東海道行脚2:(東神奈川)~(茅ヶ崎)
第2回 2000.07.02(東神奈川)~(茅ヶ崎)
東海道に関する関心度合いは都府県によって相当な差があります。通過距離の長い静岡県が多大なる関心を寄せているのは半ば当たり前とは思いますが、神奈川県も相当力を入れているほうで、沿道至るところで「歴史の道」の案内板を目にします。上写真は神奈川宿のもの。いっちゃなんですが、愛知県はほとんど興味なしといった感じ。
さはさりながら大都会横浜を東海道はぶち抜いているわけで、宿場町の面影を留めているところはそう多くはありません。中には何がなんだかわからなくなっているところもあります。上写真は保土ヶ谷宿の帷子橋。もう橋もへったくれもありません。
保土ヶ谷を過ぎると箱根駅伝で有名な権太坂。坂といえば坂なんですが、ごく緩やかな坂に過ぎません。この先の戸塚との境をなす品濃あたりのほうがよっぽど坂らしい坂ですね。
戸塚宿もさしたる見どころがなく、国道1号線をひたすた歩いて藤沢宿へ。まだまだ東京への通勤圏内とあって旅気分も定まりませんが、ちょっとした松並木なんかも現れてようやく東海道らしさも顔を出しはじめます。
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