沢肉離れ全治6週間
負傷が伝えられていた沢ですが、どうも事態は芳しくない方向へ進んでしまったようです。
2007年女子W杯進出をかけて来る3月10日、17日にメキシコと対戦を迎える日本女子代表。大橋監督はアテネ五輪の主力から川上・山本・山岸らを外し、永里・大野などベレーザ勢を中心にメンバーの入れ替えを進めましたが、残念ながらその成果はあまり上がっていません。女子アジアカップでは豪州・北朝鮮に破れ、試合内容もアテネ五輪時よりも退歩した感がありました。
国内リーグでは力のあるところを見せている新メンバー、特に攻撃陣が国際試合では力を出し切れないでいる現在、フィジカルが強い相手に対しての攻撃は未だ沢頼みといって差支えないかもしれません。
沢に今更連携云々の問題はないでしょうから、今はできるだけ良いコンディションで沢がピッチに戻ってくることを願うほかないでしょう。
P.S.
残り1ヶ月余となったプレーオフ@国立ですが、Jリーグの日程も発表となったというのに、未だにプレーオフの試合時間等大会要綱が発表されないとはどういうことなんでしょうかね?メキシコとの調整が難航しているのでしょうか? 残念ながら3/10はJリーグの日程と被ってしまい(幸いなことに浦和は翌日3/11の試合ですが)、多少女子サッカーとJリーグではファン層に違いがあるとはいえ、観客動員面ではやや厳しいかと思われますが、女子サッカーは男子以上に代表の成績が国内リーグの浮沈に直結する状況にあるだけに、できるだけのバックアップをお願いしたいところです。
---------------------
静岡県内で行われている日本女子代表合宿を右足のけがのために離脱したMF沢穂希(28)=日テレ=が、右内転筋肉離れで全治には6週間前後を要すると診断され、4日から始まる同代表のキプロス遠征を回避することが31日、明らかになった。
沢はこの日、稲城市のクラブハウスで「全然痛みはないんです。やれそうな感じもする」と重傷でないことを強調した。なでしこジャパンは3月10日(国立)、17日(アウエー)にメキシコと2007女子W杯(9月・中国)予選の大陸間プレーオフを控えているが間に合うかどうかは微妙。絶対的エースの出場可否は女子代表にとって大きな問題となるが、沢は「いま照準を合わせているのはプレーオフ。我慢してベストな状態にすることが必要」と自らを諭すように話した。
(2007年2月1日06時07分 スポーツ報知)
| 固定リンク