鉄道田中駅を降りて歩くこと15分強。小雨というか、ちょっとしたみぞれ交じりとなり少々辛い行程になりましたが、噂どおり素晴らしい家並みでした。
日曜の昼なんですが、やはり完全に観光シーズンを外れていると見えて、観光客もいなければ観光客相手の店もほとんど開いていません。海野宿歴史民俗資料館なんかは開いていることは開いているのですが、どうも大掃除の真っ最中のようでとても入れる感じじゃなかったですし・・・従って観光地に来ているというよりはまさに時空を越えてしまったような気すら覚えました。
海野宿はもともとは宿場町なのですが、明治になって鉄道が開通して本陣・脇本陣等宿場町としての機能が失われてしまっても、幸いにして養蚕の街として繁栄を保つことができました。
従って建物は旧旅籠屋を中心に江戸期の様相を残してながらも、その後養蚕用に手が加えられたところも多々あるようです。
「うだつがあがらない」の「うだつ」。こんなものの解説を弊サイトに求める方もいないでしょうから、全部省略します。
海野宿は東西300mほどに渡って連なっていますが、観光客用のトイレが一番端にしかないので気をつけましょう(寒い日だったので、途中往生しました(^^;)。
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