電通が表に出ないのは何故?
浦和レッズが日本サッカー協会(JFA)等に確認したところ、日本代表応援広告に使用された写真は、昨年のJリーグ最終節、浦和レッズvsガンバ大阪(2006年12月2日、埼玉スタジアム)のスタジアム全景を加工したものでした。赤く染まったスタジアムを日本代表のチームカラーである青に広告制作会社が説明せずに改変したことが判明しました。これを受けて浦和レッズはJFA、広告制作会社ならびに広告主のキリンビール株式会社から、お詫びと今後の対応策について説明を受けました(浦和)
写真の使用許可に当たっては、通常、制作会社から日本サッカー協会に写真使用の申請が出され、所定のフォーマットに記入された内容を確認の上、制作会社に対して写真使用の許諾を出しております。しかしながら、今回、制作会社である電通から申請が来た際、浦和レッズの観客席の写真を青く加工するという説明も申請もなかった上で、広告主であるキリンビールも日本サッカー協会もその事実を知らないまま許可を出し、このような事態を招いてしまったものです(JFA)
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本件って、依頼主であるキリンが「やれ!」と言ったとか、簡単に改ざんと見抜けるものを見逃したとかいうならともかく、あんまりキリンを責めても仕方ないように思うんですがねぇ・・・
いわば違法設計&手抜き工事の物件を掴まされたホテルに対して、ホテルの管理監督責任を問うているようなもの。
当然実行犯(の首魁)である電通がキリン以上に責めを負うべき。
JFAが「電通」と明言している広告制作会社の名を浦和の報告ではわざわざ伏せているあたりにもモゴモゴとしたものを感じますし、それをいいことに(?)姉歯のように徹底的に叩かれもせず、だんまりを決め込む実行犯(の首魁)。
さぞかし興業の世界は闇が深いんでしょうなぁ・・・
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