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2007.04.30

【観戦記】鹿島 0-1 浦和

 自らのミスから何度か鹿島にビッグチャンスを献上して冷や汗をかきましたが、やりたいサッカーをどれだけ具現化できていたかという観点からすれば浦和の完勝。点差以上の実力差が感じられたゲームでした。

*2日深夜のJ-SPORTSを見て適宜追加修正します。

20070429kashima1_1

<スタメン>

-----永井-----
--伸二---ポンテ--
長谷部-------暢久
---啓太--阿部---
--坪井-釣男-ホリ--
-----都築-----

 ワシントン欠場。スタメンはおろかベンチにも入らず。

 現地ではてっきり怪我持ちなので無理をさせなかったと思っていたのですが、帰宅後にニュースを見ると怪我ではなく「規律の問題」だったとのこと。上海申花戦でも途中で交代を告げられた時に(ペルシク戦ほどあからさまではなかったにせよ)不満げな素振りを見せていましたし、監督との間で何かあったのはほぼ間違いないところ。上海戦でシトンがFKを蹴った時非常に嫌な予感がしたのですが、その通りになってしまいました。現在のシトンよりもはるかに存在感の大きかったギドですら容赦なくベンチスタートを命じたオジェックですから、こうなるのは致し方なし。

 軽度の肉離れから復帰した永井が代わりに1トップ。上海戦で負傷した伸二も元気にスタメン出場。オジェックは上海戦で全く機能しなかった坪井右SBの4バックは早々と放棄して3バックに回帰し3-6-1の布陣。本職不在の左WBにはなんと長谷部を起用してきました(もっとも伸二と頻繁にポジションチェンジをして、サイドに張り付く様子は全くありませんでしたが)。

 ベンチにはなんとセルが入って酒井がアウト。ベンチにも入れない酒井や細貝は納得できないでしょうが、守備的な選手だらけだったベンチの面子もやっと攻守のバランスが整ってきました。

 鹿島はいつもの4-4-2。但し中盤は野沢・中後の2ボランチでしょうか?

 立ち上がり早々中盤のミスから興梠に抜け出されていきなり都築と1対1。相手のミスにも助けられて事なきを得ましたが、これを決められていたらその後メロメロになったかもしれません。

 しかしその後は中盤で優位に立つ浦和のペースでゲームは進行。浦和はそもそも中盤を厚めに構えているのと、1対1で負けないどころかポンテのように複数人に囲まれても容易にボールを失わない選手がいるのが大きい模様。テンポ良くボールを回し、適宜サイドに振りながら相手の隙を伺います。不慣れな左WBに起用された長谷部はあまり機能せず、浦和の攻撃はやや右サイドに偏っていましたが、それでも何度か良い形を作り出しました。鹿島は結局ファウルで止めてしまう場合が多く、幾度か危険な位置で浦和にFKを与えましたが、残念ながら浦和は今日もセットプレーで得点は掴めず。

 浦和は良い形を作っても1トップでエリア内のターゲットが薄く、しかもそのFWはストライカーとしては物足りない永井なのでなかなか決定機にまでたどり着かないのは致し方ない(前半の決定機は中央で永井のポスト→ポンテシュート!ぐらいか)ところ。しかし同じように何度も良い形を作りながら決定機にまで持って行けなかった川崎戦と違って閉塞感をほとんど感じませんでした。それは同じような形を作っても最後はシトンが強引に決めにいっては潰されるの繰り返しだったここ数戦と、シュペールな能力を持つFWが不在な分各選手が連動して相手を崩そうとする意図が非常にはっきり見えたこの試合との差だったと思います。

 連動性という意味ではこの日際立ったのが阿部の攻撃参加。啓太と並ぶ2ボランチはゼロックス杯では双方守備的に構えてしまい、結局90分を通じて阿部が何をやっているのかわからないという惨状でした。しかしこの日は久しぶりのボランチにも関わらず基本的に啓太が後、阿部が前という役割分担がしっかり出来ていて、阿部は頭数の足りない最前線を補うべく果敢に攻撃参加。その努力は得点に結びつくことはありませんでしたが、阿部がボランチとして千葉時代のパフォーマンスを取り戻したように思いました。

 方や前半の鹿島は浦和のセットプレー崩れからカウンターを仕掛けたのが2度あり、また浦和のミスで暢久の裏を突いた場面も1度ありましたが、それを決められず。鹿島はその最大の特徴であるSBの攻め上がりが少ないように見受けられましたが、中盤でボールをキープできない以上やむを得ないのでしょう。

20070429kashima1_3

 後半も立ち上がり早々坪井と闘莉王の連携ミス、さらに飛び出した都築のミスも重なって鹿島にビッグチャンスを与えてしまいましたが、鹿島はまたしてもこれを決められず。しょーもないミスで鹿島に何度も絶好機を献上したあたりはきっちり反省してしかるべきだと思いますが、これはたぶん疲労からくる集中力不足で選手を責めるのは可哀想なような・・・

 さらに中盤で不用意にボールを失って暢久の裏を突かれ、浦和は絶体絶命の大ピンチに陥りましたが、マルキ?のシュートはポストを直撃。跳ね返りに詰めていた興梠はなんと空振り。さらに後方からの野沢のシュートは枠外。この場面ばかりは運が良かったとしか言いようがありません。

 連戦かつ上海帰り。時間の経過とともにガス欠になるのが明白な浦和は一刻も早く先制点が欲しいところですが、この日何度も見せていたサイドからの攻撃がついに結実。左サイドに飛び出した啓太が落ち着いて逆サイドでフリーになっていた暢久にパス。暢久はこれまた冷静に中央に飛び込んできたポンテにパス。そして決めるべきチャンスをきっちり決めるポンテ。両サイドを使った完璧な崩し。いやぁ久しぶりに良いものを見ました。個人能力に頼ることなく、複数人でゴールを陥れるこういう攻撃パターンをオジェックはもっともっと作りたいのでしょう。

 今年の浦和は昨年と違って先制しても全く安心できないのですが、この日は昨年の勝負強さを取り戻した感も。案の定前目の選手は先制直後にはヘロヘロになってしまい、カウンターのチャンスと思われる場面でも無理せず中盤でボールをキープ。最前線でポストプレーをこなすのが精一杯で全く動けなくなった永井を早めに岡野に代えて積極的にカウンターを狙う選択肢もあろうかと思いますが、リードしながらも攻守に中途半端で結局同点弾を浴びた新潟戦や大分戦と違ってこの日ははっきり守りきるという意図がチームに浸透していたように伺えたのでそれはそれで良いのでしょう。

 実際先制後はセットプレーで危ない局面もありました(野沢は相変わらず良質のボールを蹴ってきます)が、ミスの目立つ鹿島に流れの中から守備陣を崩される場面はほとんどなし。それゆえ選手を代えづらいのかもしれませんが、後半行方不明になっている長谷部(それゆえ左サイドは途中からほとんど坪井一人で守っていたような・・・)をそのまま放置したのは謎でしたし、前線で動けなくなっている永井・ポンテ・伸二を残り5分まで3選手とも引っ張るのも今度の連戦を考えれば大いに疑問。オジェックもギド同様目先の勝ちにちょっと拘りすぎなような・・・でもようやく交代枠を3枚使い切って時間稼ぎ。セルは今季初出場。

 鹿島は最後にパワープレーを仕掛けてきましたが、闘莉王が聳え立つ浦和の堅陣を崩すには至らず。最後に3度ばかりあった明らかに飛距離不足のロングスローには失笑を禁じえませんでした。

20070429kashima1_2

 まぁ鹿島の決定力不足に助けられたと試合といっても差し支えありませんが、鹿島は最も得意とする「ボールポゼッション&SBが頻繁に攻撃参加して好機を伺う」という形は最後の15分くらいまでほとんど作れなかったわけですし(支配率の数値で鹿島が優位なのはおそらく浦和先制後に圧倒的に差がついたため)、往年の鹿島なら間違いなく決めてきたであろう「相手のミスによって生じた絶好機」を何度も外していたのもおそらく偶然ではありません。また上海帰りの浦和に対し、運動量で優位に立てないというのも相当情けない。その結果が12位という順位。

 一方浦和はくだらないミスが多くて幾度もピンチに陥ったのも事実ですが、ワシントン不在が逆に良い方に転んでチームの連動性が劇的に改善し、「個人ではなく組織で相手を崩す」オジェックの志向するところがはっきり見えたという意味では素晴らしい内容だったと思います。

 やりたいことが出来つつあるチームと大して出来なかったチーム。結局のところ決定力の差以上にこの差が命運を分けたのではないでしょうか?

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2007.04.29

(メモ)鹿島0 ‐1浦和

(スタメン)永井が復帰。上海で負傷した伸二もスタメン出場だが、怪我持ちのシトンがついにスタメン落ち(ベンチからも外れる)。堀之内が引き続きスタメン。ベンチにセルが入る!
主審扇谷

(前半)361にフォーメーションを変更。中盤を完全に制圧してサイドから何度もチャンスメーク。最前線が薄い分は阿部が何度も飛び込む。鹿島はファウルでしか止められず、何度も危険な位置でFKを献上。

鹿島は浦和のセットプレー崩れから反撃するのが精一杯。柳沢がいないのが痛恨。

やや飛ばし気味なのと長谷部の守備が軽いのが気掛かり。

(後半)立ち上がりに右サイド中盤で不用意にボールを奪われてカウンターをくらったがシュートはポスト直撃!
その直後両サイドを揺さ振って暢久の折り返しをポンテがついに決める!
後は時間が経つにつれて浦和は疲労の色が濃くなったが、鹿島はミスが多くポゼッションを保てない。
最後のパワープレーも虚しい。
オジェックはややおそまきながら珍しく交替枠を三枚使って難なく逃げ切り。

点差以上に実力差が感じられた浦和の快勝! 鹿島のほうが決定機が多かったのが事実だけど、鹿島のペースで進んだ時間帯は後半の15分くらいだったのでは?

シトン外しは正解だった。

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2007.04.28

【観戦記】浦和 4-1 新潟

20070428niigata1

<スタメン>

---北本--安藤---
-----柳田-----
-高橋------党首-
-----庭田-----
西口-矢野--田代-土橋
-----山郷-----

 07年リーグ初戦。経験豊かな選手を大量に補強してフォーメーションやスタメンが非常に気になりましたが、フォーメーションは昨年同様1ボランチの4-4-2。但し、昨オフに補強した4選手のうち、矢野・土橋・庭田と3選手をいきなりスタメンに起用してきました。また昨年は怪我でシーズンを棒に振った西口が復帰。そして驚いたことに党首はなんとスタメン出場でした。

 さすがエメルソン永井。ファンが開幕戦に何を求めているか、よくわかっています。

 ゲームは開始早々柳田の右CKをファーにいた矢野が押し込んで先制。その後も浦和が一方的にボールを支配し、トップでは長らくお目にかかっていない大量得点試合になるかと思ったのですが、その後はなかなか新潟守備陣を崩しきれず、ややもどかしい展開になりました。

 新潟は4-4-1-1なんでしょうか? 結果として押し込まれてズルズル下がらざるを得なくなる場面が多いものの、ラインを高く保ち、コンパクトな陣形の中で激しくプレスをかけようとする意識は十二分に感じられました。しかも新潟の選手は運動量が豊富。浦和の選手は個人技で新潟のプレスを交わし、サイドへ展開して攻撃という形が数多く見られましたが、なかなかサイドで1対1を作れずに苦戦模様。メンバーが昨年と変わったせいか両サイドのSB・SHの連携がもう一つなのがその主因でしょう。柳田とSHでサイドを崩すこともできますが、これだと中央が薄くなって得点の臭いが薄らいでしまいますし。

 ただ右SBに土橋が入った効果は大きく、党首は守備の負担が軽くなって攻撃に専念できるようになったようです。相変わらずポツンと右サイドでフリーで待っていてもなかなかボールは来ませんが、柳田や安藤が加勢に来た時はまずまずの働き。エリア内深く進入してシュートか!と思われた局面もありましたが、わずかに足が届かず。また党首は相手に当たられても簡単にはコケなくなりました。高卒選手じゃないのでこの時期になって体が出来てきた!というのは変ですが、たぶんSAVASの効果が表れてきたのでしょう。しかもスポンサーに無償提供してもらうSAVASよりも、なけなしの小遣いを叩いて自腹で買うSAVASのほうがよく効くのでしょう。

 流れの中でなかなかチャンスが掴めません(北本のシュートくらいかなぁ・・・)でしたが、35分にまたもや右CKから追加点。乱戦の中、こぼれ玉を安藤が根性で押し込んだもの。このくらいの時間になるとさすがに新潟も疲れてきて、左サイドに抜け出た柳田のクロスを安藤がDFに寄せられながらもきっちり決めて3点目。

20070428niigata2

<後半>

---北本--窪田---
-----安藤-----
-柳田------党首-
-----庭田-----
西口-矢野--田代-高橋
-----山郷-----

 驚いたことに後半頭から土橋に代えて窪田を投入し、高橋を右SBに据えたのを初め大幅にポジションを変更。土橋を下げた理由は推測する他ありませんが、面子的には明らかに攻撃的な交代。高橋を積極的に攻撃参加させてさらに追加点を取りにいったのかもしれません。また土橋は前半の終わり頃に致命的なミスを2回犯していたところを見るとコンディションがあまり良くなく、長時間持たないのかもしれません。

 点差があるのでエメルソン永井が試行的に採用したのかもしれませんが、残念ながらこのフォーメーションは事態を劇的に改善させるには至らず、むしろ党首を使った右サイド攻撃を停滞させる結果に終わりました。また最前線から安藤がいなくなると、引いた相手に対して最前線でのキープ力が落ちてしまうため2列目の攻撃参加、あるいはサイドへの展開がスムーズに行かないようにも見受けられました。それでも個人能力でで相手を交わしながらサイドからチャンスは作れるのですが、新潟が数的有利を確保しながらしっかり守っているので精度の良いクロスはなかなか入らず。

 結局前半同様新潟の動きが悪くなった時間帯に、党首に代えて投入された保坂が右サイドを単騎突破→クロスを北本がヘッドで叩き込んで1点を取ったに留まりました。最後は昨年左SBのレギュラーの岩倉が西口に代えて投入され、積極的に攻撃参加していましたが、残念ながらその頃には浦和も疲れてしまって見せ場を作るには至らず。

20070428niigata3

<最終形>

---北本--窪田---
-----安藤-----
-柳田------保坂-
-----庭田-----
岩倉-矢野--田代-高橋
-----山郷-----

 セットプレーで2点、狙いとするサイド攻撃で2点と新メンバーを加えたリーグ初戦としてはまずまずの出来でしたが、昇格組の新潟が思った以上に組織だったしっかりとしたサッカーをやって来たため少々苦戦したのもまた事実。しかもCK崩れからカウンターを食らって1失点してしまいました。CK時に新潟は全員引いてしまう一方、浦和は2人後方に、こぼれ玉狙いで1人を中盤に残しているのですが、それにも関わらず何度かカウンターを食らいました。スクランブル状態になった時のドタバタ感と、今回の面子だとスピードのある相手には案外弱いのかもしれんなぁというのが今日の気になったところ。

20070428niigata4

 さはさりながら選手層が厚くなった今季、浦和がどのようなサッカーを見せてくれるのか非常に楽しみです。

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(メモ)浦和4 ‐1新潟

(スタメン)党首スタメン!矢野、庭田、土橋と移籍組も投入。

(前半)1ボランチの442。右CKを押しこんで早々と先制。その後も一方的に新潟を押しこむが、決定機作れず。
さらに右CKを安藤が押しこんで追加点。直後に左サイドを崩して柳のクロスを安藤ヘッド!

