東海道行脚9:(豊田町)~二川
第9回:2003.05.03(豊田町)~二川
シーズン入りしてから長らく放置しておりましたが、中断期間を利用してちょっと歩を進めてみました。ちなみにこれまでの流れをまとめておきます。
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東海道本線の小駅「豊田町」から浜松へ向けて東海道行脚を再開。浜松では一際目立つ高層ビル「アクトシティ」が見えてきました。新幹線だと真下を通り過ぎるので、案外アクトシティの全景を見たことがない方がいるかも?
どうもこの日は浜松で大きな祭礼があるようで、朝から山車が道端で行列をなしていました。
(・∀・)ニヤニヤ
浜松は戦災等で宿場町の面影はほとんど残されておらず、次の舞阪宿まで歩を進めます。写真は舞阪に残る松並木。
こちらは舞阪の脇本陣。舞阪自体はさほど大きくもない宿場ですが、ここから次の新居宿までは浜名湖を船で渡る段取りになっているので重要な宿場です。なお浜名湖はもともと淡水湖だったのですが、地震による地盤沈下等を契機に海水と交じり合うようになったとうのは有名な話。
当然ながら今は渡し船というものはなく、対岸まで長い橋をひたすら歩きます。東海道新幹線屈指のビューポイント「浜名湖」。新幹線で見慣れているはずの場所でも歩いてその光景を目にすると新鮮なものがあります。
新居といえば箱根と並ぶ東海道の関所として有名。しかも新居は関所が現存しており、国の特別史跡に指定されています。地元のボランティアと思われる方が寸劇仕立ての案内をしていたのでしょうか。残念ながらそれが終わったばかりの模様で、ちょんまげのかつらを被ったまま一服している方がちらほら。
新居を過ぎて次は白須賀。ここは東海道本線から逸れて山側へ入ってしまうため、往時の面影が色濃く残っています。写真は白須賀宿へ向けての「潮見坂」。遠州灘を見るのはこれで最後。
箱根を越えてから延々と続いた静岡県内の旅もようやく終わって愛知県突入。
愛知県に入って最初の宿が二川。二川も宿場の中心が東海道本線の駅からやや離れていたため宿場町の面影が割りと良く残っています。
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