小林宏之選手、移籍
昨日横浜FCから浦和OBの小林宏之選手が移籍したとの発表がありました。
小林選手移籍のお知らせ 2007/02/14 (Wed)
小林宏之選手がフェルヴォローザ石川への移籍が決定しましたことをお知らせいたします。◇本人コメント
「1年間応援ありがとうございました。フェルボローザ石川に行ってもがんばりますので引き続き応援してください。」
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小林選手は03年浦和入団。入団は1年遅れですが坪井や平川らと同じ北京ユニバー組。大卒新人ながらリーグ緒戦から3バックの中央で起用され、オフトは小林にそこそこ期待をかけていたようでした。しかし、長期離脱していたゼリッチが戦列に復帰すると同時にポジションを失い、その後は大きな故障に加え同ポジションに堀之内が台頭してきたこともあってベンチ入りすら難しくなって、結局浦和での出場は03年3試合、04年1試合に留まりました。
05年に川崎に移籍しましたがDF陣の手薄な川崎でも出番を掴めず、翌06年横浜FCに移籍。16試合を記録していますが、20節~36節とスタメンで立て続けに出場したもののその後は出番なし。横浜FC在籍時には足が遅いとの評があります。
昔の話になりますが、個人的には浦和在籍時はちょっとおどおどしたプレーぶり -プレッシャーに弱いのかもしれず浦和には最も不向き- が気になりました。
行き先の「フェルヴォローザ石川」というのは北信越社会人リーグのチーム。将来Jリーグ参入を目指しているようですが、このリーグには同じくJリーグ入りを目指す同県の「ツエーゲン金沢」や長野の「松本山雅FC」などがいてなかなか前途多難。
サッカーを続けられたのは小林選手にとってなにより嬉しいことだろうとは思います。まだまだ厳しい道のりが続くのかもしれませんが、真紅のユニフォームを一度は身に纏った者としての矜持をもってがんばってほしいものです。
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