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2007.07.06

ナビスコ杯準々決勝展望

今年のナビスコ杯はトーナメントからの出場。

ACLで最終戦を待たずにグループリーグ敗退が決まる失態を犯したようなクラブがノコノコとナビスコ杯にシード出場してくるのをこれまで苦々しく思っていましたが、浦和も川崎もその責めだけは負わずに済んでなにより。

予想されたこととはいえ、浦和は啓太・坪井・阿部が代表で抜け、ワシントン・闘莉王が帰国。ネネ・平川・セルがリハビリ中。おまけに達也が直前の磐田戦で負傷。さらにポンテが別メニューに入ったとの報も飛び込んで、もはや「誰が残っているのか?」といった状態。

もっともワシントンの心臓検査のための帰国を認めた時点で、フロント・監督におけるナビスコ杯の位置付けが判ろうというもの。おそらくA3に続いて控え選手のチェックの場ということなのでしょう。

A3の結果は散々でしたが、長期離脱から復帰した達也や長らくベンチスタートだった長谷部が期待以上の働きを見せ、その後のリーグ戦では当然のごとくスタメンを奪取。またU22の試合後に合流した細貝も気合の程を披露し、その後は守備的な交代カードの一番手に昇格。罰ゲームと称されるA3もオジェック的にはそれなりに収穫があったということでしょう。

逆にA3ではさっぱりだった永井・酒井・内舘といったところがナビスコ杯でどれだけやってくれるかが一つの見所になります。

一方のガンバも遠藤・加地・橋本がA代表で離脱。安田がU20で離脱(浦和の堤は安田との競争に負けてU20代表から漏れただけに残念・・・)。バレー・播戸が負傷とこちらも大幅な駒落ち。昨年は遠藤離脱とともに大失速。今年も加地が離脱した時期は苦戦。「層が厚そうで実は薄い」ガンバとは案外いい勝負になるでしょう。

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