(後半)頭から土橋→窪田でポジションも複数変更。しかしあまり機能せず、押しているわりにはシュートが打てない。
CK崩れでカウンターを食らって失点。
新潟がやや疲れて右サイドの保坂突破→北本ヘッドでなんとか一点取ったが、最後は浦和も疲れてしまいそこまで。
スタメンに昨年から複数変更があった開幕戦としてはまずまずだが、練度はまだまだ。
新潟のほうが収穫あったかも。

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スーパー銭湯「孝楽」@北浦和

 北浦和のスーパー銭湯「孝楽」に行って来ました。

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 北浦和駅から駒場へ向かう途中にあり、昔からMDPにも広告を出しているので浦和在住の方ならおそらくご存知だとは思いますが、川口からだとなかなか行く機会がありません。ただ埼玉は車じゃないと行きにくい郊外型のスーパー銭湯が多い中、数少ない駅から近いスーパー銭湯としてかねてから気になってはいました。

 昼飯を食ってからやおら出かけましたが、風呂に入る時間帯にはちょっと早いというのに館内はそこそこ盛況。

 住宅地の中に建っているため、大浴場・お食事処とも広いとは言いがたい感じ。大浴場は浴槽一個一個は狭いのですが、多種多様な型の風呂を並べることで飽きが来ないよう工夫がなされています。またぬる目の風呂や寝湯・足湯・湯腰掛等ゆったりくつろげるスペースを数多く設けているのが特徴でしょうか。

 空いていれば特に問題はないスーパー銭湯なので、駒場でのレディースの試合の後にでもまた行って見ようかと思います。

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住所:〒330-0073 さいたま市浦和区元町2-18-12
電話番号:048-678-1126(イイフロ)
営業時間:10:00~25:00(最終受付24:00)
休館日:第3水曜

料金:平日 550円 土日祝 650円

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2007.04.27

闘莉王、年棒1億円に

一昨日のニュースになりますが、またもや報知が海外アウェーで浦和フロント陣に接近して内部情報をゲット。

フロントは後々闘莉王が海外に出てゆくことを見越して異例の契約期間中の条件見直し(=年棒引き上げ&3年契約)を断行したんでしょうし、阿部を獲得したんだろうとも思います。

※弊ブログでは単なるニュースのコピペはできるだけ避けるようにしていますが、重要と思われる事実に関する記事は記録代わりに載せておきます。

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闘莉王、JリーグDF最高の年俸1億円!(報知)

【上海(中国)24日】浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(26)が、異例となる契約期間中の条件見直しを行い、今季の年俸が1億円(推定)になっていたことが24日までに分かった。さらに、W杯南アフリカ大会が開催される2010年までの3年契約を新たに結び直した。チームは25日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグで上海申花と敵地で対戦。闘将が赤い悪魔をアジアの頂点に導く。

(中略)

 今回の条件見直しは契約期間中の再契約となり、異例なケースだった。

 関係者によると、06年シーズン前、糀(こうじ)正勝代理人が浦和側と交わした闘莉王の契約は、推定年俸6000万円で3年契約。本来なら今季は契約の2年目で、年俸も同じ。年俸見直しの条項を盛り込まなかったため“昇給”はかなわないはずだった。

 だが、リーグ最少失点を飾った赤い砦(とりで)の番人として獅子奮迅の活躍を見せたうえ、出場33試合で7得点を挙げて悲願のリーグ制覇に貢献。オシム・ジャパン発足後、念願の初選出となった日本代表でも大黒柱となり、JリーグMVPにも輝いた。

 選手としての価値を別次元に高めた大活躍だったため、クラブの強化部は理解を示して今年2月のブルズ杯後、改めて3年契約を締結。アップ率の66・7%、額の4000万円増ともに異例の高い評価を得られ、現在のJリーグで日本人選手3人目となる推定年俸1億円に輝いた

(後略)

(2007年4月25日06時01分  スポーツ報知)

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レディースの試合を見に行こう!

 埼スタのオーロラビジョンで何度も告知されているので、近々レッズレディースの試合があることは大方ご存知かと思いますが、明日28日にいよいよレッズレディースがリーグ初戦を迎えます。

vsアルビレックス新潟レディース

2007年4月28日(土) 12:00キックオフ@埼玉スタジアム

 レッズレディースは昨年度リーグ2位。残念ながら優勝したベレーザとはまだかなり実力差があったことは否めませんでした。

 しかし今年は日本女子代表の矢野選手(from神奈川大)の獲得に成功した他、他チームの主力選手ぶっこ抜きというトップチーム顔負けの荒業まで敢行して計4選手を補強。

 日本女子代表に名を連ねる選手は安藤・柳田・山郷・北本・矢野と5人を数えるに至り、今年は是が非でも優勝を狙う意気込みが十二分に感じられる陣容でリーグ初戦を迎えることになりました。

 さはさりながら優勝候補筆頭のベレーザは依然として強敵。昨年度のレッズレディースの観客数は有料化にも関わらず1000~2000強と健闘しましたが、リーグ優勝を果たすためにはより一層の皆さんの後押しが必要です。

 女子サッカーは男子と比べるとキック力やスピードが大きく劣るので、どうしてもチマチマした展開になりがちで面白くないという向きもあるかと思います。しかし、

選手が誰一人手を抜くことなく、懸命に闘っている姿はゲームの種類・カテゴリーを問わず人の心を打つ

私はそう思います。

vsアルビレックス新潟レディース

2007年4月28日(土) 12:00キックオフ@埼玉スタジアム

よろしくお願いします。ちなみに入場料は高校生以上1,000円、小中学生は無料です。

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2007.04.26

追伸

達也の怪我は治りました
永井の怪我はまだだけど
相馬が急に無口になった初夏に

怖くて私聞けませんでした
伸二の脚の白い包帯
上手に巻いてくれたのは誰でしょう?

|-`)o0 たぶん仁賀ドクター・・・

ミドルシュートは無駄ですか
若手起用は嫌いですか
どこでもあるようなミスですか
私テレビ切りました

たとえば今日の試合のこと
他のサポが楽しそうに笑ってた
川崎の勝ちが眩しくて
耳をふさぎました

下手なくせにシトンのために
上げかけたしょぼいクロス
やはり夢でした 
横に戻しましょう(´・ω・`)ショボーン

新たに敷いた4バック
慣れきっていないけど
最後のわがままです
ベンチの選手を使ってください

ミドルシュートは無駄ですか
若手起用は嫌いですか
どこでもあるようなミスですか
私テレビ切りました 

--------------

(元歌)さだまさし「追伸」

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【TV観戦記】上海申花 0-0 浦和

 永井が肉離れで戦線離脱。オジェックがどんな布陣で上海申花戦に臨んでくるかが大きな関心事だったのですが、実際の布陣は予想だにしなかった奇妙なものでした。

---ワシ-------
------ポンテ---
伸二--------暢久
---長谷--啓太---
阿部-釣男--ホリ-坪井
-----都築-----

※上海が終始引いていたので長谷部が攻めあがる回数が非常に多く、中盤は事実上啓太の1ボランチといっていいかもしれません。

 驚いたことに坪井が右SBの4バック。永井がいないのでポンテを前目に上げ、空いた右SHに暢久を入れるところまでは想像の範囲内。そこで右SBにはてっきり平川が入るものと思っていましたが、そこにはなんと坪井。上海の攻撃はタテポン一発でのカウンター主体なのでスピードのある坪井は外せず、また上海は高さがあるので闘莉王も外しがたいところまではわかりますが、CBに堀之内を入れたのはどうしてなんでしょう? アウェーなのでまずは守備からという意図なんだろうと思いますが、それなら暢久SB、平川SHのほうがまだマシかと。

 案の定坪井は時折前線に上がってくるものの囮にすらなれず、攻撃には何の役にも立たず。このフォーメーションの場合は引いた上海を崩すに際してSBが飛び出してサイドで数的有利を作ることが絶対不可欠なはずですが、そういう攻めは左の阿部がたまに上がってくる時にできる程度。右はほとんど暢久やポンテが単騎で勝負を強いられ、単調かつ精度の低いクロスを放り込んでジ・エンドという場面が数多く見られました。この日スコアレスドローに終わった原因のかなりの部分はこの不可解なフォーメーションのせいといっていいでしょう。サイド攻撃がほとんど機能しないので闘莉王が頻繁に攻撃参加して力攻めに出るのはやむを得ないかと。

 浦和の4バックはただでさえSBの攻撃参加が少なく、チャンスになった時の攻め駒不足に悩んでいるのですから、そこにあえて全く攻撃能力のない坪井をSBに据えてまで4バックに拘るのは不合理。

 それでも浦和の立ち上がりは悪くありませんでした。ワシントンが最前線でキープして長谷部やポンテがフォローするという川崎戦ではあまり上手くいかなかったプレーが見られ、立ち上がり早々に長谷部のシュートを生んでいます。

 しかし、そんな良い形も前半15分くらいまで。あとは突っ立っている選手の足元から足元へ単にパスを繋ぐだけで、引いた相手に対してボールはキープしているものの、全くゴールに近づくことが出来ないもどかしい時間帯が続きました。DFラインの裏を突く攻撃は怪しげなオフサイドの判定でこれまた実らず。

 上海は埼スタでの一戦よりは中盤でプレスをしっかり掛けてきます。そんな相手に対し浦和はドキッとするようなパスミスを時々犯してチャンスを献上。悪いことにそういう時に限って闘莉王が攻撃参加していたり、結果としてサイドに釣り出されてしまったりして、あわやという場面を作られました。

 後半もCKから阿部のヘッドがクロスバーを直撃したチャンスがあっただけで手詰まり感は変わらず。業を煮やしたオジェックは珍しく早めに動き、後半15分に伸二に代えて平川を投入して3バックに変更。誰が見ても最初からこうすればいいのにというフォーメーションです。この日の伸二は精彩を欠き、ボールをキープしながら周囲のフォローを待つばかりで、シュートなり決定的なパスなり、自ら仕掛けて行くような動きがほとんどできませんでした(全然ダメだと思ったら、早い時間帯に負傷していましたか・・・)。動けない伸二に代えてスピードのある平川の単騎突破で局面打開を図ろうとするのは妥当でしょう。

---ワシ-------
------ポンテ---
----長谷部-----
平川--------暢久
---阿部--啓太---
-ホリ--釣男--坪井-
-----都築-----

 しかし、その成果を確認できないまま時間が経過する中、悲劇が起こりました。相手と交錯した際に顔に暢久の手がかかった格好になって暢久がイエロー1枚。これ自体は厳しい判定だと思いますが、この日の暢久はやはり精彩を欠いて手で相手を止めているように見えるプレーを頻発していましたから、早晩イエローを貰うことは避けられなかったかと。

 しかもその直後、間抜けなことにスローインで迷っているうちに遅延行為と看做されてさらにイエローをもらって退場。この日の主審はやや判定の基準にばらつきがあり、しかもややホーム寄りと思われる笛が多かったと思います(阿部へのタックルはありゃ一発レッドだろうし、上海のシミュレーションは全然取ってくれない・・・)が、退場に繋がってしまった暢久のプレーは不用意といっていいでしょう。

 やむを得ずオジェックはワシントンに代えて岡野を投入。てっきり岡野を最前線に置いてのカウンター狙いと思いましたが、岡野のポジションは暢久同様右WBで事実上ゼロトップ。岡野投入後都築がゆっくりプレーを進めだしたところを見ると、暢久退場の時点でオジェックは早々と引き分け狙いに切り替えたのでしょう。おまけに中盤の選手は疲労困憊でボールをキープすることさえままならなくなりましたから、カウンターなんて夢のまた夢。それでも左サイドを平川が突破してクロスに長谷部が突っ込むというこの日最大の見せ場を作ってくれましたから、まぁ良しとせざるを得ないかと。あのビッグチャンスを見ると最初から後半のフォーメーションなら1点取れたかもしれんなあぁとつい死んだ子の年を数えてしまいます。

 最後は数的不利になりましたが、上海申花はしっかりポールを回しながら相手の手薄なところを狙うという芸当はできないチームだったので助かりました。

 結局川崎戦同様、押してはいるんだけれども決定的なチャンスは数少なく、攻撃に閉塞感が漂う試合になってしまいました。攻撃陣に怪我人が相次いで選手を変えようにも変えられず、スタメン組に疲労が蓄積して人が動かない、動けないために相手を崩しきれないような感じ。こうなるとセットプレーでせこく1点取って逃げ切るしかないんですが、その貴重なセットプレー=前半エリア近くでのFKを伸二でもポンテでも阿部でもなく、よりによってワシントンに蹴らせたのは全く不可解でした。しかも裏をかいたつもり(?)がGKに読まれてなんなくキャッチされてあぼーん。この場面、ちょっとチームがおかしくなっているような気がしましたが、それは杞憂であって欲しいものです・・・

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2007.04.25

(メモ)上海申花 0-0 浦和

(スタメン)負傷で永井が欠場。堀之内がスタメン入り。

(前半)

 坪井が右SB、暢久右SH、ポンテFWの4-4-2だが、阿部の位置が高いので3-5-2にも見える。

 立ち上がりはワシントンのポストプレーを活かした良い攻撃が見られたが、あとはボールを支配するだけで引いた相手を崩しきれず。立っている味方の足元から足元へボールを回しているだけ。また時々致命傷になりかねないパスミスあり。

 坪井の右SBは攻撃には何の役にも立たないので、阿部や闘莉王の攻撃参加が頼み。ただ闘莉王の上がった後は上海に狙われている。堀之内ではでかい相手にはしんどい。

 笛はややホーム寄り。

(後半)

 後半16分に伸二→平川で3バックへシフト。平川の縦への突破で打開を図るが、その効果が見えないでいるうちに暢久が立て続けにイエローをもらって退場!

 後半35分ワシントン→岡野でカウンター狙いにいったが、中盤でボールキープできずにチャンスは平川→長谷部の1回のみ。

 次節暢久はもちろん、闘莉王も警告累積で出場停止。

 川崎戦同様に攻撃に閉塞感が漂っていたが、アウェーでの勝ち点1最小限の義務は果たした。

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武運長久を祈る!

 昨オフに野沢温泉にて「うぃあー強化合宿」を敢行した甲斐があったかどうかはわかりませんが、ここまではまずまずの結果を残している(ゼロックス杯惨敗直後には考えられなかった!)浦和レッズ。

 ところで、その強化合宿では

・新幹線に乗り遅れた者 1名

・きっぷ紛失 1名

・氷が割れて両足で池にはまる者 1名

・寝落ち 1名

とトラブルが続出しました。あっ、寝落ちは関係ないですね。

国内旅行ですらこの有様ですから、こんな面子が無事上海から戻ってくるとは思えないんですが・・・

今日の標語:お土産は勝ち点3でいいのお父さん(字余り)

P.S.

当方は情報を遮断したまま帰宅して録画観戦です。

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2007.04.24

無印の馬がゴール!

 鉄板中の鉄板、オッズ1.0倍で「ドコモスタジアム」になると目されていた大宮公園サッカー場のネーミングライツですが、意外にも「Nack5」が権利を取得しました。NTTグループもこれ以上ドブに金を捨てるわけにはいかないということなのでしょうか。

 また本件でそれ以上に意外だったのはネーミングライツに4社も応募があったこと。蘇我スタ(現フクアリ)のネーミングライツ売却は非常に難航しましたし、山形(現NDスタ)も値下げしてようやく1社が入札に応じたとのこと。

 大宮公園のネーミングライツ取得によるPR効果なんて現在の大宮の観客数・メディアへの露出度を見れば蘇我スタ建設当時の千葉と似たようなもんでしょうし、しかも今後J2に転落してしまう可能性が極めて高いチームのホームスタジアムですから蘇我スタよりもさらに条件が悪いような気がするだけに、よく4社も手を上げたなと思いました。

 もっともNack5との契約内容が不明なのでこれ以上つっこみようがありませんが。

P.S.

