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2007.03.11

【観戦記】日本女子 2-0 メキシコ

<スタメン>

  大野      荒川
       澤
  宮間 宮本 酒井
宇津木岩清水 磯崎 近賀
       福元

 エルゴラ等でも予想されていましたが、右SBは安藤を外して近賀を起用。これまで謎といわれつづけながら一貫して右SBに安藤を起用してきた大橋監督ですが、この期に及んでスタメンを変更。しかも安藤はスタメンから外れたどころかなんとベンチにも入れず。これじゃ安藤のプライドはボロボロですな・・・

 おまけに左SBもこれまでスタメンだった矢野に代えて宇津木を起用したため、スタメンはなんと7人がベレーザ勢。なでしこリーグでベレーザの実力がぬきんでていることは明らかなので、代表をベレーザで固めるのは別に間違ってはいません。しかし、早めにそういう方針を打ち出せばいいのに、変に試行錯誤してアテネ五輪以降の時間を空費したような感じがしてなりません。

 これで結果が出なければ監督がボロクソに叩かれたでしょうが、結果は2-0。カウンターを食らって非常に危ない場面が3度ほどありましたが、クロスバーにも助けられてなんとか無失点で凌ぎ、W杯出場へ向けて大きく前進しました。

 日本のフォーメーションは4-3-1-2。立ち上がりから日本がボールを支配する時間がやや長いものの、なかなかシュートに持ち込めず。ベレーザ勢で固めた割には連携ミスも散見され、カウンター狙いと思われるメキシコに凡ミスを突かれてヒヤリとさせられる場面も。日本は早めにFWにボールを当てて、そこからSH、SBを使ってサイドから崩す場面が多かったのですが、先制点はまさにその作戦が嵌ったもの。宇津木のクロスを澤が中央に飛び込んで38分にようやく先制。怪我で長期離脱していた澤は運動量が激減していてなかなかボールに絡めず、序盤は苦戦の一因を作っていた感もありましたが、ここ一番で澤らしい飛込みが見られて一同安堵。これ以降澤はしり上がりに調子を取り戻しました。

 先制されたメキシコは後半頭から2人選手を代えて一転攻勢に。後半10分くらいまでは完全にメキシコにペースを握られました。日本DF陣はちょっと劣勢になるとバタバタしてしまう悪癖がある様子。ボールを回しながらゲームを落ち着かせることができず、簡単にメキシコにボールを奪い返されて逆襲を食らうこともしばしば。

 しかしここでベンチが早めに動いて宮本に代えて柳田を投入。これが奏功してメキシコに向きかけたゲームの流れを断ち切り、後半25分に左サイドに流れた澤が中央に走りこんだ宮間にどんぴしゃりのクロスを送って追加点。これでメキシコの反撃意欲は少々萎えてしまったようで、すっかり足の止まったメキシコ相手にもう1点取れそうな感じがしましたが、澤のダイレクトボレーがバーに阻まれる不運もあって追加点はならず。

<終了時>

  永里     荒川
       澤
  柳田 酒井 宮間
宇津木岩清水 磯崎 近賀
       福元

 この試合を通じて気になったのはメキシコのコンディション。体格は日本よりやや大きいのですが、フィジカルで日本を圧倒するほどではなく、競り合いでは日本とほぼ互角。ランニング、パスともスピードがあるわけでもなく、おまけにテクニックでは日本に大きく劣る様子。また3人交代枠を使った後に怪我人が出たこともあって最後は完全に足が止まってしまいました。好機で確実にシュートまで持ってゆく辺りは多少評価していいかなと思いますが、今日のメキシコの出来が額面どおりなら第2戦で日本を大差で破ることはまずないと思います。ただホーム&アウェーの怖いところは、メキシコがホームで全然違うチームに変貌している可能性があるところ。

 また上述したように押し込まれた時の日本のバタつき感は不安材料。普段押し込まれる経験なんてほとんどないベレーザ勢で代表を固めるとどうしてもこうなってしまうのかもしれません。早い時間帯にメキシコに1点返されると、後は「被弾!被弾!被弾!」と3連発食らって逆転負けなんて悪夢のシナリオが十分考えられるだけにまだまだ予断は許しません。

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