ごらんアウェー:大分2007-柳川編(1)
ああいう試合の後なので「ごらんアウェー」のような与太話は正直書きづらいのですが、さはさりながら後日これも何がしかの記録として貴重になるかもしれぬと思って、数回にわけてつらつら掲載してゆきます。
今回は大分戦ながら、諸般の事情で福岡に2泊。
一日目はとりあえず水郷で知られる「柳川」へ行ってみました。
柳川は福岡県南部にある小都市で、筑後立花氏十万石の城下町。天神から西鉄で出発!
プロ野球が開幕してまもないせいか、特急には地元ホークスのラッピングも。西鉄8000系も登場から20年近く経ったせいか、椅子がへたって来たような・・・
天神から45分ほどで柳川駅到着。柳川といえば船での水郷巡りがあまりにも有名。
川下りの運営会社は似たような名前の数社が乱立しているようですが、何がどう違うのからは遠目からは全くわからず。いずれも乗船場は駅近くに固まっています。赤い欄干が見える上写真は乗船場の一つ。
この日はあいにく曇天。しかも四月としては異様に蒸し暑かったのですがなんとか雨にはならず、まぁまぁの散策日和。ちょうど桜が見頃とあってか、土曜日の割りには川下りを楽しむ観光客が多数見受けられました。
船はこんな細い水路を通ったりします。
柳川の街を縦横に走る掘割(クリーク)は旧柳川市域で470kmに達するとのこと。しかし残念ながらその掘割は必ずしも昔の佇まいを色濃く残した屋敷や蔵、商家の間を流れているわけではなく、一般の民家や学校、あるいは雑然とした商店街の間にも流れているわけで、柳川の川下りが楽しいかどうかは意見が分かれるかもしれません。
小さな街ではありますが、「御花」のある沖端地区だけが観光地として整備されるに留まっていて、街全体としては街並み整備の成果があまり感じられないのが残念です。
また肝心の掘割も街中を流れる宿命ゆえか水が清いとは言いがたく、夏場は臭気等が少々気になるかもしれません。
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