 埼玉スタジアムのネーミングライツ売却には知事が否定的ですが、ゴール裏屋根設置の原資としては有力な案だと思うんですがね。「埼玉」を冠につける条件で売却すれば、「埼玉」をPRしたい知事の意向にも反しないはずなんですが・・・

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NACK5に命名権 大宮公園サッカー場(埼玉新聞) 

 十一月のリニューアルオープンに向け、さいたま市が公募していた大宮公園サッカー場(大宮区高鼻町)のネーミングライツパートナー企業(命名権売却企業)に、FMラジオ放送局のNACK5(ナック・ファイブ=大宮区、佐藤允克社長)が内定したことが二十三日分かった。県内の公共スポーツ施設で命名権の売却は初めて。

 新名称は「NACK5スタジアム大宮」(仮称)となる見込みで、基本事項を確認後、来月十四日ごろに調印式を行う予定。

 さいたま市は長期・安定した管理運営を可能にするため、命名権売却を決定。新名称に「大宮」を盛り込むことや売却希望額五千万円以上などを条件に、五日までパート―ナー企業を募集した。市内三社、都内一社の応募があり、二十日の「命名権者審査選定委員会」でNACK5を第一候補に内定。二十三日、四社に結果を伝えた。

 市担当課は「詳細は話せない」としたが、「地元企業でイメージもいい。売却金額だけでなく、スポーツを通して地域の活性化など連携して取り組める企業」と評価した。

 大宮公園サッカー場は一九六〇年に日本初のサッカー専用球場として開設。Jリーグ大宮アルディージャのホームスタジアムとして現在、一万五千五百人収容の改修工事が行われている。

 NACK5は八八年開局。地元企業で知名度が高く、プロ野球やJリーグなどスポーツ中継にも力を入れている。

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観客動員-ホーム第4節(1)

 浦和のホーム第4節川崎戦の観客数は50,531名。開幕戦以来の5万人超で、前売り売り上げから推察される観客数に近いものとなりました。やや暑い位の好天に恵まれ、ビジター席もきれいにビジュアルパフォーマンスが出来上がるほどの盛況。川崎はおそらく今季最後まで優勝を争うであろう好敵手と目されるに至り、優勝争い真っ只中の昨年の対戦ととほぼ同数の観客が集まりました。試合内容から見ても川崎が首都圏最大のライバルにのし上がったのは間違いありません。結果は浦和が1年半ぶりのホームでの敗北に終わりましたが、浦和がホームで負けるのを初めて見た方もいらっしゃったかもしれません。

 その他の会場は味スタを除いて観客数に漸減傾向が見られますが、気になるのは広島。またしても雨交じりだったようですが、ホーム3試合連続の1万人割れ。そんな中広島には厳しいニュースが先週報じられました。

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サンフレの赤字、約5億円(中国新聞)

 サッカーのJリーグ1部(J1)サンフレッチェ広島は十六日、広島市内で株主総会を開き、二〇〇六年度(〇六年二月―〇七年一月)の決算を承認した。経常損失は球団史上二番目の四億九千八百万円にのぼり、二年連続の赤字となった。

 総事業費が前年度比二億九千二百万円増の二十七億六千六百万円に達した。選手補強に加えシーズン途中の監督交代が響き、選手スタッフ人件費が十億九千五百万円(一億二千五百万円増)。選手獲得にかかる移籍金なども三億五千万円(九千七百万円増)、仲介手数料も四億千二百万円(八千百万円増)とアップした。

 一方、売上高は前年度比三千七百万円減の二十二億六千七百万円となった。うちスポンサー広告料は十一億九千二百万円(八千四百万円減)。入場料収入は三億七千九百万円(三千三百万円増)。主催20試合の総入場者数は約二万七千四百人減の約十九万九千百人。一般向けチケット販売の不振を、好調だった年間指定席と年間パスの販売がカバーした。

 久保允誉社長は「本年度は補強に頼らない育成型のチームづくりに原点回帰し、黒字に転換させる」と話した。(佐藤正明)

 ◎解説 黒字転換、観客動員が鍵

 広島が一九九六年度の五億七千四百万円に次ぐ赤字決算となった。それでも、チームはペトロビッチ監督の下で上昇傾向にあり、劇的な「V字形」の回復は可能。久保社長は「本年度は大丈夫」と三年ぶりの黒字転換を見込む。

 赤字が約五億円まで膨らんだのは、例年なら次年度に回していた移籍金などの支出要素をできるだけ「前倒しした」(久保社長)面もある。それだけ、二〇〇六年度で底を打ちたい意図が読み取れる。

 〇七年度はJ1クラブ平均の売上高約二十五億円(約二億二千万円増)と経常利益七百万円を見込む。既存、新規のスポンサーから約一億円の増額をほぼ確保。さらに小口のスポンサー獲得も進める。選手補強を抑えたことで、総事業費は約三億円の削減を目指す。

 ただ、球団を黒字体質に変えていくには、二年連続で減少している観客動員数のアップが欠かせない。久保社長はJリーグとの共同企画など、さまざまな取り組みを実施する方針を示した。

 主力選手を手放すことなく黒字を達成できれば、久保社長の言う「厳しいが来年以降につながる年」になる。(佐藤正明)

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広島は05年度も1.7億円の赤字を出していますが、06年は赤字が約3倍増。単年度で5億円もの赤字を出しているクラブは05年度では神戸しかありません。

(参考) 2005年度Jクラブ個別経営情報開示資料

 昨年度の赤字には一時的要因がかなり混じっているとはいえ、広島の今季入場者数は昨年度を大幅に下回って推移しており、現状では観客増=収入増という正攻法で経営が早期回復する可能性は薄いといわざるを得ません。社長は「本年度は育成型のチームづくりに原点回帰し、黒字に転換させる」と語っていますが、その帰結は残念ながら明らかかと思います。

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2007.04.23

夢の途中

 タイトなスケジュールにも関わらずスタメン固定。しかも選手交代が少なく、大抵交代枠を余してしまうことでイマイチ評判のよろしくないオジェック監督ですが、彼に関して感心するのは表立って審判批判をしないこと。

 そもそも今季一度も何かと物議をかもし出す主審に当たっていないこともあるかもしれませんが、いかにも怪しげなオフサイドの判定があろうとも、またいかに汚げな行為に対しファウルを採ってくれなくても、オジェックはベンチで成り行きをじっと見守っています。その姿はどんな理不尽な仕打ちに遭おうとも、じっと耐えに耐えている高倉健を髣髴させるといえば言いすぎでしょうか(明らかに言い過ぎ)。

 審判も人の子。試合中に相手にとやかく言われて心穏やかであろうはずがなく、人によっては逆ギレしてしまうこともあるでしょう。

 これまでも何度か書きましたが試合中、あるいは試合後の会見での審判批判は百害あって一利なし。その点ではオジェックは経験を積んだ監督だなと思います。

 意外に早い時期に4バックへ移行し、攻守に組織性を持たせようとはしているものの、一朝一夕に組織力は上がらず。しかも悪いことにワシントンが不調&アレックス移籍で個人能力による打開も昨年のようにはいかず。しかもチャンピオンチームゆえ試行錯誤は許されず、どうしても目先の勝ちに拘らざるを得ない。なかなか厳しい状況下でチームもオジェックも苦しんでいます。

 しかし、「アレックス→ワシントンor闘莉王で1点ぽこっと取って、後はサイドをズゴズゴにやられながらも闘莉王が徹底的に跳ね返して1-0で勝つ」サッカーよりは、格段に面白みのあるサッカーを指向しているのは明らか。

 川崎戦を見ていると5月一杯は辛抱が続きそうですが、監督を代えて海外で通用するチームを目指している最中ですからやむを得ないでしょう。辛抱、辛抱(と自分に言い聞かせる)。

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浦和経営情報2006で遊ぶ

浦和から2006年度の経営情報が公開されました。

注記にある通り05年度は10ヶ月の変則決算なので時系列的な分析がやりにくい(05年度で欠けている1,2月は試合のない月なので05年度の数字を単純に×12/10倍してもほとんど意味がないんですな・・・)のですが、目についたところだけメモっておきましょう。

・05年度と比べて営業収入が58億円→71億円と13億円も増加していますが、営業費用が54億円→69億円と収入以上に増加し、営業利益は前年比減になっています。

※もっともプロフットボールクラブは利益を上げて株主に還元することを主たる目的とはしていない、ある意味妙な株式会社なので、減益自体はさしたる問題ではありません。但し親会社の利益補填契約がない浦和の場合は売上の割りには資本が過少なので、不測の事態に備えて税金を払ってでも利益を積上げて内部留保を厚くする必要があり、利益ゼロというのは困りものなんですが。

・営業費用が大きく増加した主因は事業運営費(+9億円)。選手・監督・コーチ報酬は2億弱しか増加していない。

・事業運営費の内訳は不明。事業運営費が02年→03年で大幅に増加し、その後05年までほぼ横ばいなところを見るとその大部分は埼スタ使用に伴う経費(05年は10ヶ月決算だがその間は全部オン・シーズンなので事業運営費は04年とほとんど変わらない点に注意)と目されます。05年→06年の増加は利益の増分をここに突っ込んだと考えればレッズランドでしょうか?

・営業収入は入場料・広告料・グッズ収入がバランス良く増加。しかし04年度と比較すると広告料収入のやや伸びが目立つ。メインパートナーがやや小粒になった07年度はこの項目の増減が気になるところ。

・06年度は3年ぶりに「選手・監督・コーチ報酬」が入場料収入の範囲内に収まりました。04年、05年はそれぞれ前年オフに大型選手補強をした結果、選手・監督・コーチ報酬が入場料収入を大きく超えています。

※もっともこれはかなりリスキーな賭けで、無謀な選手補強で経営がおかしくなったクラブはゴマンとあります。

・05年、06年と利益を上げた分、純資産が着々と増加。

・Jリーグ、ナビスコ戦等浦和主催試合の総入場者数は04年:634,996→05年:783,058→06年:867,930と増加(04年、05年は浦和公式サイトから。06年はJリーグ公式サイトからJリーグ入場者数とナビスコ入場者数を合計)。

・従って入場料収入を入場者数で割った入場者単価は04年:3,083円→05年:2,489円→06年:2,916円と、意外にも04年と比べて低下しています。埼スタ専用シーチケ販売の影響もあるでしょうが、浦和はシーチケの割引率が著しく低いのでそれが主因ではなく、単に観客の増分がA自由席に集中したためでしょう。昨年から南スタンドがびっしり埋まるようになったのがそれを雄弁に物語っています。単価が高い割りには空席の目立つアッパー席の販売が浦和の収益向上の鍵を握っていることは明らかです。

※05年の入場者数が04年より大幅に増加しているのに入場料収入が微減なのは、タダ券がほとんどない浦和の場合明らかに変で、05年度が10ヶ月決算である影響をモロに受けています。

P.S.

どちらかといえば経営内容を他クラブと比較するほうが面白いのですが、Jリーグから全クラブの経営情報が公開されるのは昨年の例からすれば9月くらいになります。

P.S.2

同時に役員人事も公表されていますが、新任役員のプロフィール紹介ぐらいあってもよさそうなところ・・・

ちなみに今回退任される林宏行氏は三菱自動車から06年5月に来られた方で、06年7月のクラブ組織図を見ると取締役総務部長を勤められていました。退任ではなく、株式総会を待たずに3/31日付で辞任というのが妙に気になります。

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2007.04.22

【観戦記】浦和 1-2 川崎

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 磐田戦のように内容で完敗しながらも勝ち点3を掴む試合もあれば、さほど出来がいいとは思えない相手に数少ないチャンスを立て続けに決められてそのまま逃げ切られる試合もある。ホーム無敗記録もいつまでも続くはずもなく、チームがちょっとずつ相互理解を深め、スムーズに機能しはじめるまでじっと我慢。リーグ中断期間まで首位に勝ち点3のビハインドくらいまでは許容範囲。90分間緊張感が張り詰めた良いゲームだった。

 そういうきれいごとでかたずけてしまうこともできますが、残念ながらG大阪戦まで続く厳しい連戦の中で相当勝ち点を落としそう、そういう予感が随所に漂う残念な敗戦でもありました。

 総じて浦和が押し気味の試合でしたし、実際シュート数では川崎を圧倒しているわけですが、完全に川崎DF陣を崩しての決定機といえるものは結局前半の長谷部→ポンテだけだったと思います。川崎は前半こそいつやられてもおかしくない出来でしたが、後半早々に2点先行した後はうまく守りきったという印象が強く残りました。昨年何度もあった悔しい敗戦・引き分けを教訓にしたたかな試合運びを身に着けたというところでしょうか。方や浦和は一見優勢と見える状況に安堵して最後まで局面を打開できずに時間を浪費したといっていいでしょう。

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 負傷をおして強行出場を繰り返していた闘莉王は代表合宿でひと悶着あってついに欠場。闘莉王に代えて堀之内がスタメン。今節のフォーメーションは柏戦と全く同じ右が大きく開いた中盤ボックス型の4-4-2。4バックにしては暢久がやや高い位置を取るので局面的には3バックにも見えます。永井は柏戦ほど中盤に下がって来ませんでしたので最前線は純然たる2トップ。

---ワシ--永井---
伸二---ポン-----
---長谷--啓太---
阿部-ホリ--坪井-暢久
-----都築-----

 一方川崎はいつもの3-5-2。森がなぜかベンチにもおらず、代わりにFW黒津が先発起用されたため、3トップで臨んでくるのかと思いましたが、蓋を開けてみればいつものフォーメーション。黒津は左WBに入り、村上が右WBへ。

 またコイントスに勝った川崎はなぜかわざわざ風下を選択。後半に攻勢をかけることを意図したのかと思ったのですが、終わってみればそのような形跡はなく、単に「浦和にいつも通りにはやらせない」という単なる関塚の嫌がらせに過ぎなかったような・・・でもその粘着質的な執念が最後に勝利を手繰り寄せることはままあります。

 前半立ち上がりは川崎が猛攻を仕掛けますが、浦和が中盤が最終ラインに押し込まれることなく果敢に対抗し、結局川崎にシュートを撃たせず。ただでさえ安定感に欠ける4バックに組み入れられた堀之内はこの立ち上がりで少々手ごたえを掴んだかもしれません。

 川崎の攻勢を凌いだ後はほぼ一方的な浦和ペース。前半の川崎は中村・谷口をはじめ中盤の動きがイマイチで、こぼれ玉を拾われて浦和の波状攻撃を許すだけではなく、長谷部をフリーにしてしまう場面が目立ちました。

 中盤で優位に立った浦和は何度も川崎の高いDFラインの裏を突こうとしましたが、残念ながら両FWが実に不甲斐ない出来でなかなか決定機を掴めず。疲労困憊の永井はボールが全く足につかず、スピードもなければキレもない。ワシントンに至っては独力でDFを交わそうとしてボールを失うの繰り返し。

 この日最大のチャンスだった「長谷部の右サイドへの飛び出し→どフリーのポンテへ折り返し」はワシントンのポストプレーから生まれたもので、ワシントンがああいう回りを使うプレーをもっと見せてくれるとチームも楽だし、川崎もワシントンばかりマークするわけにいかなくなるので本人もおいおい楽になると思うのですが、そういう場面は数えるほど。挙句の果てにそんなに不当とは思えない審判の判定に何度も激昂。依然として調子の上げらないワシントンは残念ながらメンタル的に負のスパイラルに嵌ってしまっているように思えて仕方ありません。

 ワシントンのポストプレーが使えないためか、浦和の攻撃はサイドからの放り込みが非常に目立つ展開。ところがこれも全くの不発。出し手と受け手の呼吸が合わないのか、あるいは不振のFWが功を焦りすぎなのか、オフサイドを取られまくり。また川崎の3バックは高さがあるのでそもそもサイドからの放り込みが奏功する可能性は薄く、そういう点で浦和の攻撃は工夫が足りなかったように思います。サイドからの放り込みに頼るとなるとアレックスのような高精度のクロスじゃないとちょっと辛い。

 川崎の3バック相手には積極的に地上戦を仕掛けてゆかないとしんどいのですが、永井は不振、最前線のポストプレーを使っての2列目・3列目の飛び出しも僅少、おまけにサブにしかるべき人材もいないとなると、時間が経過するにつれて手詰まり感が強まったのもむべなるかなという気も。

