ごらんアウェー:甲府2007@国立
「ヴァンフォーレ甲府法人化10周年記念試合」ということで、今年のアウェー甲府戦は国立開催。個人的には昨年の「17,000人」事件を受けて甲府は国立開催を余儀なくされたんじゃないかと思いますが、そんなツマラヌ大人の事情の詮索はさておき、近場かつチケが取りやすい会場での試合開催は誠にありがたい限り。
甲府サポ、予想以上に大挙してやって来ました。国立は席割りどおり半分を甲府が埋め、スタジアムはくっきり赤と青に。甲府は聖火台下が空いていたのと、ぎゅうぎゅう詰めの浦和と比べると甲府はややまばらに座っているので人数は浦和のほうがかなり多いんだとは思いますが、ホームゲームの会場として恥ずかしくない出来といっていいでしょう。ホームゲームなのにいつも7割方浦和に占拠されてしまうどこかのチームも見習うべき。
それにしても観客36,756人。今年同じく国立開催だった柏(35,013人)よりも多いのにはびっくり。日頃小瀬にやってくる観客に加え、東京観光がてらの観客も多数いたのでしょうが、それにしても甲府営業はよく頑張りました。まさに信玄公が全軍を挙げて上京して来た感。
甲府営業は頑張ったのですが、3万人超の観客を仕切ったことがないせいか、運営の手際は拙くて青山門の行列は一向に解消されず、座席に着いたのはなんとキックオフ1時間10分前。ライブ開始には間に合いませんでした(´・ω・`)ショボーン 代々木門の行列も相当酷かったと聞き及んでいます。
日頃こういう試合開始前の催し物を嫌う赤サポですが、この日は大黒摩季の「らららー」に合わせて手を振る方多数。なんだか良くわからないアイドルが試合前にちゃらちゃらしているのとは違って、あれだけガチかつニュートラルにライブをやられるとやはり敬意を表さざるを得ません。
その後甲府の秘密兵器「甲府商業高等学校ソングリーダー部」が出てきたらどうしようかと思いましたが、その日は余興連発攻撃はなし。
いつもゴール裏最前列に貼られているダンマク、なぜかL字型に掲示。その後混んで来たせいか、知らん間にダンマクは畳まれていました。
この幌って前からあったっけ? しかも側面に乳牛というのがいかにも甲府・・・
赤サポの中にすっかり馴染んでいますが、三菱自動車の広告は甲府が出したもの。昨年も小瀬のバックスタンドに掲示されていました。
どうも甲府は「こんな山深い田舎から出てきた小クラブを虐めて、何が面白いんだ!!!」と、必死に訴えかける演出が目立つような・・・ ハーフタイムにはクラブが潰れかかった時期にまで遡って過去の映像を流しているし・・・ ああいう映像を見るとついウルウルしてしまいますが、すいません勝負事なんで浦和はつまらぬ感傷を捨てて叩き潰しに参ります。
甲府名物、スポンサーの小ダンマク群。いつもだと小瀬のメイン&バックに貼られているのですが、国立ではそういうわけにいかないのか、ホーム側ゴール裏に。相手側の応援ダンマクがゴール裏にないというのはかなり違和感があります。
選手入場時にはビッグフラッグが2枚。
甲府サポの方々、遠方からお疲れ様でした。試合終了後の新宿駅はJRで甲府へ帰る「はくばく」が中央線特急ホームを疾走。それはともかく、十条駅で「はくばく」が降りたのには驚きました。
行列を手際よく捌けない運営だけはいただけませんが、甲府とは来年もJ1で、そして国立の舞台で闘いたいものです。
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