シドニー戦補遺
・押されまくったけど、結局相手の決定機は僅少。浦和的にはほぼ理想的なスコアレスドロー。それでいいのかという問題はさておき。
・つまらんけど結果だけは残すという点では昨年とそっくりだけど、守備がある程度組織化されている(長身の相手に対して闘莉王がいなくても何とかなっている)のとフォーメーションを柔軟に使い分けられるところ、さらにコンパクトな陣形が維持できる時間が長くなっているところは長足の進歩。
・名古屋戦の評価が高いようだが、あれは相手がしょぼいことを割り引かんと。浦和の出来は良くも悪くも前節と大きく違うわけじゃない。攻め手に乏しい名古屋と攻めるしかないシドニーの差が試合内容に表れただけ。
・相馬がどんどん良くなってる。伸二が外したあのクロスってちょっと前までの相馬じゃあり得んからな。中を見てしっかり上げている。またやみくもにドリブルで突っかけるだけじゃなく、無理目な時は後方でサポートしている選手にきっちり戻しているし。ポンテ先生様様。後半早々に代えられたのは戦術的理由だからやむなし。
・シトンもよくなってきた。陣形がコンパクトなためか回りの選手が良く見えており、ビルドアップ時にはポスト役として活躍(ただキープに失敗するとシトンがでかいから目立つんだよなぁ・・・)。最前線で孤立してむりやりドリブルで突っかけてあぼーんという場面は激減した。また前線からのチェーシングも真面目にやっている。最後はフェイントまでは良かったんだけどなぁ・・あれが決まればほぼ完全復活でしょう。
・一方暢久の代役はぼちぼち真面目に考えないとヤバイ。平川が怪我でダメな間はどうするのだろう?
・グループステージ突破にも関わらず素直に喜べない選手と微妙な空気が漂うスタジアム
・インタビューが長そうだったので、途中で撤収。選手の挨拶までは見届けられず。
・埼スタ赤ライト作戦は実にしょぼくてがっかり。スタジアム全体が赤くなっているのを想像していたのですが・・・今後順次規模を拡大するようですが、ああいうのは一斉にドン!とやらないと視覚に訴える効果が薄いんじゃないのかなぁ・・・
・バックロアー上段の売店は一つしか開いてなかった。平日なので客の出足が悪いためでしょうな。
・蓋を開けてみればナビスコの相手はなんとガンバ。強い相手だが代表抜き(間違いなく遠藤と加地はおらず、播戸と橋本、二川もいないかも)。そこそこ手強い割りには代表がほとんどいない鞠や鹿島、夏場に運動量の多い甲府、遠征にもっとも金がかかる広島と当たるよりはマシじゃない?
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