証の「赤」を伏せるべからず?
今週のサカダイの杉山氏のコラム。
要は「赤サポがこれ見よがしに赤グッズを身につけて上海の街を練り歩き、相手を挑発して回らないとACLが盛り上がらねぇだろう」というもの(一部誇張ありw)。
そんなところまで「欧州トップモード(笑)」を取り入れんといかんのかねぇ・・・
今回の上海領事館の注意は「温首相訪日直後で日中関係修復中の折、つまらん揉め事は起こしてくれるな!」という外務省伝統の事なかれ思想の表れでしょうし、MDPや清尾さんの書きぶりを見ると浦和フロントにも相当圧力がかかったものと思われて正直少々不愉快でした(もっとも浦和フロントも対アジア営業を円滑に進めるために揉め事は絶対に避けたかったとは思います。)
しかしたとえそうであったとしても、良くも悪くもフットボール文化が成熟しているとは言いがたい国で相手を挑発して回っても、それをフットボールの文脈で受取っては貰えず、概して碌なことはない。
また浦和に限らず日本のクラブのサポは女性が非常に多いという世界的に際立った特徴があります。さらに浦和の場合、後援会ツアー等を通じてお年を召された方も数多く来られます。血気盛んな兄ちゃんややざくれたオヤジがボコられるリスクを承知で行動に出るのは勝手だとしても、その結果として生じた騒擾に彼ら・彼女らが巻き込まれるのは絶対に避けないといけない(男女を問わず、ボコられても全然OKの覚悟を持った少数のサポしかアウェーに行かないクラブだと事情が違うでしょうが)。その点を看過している杉山氏の意見は全く同意できません。
上海に行ってないチキンが何を言っても説得力がないのは重々承知の上ですが、強い違和感があったので一応書き留めてきます。
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