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2007.05.12

Jリーガーが選ぶベストプレーヤー

 今週のサカダイの特集「Jリーガー108選手が選ぶベストプレーヤー」はシーズン真っ只中にやるには勿体無いと思われるほど興味深い企画でした。

 「シュートセンス」とか「クロスボール」といった各評価項目別のベストプレーヤーについてはそれほど違和感なし。強いて言えば「クロスボール」で通称「ワロス」の加地が3位というのに驚いたくらい。運動量豊富なのでSBとしては優秀なことは認めるけどね。

 それはともかく、この企画で最も良いと思ったのは各評価項目毎の得票結果を公表しているだけではなく、個票の内容を全て公開しているところ。誰がどの項目で誰を評価しているのか全てわかります。全部見ていると切りがないので浦和の選手だけに注目してみました。

 投票者は岡野、長谷部、啓太、相馬、堀之内、都築の6選手。

 ぱっと見て目に付いたのはJリーガー全体ではさほど評価の高くない選手を選ぶ例が多いこと。ドリブルで桜井(岡野)・太田吉彰(長谷部)、1対1で深谷(長谷部)を上げているのが典型。他のチームでも大なり小なりそういう傾向があるのかもしれませんが、やっぱり実際にピッチ上で闘っている者からすれば「こいつにはやられた!」と思う選手は強く記憶に残り、高く評価するのは当たり前でしょう。

 逆に言えばJリーガー全体でいくら評価が高くても浦和戦で活躍していない選手には全く票が入りません。ドリブル1位の家長がその典型。

 またどういうわけか判りませんが、浦和の選手は回答総数が非常に少ないのが特徴。浦和より明らかに少ないのは神戸くらい。真面目に各項目毎に3選手を選んでいる人は一人もいません。それどころか都築なんか4項目も「なし」です。よっぽど虫の居所が悪いときにアンケートを採ったんでしょうかねぇ・・・

 一方大分や磐田の選手は全項目にわたってきっちり3選手を挙げています。この辺り田舎なので他にやることがない研究熱心なクラブの色がよく出ているのかも。

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