東海道行脚5:三島~(新蒲原)
第5回 2002.11.02 三島~(新蒲原)
朝一の「こだま」に乗って三島駅着。三島駅南口は新幹線の駅にしては珍しく個性的な造りで、屋根が片流れの曲線美を描いています。富士山と三嶋大社をイメージしたとのこと。
三島は富士山の伏流水が湧き出る水の郷。
東海道の至るところに残る常夜燈。
三島から川一つ隔てて沼津へ。沼津は道路拡幅・区画整理が進んで宿場町らしい面影はほとんどありません。上写真は沼津西郊外に残る沼津藩の藩境を示す石碑。
沼津もまた富士山の伏流水に恵まれたところ。「白隠正宗」で知られる高嶋酒造の裏ですが、無料給水なのでしょうか?
お墓や寺社仏閣関連だけでは石材店も苦しいのか、最近はいろいろな石像を見かけます。
東海道を西下する時は富士山が右手に見ながら進むのが普通ですが、まれに道が北に曲がる辺りで富士山が左に見えるところがあり、「左富士」として名所になっています。もっとも現在の東海道は周囲に家が建て込んでいて、静岡県内ですら東海道を歩きながら富士山を眺められるところはそう多くはありません。
原、吉原と進んで岳南鉄道吉原本町駅を越えたあたりまでは良かったのですが、その先で道に迷ってしばし富士市内をさ迷うはめに。ようやく本道に戻ってほうほうの体で富士川を渡ります。
蒲原宿までは少々距離があったので、その手前の新蒲原駅まで進んでいったん帰宅。
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