 不発といえば何度もあったCKではあまり点が入る気がしませんでした。この辺りは闘莉王不在を痛感させられましたが、高さのある川崎DF陣に対して浦和に工夫がなかったのもまた事実。

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 そして問題の失点場面。1失点目はエリア中央で伸二の不用意な横パスを攫われたのがきっかけ。この試合での浦和は終始優勢に立ってはいるもののこういう凡ミスもまた多かったのが気になりました。前半は永井が中盤でボールを失ったことを契機に我那覇に際どいシュートを浴びましたし、暢久は2度ばかり集中力を欠いたようなプレーでピンチを招きました(啓太はそのフォローで被イエロー1枚)。またピンチには関係ありませんが、都築がありえないキックミスを2度も犯し、反撃ムードに水を差す場面も。

 まぁそういう浦和のミスをしっかり突いてくる川崎が巧かったといえばそれまでですが、わざわざ4バックを採用したのに2点ともサイドからやられてしまう浦和も4バックの未熟さを露呈したようなもの。1失点目は黒津のドリブルでエリア侵入を許したのが致命傷になりましたが、暢久が裏を取られたのはともかく、そのフォローに入った長谷部まで後から追いかける形になってしまった時点で勝負あり。2失点目は浦和が数的優位を確保していた中でのマヌケな失点。ジュニーニョとしっかり対峙していながら簡単にクロスを送られてしまった暢久も何ですが、中央で待ち構えているマギヌンがフリーになっているという大惨事。長谷部のミスなんでしょうかね? 浦和のセットプレー崩れで、守備側に人数がいるとはいえマークが曖昧になりがちな状況を川崎に巧くやられました。

 CK崩れから堀之内の肉弾攻撃で1点を返して浦和が押せ押せとなりましたが、ここからの川崎の守りは見事でした。やや後に人数を割いてのカウンター狙いではありますが、決してベタ引きになることはなく、中盤から最終ラインをコンパクトに保って、浦和のボール保持者に対して複数人でチェック。半ば浦和にボールを持たせながら決定機は与えない、そんな守り方を徹底していました。また後半の川崎は足を攣らせる選手が続出しましたが、関塚は後半半ばから順次選手を代えて最後まで守備網に穴を開けず。

 そんな川崎に対し、浦和の攻撃は完全に手詰まり状態。浦和の攻撃的な手駒は岡野と平川だけで、不調とはいえワシントンは代えが効かず、同じく不振の永井に代えていつ岡野を投入するのかなと思って見ていたのですが、オジェックの放った手はなんと伸二→平川で平川を左SBに入れて阿部を前に上げるというもの。運動量の落ちた伸二を代えるのはわからなくもありませんが、閉塞感を打破するにはほど遠い結果に。またそれ以前に川崎の高いDFラインの裏を突くのにオジェックがなぜ岡野の投入を躊躇ったのかが最後まで謎でした。

 浦和が終始攻勢ではあったものの、柏戦前半に見せたような「流れるように人も動いてボールも動く」サッカーはほとんど見せることはなく、むしろ中盤と前線のかみ合わせの悪さがクローズアップされただけ。一見良い内容に見えますが、その実は川崎の術中に嵌ったものといって差し支えないでしょう。またこれまで相手を崩しきらずとも個人能力差でなんとかできていたのですが、川崎のDF陣相手ではそれが通用せずに馬脚を表したといってもいいでしょう。

 相変わらず手数は少ないもののSBの攻撃参加が日に日に様になって来たこと、それに川崎の試合運びに助けられたとはいえ闘莉王抜きの4バックが致命的な破綻を来たさなかったこと。チームの熟成を感じさせたのはそんなところでしょうか。

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2007.04.21

(メモ)浦和1 ‐2川崎

(スタメン)負傷欠場の闘莉王に代わり堀之内がスタメン入りした他は不動のメンバー。サブに堤が入る。
川崎はなぜか森がベンチにもおらず。我那覇、黒津、ジュニーニョの3トップ?
主審吉田寿

(前半)黒津は左WBで3‐5‐2。浦和は柏戦同様右の開いた4‐4‐2。
川崎は中盤の動きが悪く、浦和がこぼれ玉を拾って長谷部がフリーになる場面多い。しかし高い川崎のDFラインの裏を直接突く攻撃は不発。ワシのポストを使って長谷部が右サイドへ飛び出した絶好機はフリーのポンテが決められず。

4バックに破綻ないが、中盤でのミスは致命傷に。

(後半)右サイドをドリブルで破られた一点目はまだしも、右サイドで人が付いているのに簡単にクロスを送られ、しかも中央に飛び込んできたマギヌンを捕まえられなかった2点目はひどかった。やはり人が代っての4バックには無理があったか。

堀之内の肉弾攻撃で一点返し、なお一方的に攻勢を仕掛けるが、川崎の堅陣を崩せないどころか決定機も作れず。

オジェックの放った手は伸二→平川のみ(阿部が伸二の位置へ)。

川崎にずこずこにやられたわけではないが、試合に賭ける執念で負けていた気がする。

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「選手争奪戦」のどこが悪いのか

 「裏金」とは何らかの法令・規則に違反して供与される金品のこと。

 プロ球団が選手獲得にあたって「裏金」を供与して叩かれるのは、それが違法だから当たり前。

 しかし、選手獲得にあたって金品が授受されること(言い換えれば「スポーツのビジネス化」)自体は人気スポーツの宿命であり、無理に規制したところで抜け穴探しとのイタチゴッコになるだけ。徒に規制するよりは、オフィシャルな制度・仕組みのもとで公明正大に金品が流れるほうがはるかに良い(その結果金まみれになった選手・親・関係者がどういう人生を送るのかはまた別問題)。

 野球が巨大ビジネス化していることを故意に無視し、野球留学や特待生制度について疑問を呈する高野連の発想はいたずらに問題を複雑化するだけではなく、優秀な野球少年の育成を阻むだけだと思います。

 学校間の「選手争奪戦」のどこが悪いのか。競争が悪なら、それを助長している新聞社主催の野球大会なんてやめてしまうのが高野連なりに首尾一貫した態度だと思いますが。

P.S.

 国内サッカーで「裏金」問題が表面化しないのは、単にビジネスとしての規模が小さいためだけでしょう。念のため。

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野球特待生:高野連、制度認めぬ方針 大学とも足並み(毎日新聞)

専大北上に端を発した高校野球の特待生問題。他競技のように野球も認めてはどうか、という世論にも流されず、日本高校野球連盟は18日の審議委員会であくまで「認めず」の方針を貫くことを確認した。田名部和裕参事によると、特待制度に対する考え方は全日本大学野球連盟とも話し合い、足並みをそろえていくという。

 学業成績に基づく特待制度や、家庭の経済事情に応じた奨学金制度まで認めないというのではない。野球を理由とした特待制度は、学校間の「選手争奪戦」を助長し、不正の温床につながるという危機意識がある。また、野球の技術だけで特別扱いされることが、生徒の成長にいいことか、という根本的な疑念もある。

 特待制度は中学生の勧誘、野球留学の問題と密接に関係している。野球部を強化して宣伝に利用したい学校は、学費や入学金、寮費の免除の条件を保護者に持ち掛け、中学生を勧誘していく。時に第三者の「あっせん行為」にまつわる金銭授受も行われるという。そんな実態が日本高野連の野球留学検討委員会に報告されている。

 これまで日本高野連は通達を出し、野球留学の実態調査も行って健全化を促してきた。しかし、それだけでは不十分ということが専大北上の問題で明らかになった。

 ただし、全国各地に存在するとみられる特待制度の問題は、一罰百戒で済むものではない。かといって、違反校をすべて洗い出して処分するだけでいいものか。20日の常任理事会では、全国の混乱を避け、現在の悪弊がスムーズに改善される方策を望みたい。【滝口隆司】

毎日新聞 2007年4月19日 3時00分 (最終更新時間 4月19日 5時55分)

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2007.04.20

観客動員-ホーム3節

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 亀になりましたが第6節までの平均観客数を昨年総平均と比較してみました。まだホーム3戦(鹿島は2戦、大分は4戦)を終えたばかりなので昨年との増減を云々してもあまり意味がないと思いますが、川崎が著しく動員を伸ばしているのが目を惹きます。神戸はJ1復帰効果でしょうか。一方客足減が顕著なのが横浜Mと新潟。広島が平均1万人を割っているのも気になるところ。

*磐田はエコパ不使用、横C・柏はそれぞれ日産スタ・国立使用による増減。

 浦和vs磐田戦の観客数は45,025名。昨年の浦和平均(45,573名)とほぼ同じで、もはや磐田戦だからといって人が集まるわけではなくなったようで、通例どおり埼スタのメインアッパーやバックアッパーのアウェー側には広大な空席が見られました。

 またナイターという悪条件もありますがビジターの数がガタ減りした感じでした。横浜M・F東京・鹿島・新潟といったあたりには遠く及ばず、もはや清水あたりと大差がない様子。

 今のところ浦和の総入場者数は昨年を上回るペースで推移しています。しかし、埼スタのアクセスが良くないために土曜開催と比べると客足が鈍りがちな日曜開催が増えたことに加え、本来週末開催の第14節(広島戦)がA3の影響で平日開催になっていること、さらに昨年は初のリーグ制覇というボーナス効果があったことを考えると、トータルで昨年を上回るには相当の努力が必要と思われます。

 浦和の公式サイトがリニューアルされましたが、せっかくトップページに残券情報を載せたのに、そこから直接「チケットの買い方」へ誘導する工夫が全くないのは少々残念。これ自体は些細なことかもしれませんが、今般のリニューアルはチケット販売促進という観点からはさほど進歩が見られないのが非常に残念です。

P.S.

 第6節鹿島戦で「7万人動員」を盛んにアピールしていた横浜Cは案の定その半分にも満たないどころか、横浜Mの年間平均動員にも届かない結果(19,367名)に終わりました。またその前に開催されたナビスコ予選第4節の観客はわずか2,007名。これらの結果についてフロントはどう考えているのでしょうか? 

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2007.04.19

とり天上陸!

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 昨日近所のスーパーのお惣菜売り場を何気に見ていたところ、なんと「鶏の天ぷら」が置いてありました!!! 前からあったのかもしれませんが・・・

 シリア戦をTV観戦しながらの一杯のアテにちょうど良い一品と思い早速購入。でもコロモがちょっとごわごわした感じでイマイチ(´・ω・`)ショボーン  まぁスーパーで買ったもんだから限界があるとは思いましたが。

 ちなみにポン酢で頂いてみましたが、それはそれなりに良かったかと。

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ごらんアウェー:大分2007-別府編(了)

 大分戦からリーグ戦2試合、ACL1試合を終えたというのにだらだらを連載を続ける「ごらんアウェー:大分2007」ですが、今回が最終回です。

 鉄輪からどんどん坂を下って別府駅へと戻ってきたところ、別府駅前では「湯けむり総パレード」の真っ最中でした。まぁパレードといっても別府駅前から海に向かってだらだらと坂を下り、トキハ手前のアーケードへ向かって商店街右に折れるといった至ってささやかなものでありますが、近鉄が潰れてだいぶ建つのに未だに更地のまま放置されている駅前近辺もこの時ばかりはと賑わいを取戻します。

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 別府商業のブラスバンド部。至極真っ当なグループが先頭を切ります。

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 大分国体のマスコット「めじろん」。卵型の体形なのに、足元が突然そのまんま人間の足っちゅーのはどうにかならんもんでしょうか・・・  コバトンやはばたん辺りと比べるとゆるキャラとしての完成度低ぅーちゅーのは否めません。

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 三味線奏者の一団。この辺は温泉地っぽいですね。

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 地獄巡り宣伝用(?)の鬼のマスコットも登場。トリニータのマスコットでこれでええんとちゃうの?

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 ハーレーに乗った一団もパレード。バイクに便乗しているのは2006年のミス別府。この辺りから訳がわからなくなってきます。

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 高校生がぷらぷら歩いているように見えますが、大分のプロバスケットチーム「大分ヒートデビルズ」のチアガール「デビルガールズ」の面々。

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 仮装行列もありかよ・・・orz

 で、パレードそのものは1時間もしないうちに終わってしまうわけですが、別府はそんなに大きな街ではなく、歩くべき道も限られているせいか、パレードに出ていた人々がパレード衣装のまんま三々五々散り散りになってさっき行進したばかりの道を帰ってくるのには苦笑を禁じ得ませんでした。

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2007.04.18

【TV観戦記】U-22シリア0-2日本

(スタメン)

シリア戦(ホーム)から李→カレン、本田拓→青山敏と変更

--平山--カレン-
----家長----
本田圭-----水野
--梶山-青山敏--
水本-伊野波-青山直
----西川----

(前半)

 水野、右から中に切り込んで強烈なミドルシュートが炸裂!!

 左CK→シリアGKとDFが交錯。ファーの本田圭がフリーで蹴りこんで追加点。

 シリアは後に人数をかけて守ってカウンターという作戦。中盤ではあんまりプレスを掛けてこない。そのため日本は相手エリア近くまでは楽に進出できるが、全体に動きに軽快さを欠く上にボール回しのテンポが悪く、散発的にサイドからチャンスを作る程度。

 シリアはカウンターに活路を見出すも、最前線~2列目へのパス精度が低い上にやや手数を掛けすぎで日本に脅威を与えるには至らず。但しシリアのミドルシュートは威力があり、かつ正確なのでDFラインとボランチの間が空くと怖い。

 在シリア邦人の子供の声援がうるせー!!!

(後半)

 シリア、後半頭から突如前掛りになって前・中盤から激しくチェックを掛けながら猛攻勢。

 日本は出足で、あるいは玉際で負けまくって防戦一方。梶山→上田の交代も効果なし。

 たださすがのシリアの攻勢も30分を経過した辺りからフェードアウト。

 結局シリアが得た絶好機はFKからの1回だけだったけど、それはシリアのパス精度があまりにもしょぼかったからであって、日本がスピードで千切られる場面はままあったし、また中盤で簡単にボールを奪われ、あるいはミスからやばい形を作られた場面も多々あった。

 結果は全く問題ないけれど、またしてもしょっぱい内容。最終予選を勝ち抜けるかどうか、ぎりぎりのところでしょうな。前回アテネ同様、組み合わせに恵まれることを祈るのみ。人材豊富なボランチ陣の中で梶山を重用する理由がさっぱりわからんなぁ・・・

 早々とシリア入りした割りにはコンディションが良くないというのもアレですが、コンディションが良くないならそれなりに2点先取した後は適当に相手をいなすような試合運びをしても良いはずなのに、中途半端に攻めに出てカットされて反撃をくらうって、、それじゃ浦和@アウェーの残り5分を45分やっているようなもんじゃないでしょうか?

P.S.

 なんで新潟のレプリカ着ているサポがいるんだ???

P.S.2

 試合見ないでPCカタカタやっている報道陣っているんですね。そんなんで記事書けるの???

P.S.3

 結局

「がんばれにっぽん、ファイト、ちゃちゃちゃ」

だけがやたら印象に残る試合でしたw

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どっちなんだ?

