無印の馬は安かった
「ナックファイブスタジアム大宮」の契約内容がスポーツ紙で明らかになりました。契約期間は6年間で、売却額は1億8000万円。
Jリーグ試合会場の命名権の値段はそれこそ千差万別ですが、Wikipedia等によると
・日産スタ:5年間総額23億5,000万円(推定)。但し近隣施設含む。
・味スタ:2003年3月1日から2008年2月末までの5年間、12億円で契約に合意。
・東北電スタ:契約期間は今年3月から3年間。東北電力は年間1億2000万円の命名権料を県に支払う。
・フクアリ:契約内容は5年半で450,000,000-530,000,000円+AEDの提供及びチケットの買取
・ホムスタ:3年契約で契約金は年7000万円。
・九石ドーム:契約期間は3年間。契約金は年7000万円。
・ユアスタ:年間7千万円の3年契約
・ポカリスタ:五年契約で総額一億二千五百万円。但し、鳴門総合運動公園内の施設全体の価格。
・NDスタ:年間1200万円。2007年4月1日から3年間。
とあってほぼクラブの規模・知名度・成績に比例した値段になっています。命名権売却も珍しくなくなって相場もこなれてきたようで、J1下位~J2上位クラスでは年7000万円というのが通り相場の中、大宮サッカー場の「1年あたり3000万円」というのはNack5にしてみればかなりお値打ち感があります。
P.S.
5/15日付の日経(埼玉・首都圏経済面)によると、さいたま市は年間5千万円以上で3年以上契約ができることなどを条件に募集していた模様。4社も応募があったので思った以上に人気があったのだと思いましたが、さいたま市はものの見事に値切られたようです。さいたま市はラジオ放送による宣伝効果が見込める(=広告料換算で年2,555万円)としていますが、かなり苦しい言い訳のような・・・
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J1大宮 地元FM局に命名権(スポニチ)
さいたま市とラジオ局「エフエムナックファイブ」(同市)は14日、サッカーのJリーグ1部(J1)大宮アルディージャのホームスタジアム「さいたま市大宮公園サッカー場」の命名権を市が同社に売却、新名称を「ナックファイブスタジアム大宮」とすることで合意したと発表した。
契約期間は6年間で、売却額は1億8000万円。さいたま市のスポンサー募集に対して4社から応募があり、市が企業の信頼度や提示金額などから同社を選んだ。
同サッカー場は改修中で、11月にリニューアルオープンの予定。
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