東海道行脚6:(新蒲原)~鞠子
第6回 2002.11.17 (新蒲原)~鞠子
東海道歩きに興が乗ってきたのか、前回の旅からわずか中1週で蒲原へ戻って参りました。
歩道に残るタイル絵。広重の「東海道五十三次」でも代表格といわれる「蒲原夜之雪」ですが、温暖な静岡の地が大雪というのは妙で、新潟の蒲原ではないかとよく言われています。
蒲原宿は東海道の中では割とはっきりと宿場町の面影が残っているところの一つ。
富士山に桜海老とくれば由比の町。昼飯の時間にはちょっと早すぎて、桜海老を賞味とはいかず。
レストランの店先ですが、このノリはちょっと関西テイスト・・・
由比~興津間には東海道屈指の景勝「薩捶(さったる)峠」が控えます。
日本の大動脈である東海道本線・国道1号・東名高速が山と駿河湾の間にひしめき、さながら日本の頚動脈といった感も。
峠を越えて興津・江尻(現在の清水)と街道歩き的には見どころの少ないところが続き、一路府中(現在の静岡へ)。
安倍川橋のたもとにはお約束のように「安倍川餅」の店が。
夕暮れ迫る中、安倍川を一気に渡って鞠子宿まで歩を進めます。
鞠子といえば丁子屋の「とろろ汁」があまりにも有名。もうすっかり日も落ちて観光客が来ない時間帯のせいか、ゆったりくつろげたのは何よりでした。
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