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2007.03.02

面白くない原因はこれか?

昨季のJ1リーグで最もスリリングな試合をしたのはG大阪――。Jリーグ技術・アカデミー部が発表した「2006 アクチュアルタイム検証」で、こんな結果が明らかになった(読売大阪)

 記事の内容は仰せの通り。ガンバのサッカーが面白いのは万人が認めるところ。

 翻って浦和。反則は比較的少なく、得点+失点も少ないにも関わらず、アクチュアルタイムが短いという他に類例を見ないチームになっています。

 浦和と比べてはるかに得失点が多く、しかも反則が多めの川崎とアクチュアルタイムがそんなに変わらないというのはかなり不可解。その原因は何か。

 これは昨年の浦和のサッカーがポゼッション志向ではないので、ボールを保持している時間が長くはない(逆に相手に一方的にボールを支配されるほど弱くもない)というのもあるでしょうが、

・相手のファウルを受けてやたら審判に文句を言っている
・試合終了間際になるとやたら寝転がる選手が出る
・フリーキッカーが多いので、セットプレーに時間を掛ける性向がある

と考えると、なんとなく思い当たる節がないでもありません(歯切れ悪しw)。

 ゼロックス杯の惨敗を見ると浦和のサッカーが面白くなるまでには相当時間がかかりそうですが(厳しい日程に音を上げてオジェックが結局勝利至上主義に回帰してしまう気もしますし、就任初年はそれでもやむを得ないという気もしますが・・・)、オジェックには「面白くて、しかも強い」という夢を追って欲しいものです。

P.S.

 アクチュアルタイムの長さとそのチームの成績とはほとんど何の関係もないというのも図から明らか。これは辛いところですね。

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昨季のJ1リーグで最もスリリングな試合をしたのはG大阪――。Jリーグ技術・アカデミー部が発表した「2006 アクチュアルタイム検証」で、こんな結果が明らかになった。

 「アクチュアルタイム」とは、実際のプレー時間のことで、試合時間から、ボールがピッチから出たり、ファウルや得点などでプレーが止まったりした時間を引いたもの。

 「プレーを楽しめる時間」が長いという点で、試合の魅力度を示す指針の一つ。昨季の統計によると、J1の18クラブの1試合あたり平均アクチュアルタイムは、56・02分。1位は広島の58・72分、G大阪は2位の58・25分だった。

 G大阪を高く評価できるのは、1試合あたりの得点プラス失点が、川崎に次ぐ2位の3・76点に上るにもかかわらず、プレー時間が長いこと。点が多く入れば喜びの場面も増えるため、川崎はアクチュアルタイムが54・83分、15位と短い。ところが、G大阪は反則数が1試合平均15・1回と最も少ないので、プレー時間が長くなった。

 点が入り、しかもプレーがフェアで途切れないから、観客は目を離せない。技術・アカデミー部では、「G大阪の試合が魅力にあふれている証し」と総括している。

 J1全体のアクチュアルタイムは、1試合あたり前年比で2・22分増加し、18クラブ中16クラブで増えている。1試合あたりの得点数は前年比0・34点増で、反則数は前年より0・58回の減とほぼ横ばい。

 全体として、得点が増えているのにプレー時間が長くなっているのは、ファンからすれば喜ばしい傾向だが、今後、さらに試合の魅力をアップさせるためには、反則を減らすことがポイントになる。

 3月3日に開幕する今季は、どのチームがアクチュアルタイムを伸ばすだろうか。

(軍地哲雄)
(2007年2月28日  読売新聞)

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