党首の御心に触れた日
我が党は党首のために何か役に立っているのだろうか? 役に立つどころか、党首のご迷惑になっていないだろうか? そもそも党首は我々を必要としておられるのだろうか? もはや党首は我々の存在とは何の関係もなく、立派にご自分の道を切り開かれているのではなかろうか?
党員各位が重苦しい空気に包まれ、法師党解散が議題に上るのも時間の問題と思われた日から早や2週間。
月も変わって、日本女子代表が国立で韓国を迎え撃つ一戦。国立のコンコースにはなでしこリーグ一部所属の各クラブがPRブースを出すとの案内。女子代表に選ばれている4選手はもちろん、岩倉・松田らユニバー代表組の合宿もかぶっているためブースに出る選手の面子は限られ、過去の経験等々を踏まえれば「党首と木原が出ることはほぼ間違いない!」というのが党員各位の見立て。
案の定PRブースには両選手の姿が(加えて北本選手)。あまりにも小さすぎて、逆説的なことに遠目からもはっきりとわかる党首のお姿。
少々恥ずかしげながら、懸命に呼び込みをかけておられる党首の邪魔になってはいかんと、今回ばかりは柱の影で遠巻きに見守るだけに留めようと思ったのだが・・・
「法師党の皆様!!!」
遠くから思いがけずも木原選手の声。我ら法師党の悪名はどうも党首のみならずレディースのメンバーにも知れ渡っているようで、ブース要員になった木原選手のほうから声をかけていただいた次第。
法師党一同にとってまさに天の助け、神の声。
我ら一同つかつかとブースに歩み寄り、これまでの罪滅ぼしを兼ねて次から次へとグッズを買いまくったのはいうまでもない。果敢に呼び込みを続ける木原・北本選手に釣られてか、万事控えめの党首も少々ブレイク。我々のほんのわずかな浄財だが、今日ばかりは党首のお役に立ったようだった。
党首を思うがあまり、時に前に出すぎ、時に周囲から浮き、あまつさえ党員からしばしば指弾を浴びる実に不甲斐ない私めすら、党首はお許しになられる。ああ、何たる寛容。ああ、何と慈悲に満ちた心であることよ。
*引き続き幹事長を信任するとの仰せで、御印としてレプリカにデカデカとサインを頂きました。
不肖にして不徳。いたずらに馬齢を重ねるばかりの幹事長ではありますが、今後とも全身全霊、命ある限り党首を陰ながら支えてゆくことをここに誓います。
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