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2007.08.05

八ヶ岳山麓を歩く

 風林火山館にはやや拍子抜けさせられたので、行程を大幅に前倒しして山を下って「三分一湧水」近くの「そば処 三分一」で昼食。

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 やっぱ、観光地で飯なんて食うもんじゃないですね。明らかにショートスタッフ。しかも近所の素人のオバハンを掻き集めてなんとか回している風で手際が極めて悪い。注文は取りに来ないわ、どのテーブルに配膳したかわからなくなっているわ、配られないまま棚に野ざらしになっている蕎麦も出てくるわと散々、ってその野ざらしの蕎麦、ワシのかよ!!!

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 一応店の名誉のために付け加えておきますと、野ざらしになっていたにも関わらず、蕎麦自体は値段の割にはしっかりした歯ごたえがあってまずまずでした。大もり、800円也。

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 屋号の「三分一」は近くにある「三分一湧水」から来ています。「三分一」とは水争いが激しい頃、農業用水を3つの村に均等に分配させるため、湧出口の分水枡に三角石柱を築き、三方向に流水を分岐させたという伝説から来たもの。涼しげな湧水付近の木陰でアウトドアランチを楽しむグループもちらほら。

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 この辺りは海抜1000mくらいに達しているので、木陰に入ってしまえば涼しいのなんの。ペンションや別荘が点在する八ヶ岳山麓を徐々に下りながら日帰り温泉施設「スパティオ小淵沢」まで歩いてみました。

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 たまたまこの日はスパティオ小淵沢に隣接する馬術練習場でイベントがあった模様。でも高原の町に揺れる提灯というのはかなり違和感があります。

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 「スパティオ小淵沢」は黄褐色の湯が特徴的ながら、加水&循環&消毒と3拍子揃っていて、事実上スーパー銭湯のようなもの。でも露天風呂を吹き渡る風が心地良く、それなりにくつろげます。無料休憩室はやや手狭ですが、音量を絞ったテレビがあるだけで静粛を保っているのはありがたい限り。小淵沢ICに近いのと、「道の駅」を併設しているためか、温泉には絶えず人の出入りがありました。

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 甲府まで戻って市内で開催されている「風林火山博」を見学。ずいぶん広いスペースを使ってど派手に展示されていますが、それもそのはず、元々は西武百貨店。西武が撤退した後のテナントが決まらず、やむなく公的施設が穴埋めしていたところを「風林火山博」に活用した様子。

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 内容はパネル展示が半分、大河ドラマのPRが半分。これで600円はボッタクリです。でも馬の撮影に関するこぼれ話(弓矢等で撃たれて倒れる演技ができる馬は極めて少ない云々)は勉強になりました。

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 正直風林火山館、風林火山博ともハズレでしたが、クソ暑い中「ほうとう」を食ってそれなりに満足。甲府といえばクソ暑くても「ほうとう」しか思いつかないワシも何ですが、「小作」の店内はそこそこ繁盛。やはり大半の人はほうとうを注文していましたw

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