ネネ考
レギュラーDF陣が欠けるとタイミング良くひょっこり現れて、とりあえずその穴を埋めてくれるネネ。
怪我で離脱している期間が長いせいか、事実上空いている外国人枠のように見做され、ことある毎に「ネネを切って○○を補強し・・・」と言われてしまうネネ。
あろうことか、「ポンテの話相手」扱いされてしまうネネ。
でも、高い打点&滅多に出場しないせいかマークされにくい利点?を活かしてたまにセットプレーで点を取ってくれるネネ。
ブラジル人の割には性格はいたって地味。
得点能力があることを除けば、なんとなく「ブラジルの内舘」という称号がしっくりくる感のあるネネ。
あんまりスポットライトの当たることのないネネが浦和を気に入ってくれているかどうか全くわかりませんが、末永い活躍を期待したいものです。
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名古屋戦で先制弾を決めた浦和DFネネ(31)が、来月から半年間契約を延長することが19日、分かった。「ネネはゴールも決めた。契約延長? その方向です」と中村修三GM。ネネの代理人テオ氏が来日する来週にも今季終了までの契約を結び直す予定だ。
奇跡の延長だ。ネネは昨季故障の連続でリーグ戦わずか9試合出場。強化部は解雇の方針を固め、サンパウロのブラジル代表DFアレックス・シウバ(21)の獲得に動いた。だが、相手チームの慰留工作で交渉は凍結し、ネネは6月までの"お試し契約"で残留していた。今夏獲得を目指したシウバの移籍金が欧州名門との競合で、900万ユーロ(約14億円)にまで急騰したため、浦和は断念。復調したネネが、首脳陣の信頼と再契約を勝ち取った。
(2007年5月20日06時02分 スポーツ報知)
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