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2007.08.13

俺たちの国体2007:埼玉 7-0 群馬

 先にも述べたように国体関連の試合には「プロ契約」の選手(山郷・安藤・柳田・矢野)が出られません。また今年はたまたま同時期にユニバーシアードが開催されているので、それに選ばれたメンバー(岩倉・庭田・窪田・松田)も出られません。

 となれば、日頃ベンチを暖めている選手はもちろん、ベンチにすら入れない選手に取って絶好の活躍の場!!!

 ということで、朝から30度を超え、昼には35度を超える猛暑の中、法師党は全軍を上げて国体の応援に出かけてまいりました。

<スタメン>

---北本--山崎---
------------
エリ-佐藤--高橋-党首
------------
木原-笠井--田代-森本
-----大谷-----

※GK大谷、MF佐藤とFW山崎は浦和以外からの補強選手。

<サブ>橋本、笠嶋、西口、堀田、保坂

党首 キタ━(゚∀゚)━!!!!!

 こういう混成チームの場合、誰の判断でスタメン・フォーメーションを組成しているのかよくわかりませんが(エメルソン永井はベンチに入れない模様)、党首やこず様といった日頃ベンチ外のメンバーがスタメン起用され、ベンチに入ることの多い笠嶋、西口、保坂がベンチスタート。怪我明けの堀田がベンチ入りを遂げています。

 まだ午前中とはいえ、朝からカンカン照り。非常に厳しい気象条件で集中するのが難しかったのか、埼玉の立ち上がりは最悪といっていい状態でした。また日頃一緒にやっていないメンバーが含まれているせいか、連携はメロメロでパスミスが続出。また中盤で不用意にボールを失う場面もちらほら。群馬は引いて守ってカウンターを狙っているのが明白で、埼玉は危うくその狙いに嵌りかかりました。

 北本はこのクソ暑い中で着ぐるみを着たまま「動かざること山の如し」で、前線では坊主頭の山崎が動き回るだけで一向にボールが納まらず、埼玉がボールを支配するものの得点の気配もしないまま時間が経過しました。しかし、次第に埼玉のサイド攻撃が機能しはじめ、ついに党首がエリア内深くまで抉ってクロスを上げたところで群馬のオウンゴールを誘発。

 不甲斐ない内容ながらなんとか先制に成功し、力の劣る相手にカウンター一発で0-1で負けてしまうという最悪の事態だけは免れることができた時点で前半終了。

<後半開始>

山崎→堀田
党首→保坂(´・ω・`)ショボーン
エリ→西口

---北本--堀田---
------------
保坂-佐藤--高橋-木原
------------
西口-笠井--田代-森本
-----大谷-----

 明日も炎天下で試合があることを考慮したのか、埼玉は後半頭から3選手を交代。どこのクソボケが決断したのかわかりませんが、党首は前半でお役御免です。事実上のアシストを一つ上げ、また一発枠内へのミドルシュートもありましたが、残念ながらこの日の党首の出来は今一つ。もともとスタミナのある選手ではないので猛暑下での試合に出すのは酷なのですが、サイドで1対1になりながら積極的にドリブル勝負を仕掛けずにバックパスしてしまう場面があまりにも多いのが残念でした。次第に調子を上げてサイドに開いてボールを呼び込む動きを見せていたところまでは良かったのですが、せっかくボールをもらっても決定的な仕事はできず。

 で、党的にはもはやどうでも良くなった後半。前半こそ中央を固めて必死に耐えていた群馬の運動量は目に見えて落ち、中盤やDFの選手は棒立ち状態になってしまって、浦和の攻撃陣+両SBはやりたい放題。埼玉は浦和の1.7軍状態ですが、それでも運動量は群馬と比べ物にならないことを見せ付けた感じ。保坂のようにただでさえちょろちょろとうるさい選手が途中から出てくると群馬としてはお手上げ状態でした。

 後半圧倒的なパフォーマンスを見せてくれたのが北本。前半とは打って変わって後半の切れ味は凄まじいのなんの。やはり(着ぐるみを)「脱いだら凄い」のか、北本。相手の力が格段に劣るとはいえ、前を向かせると良い仕事をします。サイドでスルーパスを受けてそのまま持ち込むわ、シュートのこぼれ玉には鋭く反応するわ、エリア内に絶妙の飛び出しを見せるわと、あれよあれよという間に4得点。

 もっとも「出前迅速、シュート確実。FWの御用命は北本まで。」の「北本蕎麦」は前半休み過ぎてのびきっているのですが・・・

 また今季公式戦初出場となった堀田もまずまずの出来。積極的にドリブルで仕掛けて行くあたりに頼もしさを感じました。次第に圧倒的な北本のパフォーマンスにかき消されてしまった感がありましたが、終了間際にこず様のクロスを受けて初得点。どういう相手、どういう形であれ、FWは出場した試合で点を取ることで自信を掴んで成長してゆくものです。

 北本の大活躍で勝負はとっくに決しているのですが、この日最大の見所はロスタイム。

 後半は攻められる局面がほとんどなく、おまけにCKもほとんどないので暇で暇で仕方なかったであろう田代。ようやく巡ってきたCKのチャンスで、やにわに巻き起こった「たしろー、たしろー」の大声援(一歩間違えれば志村だwww)を受け、エリア内で「俺にボールをよこせ!!!」とばかりにキッカーへ向けてアピールをしまくる田代。

 CKはどんぴしゃりで田代に合い、しかもそのボールをなんと田代はDFを背負って半身の姿勢のままでダイレクトボレー!!! 長らく沈黙を保っていたタ級戦艦の主砲がついに炸裂。ボールは見事にネットに突き刺さり、田代は狂喜乱舞。

 いやぁー、「君は田代のダイレクトボレーを見たか!?」で、先日の内舘のミドルシュート@マンU戦共々、末代まで語り継がれるであろう素晴らしいゴールでした。

ポジション離れ
ゴール前へ
はるばる臨む
タ級戦艦たーしーろー!!!

(突然思いついた田代のコール:元歌「宇宙戦艦ヤマト」)

<終了時>

---北本--堀田---
------------
保坂-佐藤--高橋-木原
------------
西口-笠嶋--田代-森本
-----12-----

 国体は35分ハーフ、かつ5名まで選手交代ができる模様。後半途中でなぜか両軍ともGKを代え、埼玉はDFまで代えてしました(笠井→笠嶋)。ボランチに人材を欠いているせいか、大御所(高橋)がフル出場せざるを得なかったのは誠に気の毒。

 こず様は前半不慣れな左SBを任され、中途半端に前に出ては不用意にボールを失う場面が2度ばかり。その後はバテたのか自重気味だったので、てっきり後半交代かと思いましたが、なんと結果的にフル出場。本職の右SHではエリア内に進入するという「らしくないプレー」まで飛び出して、休み休みながらもまずまずの働き。もっともその後ろに控える森本と比べると運動量の差は歴然で、その辺りがスタメン奪回の鍵になるかと。

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