オジェック続投へ
新人獲得ニュースでスポニチに出し抜かれる失態を演じた報知ですが、監督人事で巻き返し?
報知は昨年「ギド続投」の勇み足を演じてしまいましたが、あれはフロントが続投の意向を示したのを早とちりしたのでしょう。結局ギドはご家庭の事情で退任の運びとなりましたが、オジェックはそのような問題がないところまで一応念を押しています。
シーズン当初はポゼッション志向&4バックと試行錯誤を重ねたもののドロー沼に嵌り、結局昨年のサッカーに戻ってしまって戦術的な積上げが少なかったのは残念でしたが、皮肉なことにそれによって戦績が劇的に改善。しかも昨年よりもはるかに厳しい日程をこなしながらこれだけの成績を上げていれば1年で契約を打ち切る理由は全くありません。
自分の色を出すことに拘ってチームを崩壊に導いてしまう監督が少なくない中、無理に理想を追わずに適度に妥協するというのはなかなかできそうでできないもの。オジェック色が出るのは来年を待てということなのでしょうか。
P.S.
そしてオフの主役がまたまたご活躍・・・
|-`)o0 弱くはないけれども優勝争いとは縁遠いほぼ同格のクラブに今野が移籍する積極的な理由がないやん・・・ 今野が金に困っているなら別ですがw
------------------------------
浦和・オジェック監督続投へ…ACL4強&J1首位独走評価(報知)
浦和のホルガー・オジェック監督(59)の続投が8日、決定的になった。2位・G大阪に勝ち点6差をつけてJ1首位を独走し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でも日本勢初の4強進出に導いた実績をクラブ首脳陣は高く評価。契約延長の基本方針を固め、契約更新交渉を行う。
ACLとリーグ優勝の2冠をにらむ赤い悪魔は来季の常勝軍団強化に向け、重大な基本方針を固めた。「来季の監督人事? オジェック監督を代える理由は何もない。今レッズは新たな歴史を作っている」7日の大分戦を勝ち、地獄の7連戦を6勝1分けで乗り切った浦和の強化幹部はそう証言した。
オジェック監督は今季終了までの1年契約だが、08年シーズン終了までの1年間の延長オプション付き。強化サイドはオプション行使の基本方針を固めており、今季終了後に改めて契約交渉を持つことになる。
今季11年ぶりに古巣復帰した指揮官は、選手と対話路線だったギド・ブッフバルト前監督と異なり、あえて選手と距離を置く指導方針から、開幕当初はFWワシントン、MF小野伸二が造反するなど内紛が続発した。だが、6月のA3杯中国大会で選手との会話重視に路線を切り替えたことで関係改善に成功。過密日程の中、選手の体調維持を徹底し、J1連覇とACL優勝という目標達成に近づいていることも、指揮官の評価を高めた。
「監督も奥さんも日本と浦和が大好き。ギドのようなことはない」と幹部。単身赴任で家庭問題が退任の理由となった前任者との違いも鮮明で、来季第2次オジェック政権は2年目に突入することはもはや決定的だ。
(2007年10月9日06時02分 スポーツ報知)
| 固定リンク