なでしこオールスター2007
ファン投票選出選手がスタメンじゃなかったり、ファン投票で選外だった選手が監督推薦で出るどころかスタメンで出てしまうあたりで「オールスター」とは名ばかりだなと思いますが、それはともかく近場ということもあって西が丘まで行ってまいりました。
サッカーのオールスターって男女通じて初めて生で見ましたが、女子のオールスターって完全にガチンコなんですね。前半は中盤で潰し合い。しかも西はDFラインをペルーレで揃えているためか、守備は強固そのもの。遊びすぎの男子とは逆に女子はオールスターらしい遊びがなさ過ぎて、得点こそ3-3と入ったもののやや退屈なまま試合終了。まぁ女子は遊べるほど技術がないといってしまえばそれまでですが。
それでも柳田や北本がゴールを決めたので、赤サポ的にはそれなりに満足。ただ安藤はさしたる見せ場を作れず。
田代が相手選手と対峙しながら転倒し、いきなり矢野キョンが2対1を強いられるという絶体絶命の場面を演出。さらにサイドにボールが出たところでマークを外してしまい、失点に絡んでしまいました(´・ω・`)ショボーン また矢野キョンはセットプレーでも途中から後方待機となって不憫な役回りでした。
山郷さんは苦手の「山郷ゾーン(=高いところからゴールマウスへ向けて落ちてくるボール)」を突かれて失点してしまったし・・・
客入りは西が丘がメインスタンド中心に半分くらい埋まったかなぁという感じ。このスタジアムなら十二分に形になりますが、国立開催は明らかに無謀です。
東の選手は得点の度に「ヲタ踊り」を披露して楽しそうでしたが、実質的に日本女子代表の紅白戦でしかないオールスターが永続するかどうか、かなり疑問・・・ なにがしかオールスターらしい興業的性格を強めてゆかないとしんどいんじゃないかと(そもそも「なでしこリーグ」自体が金を取ることを前提としていないから、あんまりそういう発想にならないのかもしれませんが)。
P.S.
この日の浦和のブース担当は保坂選手と堀田選手でした。いかにも不慣れといった感じで少々気の毒でしたが、クソ暑い中ご苦労さまでした。
ちなみにブースはなぜかベレーザと同居。先日の国立ではアホほどいたベレーザの選手はおらず。
観客数は国立の代表戦>西が丘オールスターなのでやむを得ない面もありますが、もともと女子サッカーを見ている人の祭りの場で、各クラブの売店がしょぼーんとしている(幸い浦和はそこそこ盛況でしたが)のもどうかなと思います。
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