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2007.04.09

ごらんアウェー:大分2007-柳川編(2)

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 柳川観光の目玉の一つである「御花」。柳川藩立花氏の別邸で川下りの終点でもあることから絶えず観光客で賑わっています。明治43年に建てられた西洋館が最も有名。先の福岡の地震で西洋館も被害を受け、その修復工事が終わったばかりのようです。

 旧藩主立花氏の子孫は今も健在で、その一部は「御花」の経営にも携わっています。館内には立花家の家系図が掲げられていますが、近年の子孫はどこの学校を出ただとか、どこに勤めているとかまできっちり書かれていて、名門に生まれるというのもなかなかに難儀なようです。

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 入館料を払って園内に進みますと、日本庭園「松涛園」も鑑賞できます。松涛園は一見して判るように松島を模して造られたもの。国の名勝に指定されています。と、ここまではフツーの観光だったのですが・・・

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 本館のど派手な雛飾り!!! 完全に見落としていたのですが、この時期柳川では「さげもん」祭りが開催中。「さげもん」とは柳川独特の風習で、お雛様と一緒に天井から部屋いっぱいにさげられる、たくさんの色鮮やかな鞠や人形といった飾り付けのこと。50cmの竹輪に赤布を巻きつけ、細工ものと柳川まりを交互に7列7個の49個をつるすのが正式の様。

 

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 近隣には「北原白秋記念館」も。北原白秋といえば「邪宗門」という受験で覚えた対句(?)が浮かぶだけで詩集・歌集を読んだ記憶は全くありません(´・ω・`)ショボーン

 もっとも北原白秋は詩人・歌人である以上に童謡作家としても有名で「待ちぼうけ」や「この道」「ペチカ」なら知っている方も多いかと。

 また白秋はなぜかやたらめったら校歌を作詞していますが、頼まれると断れないお人柄だったのかどうか。

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 こちらにもご立派な「さげもん」が。

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 雛飾りには天井から吊り下げる「さげもん」だけではなく、這い人形もあわせて置かれる場合が多いようです。赤ちゃんが早くハイハイができる様にとの願いをこめて、とのこと。

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 こちらは人形店の店頭にあった七福神の「さげもん」。えべっさんが写っていますが、こうなるとどう見ても女の子向けじゃないような・・・

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