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2007.05.03

仙台空港鉄道

 去る3月18日に開業したばかりの仙台空港鉄道に早速試乗してきました。

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 18きっぷでひたすら北上。東北本線も老齢車種の淘汰が始まっており、今後「急行型」に乗る機会はないかもしれません。

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 川口から6時間近くかけて、空港鉄道が分岐する名取着。名取は駅舎こそご立派ですが、周囲はサッポロビールの工場があるくらいで、あとはほとんど何もありません。

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 やってきたのは仙台空港鉄道保有の車両SAT721系。ところがこれがなんと2両編成で、車内は既に相当混雑。空港連絡鉄道には2両編成と4両編成が混在しており、混乱を防ぐため名取駅ホームには案内の係員を一人置いていました。

 超満員の状態で名取駅発車しましたが、高架に上がって一駅目の「杜せきのした」でなんと半数ほどが下車。駅前に開業したばかりのダイヤモンドシティへの買い物客が混雑の原因でした。ああいう大型商業施設はどこでも開業してしばらくは物珍しさで人が押し寄せるもので、仙台空港鉄道がその余波で混雑するのも今しばらくのことだけだとは思いますが、往々にして荷物が多い空港利用客が大混雑の電車に乗せられるのはあまり愉快なことではありません。

 一面更地が広がるだけの「美田園(みたぞの)」を過ぎ、いったん地下にもぐって再び地上に顔を出すとすぐに仙台空港。車窓から駐機中の飛行機が間近に見えますが、「あっ、ボンバルだ!」とオヤジの声。一躍悪名を轟かせるに至ったボンバルディア社の明日はどっちだ?

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 仙台空港駅は1面2線ながらホームがゆったりした造り。空港ターミナルとはさほど長くもない通路で直結しているどころか段差もない優れもの。ただ駅のきっぷ販売機が2台しかなく、飛行機到着時にはこれで間に合うのか気になりました。

 羽田便のない仙台空港に飛行機でやってくることはほとんど考えられませんから、空港ターミナル内を徘徊するのはこれが最初で最後かも。

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 仙台空港ターミナルは横長、かつ天井が高くて壁面がガラス張りで採光が良く、ちょうど同規模の広島空港と随分似ている気がしました(仙台空港の利用者数は広島空港より若干少ない程度)。ただやはり羽田便がないのが災いしてか、お土産コーナーは広島よりかなり小さく、レストラン類もやや小さめの気がしました。

 空港はどこでも大体似たようなもので、それほど地方色がありません。

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 帰りの車両はJR保有のE721系。座席が2/3くらい埋まった状態で発車し、やはり「杜せきのした」で買い物客が多数乗ってきて立ち客が出た状態で名取着。あとはひたすら川口に戻るだけですw

P.S.

 乗り換え時間を利用して郡山か福島で駅蕎麦でも食べようと思ったのですが、在来線ホームの駅蕎麦は撤去が進んであんまり残っていないようですね。で、致し方なく昼飯は仙台空港まで持ち越し。

 ところが昼飯時の空港内レストランはどこもかしこも大混雑。わざわざ待ってさして旨くもない上にバカ高い空港内のレストランで昼食を済ませるのもつまらんとは思ったのですが、

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だからといってこんなもので済ませてしまうのも我ながらいかがなものかと・・・orz

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