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2007.10.01

【観戦記】浦和 1-0 新潟

 疲労困憊のチームと怪我人だらけのチームの一戦。珍しく水が溜まったピッチコンディションにも苦しめられて双方凡ミス続出で内容はお粗末そのもの。前半30分くらいから浦和がゲームを支配するも得点機は少なく、引き分けやむなしと思われましたが、ポンテが暗雲を一気に振り払ってくれました。リーグ&ACL制覇というはっきりとした目標をもったチームと、もはや優勝にも降格にも関係がなくだらだらとボールを動かしているだけのチームの差が最後に明暗を分けたような気がします。

 もっともこの試合を含めて残りわずか8試合。リーグ戦も3/4を終えて第4コーナーを回った時点ゆえもはや内容なんてどうでもよく、ただただ勝ち点3を取ることが大事。その意味ではポンテのゴールはまさに値千金。

 昨年は28節ホーム川崎戦で引き分け、その後もリーグ優勝目前でなかなか勝ちきれずに苦しみました。リーグチャンピオンとなった今年は昨年との違いを見せてくれるのでしょうか?

20070930niigata

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<浦和>

---シトン--永井--
-----ポンテ----
平川--------暢久
--長谷部--啓太---
-阿部--闘莉王-坪井-
-----都築-----

78分:永井→岡野

 勝ったことが全てとはいえ如何せん内容の乏しい試合なので大して書くことはありませんが、一応備忘録をば。

 「俺達の報知」がいち早く報じているように全北現代戦で足首を削られまくった達也は大事を取って欠場。それは読み筋だったのですが、このところ交代出場ばかりの伸二がベンチにもいないのは不可思議。風邪でも引いたのでしょうか?(これも俺達の報知によると左足首痛とのこと。うーん、肝心な時に・・・) ポンテや闘莉王も欠場との報もありましたが、やはりというべきか、オジェックは非情の強行出場。ローテーションを明言しているFW陣以外はいつものメンバーで押し通すつもりなのでしょうか?

<新潟>

---深井--矢野---
-坂本------寺川-
---シル--本間---
中野-千葉--千代-三田
-----北野-----

67分:深井→河原
89分:坂本→松下

 新潟はマルシオがイエロー累積で出場停止。エジミウソンが怪我で欠場。内田、永田といったレギュラー格も怪我と大幅な駒落ち。

 立ち上がりの浦和は芳しくありませんでした。案の定動きが悪く、新潟にボールを支配されて最終ラインで何とか掻き出すもののそのこぼれ玉を悉く拾われる最悪の展開。たまにポンテにボールが回ってもそのフォローが遅い。ポンテが必死にキープするも虚しく、ついには潰されるの繰り返し。

 新潟は浦和の右サイドで数的有利を作ってのクロスがそこそこ有効。しかし押し気味だった前半30分くらいまでに枠内シュートを一つも撃てなかったのですからこの日の新潟は引き分けならともかく(守備は最後まで破綻していませんから引き分けに持ち込める可能性は非常に高かった)、勝ちは難しかったと思います。左サイドからもたまに攻めてきますが、右SB三田のクロスがへっぽこなのはサテライト戦で確認した通り。

 また矢野は元気に最前線で動き回って浦和にフォアチェックを掛けるとともにポストプレーをこなしてますが、全く前を向けない(向かない?)ので怖くもなんともなし。深井に至ってはあさっての方向にドリブルしてボールロストの繰り返しで劣化が激しい模様。この2トップで浦和相手に点を取るのは無理でしょう。

 新潟の攻勢を一頻り凌いだ後は、左WB平川を軸に浦和が反撃。闘莉王が盛んに攻撃参加しはじめ、浦和はサイドから何度も攻め立てますが得点ならず。ラインを高く保ちたい新潟も結局完全に押し込まれてエリア周辺にベタベタ人を貼り付けるだけになってしまいましたが浦和はその人垣を崩すアイデアに乏しく、前半終了間際と後半立ち上がりに闘莉王が際どいシュートを放ったのみ。ベタ引きの相手にミドルシュートが撃てないのは浦和の悪いパターン。

 マリノス戦同様後半の早い時間帯に勝負をかけたのでしょうがチャンスを作りながらも得点なく、その後浦和は急速に消耗。最も元気なはずのワシントンは新潟守備陣の厳しいマークを受けて精彩を欠き、中盤より前の選手でまともに動いているのは啓太のみという惨状。闘莉王も疲れたのか後半半ばからは後ろに下がったままで、代わりに阿部が2度ばかり攻撃参加してきてシュートまで行きましたがこれも決まらず。

 後半半ば以降はチャンスと見て前に出た選手がおいそれと戻って来れなくなってしまいましたので、鋭利なカウンターを持っているチーム相手なら負けていた可能性が極めて高かったでしょうが、幸いにもこの日の新潟は刃物を持っていませんでした。交代出場のえなりはシュートゼロ。

 達也・伸二をベンチに入れていないため交代要員の攻め駒は岡野と小池のみ。従って選手交代で局面を変えようにもやれることに限りがあるわけで、私は何の役にも立っていない暢久に代えて岡野だと思いましたが、オジェックは永井→岡野を選択。それも一理ある選択ですが、残念ながらその後岡野をサイドのスペース(といってもさほど広大なものではありませんが)に走らせるという単純な攻撃はほとんど見られず、ゆっくりボールを回してサイドからクロスとワシントン頼みの攻撃に終始。これじゃ何のために岡野をFWに入れたのかさっぱりわかりません。

 攻めの大駒が不発に終わり、頼みのポンテも疲れ果ててトラップミスが続発。浦和はサイドの守備が疎かになりはじめてヒヤッとするクロスを送られるようになり、引き分けやむなしと思いましたが、最後の最後でポンテが会心の一撃!!! Jリーグにいること自体が反則と言われる漢が大仕事をやってくれました。

 ロスタイムは3分と意外に長かったのですが、1点を守ることにかけては浦和は実に上手い。新潟の放り込みを難なく凌いで試合終了。一旦ロッカーに引き上げたポンテをサポーターは無理やり(?)呼び戻して盛大に歓迎。いやぁ、神様、仏様、ポンテ様。

P.S.

 大胆にも埼スタでわざわざスピーカーを使って赤サポを煽る新潟サポが出現。牧歌的だった新潟サポも変われば変わるもんですね。

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