【雑感】サテ浦和 0-0 新潟
試合の模様はメモ書きに書いたことの域を出ないので省略。トップ出場経験選手を多数含む新潟に対し、1/3がユース組からなる浦和が善戦したという見方も出来ますが、トップに上がれる選手がいるかとなると疑問符が付く内容でもあったと思います。
浦和のトップに上がろうとすれば、サテライトでは圧倒的な存在感がないと無理です。DFならそこがまさに壁となり、MFなら文字通り攻守の要となり、FWなら「お前持ちすぎだろう!」と言われんほどの個人技で相手を振り回す、そんな感じ。
たまにトップ、しかもレギュラー格の選手が怪我明け等でサテライトの試合に出る時がありますが、それはもう別格の存在。闘莉王なんか最後尾から最前線まで一人で好き放題やって、なんか気が済んだ風に帰ってゆきますしw
闘莉王は別格中の別格の例でなんですが、細貝やエスクデロがサテライトの試合に出ると他の選手より図抜けているのが明白。それでもベンチに入れるか、入れないかというのが浦和のトップのレベルなんで、新潟戦の出来では堤が相対的にマシかなと思った程度。それでもトップの戦力としてはちょっとしんどいと思いました。
雷雨中断となった草津戦では赤星の評価が高かったようですが、後半早々と消耗してゲームに埋没。前半はカウンターからノープレッシャーで前を向く機会が多かったので見せ場多数だったのですが・・・ そもそもユース組の山田や高橋と実力に大差が感じられないっちゅーのは・・・
トップのFW陣の頭数が不足している機会を捉えて連日ベンチ入りを果たしている小池。大宮戦ではついに時間つぶしではなく本気モードで投入されましたが、遠征帯同等で多少疲れているのか無難にポストプレーをこなしているだけでこの日は見せ場なし。FW中村も然りですが、前半の決定機を一つでも決めておかないと・・・
へろへろのトップを救うための戦力選定という観点からは些か心もとない内容とはいえ、懸命に走っている姿はトップの大宮戦では見られなかったもので、ゲームそのものは十二分に楽しめました。声がでないところは昨年どおりでしたが、何の見所もなくズルズルと負けていた昨年よりは格段に良い内容でした。
P.S.
新潟サポが結構来ていた(80人くらい?)。東松山は新潟から関越道で来やすいからかもしれませんが、それ以上にえなりの出身地(行田)から人が多数来ていたのかもしれません。
この日抜群の存在感があったわけではないえなりがトップに出場できるあたりが、新潟と浦和のトップの陣容の差を如実に示しています。
P.S.2
この日のフォーメーションはどこをどう見ても中盤ボックス型の4-4-2。トップとは全く違うフォーメーションなんですが、トップの特定の選手の代替としてサテライトの選手を見ているわけではないことなのか?
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