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2007.05.12

【観戦記】横浜M 0-2 名古屋

 次節、次々節に当たる対戦相手の予習代わりに横浜くんだりまでノコノコ出かけて参りました。

20070512yokohama

 こんなところに屈指の赤サポが座っていようとは、誰も知らない知られちゃいけーないーので、携帯のストラップだけはしっかり隠しておきます(・∀・)ニヤニヤ

 で、結論としては「どちらもそれなりにストロングポイントはあるけれども中位以上に行けそうにない」というもの。横鞠は前から激しくプレスを掛け、ボールを奪って一気にゴールを陥れる-04年2ndの浦和のイメージに近い-スタイルに変貌したと聞いていましたが、さすがにそのスタイルを初夏の連戦で貫くのは無理があったようで、その片鱗が伺えたのは前半だけ。一方の名古屋のほうも徹頭徹尾ヨンセン頼みというのが明らか。どちらもツボに嵌れば強みを発揮するけれども対策も立てられやすい感じ。おまけに疲労が著しいせいかどちらも凡ミスが多く、見せ場は僅少。良いところなく敗れた鞠サポはもちろん、第3者的にも「金返せ!」級の糞つまらん試合でした。

 ただ横鞠の積極的に前に出てくるスタイルは浦和の苦手とするところでしょうし、名古屋もヨンセンを自由にさせると落としたボールを拾われて決定的な形を作られるので注意。決して侮っていい相手ではありません。

 名古屋のスタメンはこんな感じ

---四千--杉本---
本田-藤田--山口--金
阿部-吉田--米山-大森
-----楢崎-----

 中村直志に代えて阿部(筑波大卒2年目の左SB)を起用したのが目新しいところ。開幕から藤田1ボランチの3-5-2でやってきたはずですが、このところ負けが混んでいるためか、あるいは横鞠対策なのかはわかりませんが、気がつけば4バック。中盤はフラットなのかボックスなのか微妙でした。

 横鞠のスタメンはこんな感じ。こちらはエルゴラの予想通りのスタメン&フォーメーションでした。

---大島--坂田---
-----山瀬功----
-吉田------山瀬幸
-----河合-----
小宮山中澤--栗原-田中
-----榎本-----

 つまらん試合でしたが、それでも前半はそこそこ見応えがありました。

 立ち上がり双方様子見を続ける中、先制したのは名古屋。ヨンセンが落としたボールを快足の杉本が拾ってそのままゴール! 杉本に対して3人もDFが付いていったように思いますが、いずれも振り切られてしまいました。横鞠は終始この杉本の快足を活かした名古屋のカウンターに苦しめられましたが、中澤&ロサンゼルスの組み合わせではスピード系のFWには力不足なのでしょう。松田がベンチ入りしていますが、なぜ松田ではなく何の取り得もないロサンゼルスなのか理解に苦しみます。

 その後共に中盤でしっかりプレスを掛け合おうとはしていますが、中盤の構成力は横鞠のほうが上で次第に名古屋を押し込み始めます。名古屋はなんだかんだいっても一旦ヨンセンに当ててというパターンがほとんど。ヨンセンを経由しない形での中盤の組み立てなんて90分を通じて数えるほどだったような気がしました。またヨンセンは組み立ての中では良い仕事をしていますが、ゴール前に顔を出さないので怖さは半減。1点目のようにヨンセンのポストプレーから杉本にDFラインの裏に抜け出されると厄介ですが、サイドに叩かれてサイドからのクロスにヨンセンが飛び込むという形は全くといっていいほど見られず。

 一方横鞠は相手を押し込んでサイドから可能性が感じられるクロスを上げたり、山瀬功がDFラインの裏に飛び出したりして形は作っているものの、ラストパスが雑でシュートまで持ってゆけず。先制されたので2バック気味にして前に人数を掛けていますのでそれなりに怖さがありますが、当然ながらカウンターには脆い。

 後半も攻める横鞠に対しカウンターで対抗する名古屋という展開は変わりません。しかし、横鞠は後半早々中盤の動きが極めて緩慢になり、次第に前線へ放り込んで大島のポストプレーを使ったり、坂田をDFラインの裏に走らせたりと、ある意味横鞠伝統の縦ポン攻撃に回帰。DFライン裏に抜け出した坂田を楢崎が倒してPKを得、この日最大のチャンスを得ましたが、そのPKを山瀬功が外してしまったのが勝敗を分けました。その後はやはりDFライン裏に抜け出した坂田(こいつの抜け出し方はホンマ上手い!)の折り返しをどフリーで中央に走りこんできた山瀬功のシュートが枠を逸れたのが惜しかったくらいで、それ以外は全く可能性を感じない攻撃に終始。中盤でミスを犯して名古屋のカウンターを食らい、その名古屋もビルドアップの過程でミスを犯してあぼーんと実にくだらない試合内容。山瀬功は絶好機を2度外してから仕様通りすっかり消えてしまいました(でも良い時間帯は中盤でパスを出していたかと思えば、知らん間にDFラインの裏に抜けてくる動きは健在でした)。

 名古屋のほうも後半から横鞠が中澤をしっかりヨンセンに付けて来たせいもあって、一発だけ1点目同様ヨンセン→杉本の絶好機があった他は全く攻撃の形を作れず。ただ先制した余裕でリスクを負わず省エネ運転でカウンターの機を伺っているように見受けられましたが、その狙い通り横鞠のFK崩れからカウンターを仕掛けて見事に2点目をゲット。あとは横鞠の攻撃を難なく凌いで連敗脱出。名古屋はCBのレギュラーメンバーを欠いているにも関わらずセットプレーの守備に自信を持っているのか、簡単にCKを与えてしまうのが不思議でした。

 山瀬功のPKが決まっていたら勝負はどうなっていたかわかりませんが、結果的にはほぼ完敗といって良い横鞠。若手へ切り替えている最中なのは判りますが、この試合のように運動量で見るべきものがなくなると山瀬功・坂田・中澤を除けば単に終始バタバタしている下手糞の集まりに過ぎないという印象。途中で山瀬幸に代えて清水が投入されましたが清水のほうがはるかにマシで、若手への切り替え自体が自己目的化しているような・・・ これリストラの一環なんでしょうか?

 方や名古屋。本田はこんなチームにいつまでいるつもりなんだ??? 絶対楽しくないでしょう、こんなサッカー。

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