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2007.09.20

【観戦記】浦和 2-1 全北現代

20070919acl1

 立ち上がり早々に先制。その後カウンター等で何度か掴んだビッグチャンスを生かせなかったのは残念でしたが、後半14分に待望の追加点。全北もその後反撃に出ましたが中盤の足が止まり気味で決定機を掴めず。そのまま浦和楽勝ペースかと思いましたが、浦和は2点リードしてからの時間の使い方 -攻めに出て一気に突き放すのか、あるいは2点リードを守りきるのか判然としない- がまずく、ロスタイムにセットプレーからやらずもがなの1点を与えてしまいました。

 勝ちは勝ちなので悪くはありませんが、アウェー戦で全北に先制されると逆に浦和が不利になるという微妙な点差。全北現代は攻守ともさほど良いところはありませんでしたが、こういうへたれチーム(録画で振り返ったら、どさくさに紛れて蹴りをかましてくる選手もいる糞チームでもあるようです。審判に見つかってイエローをもらっていましたが)もホームでは別人になってしまうというのはペルシクや上海申花で経験したこと。実質五分という状態でアウェー戦に乗り込むことになりました。

 もっともへろへろの選手を多数抱えたまま100点満点の試合をするというのはどだい無理ですから、たとえ70点であろうともしっかり合格点を取るのが大切。そういう意味では浦和らしい試合といっていいでしょう。

 また別人と化すという意味ではワシントンが復帰する浦和も同様。選手が代わると(良くも悪くも)まるで違うサッカーをやりはじめる浦和を見て相手は少々面食らうかもしれませんね。

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<スタメン>

--達也--永井--
----ポンテ---
平川------暢久
-長谷部--啓太--
-阿部-闘莉王坪井-
----都築----

79分:ポンテ→伸二
90分:達也→内舘

 立ち上がりの長谷部の先制点。この試合はこれに尽きると思います。ワシントンがイエロー累積で出場停止のため大宮戦同様引いて守る相手に苦戦するという展開が予想されましたが早々と浦和が先制点を取り、あとは前に出ざるを得なくなった相手にカウンターで追加点を狙うという浦和得意の展開に持ち込むことができました。

 全北現代は前半やや高めにDFラインを引いて来ましたがDF陣のスピードのなさは致命的。カウンターを食らって前を疾走するポンテに追いつけないDFって何やねん??? また中盤ではポールホルダーに一応厳しく当たってきますが、それでもポンテには簡単に前を向かれて再三DFラインの裏にスルーパスを出される始末。

 攻めては再三サイド攻撃(やや浦和の右サイド偏重か)を仕掛けてきますが、アバウトなクロスを放り込んでは簡単に浦和DF陣に跳ね返されるだけ。パス交換で浦和守備陣を崩せるほどパス精度が高いわけでもなさそう。シュートの思い切りが良いのは目を惹きましたが長所はそれだけで、前半はおよそ流れの中で点を取られる気配はしませんでした。浦和にプレスを掛けられるとそれを交わせずに簡単にボールを失ってしまうテクニックのなさには思わず笑いが。

 フィジカルでは浦和がやや劣勢なのでセットプレーだけは注意といった程度の相手に前半何度かカウンターでビッグチャンスを掴みながら一つも生かせなかったのは痛恨の極み。ポンテのラストパスといい、達也のシュートといい、肝心なところで精度を欠いたのはやはり疲労ゆえでしょうか?

 圧倒的に優勢な時間帯で点が取れないというのは気持ち悪いものですが、後半14分になってようやくカウンター攻撃が嵌って(というか闘莉王の攻撃参加が効きました)達也が追加点。全北現代は切り札と目される10番(トニ)を投入して反撃に出てきた時間帯だっただけに実に効果的な追加点でした。

20070919acl2

 2点ビハインドとなった全北現代は早々と運動量が落ちて中盤がスカスカ。前線に3外国人が孤立して反撃もままならずという状態だったので、浦和は一気に勝負を決めに出ても、あるいはそのまま2点を守りきっても良かったと思いますが、オジェックの指示は極めて曖昧なまま時間が経過。中盤でポンテや長谷部がどフリーで前を向いてもそれに反応する選手がいなかったところを見るとお疲れの選手達は守りに入ることを選択したように見受けられましたが、それならそれでベンチがその策をはっきりさせるべきでしょう。

 しかしオジェックの放った一手はポンテ→伸二。おそらくポンテの疲労を考えてでしょうが、同ポジション&同型の選手交代でどちらかといえばやや攻撃的な交代。チーム全体の指向とは正反対の交代です。オジェックはそれでも広島戦同様なんとか凌ぎきってくれるものと思ったのでしょうが、残念ながらこの日の伸二はいかにも守備が軽くてチームの足を引っ張ってしまいました。

 徹底して守るならポンテ→内舘(長谷部がトップ下)という手もあった(しかもこの手はしばしば使っている)はずですが、やや意図が中途半端な選手交代が終盤の1失点の遠因になったといってもいいでしょう。トニが投入されてからやや浦和の中盤が混乱を来たしていただけに、ロスタイムの内舘投入は遅きに失した感ありあり。

 また後半の暢久は酷いものでした。攻めあがってくるものと思い込んでパスを出したがいいが暢久ははるか後方という場面が2度。さらに簡単に裏を取られたにも関わらず暢久が追えずに坪井のお世話になる場面もありました。全北現代の数少ないチャンスは悉く浦和の右サイドから生まれており、ボロボロの暢久をオジェックが放置したのは実に不可解でした。本職のWBがいないのは確かなのですが、この日の暢久なら細貝投入は十分考えうる選択肢だったのではないかと。

 さらにいえば先制点をアシストした以外何もしていないに等しい永井を90分放置したのも・・・ 全北現代DF陣のスピード不足を見れば岡野投入は極めて有力な選択肢でしょうに。

 オジェックはロスタイム突入直前に達也→内舘という手を放ってきましたがその直後に失点。最低限の結果は残しましたが、もっとやりようがあったのではないかとモヤモヤ感が残る試合内容。それもまた浦和らしいといってしまえばそれまでですが、ACLのホームゲームはこんな試合ばっかりですね。

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