 故障を抱えたままオジェックの強行出場命令を受けて出場を続ける闘莉王。代表合宿にも律儀に出かけましたが、報知スポニチによると

右太ももの張りから別メニュー調整を訴えたようだが、浦和・柏戦(15日)にフル出場しているだけにオシム監督は明らかに不満の様子だった(報知)。

オシム監督「あの試合を見れば、どうして練習ができない?」11日のACL・上海申花戦、15日の柏戦を直接視察した指揮官は、体を張って攻守に奮闘する闘莉王の姿を確認していた。だからこそ、なぜ別メニュー調整なのかが納得できなかった(スポニチ)。

と、別メニューを言い出した闘莉王をオシムが叱った模様。

ところが、サンスポでは

15日の柏戦(国立)で、右太もも裏痛を悪化させた闘莉王。16日は完全別メニューだったが、この日は合流できると判断。しかし指揮官からGOサインは出ず、この日もランニングなどに終始した。

と、オシムが合流を止めた模様。

 どちらも現場で直接、あるいは監督や闘莉王の口から事実を確認したわけではなく、関係者(これがまた怪しいんですが)の話を元に妄想を膨らませているだけの模様。代表といってもただの練習でそうそう記事になりそうなネタが転がっているわけじゃありませんから、揉め事に飛びついただけですな。

さはさりながら代表の練習で怪我をするなんてサイテーの事態だけは避けてほしいものです。

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2007.04.17

やっぱりやるのか、花試合

浦和VSマンU7・17赤い再戦(スポニチ)

 日英の“赤い悪魔ダービー”が実現する。浦和が、今夏にアジアツアーを開催予定している英プレミアリーグ・マンチェスターUと7月17日に埼玉スタジアムで対戦することが決まった。アジア杯期間のため、日本代表勢を欠くことになるが、C・ロナウド、ルーニーらスーパースターとの激突はリーグ連覇、アジア制覇を目指す上でこれ以上ない財産となる。04年7月の前回対戦では0―2と完敗しており、リベンジの舞台にもなる。
 
[ 2007年04月17日付 紙面記事 ] 

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 シドニー戦直後に報知で報じられていた話であり、弊ブログでも採り上げましたが、正式決定の運びとなったようです。

 開催日はなんと7/17(火)と3連休後の平日。7/14にナビスコ準々決勝第2戦があり、しかも8/1(水)に未消化のリーグ戦第14節(広島戦)が控えていますから、リーグ戦再開前にミニキャンプでも張ろうとすればこういう日程になっちゃうんでしょうなぁ・・・ そうまでしてやらんといかん試合なんでしょうかねぇ・・・

 こちらはアジアカップで代表組抜き。

 マンUが来る!というだけで埼スタが満員になるご時世でもありませんから、向こうの面子なり、TV中継の有無なり、そして肝心の自分の都合を確認して、ごゆるりとチケットを買いに行けばよろしいかと。

P.S.

 マンUはその後韓国、マカオ。マレーシアを転戦するようですが、最大のマーケットである中国を素通りしているのは何故なんでしょう?

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スタジアムの風景:柏2007

 2年ぶりの柏戦。柏J2時代は岡山選手のゲーフラやパフォーマンスが話題を掻っ攫いましたが、昇格後はとんと話を聞くこともなし。今はどうしているのでしょうか?

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 まだ閑散としたメインスタンドへ向けて子供達がダンスパフォーマンス。

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 柏の選手紹介は、サポのコール・チャントが一頻り終わるのを逐一スタジアムDJが待っているせいか、間がやたら長い。しかも試合開始前の短い時間帯に2回もホームの選手紹介をする。お願いですから誰がスタメンで誰がベンチスタートなのか、1回で覚えてくれませんか? 

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 国立競技場に朗々と響く「柏バカ一代」。ただそれを黙って聞いていないのが赤サポ。でも迂闊にも最初は静聴してしまったのはナイショだw

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 ビックフラッグは新調したのでしょうか? 日立台の構造上、大きいものが作れないのは不憫。でも選手が出てくる前にそそくさと撤収。

 非常にオヤジ臭い柏サポのコール/パフォーマンスはそれなりに気に入っていますが、日立台のような狭くて臨場感溢れるスタジアムでやってナンボのもの。国立のような大きくて開放的なスタジアムだとちょっと場違いというか、空回り風というか、収まりが悪いような・・・

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2007.04.16

【観戦記】柏 0-2 浦和

 3戦連続同じスタメン。ACLと併行しながらの厳しい日程で選手が疲れきっているのは手に取るようにわかりましたが、それでも前半に2点先制。後半は相手の攻勢を凌ぎきって完封勝ちとこれ以上ない結果を得ることができました。アウェーゲームでの勝利は今季初。

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 この日も4バックでしたが、オジェックは中盤の構成を大きく変えてきました。これまでは

   ポン
長谷  伸二
   啓太

というダイヤモンド型だったのですが、この日は伸二を左サイドの高い位置に置いたのが最大の特徴。しかも伸二に代えて長谷部を右SHに据えたわけではなく、むしろ啓太との2ボランチという印象。永井が右サイドの中盤に下がる場面が多く、右サイドが開いた変則的な4-2-2-2、見ようによっては4-2-3-1とも取れる変則的なフォーメーションを敷いて来ました。右サイドには終始ぽっかりスペースが空いているので、前半はサイドチェンジで右SBの暢久を走らせる場面がかなり見られました。左利きの選手がいない現在、従来のフォーメーションでは攻撃がやや右サイド偏重になってしまうので、両足が使える伸二を左に持っていって左右のバランスを取ったのかもしれません。しかし、その分阿部の攻撃参加は全くと言っていいほど見られなくなりましたが、伸二を攻撃に専念させるためにはやむをえないとの判断でしょうか。

 フォーメーションはともかく、双方とも中盤のプレスが厳しいためか、あるいは単に過密日程で共に疲労が蓄積しているためか、立ち上がりは両軍ともミスが続出。なかなか攻撃の形が作れないまま序盤を終えました。

 しかし、その局面を先に打開したのは浦和。柏の厳しいプレス網を嫌ってか、やや深めの位置からスルーパスを狙ったり、あるいは直接FWへボールを入れて柏DFラインの裏を狙う攻撃が目立ちはじめました。長谷部のスルーパスで裏に抜け出たワシントンのシュートはポストを叩いてしまいましたが、闘莉王のロングボールが前線の永井に渡り、右サイドに流れた永井のクロスをワシントンがヘッドで決めて先制。

 その後は浦和の選手が高い個人技で柏のプレス網を掻い潜る場面が増え始め、テンポ良くボールが回るようになりました。柏はボランチの山根が負傷退場し、途中で3バックに変更せざるを得なくなったのが良くなかったのかもしれません。前半30分から前半終了にかけての15分間は今季の浦和で最も良かった時間帯といっていいでしょう。後半浦和がヘロヘロになるのは判りきっているので浦和は是非とも追加点が欲しかったところでしたが、長谷部のスルーパスを中央で受けた伸二(というか長谷部は永井を狙ったのですが、偶然?永井がDFを引き連れてスルーし、伸二が拾う形に)がGKとの1対1をきっちり決めて追加点。ここでなんで伸二がその位置にいたのかがちょっと謎でした。

 一方の柏は前半攻撃が全く機能せず。とりあえずフランサという攻撃パターンは読まれやすく、いくらフランサが優れた個人技を持っていようと浦和のDF陣相手では全く通用しないかと。また五輪予選で李・菅沼、さらに負傷で鈴木と3人もレギュラーを欠いたのが痛手だったのかもしれません。前半フランサの唯一の見せ場はシミュレーションでイエロー頂戴。

 そこでノブリンは後半頭から全く何もできなかった阿部吉に代えてドゥンビアを投入。さらに後半の早い時間帯に同じく全く何もできなかった佐藤由に代えて谷澤を投入して攻勢を掛けましたが、これが見事的中。共に個人技でゴリゴリ仕掛けて行くタイプで、戦術理解だとかスタミナとかに問題があるために先発起用されていないのでしょうがこの二人、とりわけ谷澤に浦和DF陣はいいようにかき回されました。彼らが動くことで最も怖いフランサへのマークを離してしまう場面もしばしば。

 後半10分から15分、浦和のDFラインは下がりまくり、中盤も押し込まれてプレスが全く効かなくなって新潟戦や大分戦の終盤のような惨状を呈するようになってしまいました。しかし、そこを浦和はなんとか凌いで相手に与えた決定機はフランサの一発のみ。

 後半は永井のポジションを上げて明確な4-4-2に戻し、一応カウンターの姿勢は見せるものの、すっかり足が止まってカウンターをちらつかせることすらできなくなった浦和に対しオジェックがどうするのかが見物だったのですが、遅まきながらオジェックの選んだ手は永井→平川。平川が右SBに入って、暢久を2列目に上げての4-5-1というもの。現地では観戦した位置が低かったこともあってその辺が判然とせず、てっきり平川右WBの3-6-1かと思いました。ちょっと平川のポジション取りが微妙だったような・・・ 阿部の張り出し方を見ると4バックのままだったような・・・

 しかしオジェックの苦心の一策も十二分に機能したとは言いがたく、相変わらずカウンター攻撃ができない上に終始押し込まれる状況に変化はなく、終盤に谷澤に際どい一発を浴びてしまいました。結局時間稼ぎでロスタイムに岡野を投入しただけで、この日も交代枠を余したまま試合終了。早々と首位に立ち、得失点差も柏に次ぐポジションにつけるなどなんら文句のつけようがない結果が出ていますが、試合内容は相変わらず釈然としないまま。まぁそれでも柏に与えた得点機は2回切りですから上出来という言い方もできますが。

 ヨレヨレ、ヘロヘロの状態で迎えるホーム川崎戦やいかに。

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2007.04.15

(メモ)柏0 ‐2浦和

(スタメン)闘莉王はまたも強行出場で上海戦と同じスタメン。オジェックもどうやら目先の勝利に捉われるタイプか。細貝が五輪予選でいないため小池がベンチ入り。

柏は五輪予選のため李、菅沼が欠場。ホーム選手紹介の間がやたら長い!しかも短時間に二回もやってるよ。

主審松尾

バック上段はアウェー側のみ開放する現実的運営。

(前半)伸二が終始左に張る変則4‐4‐2?
疲労のため双方凡ミス続出。
柏の中盤のプレスきつく、浦和はFWへの一発で打開図り、永井→ワシで先制。

柏のプレス網が機能しなくなると圧倒的な浦和ペースに。
スルーパスを中央で受けた伸二が追加点。

柏は全く攻撃の形ができず。

(後半)柏はスピードのある選手を立て続けに投入。運動量の落ちた浦和は簡単に押しおまれて耐える展開に。カウンターもままならず。
しかしオジェックは永井→平川で3‐6‐1にシフトして逃げ切り。柏の二回の決定機は都築が防いだ。

厳しい日程の中での完封勝ちは価値大。

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キヨスク閉店に思う

首都圏のキヨスク、3分の1が臨時休業…リストラ補充失敗(読売)

要するに

・正社員では採算が取れない店舗が増えてきた。

・2004年からレジの導入などを進めるとともに、契約社員やアルバイトへの切り替えを開始

・ところが契約社員やアルバイトが予定通り集まらず、やむなく一部店舗を閉店

ということですな。

 JR東が度重なる車両故障・信号故障はそっちのけで「駅ナカ」営業に血眼になるのを見てもわかるように、大都市の駅構内の「キヨスク」は潜在的には物凄い収益性を持っています。ただ如何せん正社員ではコストが高すぎて採算が取れない。そこで契約社員やアルバイトへの切り替えを進めるのは正しい方向でしょう。

 しかし折悪しく今は空前の求人難。近所のスーパーや飲食店でも営業時間を短縮する例を目にしますが、労働環境良好とは言いがたい狭小な店舗で「職人技」を要求されるキヨスクになかなか人が集まらないのは当然でしょう。

 また報道によれば契約社員やアルバイトへの切り替えと併行して正社員の早期退職勧奨を進めているようなので、もともと東日本キヨスクは正社員の補充の目処が立とうが立つまいが不採算店舗を閉めるつもりだったのではないかという気もします。しかしキヨスク閉店で利用者の不満が高まっていることでわかるように、キヨスクにニーズがあること自体は間違いありません。

 「コスト削減の過程を誤って収益機会を逃している」ボンクラな子会社が独占的に駅構内で営業している。いや独占的に構内営業しているからボンクラになる。そんなことを考えさせられました。

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首都圏のキヨスク、3分の1が臨時休業…リストラ補充失敗

 電車に乗る前に雑誌を買おうとしたら、売店のシャッターが閉じていた――。最近そんな経験をした人が少なくないはずだ。首都圏のJR駅で、スタンド型売店「キヨスク」の3分の1が臨時休業するという異常事態が続いている。

 店舗を運営するJR東日本の子会社が人員整理を進めた結果、販売員が十分に確保できなくなったという。休業店再開のメドは立っておらず、駅利用者の不満は高まる一方だ。

 JR東管内でキヨスクを運営する「東日本キヨスク」によると、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の約560店舗のうち、現在185店舗が臨時休業中。閉鎖は昨秋から都心の主要駅で始まり、今では近郊の駅にも拡大している。

 31店舗中8店舗が休業中の東京駅。通勤・通学客が多く利用する山手線と京浜東北線のホームは、2店舗のうち1店舗でシャッターが下りている。〈しばらくの間、閉店させて頂きます〉。そう書かれた張り紙と最寄り店の地図が掲示されているだけで、休業の理由に関する説明は一切ない。

 東日本キヨスクでは、100品目を超す商品の値段を記憶していて料金の暗算もできるという“職人技”を持つ正社員に販売を担当させてきた。しかし、採算が取れない店舗が増えてきたため、人件費を削減しようと、2004年からレジの導入などを進めるとともに、契約社員やアルバイトへの切り替えを始めた。

 さらに、昨年8月には正社員の早期退職を募り、今年3月までに販売員だった約400人が退職。今月からはキヨスクの店舗から正社員が姿を消している。

 同社によると、全店舗を維持するためには500人以上の契約社員が必要。このため500人の確保を目標に契約社員を募集し、不足分はアルバイトで補う予定だったが、契約社員は130人しか集まらず、アルバイトの応募もほとんどなかったという。同社は「ポスターや求人雑誌などで募集したが期待通りの反応がなかった。周知が不十分だったのかもしれない」と話している。

 同社は、現在休業中の店舗について、販売員が確保できれば再開する方針。一方で、主要駅にある「NEWDAYS(ニューデイズ)」を中心に、駅構内のコンビニ店を増やしてきており、「再開までの間は他のキヨスクやコンビニを利用してほしい」としている。

 しかし、キヨスクが少ない駅やコンビニのない駅もあり、横浜線、南武線などの10駅では、駅構内から売店が完全に消えた。東京駅のキヨスクで新聞や雑誌をよく買うという男性会社員(68)は、「レジに行列ができるコンビニよりキヨスクの方が便利。早く再開してほしい」と話していた。

(2007年4月13日15時33分  読売新聞)

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2007.04.14

ごらんアウェー:大分2007-別府編(3)

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 明礬温泉を後に山を降りて鉄輪辺りを散策。この辺りまで来ると赤サポの姿が目につくようになります。公園の桜も満開。良い時期に来ました。

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 どういうわけかワニ。しかも養鰐場。伊豆のバナナ・ワニ園もそうですが、なんで温泉にワニなんでしょうか? しかもそれをわざわざカネを払って見に行く人がいるってかなり不可解・・・

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 鉄輪は昔ながらの温泉街といった感じが強いのですが、やや地盤沈下の気配が濃厚。そこで危機感を持った街は積極的にリニューアルに乗り出したようです。鉄輪は国の「まちづくり交付金事業」を利用し、5年間で7億円を投資して温泉街の再生・整備を図っている真っ最中。

別府市のサイトによると、具体的な整備計画として

○情緒に満ちた湯けむり散歩のできる街
・昼の湯けむりや夜のライトアップ湯けむりを堪能できるよう順路整備、道路整備を行う。
・メインストリート及び露地を昔の情緒と賑わいのある温泉街に再生するため、魅力ある道路景観の整備を行う。
・各通り名や、市営、区営温泉入り順路サインを整備し、観光客に馴染み易い道路整備をする。
・洗濯場、熱の湯温泉の源泉跡を整備し、NPO法人鉄輪湯けむり散歩のコースに組み入れ後世に伝えて行く。

○観光客と住民とのふれあい
・市営温泉建替えに伴い観光交流センターを併設し観光客と地元との交流による新しい観光資源として活用したい。
・鉄輪温泉の中心である温泉山永福寺、渋ノ湯、元湯一帯をベンチや花壇、樹木等で修景し、人々が集まりふれあいができる空間としてポケットパークの整備をする。
・湯けむり散歩の休憩所として、また住民や観光客の憩いの場として鉄輪温泉の景観にマッチした公園整備をする。

○湯けむり景観の保全
・本市のシンボルであり、また温泉情緒を醸し出す大切な観光資源である湯けむり景観を保全、育成するため地域住民と協働で景観に配慮したまちづくりを行う。

○温泉管の維持管理
・道路内の占用物件(市、個人の温泉管)の維持管理を改善する目的で、温泉管共同BOXの整備を図りたい。

○市営温泉のリニューアル
・鉄輪温泉地区を代表する鉄輪むし湯を建替え入湯客の増加を目的とし温泉場の賑わいを再生する。

といったものが掲げられています。上写真はカラー舗装された「みゆき坂」。

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 またこの日はたまたま「別府八湯・温泉まつり」の最中。ありがたいことに公衆浴場が無料開放されていました。 まだ昼時で温泉客がやってくる時間には早いせいか、どの公衆浴場も閑散としていました。

 上写真は鉄輪バスターミナルにほど近い「上人湯」。「上人」とは鉄輪温泉の開祖とされる一遍上人のこと。

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 小さな浴槽が一つあるだけですが、ちょうど良い湯加減でした。

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 こちらは「上人湯」から少し坂を下ったところに建つ「渋の湯」。元々は市営の無料温泉だったのですが、近隣にあった組合員専用の「元湯」が老朽化により廃止されたことを機に06年5月から「渋の湯」は組合運営に移行。但し、料金を払えば一般人も入浴可というシステムになっている模様。

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 湯が熱すぎるため市営時代は加水していたそうですが、組合運営移行を機に竹製の自然冷却装置を開発。今では源泉そのままを味わえるようになったとのこと。

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 「渋の湯」近隣にある「むし湯」。さらにその脇には「足湯」もあります。この界隈は元湯廃止に伴って大幅に改修され、随分光景が変わってしまいました。

 鉄輪は良く言えば昔ながらの温泉街。数多の公衆浴場があって、坂の多い街中に大小の旅館が林立。飲食店・酒屋に加え芝居小屋や秘宝館まである、誠に絵に描いたような昔風の温泉街なのですが、悪い言えばどれをとっても古色蒼然。投資不足・メンテナンス不良で旅館も公衆浴場も何もかも古ぼけているというか一部はボロボロといった印象が拭えませんでした。温泉の質こそ第一級なんですが、それだけじゃ温泉ヲタが喜ぶだけで一般客には受け入れられんでしょうと思っていただけに、今回の一大プロジェクトは最大限の評価を与えてもいいと思います。

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P.S.2004年9月に来た時には現存していた「元湯」の写真を掲げておきます。

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2007.04.13

野次論

 一昨日の日経の吉田記者のコラム。要は

「野球でもサッカーでも応援が組織化するにつれ、野次が聞こえなくなっている」「(イングランドでは)スタジアムで父から子へと野次が伝授されてゆく。こうした立派な文化の継承が日本では成されていないのではないか。」

というもの。

 「野次が聞こえないのはお前が記者席にいるからじゃねぇのか?」というストレートなツッコミはさておき、ちょっと違和感を覚えました。

 野球で野次が聞こえなくなったのは鳴り物を多用した応援が主流になってしまった(その是非はともかく)ことによる必然的な結果でしょう。翻ってサッカーはどうか?

 浦和の場合だと駒場のバックスタンド1Fは野次らーの巣窟みたいなもんで、大久保や西など野次に過敏に反応する選手に対しては明らかに野次るのが半ば楽しみと化していました(逆に野次っても何の効果もないのが川口)。「今はもう動けないヨミウリのタケダー」とか野次のチャントまでありましたし。もっともかつての浦和は相手に対する野次よりも味方に対する野次のほうが強烈でしたがw

 また某サポなんてサポぐるみ野次らーという印象がありましたし・・・

 ただ器がでかくなったせいもありますし、そもそも浦和が強くなって心理的に余裕ができたせいもありますが、確かに埼スタでは野次が目立たなくなった気がします。また某サポも出島事件以降浦和戦ではすっかりおとなしくなりましたし、成績不振が相まって浦和戦に限らず相手チームへの野次自体減っているような気もします。

 吉田記者の指摘は全く的外れではないと思いますが、応援の組織化と結びつけるのはかなり違うような・・・ うまくまとまりませんが、雑感まで。

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ごらんアウェー:大分2007-別府編(2)

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 別府で下車。駅西口に待つバスに飛び乗って明礬温泉へ向かいました。バスは珍しく欧米系の外国人観光客で満員。"too expensive!"だのなんだの悪態をつきながら、鉄輪辺りでぞろぞろ降りてゆきました。たぶん地獄巡りにでも行くのでしょう。

 明礬へは鉄輪からさらに山を登ります。

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 明礬といえば「湯の花小屋」があまりにも有名。手前の白っぽい小屋は屋根を葺き替えたばかりなのでしょう。

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 こちらは骨組みだけになった湯の花小屋。この時期は湯の花小屋の屋根の葺き替え時期なのかもしれません。っちゅーか、そもそも湯の花小屋って一度建てたらそれっきりだとばかり思っていました(^^;

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 付近からもうもうと吹き上げる湯煙。かなり強めの硫黄臭があたりに漂っています。

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 明礬温泉には2度ばかり来たことがありますが、いずれも明礬バス停近くの公衆浴場「鶴寿泉」で入浴しただけ。これだけも十分だとばかり思っていたのですが、温泉街とはやや離れたところにある「湯の里」の評判が良いと聞いて、さっそく行って見ました。

 建物を見ると健康ランド風ですが、これはあくまでもお土産屋兼食事処。レストランは2F、3Fにありますが、2Fは団体専用。「湯の里」は必ずしも入浴客ではなく、むしろドライブイン代わりに利用する団体観光バス相手に商売しているといったほうが適切かもしれません。

 お目当ての露天風呂はここから数百メートルほど坂を登ったところにあります。

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 坂を登って露天風呂入り口からの光景。「湯の里」の敷地内には見学用の湯の花小屋やそれに模して建てられた家族風呂がいくつか建てられています。

 案内板によれば「湯の里」を経営する脇屋の祖先は別府で明礬製造に携わっていたのですが、中国からの安価な輸入品に押されて何度も経営が傾きました。そこで脇屋は大阪商人近江屋とともに中国からの明礬輸入禁止を幕府に出願。質が中国産より良かったこともあって幕府は中国産の輸入を禁止。さらに明礬が幕府の専売品となるに及んでついに脇屋は巨利を博するに至ったとのこと。

 現代の目から見れば、それって限りなく悪徳商人なんですが・・・

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 露天風呂入り口。手前に温泉玉子のせいろが見えます。

 事前の情報では脱衣所がイマイチとの話もありましたが、特段不満に思うところはありませんでした。露天風呂に付属した脱衣所は浴槽との間に壁すらないところも少なくありませんから、むしろ上等の部類に入るかも。

 湯は単純酸性硫黄泉。もちろん硫黄で白濁しています。もちろんしばらく体中に硫黄臭がしっかり残ります。

 この日はあいにくの曇り空。別府で最も高所にある温泉ですが残念ながら眺望が効かず、高速道路の橋脚が目立つばかり。ややぬるめの湯なので、外に出るのは少々億劫でした。かなり広めの露天風呂ですが、「湯の里」の性格上大型バス1台分の団体さんがどっと来ることがあるかもしれません。その際はかなり辛いかと。

 なお内湯も一応ありますが、こちらはやや熱め。

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 風呂上りには「とり天」で一杯。ビールのつまみとしてとり天を一品頼んだだけなのですが、わずか700円で山盛りになって出てきました。ごはん類のついた「とり天定食」というのもありますが、とり天だけで十分ですね。

 実はこれがとり天初体験。鶏の唐揚げとは似て非なるあっさりとした味わい。酢じょうゆにちょっと辛子をつけていただきます。唐揚げのような脂臭さがないので、たくさん食べてもそれほど飽きが来ないあたりが気に入りました。

P.S.

 「とり天」がすっかり気に入って、帰りの特急車内でも食べようと大分駅の駅弁コーナーを覗いたのですが、「とり天弁当」どころか駅弁の類は全部売り切れ。恐るべし、赤者!

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2007.04.12

ペルシク、シドニーを破る!

ペルシク・ケディリ 2-1 シドニーFC

シドニーが6分に先制したもの、ペルシクが25分に同点。

シドニーは61分に退場者を出し、71分にペルシク逆転!!!

これで各チームとも3戦を終え、折り返し時点で浦和がグループEの単独首位!

完全にアウトサイダーと目されたペルシクがなんと2勝1敗で2位という大波乱になりました。埼スタでは全く見るべきところのなかったペルシクですが、ホームでは上海申花にも勝っていますので、やはりそこには何かがあるのでしょう。アウェー上海申花戦のさらにその先という話になりますが、ペルシクとのアウェーゲームでは引き分けで逃げて帰れば御の字という展開になりそうです。

(参考)

・試合結果

http://www.afcchampionsleague.com/en/tournament/matchctr.asp?cid=1384&mt=12102

・グループリーグ成績

http://www.afcchampionsleague.com/en/tournament/fixtures.asp

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【観戦記】浦和 1-0 上海申花

 グループリーグ内での強敵と目された相手にホームでしっかり勝ち点3を奪取。そういう意味では一応合格点を差し上げてよいのですが、試合内容は不完全燃焼もいいところ。立ち上がりに永井に1回、ワシントンに2回あったビッグチャンスを決めていれば早々と試合の行方を決することもできたでしょうが、それを決められなかったのが苦戦の元。後は引いてカウンターを狙う上海申花の術中に嵌り、一方的にボールは支配するものの決定機が作れずに時間だけが過ぎる展開になってしまいました。

 浦和のスタメンは磐田戦と全く同じ。筋肉系の怪我が伝えられた闘莉王も無事出場。開始早々暢久が随分高い位置にいたので3バックかと思ったのですが、程なく大分&磐田戦と同じ4-1-3-2であることが判明。

 上海申花のフォーメーションは5-3-2なのでしょうか。立ち上がりにサイドから斜めにボールを入れられて浦和に簡単にラインを突破されてびびったのか、その後はかなり引き気味かつ中央に人数をかけて守っていました。上海は中盤でほとんどプレスを掛けてこないので浦和は楽にボールを回せ、サイドを崩してみたり、ポストプレーを使って中央突破を図ったり、あるいは裏にスルーパスを出してみたりと多彩な手段で攻撃を仕掛けては見ましたが、なかなかシュートに持ち込めず。

 上海は概して上背があるのでサイドからの単純な放り込みはあまり意味がなく、また上海が中央に人数を割いていることもあってミドルシュートもなかなか狙えなかった模様。また最前線にボールが入った時の上海のラインコントロールが妙に巧く、浦和は随分オフサイドを取られてしまいました(もっとも浦和のFW陣もそのポジショニングはなんやねん?とツッコミたくなる場面もままありましたが)。またワシントンや永井がエリア内で体を張ってボールを落としはするのですが、落としたところに誰もいないというチグハグな場面も多々。

 浦和が攻めあぐねている間、上海はありとあらゆる姑息な手段で浦和の焦りを誘う手に。たまに浦和の中盤のミスを突いてカウンター。今日は前後半を通じて坪井の判断に迷いが感じされる場面がままあったのは気になりました。

 浦和がボールを支配するものの試合は上海ペース。時間が経つにつれて閉塞感が漂いはじめる中、ポンテのFKを阿部がヘッドで決めてようやく先制。阿部のFKが相手ゴールに突き刺さる場面にはまだお目にかかれませんが、セットプレーのターゲットとしてこれだけ阿部が活躍するとは正直嬉しい誤算でした。今日の阿部は攻守に大活躍。アレックスの移籍当初のことを思うと、阿部は非常に早く浦和に馴染んでくれたと思います。

 途中経過は芳しくなかったものの、なんとか先制点を取って楽になった浦和。後半は多少楽に闘えるだろうと思っていたのですが、大苦戦に陥ったのはむしろ後半。前に出るしかなくなった上海は最終ラインを高く上げ、中盤でも緩慢ながらプレスを掛けてきました。浦和はその裏を突いてカウンターを仕掛けたいところですが、浦和は連戦の疲労のためか、立ち上がりに攻勢を仕掛けた以降は運動量が激減して中盤でのボールキープがままならなくなり、さらにFW陣がピリっとせず。

 ワシントンは普段ではありえないシュートミスを連発し、永井はすっかりキレがなくなってしまいました。あれだけ外しまくればオジェックに強行出場を命ぜられた闘莉王が怒り狂うのは当然ですね。

 中盤及びその前が落ち着きを失ったことが最終ラインにも伝播したのか、つまらないミスが続出するに及んでついには上海に際どいシュートを撃たれる始末。

 誰がどう見ても選手交代で流れを変えないといけないと思ったところで、オジェックにしては早めに動いて永井に代えて岡野を投入。岡野は使い方が限定されている反面、チームの意図を貫徹させるには最適の人材。岡野投入後もなかなか決定機は作れませんでしたが、岡野を縦に走らせて反撃の機会を伺うという狙い・形ははっきり見てとれましたからまぁいいでしょう。

 あとは全く動けないポンテと急速に消耗した長谷部をどうするのかと思って見ていたのですが、オジェックは残り10分を切ってからようやく重い腰を上げてポンテ→細貝。細貝は右SHに入って、伸二がトップ下に。逃げ切りを狙うなら加えて長谷部→酒井で3ボランチにしてもいいと思うのですが、オジェックは相変わらず交代枠を余したまま試合終了。

 上海申花はテクニック的には見るべきものはほとんどないものの、フィジカルに勝る上にFWにシュート力があるのでセットプレーやミドルシュートでの一発に注意といった印象。ロングボールをどんどん放り込んでくるので闘莉王がいないと制空権が握れず苦戦しそう。また後半の闘いぶりを見ると浦和に対して積極的に前に出てこられたほうがちょっとややこしいことになりそうですが、グループリーグ勝ち抜きが絶望的になったため、次戦アウェーとはいえ上海申花がどの程度やる気を出してくれるかどうか。

 浦和はコンビネーション熟成を優先させてこれまでスタメン固定で来たため、疲労の蓄積がいよいよ深刻な問題になってきました。永井は完全に調子が落ちたようですし、ここ3戦後半半ば以降ポンテや長谷部の足が顕著に止まります(伸二が比較的元気なのには驚きますが)。運動量の多い柏に対しオジェックはどういう布陣で臨むのか。そろそろ浦和の層を厚さを活用すべき時が来たようなような気がしてなりません。昨年の夏場も同じようなことを繰り返し言っていましたがw

 今日は両SBが積極的に攻撃参加していたので、4バックのSBのあり方を習熟させるには良かったという見方もあるでしょうが、上海は全くといっていいほどサイド攻撃を仕掛けて来なかったのであんまり参考にならないかと。

 で、こんな糞試合を8億人の方々はどう見ていたのでしょうか?

P.S.

 連戦にも関わらず全く疲れを感じさせない阿部。

 さすがオシム仕込というべきか、あるいは一人だけオフがやたら長かったからなのかw

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2007.04.11

(メモ)浦和1 ‐0上海申花

(スタメン)筋肉系の負傷が伝えられた闘莉王は強行出場。前節磐田戦とスタメン全く同じ。

(前半)立ち上がりの三回のビックチャンスを生かせず、あとはベタ引きの相手に四苦八苦。エリア前までは楽に運べるがラストパスの精度欠く。ミドルも打てず。

引いてカウンター狙いの上海ペースにはまりかけたが、前半終了間際にポンテのFK→阿部ヘッドでようやく先制。

主審、ホームに冷たいな。

(後半)上海はラインを積極的に上げ、中盤でも緩慢ながらプレスをかけるようになると浦和の攻勢も終了。
中盤の足が止まり、なぜか最終ラインもばたついて、あわやの場面も献上。

しかし永井→岡野でカウンターを狙い、ポンテ→細貝で逃げ切り。

不細工な試合だが勝ち点3はしっかり掴んだ

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ごらんアウェー:大分2007-別府編(1)

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 2011年春の九州新幹線博多延長へ向けて解体が決まっている博多駅ビル。次に博多に来た時には影も形もなくなっているかもしれないので、記念に撮っておきました。ちなみに奇しくも3月31日は駅ビルに入居している「井筒屋」の最終営業日。

 新駅ビルには阪急百貨店が入ることが決まっていますが、井筒屋が博多撤退を決定したわけでもなく、ちょっとややこしいことになっているみたいです。

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 九州新幹線開業時のポスターには黒木瞳が起用されていましたが、いつの間にやら小西真奈美が登場。浴衣姿に妄想が膨らみます。JR九州のポスター類は首都圏ではまず目にする機会がないので物凄く新鮮。

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 博多から大分への移動には「ソニック」が便利。JR九州の「2枚きっぷ(指定席)」を使うと6000円で大分まで往復できます。ただ大分へは高速道路がショートカットしているので高速バス利用でも所要時間はさほど変わらず、料金はバスのほうが安いこともあって「ソニック」はやや苦戦している模様。

 「ソニック」に使用されている883系は順次リニューアルされているようで、リニューアル後の車両に乗るのは今回初めて。個性的なデザイン揃いの九州特急ですが、883系はゴツゴツと角張ったロボットみたいな先頭形状が特徴。でも観光色が薄く、むしろ純然たるビジネス特急なのにリニューアル前の奴はちょっと遊びが過ぎた感があって、あまり好きになれませんでした。

 もともと先頭部のみメタリックブルーで、あとはステンレス無塗装だったのですが、リニューアルで全部メタリックブルーになっちまって、なんだかえらく厚化粧風というか、安っぽいというか、正直どう見ても改悪・・・

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 883系の最大の特徴だった青・赤・緑のヘッドレスト(そんなもん目がちかちかして落ち着かんっちゅーねん!!!)も座席ごと茶色に変更。これはこれで無難かつ常識的なのですが、万時型破りが大好きな九州っぽくないなぁ・・・

 なおリニューアル工事の結果、一部に窓がない座席が生じています。そんなところを指定席として販売するっていったいどういう神経してるんだか・・・

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 九州北部各地でよく見受けられる「かしわめし」(寿軒・750円)を朝食に。鶏の出し汁で炊き込んだごはんの上に鶏肉・錦糸卵・海苔を載せた「かしわめし」は折尾・東筑軒のものがもっとも高名かと思いますが、それを食ったのははるか昔のことで、今となってはどんな味わいあだったか全く記憶になし。でも元来単純な構成の弁当なのでどこで買ってもそんなに差はないかと。

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2007.04.10

もはや風物詩

春:エメ遅参(死語)、山形雪掻き
夏:名古屋内紛、大宮退団、水戸納涼
秋:ガンバ失速
冬:古賀(現柏)ごねる、山瀬沈黙、闘莉王帰る

Jリーグの季語というか風物詩もいろいろありますが、どうやら「鹿島復帰要請(長っ!)」というのも一つの風物詩になった感があります。本来なら初夏くらいの季語なんですが、今年はものすごく前倒しになって季節感が殺がれてしまいました。

 全く出番のない小笠原はともかく、バーゼルでレギュラーを確保しているナカタコがホイホイ戻ってくるとは思えないんですが・・・

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中田浩&小笠原、鹿島に帰ってきて~(報知)

 J1鹿島がMF小笠原満男(28)=メッシーナ=の復帰、MF中田浩二(27)=バーゼル=の獲得に向け、本格的に動き出すことが9日、明らかになった。鈴木満取締役強化部長が早ければ今月末に渡欧。2人の意思確認、所属クラブの状況を調査し、今夏の獲得を目指す。

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ごらんアウェー:大分2007-柳川編(3)

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 柳川の食の楽しみといえば、やっぱり「うなぎ」。

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 「御花」のある沖端地区にはうなぎ屋が軒を連ねています。

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 こちらは駅に比較的近い有名店「元祖本吉屋」。

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 今回訪れたのは「川よし」。観光地や商店街から離れたところにぽつんと建っているせいか、観光客らしい方はほとんど見受けられませんでしたが、地元と思われる方が三々五々やって来て結構繁盛。

 蒲焼定食やうな丼もありますが、ここは迷わず「せいろむし(上)」を注文。2520円也。少々頼りない高校生アルバイトと思しき店員が「30分くらいかかりますが、よろしいでしょうか?」と尋ねてきますが、せいろむしがサクっと出てきたらそれこそ怪しいというもの。骨せんべいをポリポリと齧りながらしばし時を過ごします。本来なら一杯やりながら出来上がりを待つのが正しいあり方かもしれませんが、まだ日が高いのでそこは自粛(^^;

 地元の方は電話でせいろむしを予約しておいて、出来上がりの時間を見計らって店にやってくる模様。

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 20分強ほどでやってきました。

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 スーパーで売っているゴムみたいなうなぎならともかく、まともなうなぎ料理なんて長らく食っていないので、浦和や浜松のうなぎと比べてどうだこうだなんてことは恐れ多くて語れません。

 ふっくらしたうなぎは脂分が程よく抜けて胃にやさしい感じ。たれもくどさがなく、箸の進むこと限りなし。せいろはかなり上げ底じゃないのかと思ったのですが、さにあらず。升にびっしりご飯が詰まっているので、蒲焼に比べるとせいろむしはあっさり目とはいえ、最後はやや単調な味わいになりましたが、小皿に添えられたおかずが良い箸休めに。

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 うなぎの供養碑です。合掌。

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2007.04.09

ごらんアウェー:大分2007-柳川編(2)

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 柳川観光の目玉の一つである「御花」。柳川藩立花氏の別邸で川下りの終点でもあることから絶えず観光客で賑わっています。明治43年に建てられた西洋館が最も有名。先の福岡の地震で西洋館も被害を受け、その修復工事が終わったばかりのようです。

 旧藩主立花氏の子孫は今も健在で、その一部は「御花」の経営にも携わっています。館内には立花家の家系図が掲げられていますが、近年の子孫はどこの学校を出ただとか、どこに勤めているとかまできっちり書かれていて、名門に生まれるというのもなかなかに難儀なようです。

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 入館料を払って園内に進みますと、日本庭園「松涛園」も鑑賞できます。松涛園は一見して判るように松島を模して造られたもの。国の名勝に指定されています。と、ここまではフツーの観光だったのですが・・・

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 本館のど派手な雛飾り!!! 完全に見落としていたのですが、この時期柳川では「さげもん」祭りが開催中。「さげもん」とは柳川独特の風習で、お雛様と一緒に天井から部屋いっぱいにさげられる、たくさんの色鮮やかな鞠や人形といった飾り付けのこと。50cmの竹輪に赤布を巻きつけ、細工ものと柳川まりを交互に7列7個の49個をつるすのが正式の様。

 

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 近隣には「北原白秋記念館」も。北原白秋といえば「邪宗門」という受験で覚えた対句(?)が浮かぶだけで詩集・歌集を読んだ記憶は全くありません(´・ω・`)ショボーン

 もっとも北原白秋は詩人・歌人である以上に童謡作家としても有名で「待ちぼうけ」や「この道」「ペチカ」なら知っている方も多いかと。

 また白秋はなぜかやたらめったら校歌を作詞していますが、頼まれると断れないお人柄だったのかどうか。

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 こちらにもご立派な「さげもん」が。

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 雛飾りには天井から吊り下げる「さげもん」だけではなく、這い人形もあわせて置かれる場合が多いようです。赤ちゃんが早くハイハイができる様にとの願いをこめて、とのこと。

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 こちらは人形店の店頭にあった七福神の「さげもん」。えべっさんが写っていますが、こうなるとどう見ても女の子向けじゃないような・・・

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2007.04.08

【観戦記】浦和 2-1 磐田

 そんなに悪くはない試合で勝ち点を落とし、今季最悪といって差し支えない試合で勝ち点3を掴む。長いリーグ戦には色んなことがありますが、浦和最強の守護神「ゴールポスト」の力を存分に活用して、内容的には完敗の試合を浦和はよく拾いました。まさに難攻不落の巨城「埼玉スタジアム」様々です。

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 磐田に中盤を支配され、磐田の攻勢を最終ラインでかろうじてしのぎながら、外国人選手の卓越した個人技で結果だけはしっかりものにする。なんか06年レッズの劣化コピーのような試合でしたが、それはギドが観戦に訪れていたせいにしちゃいけませんなw

 ここまで戦力的には中下位クラスのチームをばかり当たり続けてきたので事なきを得ましたが、やはりちょっと骨のあるチーム相手になると浦和の組織としての完成度の低さが如実に表れてしまった感があります。

 今回も浦和は4バック。立ち上がりこそ五分五分の闘いを演じていましたが、磐田との運動量の差は歴然で、次第に磐田ペースに。磐田は水曜日にナビスコ杯を戦っているのでスケジュール的には磐田のほうが圧倒的にきついのですが、そんなことは何の関係もない模様。磐田は浦和の攻撃に対しては常に数的有利を確保し、浦和からボールを奪うとパス交換を交えながらサイド攻撃。後から続々飛び出してくる磐田の選手を浦和はなかなか捕まえきれません。

 浦和のDFラインは著しく深くて、全体に間延びしまくり。中盤のプレスが掛からない。これじゃDFの枚数が3だの4だのって言ってもあんまり意味がないですね。4バックを採用した分、攻撃の枚数が足りない弊害だけが目立つ結果になっています。

 ただ磐田にボール支配を許しはするものの決定機を与えていないので何とかなるかと思ったのですが、やはり磐田はそう甘い相手ではなく、左サイドで長谷部がマルキーニョス・パラナに振り切られ、速いクロスをカレンが押し込んで先制を許してしまいました。

 幸運なことに浦和は先制を許した後、早い時間帯に同点に追いつくことに成功。中央のポンテが右サイドに流れた伸二に叩いて、伸二のクロスをワシントンがヘッド。浦和は運動量では完敗していますが、個人能力ではやや優位にあるため、パンパンとボールが繋がってサイドで1対1が作れればなんとか攻撃の形になる模様。

 後半も浦和劣勢は変わらず。成岡が負傷して村井を投入したあたりから磐田は4-4-2から3-5-2にシフト。阿部はSBが本職ではなく、かつ守備が得意ではない長谷部との連携も未成熟であるところを見てとってか、磐田は徹底して浦和の左サイドを狙い撃ち。浦和は最終ラインで跳ね返すのが精一杯で、ミスパスも相まってそのボールを前線に繋げずに磐田の2次攻撃を許す体たらく。浦和はカウンターに活路を見出そうとしていましたが、これじゃどうしようもありません。

 またなかなかボールが取れないため焦りが生じたのか、安易にタックルに行ってあっさり交わされ、大ピンチを招く場面も。

 また浦和の攻守の切り替えの遅さを狙ってか、浦和のCK時にも磐田は最低2枚、多いときは3枚も前線に選手を残してカウンター狙い。当然ながらセットプレーで失点するリスクを負っているわけですが、この狙いは結果的にかなり有効でした。一瞬3対5くらいの絶望的な数的不利に立たされたりしたわけですが、磐田はその絶好機を活かしきれず。磐田は圧倒的にゲームを支配しているのですが、得点機にまで持っていった回数は意外と少なく、終わってみればシュート数は浦和と同じ。この辺が敗因といえば敗因なんでしょう。

 ポストにも阻まれて磐田がチャンスを決めきれないでいるうちに浦和は逆転に成功。敵陣深いところでのスローインからポンテ→永井、エリア内でポスト→ポンテ突進してゴール!!! あんまり守備をしない上に今日はミスも多く、度々浦和を窮地に陥れていたポンテですが、ここ一番で大仕事をしてくれました。

 逃げ切れないことで悪名の高い(?)オジェックですが、逆転に成功するとすかさずポンテに代えて細貝を投入し、細貝が右SH、伸二がトップ下に。長谷部や暢久もへろへろになっていたのでその辺の交代もあるかと思いましたし、カウンターをちらつかせる趣旨で永井→岡野もあるかと思ったのですが、やはりオジェックは動かず。結局ロスタイムの時間つぶしに永井を岡野に代えただけでした。

 浦和の間延びした陣形は積極的に前に出てくる相手にはかなり脆い。最前線のフランサを軸に積極的に仕掛けてくる柏にはかなり苦戦しそうな気がしてなりませんが、上海申花戦を挟んでその辺をどう立て直してくるでしょうか。

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2007.04.07

(メモ)浦和2 ‐1磐田

(スタメン)大分戦と全く同じ。サブに平川が戻り、堤がアウト。

磐田は怪我人だらけで前田、西、田中らが不在。

主審西村

(前半)動きの量、質で磐田に完敗。立ち上がりは五分ながら次第に磐田に中盤を支配され、パス回しを伴うサイド攻撃を食らう。
なんとか決定機は許さずしのぎきるかと思ったが、ついに長谷部が左サイドを突破され、カレンの先制弾を浴びる。
しかしその後浦和はなぜか動きが良くなり、右サイドからの伸二のクロスをワシが決めて同点。
サイドでいかに一対一を作るかが攻撃のカギか。

(後半)左サイドは徹底的に狙われ何度もピンチに陥った。安易にタックルにいって交わされ、大ピンチを招くことも。
やっとボールを掻き出してもパスミス続出で前線につながらず。
あげくの果てには自分のCKから何度もカウンターを食らった。

しかし決勝点は浦和。永井のポストを受けてポンテがエリア内に突入。

内容で完敗ながら勝負には勝った。

MOMはいうまでもなくゴールポスト。

際どいミドルシュートが何本か見られたのが今日の良かった探しかも。

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党首、来るのか???

会場未定となっていた第17節 11/11(日)INAC戦の試合会場がレディースオヒサルでコソーリと発表されていましたが、なんと

川口市青木町公園総合運動場

に決定したようです∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい 

ちなみにこの日はトップの試合とも被らない予定。

|-`).。oO 党首、ついでにウチ寄ってけ・・・

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2007.04.06

ごらんアウェー:大分2007-柳川編(1)

 ああいう試合の後なので「ごらんアウェー」のような与太話は正直書きづらいのですが、さはさりながら後日これも何がしかの記録として貴重になるかもしれぬと思って、数回にわけてつらつら掲載してゆきます。

 今回は大分戦ながら、諸般の事情で福岡に2泊。

 一日目はとりあえず水郷で知られる「柳川」へ行ってみました。

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 柳川は福岡県南部にある小都市で、筑後立花氏十万石の城下町。天神から西鉄で出発!

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 プロ野球が開幕してまもないせいか、特急には地元ホークスのラッピングも。西鉄8000系も登場から20年近く経ったせいか、椅子がへたって来たような・・・

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 天神から45分ほどで柳川駅到着。柳川といえば船での水郷巡りがあまりにも有名。

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 川下りの運営会社は似たような名前の数社が乱立しているようですが、何がどう違うのからは遠目からは全くわからず。いずれも乗船場は駅近くに固まっています。赤い欄干が見える上写真は乗船場の一つ。

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 この日はあいにく曇天。しかも四月としては異様に蒸し暑かったのですがなんとか雨にはならず、まぁまぁの散策日和。ちょうど桜が見頃とあってか、土曜日の割りには川下りを楽しむ観光客が多数見受けられました。

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 船はこんな細い水路を通ったりします。

 柳川の街を縦横に走る掘割(クリーク)は旧柳川市域で470kmに達するとのこと。しかし残念ながらその掘割は必ずしも昔の佇まいを色濃く残した屋敷や蔵、商家の間を流れているわけではなく、一般の民家や学校、あるいは雑然とした商店街の間にも流れているわけで、柳川の川下りが楽しいかどうかは意見が分かれるかもしれません。

 小さな街ではありますが、「御花」のある沖端地区だけが観光地として整備されるに留まっていて、街全体としては街並み整備の成果があまり感じられないのが残念です。

 また肝心の掘割も街中を流れる宿命ゆえか水が清いとは言いがたく、夏場は臭気等が少々気になるかもしれません。

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2007.04.05

観客動員-ホーム第2節(2)

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 概ねホーム2試合を終えての観客数がまとまりました(鹿島は1試合、大分は3試合消化)。先週同様開幕戦からの観客の減少度を確認してみたのが上表。大宮の急減が顕著ですがこれは会場の変更(埼スタ→駒場)によるもの。横浜M・新潟・神戸・広島といったキャパシティーの大きな会場での減少が目立つ反面、柏・横浜C・甲府・磐田といったキャパシティーの小さい会場での減少は限定的ないしむしろ増加しています。

 先週のエントリーでも述べたように、開幕戦は一見さんが多くやってくるためキャパシティーの大きな会場ほど観客が増えやすいものの、2節目以降になるとそれが激減する傾向がはっきり見て取れます。その意味では味スタで観客が開幕戦より増加したF東京はまさに大善戦といっていいのかもしれません。

P.S.

昨日のナビスコ杯の観客数は以下の通り。

G大阪-千葉@万博 6,394   
広島-神戸@広島ビ 2,783   
柏-大宮@日立台 4,229   
横浜M-清水@三ツ沢 8,414   
磐田-横浜C@ヤマハ 8,896   
大分-F東京@九石ド 9,470   
鹿島-甲府@カシマ 4,376   
名古屋-新潟@瑞穂 3,740

首都圏では季節はずれのみぞれが降るなど全国各地で悪天候が伝えられた中、予想通りといっては何ですが、全会場1万割れ。

しかも一部会場では凄まじい数字をたたき出しています。

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2007.04.04

【本】Jリーグクラブをつくろう!

秋元大輔:Jリーグクラブをつくろう!(ノースランド出版)

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 実につまらないことで恐縮ですが、本中に随所に掲げられているクラブの分布を示す日本地図。

 九州の南に沖縄県を示す意味で描かれている島はどう見ても奄美大島なんですが・・・

 こんな小学生レベルの誤りがチェックされずに至るところに掲載されているような本って、それだけで信頼性を疑われても仕方ないでしょう。

 さはさりながら、Jリーグ参入を目指して苦闘中の地域クラブを幅広に紹介した本は類例が少なく、そこそこ面白かったので別エントリーに感想を記しておきます。

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2007.04.03

負けて知る人の恩

いや、負けてはいないんですけどね。

負けに等しい引分け。笛が鳴ると共に慌てて大分駅へのバスに飛び乗ったまでは良かったのですが、手元の小銭が足りず、5千円札しかないことが判明。

大分駅に着いても運転手には両替をすげなく断られましたが、心有る大分サポの手助けで事なきを得ました。かなり年配の方だったのでこういうところをご覧になることはまずないかと思いますが、この場を借りて御礼申し上げます。

で、逆ギレ気味ながら、一言。

当方が予め小銭を用意しなかったのが悪いといえば悪いのですが、大分バスがバスに乗る前に乗車券を販売しないのはなぜなんでしょうか? バスが主要アクセスとなっている東北電スタや日本平ではバスの待機列より前のところで予め往復乗車券を売っています。バス車内での精算はどうしても時間がかかり、少々イライラさせられるもの。ただでさえ九石ドームはアクセス劣悪なのですから、つまらないことで時間を空費させないで欲しいところです。

九石ドームが出来て数年経ってもこの状態ということは販売要員が確保できないとか、なにか事情があるものと思われます。従って今後も事態改善は望み薄なのでしょうが、是非ともご一考願いたいところです。

P.S.

気になって少し調べたところ、大分バスって05年に整理回収機構の支援による私的整理に伴い、100%の減資を断行していました。

バス会社の経営は全国どこも苦しいのですが、とりわけ九州は先に産業再生機構の支援を受けている九州産業交通や宮崎交通など比較的規模の大きいバス会社の不振が目立つような気がします。

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2007.04.02

大分戦補遺

予定より一本前の博多行き特急「ソニック50号」。

行橋で赤サポがぞろぞろっと降り、残った赤サポも小倉で降りて、がらがらの車内で一人したたかに飲んだ。

酔っ払って半ば腹立ち紛れでチラシの裏風に書き連ねたけど、一夜明けてみて何にそんなに苛立っていたのかと我ながら思う。

昨年と比べて失点が増えているのは確かだけど、昨年も格下と目される相手に終盤押し込まれまくってぐだぐだになった試合は結構あった。いや結構あったどころではなく、夏場は終始そんな感じだった。そこで無失点に抑えるのと失点を喫してしまうのは確かに大きな違いなんだけれども、昨年と比べてゲーム内容が格段に悪くなったわけではない。

また昨年は悪い内容ながら絶対的なフィニッシャーであるワシントンに助けられる試合がこれまた結構あった。今年はそのワシントンが開幕以来絶不調。さらに高精度のクロスを供給していたアレックスが移籍。ところがそんな状態でもそれなりに点が取れているし、得点機も作っている。

選手が疲れて中盤の守備が甘くなったことへの対応を誤り、終盤に追いつかれるという負けに等しい引分けをアウェーで立て続けに演じたのは確かに痛恨事。でも采配の下手さ加減は昨年も似たようなもの。だいたい昨年は新潟・大分ともアウェーで負けていたところ、今年は勝ち点2点を拾って帰ってきたのだから儲けものという見方もできる。

オフシーズンはあまりにも短くて阿部の置き所を探しあぐね、選手は相次いで故障。おまけにオジェックは予想以上に早く4バックを採用し、これでチームのバランスが崩れないほうがどうにかしているというもの。

結局のところ最大のライバルと目されるG大阪は目下4連勝で勝ち点4差を付けられ、それが苛立ちの最大の原因なのだろうと思う。でもシーズン初頭のチームの出来はG大阪に大差を付けられているのはゼロックス杯で明らか。浦和はあのゼロックス杯の惨状の後なんだかんだといって負けていないのだから、むしろ上出来といって差支えないだろう。

CWCに「開催国枠」というくだらない趣向が盛り込まれたため、再びその位置付けが曖昧になる可能性を秘めてきたACL。浦和はそのACLを闘いながらリーグ戦でちびちび勝ち点を稼ぎ、秋の季語「ガンバ失速」をひたすら待つ。

そんな展開になるのでしょうな、今年は。

大分戦の急造4バックはそれなりに機能していたんですから、もうちょっと長い目で見てやりましょうや。

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2007.04.01

【観戦記】大分 2-2 浦和

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 アウェー新潟戦の再現フィルムを見ているかのようなやられ方でした。

 いや新潟戦よりも早晩同点弾をくらう予兆は十二分にあって、オジェックも遅まきながらその予兆を察して手は打ったまでは良かったのですが、その手は全くの的外れで何の役にも立たないどころか却って事態を悪化させるだけに。

 やはりというべきかなんというべきか悪い予感はズバリ的中して、終始優勢な試合を終盤に追いつかれる大失態。アウェー新潟戦の時は同点弾を食らう予兆がほとんどなかったため弊ブログではオジェックの無策を擁護しましたが、この試合は擁護のしようがありません。オジェックは現場を離れていた期間が長かったせいか、選手交代による局面打開は非常に下手。まだ10試合もこなしていませんが、そんな気がしてきました。

 同点に追いつかれた瞬間、オジェックは何に怒ったのかペットボトルを蹴り上げていましたが、モノに八つ当たりしたいのはこちらのほうです。

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 大分戦はなんと頭から4バックで臨んできました。新聞で4バックの練習が報じられていましたが、相手が2トップなだけに試合途中で局面に応じて4バックへ移行するくらいだろうと思っていたのですが、意外や意外頭から4バック。中盤は啓太1ボランチのダイヤモンド型でした。

 で、その急造4バックは中盤が元気なうちは守備はまずまず機能したといっていいでしょう。というか、両SBがそんなに積極的に攻撃参加しないため、守備には絶えず4バック+啓太が残っている状態。これなら大分に一発を食らうことはまずないだろうとタカを括っていたら、左サイドからのクロス→松橋中央でポスト→高松ズドンとワンチャンスを決められあえなく失点。都築の怒り様からすると実質的に坪井のクリアミスなんでしょうかね?

ニュースの映像によると坪井のミスじゃありませんでした。録画で確認したところ

 ワシントンがファウルの判定に抗議している間に大分素早くリスタート → 浦和左サイドでどフリーの金崎に展開 → 金崎、最前線中央の松橋に正解なアーリークロス → 松橋に対し浦和のDFが2人付いてしまう。しかも正確なポストプレーを許す → やや引き気味の位置でどフリーの高松、低い弾道で正確に枠内へ → 坪井、足出すも届かず。都築はそれがブラインドになったのか、やはり届かず。

と2重、3重のミスが重なったマヌケな失点でした。元はといえばリスタート時に集中を切らしているところから始まったもので、これは昨年もままあったことです。

 先制して引き気味になった大分の前に浦和は大苦戦。サイドから崩そうとする意図は伺えるのですが、SBがなかなか上がってこないために中盤での数的不利が顕著で、ドリブルしながら出し先を探す場面が多々。たまに阿部が攻撃参加してきて、伸二のクロス→ワシントンヘッドは決まらずという場面がありましたが、こういう形をどんどん作らないとちょっとしんどい。

 ただ悪い流れを一変させたのはセットプレー。右からのCKを阿部が立て続けにヘッドで決めて前半のうちに逆転。一転して積極的に前に出てこざるを得なくなった大分に対し、浦和は中盤でのボール奪取&早いパス回しで相手の薄いところを突く攻撃が嵌るようになって完全に浦和ペース。サイドでタメを作ってオーバーラップしてきた選手を縦に走らせて大分のサイドを突く攻めが何度も見られました。一方大分は前線の松橋を走らせるのが精一杯で中盤でのパスミスが相次ぎ、しばらく攻撃の形すら作れませんでした。

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 しかし、立ち上がりからやや飛ばし気味のように見えた伸二、さらに今季初先発で体力面で不安のある長谷部が疲れを見せ始めると状況は一変。中盤でボールが取れなくなるどころか、ラインも下がって陣形が間延びし始めるともういけません。右サイドから根本に鋭いクロスを供給されはじめたのを皮切りに、次第に左サイドも炎上。またなんとか中盤でカットしてカウンターを仕掛けてもシュートまで持ってゆけずにスローダウンを余儀なくされて、敵エリア前でのボール回しに終始する惨状。この辺は新潟戦にそっくりです。

 積極的に選手交代を仕掛けて攻勢に出る大分に対し、なぜかオジェックはしばし傍観。途中闘莉王がベンチに向かって何かを叫んでいたように見受けられましたが、あれは多分「攻めるのか守るのかはっきりさせろ!」と訴えていたような気がしてなりません。

 大分の左右からのクロスは闘莉王が跳ね返してなんとか無失点で凌ぎ、遅まきながらようやくオジェックが放った一手はワシントンに代えて堀之内。この交代自体は妥当でしょう。今日もワシントンは全くいいところなし。エリア内でDFを交わそうとしてボールを奪われるの繰り返しなのはまだしも、ポストプレーも満足にこなせず。積極的に点を取りに行ってワシントン→岡野の交代があっても良かったかと思いますが、オジェックの選択は守備固め。

 ただ堀之内投入後の布陣が謎。暢久-堀之内-闘莉王-坪井-阿部の5バックで5-3-1-1に見えたのですが、果たしてどうだったのか。中盤でのプレスが効かなくなっているのが全ての元凶なのに、DFラインにゴテゴテと人を並べるとは何たる愚策!!!おまけに堀之内投入後、阿部のポジション・役割どころが判然としない状態に陥ってしまいました。結局オジェックの放った一手は事態改善には何の役にも立たず。

 で、最後はサイドで堀之内がファウルを取られ(しかもイエロー。録画で見たら抜かれそうになって露骨にユニフォームを引っ張ってました。いつもの堀之内ならスピードで負けそうになっても相手の正確なプレーだけは許すまじと粘り強く付いて行く筈で、この辺が試合感のなさなのかも)、そのFKを深谷に決められて同点。あそこで深谷のマークが外れていることをオジェックは怒ったのでしょうが、それ以前に機能しなくなった守備網を立て直せなかったオジェックが責められるべきだと思いますね。控え選手には守備的な選手がゾロゾロいたにも関わらず。

 赤サポ的には非常に残念な試合でしたが、最後はGK西川まで上げて同点を狙いに行った大分。終盤の執念は目を見張るものがありました。それでこそホームゲームです。

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(メモ)大分2-2浦和

(スタメン)先週練習を休んだ暢久・伸二はスタメン入り。ネネが負傷で外れて長谷部が復帰した他はいつものメンバー。怪我人続出で堤がサブ入り。

主審吉田。

(前半)いきなり4バック。
浦和がボールキープする時間長いが、ボールがスムーズに回らず、逆に大分にワンチャンスを決められて先制許す。
引き気味になった大分を前に苦戦するが、右CKを立て続けに阿部がヘッドで合わせて逆転。

(後半)積極的に選手交替を仕掛ける大分に対し、浦和は中盤でボールが拾えなくなり、両サイドからやばいクロスをあげられる。
そこでオジェックの打った手はワシ→堀ノ内。しかも5バック?これは全く機能せず。終了間際に堀之内が与えたFKを深谷にヘッドで合わせて同点。
疲労の色が濃かった伸二・長谷部を代えなかったオジェックの失策で勝ち点を落としたようなもの。
アウェー新潟よりも始末が悪い引き分け!

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富岡製糸場こぼれ話

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 高崎でローカル私鉄の上信電鉄に乗り換え。改札こそJRと分れていますが独立した駅舎はなく、高崎駅の1番ホームの一角を間借りしたような格好。電車は「群馬サファリパーク」の全面ペイント。上信電鉄は西武からのお下がりが数多く走っています。高崎から30分強で富岡製糸場最寄の上州富岡駅到着。

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 見学前に腹ごしらえ。駅近くにあるレストラン(老舗の洋食屋らしいのですが、いかんせん田舎のことなのでお客のニーズに合わせてらーめんも出していますが)「新洋亭」でカツ丼(780円)を注文したところ、なんとここのカツ丼は卵で閉じない「ソースカツ丼風」でした。もっともソースではなく、あっさり目のタレに漬け込んである感じでしたが。前橋でソースカツ丼を食したばかりですが、ソースカツ風のカツ丼は前橋に留まらず、群馬県全域に広がりを見せているのでしょうか? 

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 3個載っているカツはやや固めで、タレも若干甘い感じがしたので評価はイマイチ。カツ丼自身にはキャベツ等野菜類は一切ありませんが、副食に漬物やきんぴらごぼう、さらにけんちん汁が付いてくるので良い箸休めになります。

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 残念ながら上信電鉄沿線から歩いてゆける範囲には他にこれといった観光施設はなく、「かんらの湯」で一風呂浴びてそのまま帰宅。「かんらの湯」は上州福島駅から徒歩30分弱の丘の上に建つ立ち寄り湯ですが、本格的な温泉施設にはほど遠く、福祉センターの一角に浴場を設けた程度のものでした。浴槽は露天風呂を含めていくつかありますが、温泉を利用しているのは小さめの円形浴槽だけ。泉質はナトリウム-塩化物強冷鉱泉とのことですが、加水・加熱・循環ろ過・塩素系薬剤使用と4拍子揃っていました。

 また悪いことに大広間では畳を震わさんばかりの大音量でカラオケが鳴り響いています。そういうのが嫌でゆっくり休みたい方のために、多目的スペースみたいなところを仕切って休憩所にしてはいますが、カーペット敷の床でお年寄りがゴロゴロしているのはかなり気の毒。

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 「かんらの湯」の周辺は一大公園になっていて、どう見ても町の規模には不釣合いな文化会館や人口急増地でもないのにご立派な保育園が建っています。さぞ町の財政を圧迫していることかと思いますが、ここが故小渕総理の選挙区だったのが関係しているのかどうか。

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