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2007.12.31

予習

天皇杯決勝のチケを余らせてお困りのうぃあーな皆さん。

リーグ戦の敵を討てとばかり、全力で広島を応援したいうぃあーな皆さん。

「ラーメン屋に行くついでに広島を応援している」との噂が高いじょーじさんが「うぃあーの皆さんのための、サンフレッチェ広島コール講座」を開いているので、ご参考まで。

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両毛紀行(6・了)

前回から続く)

 先日近隣の太田で焼きそばを堪能(?)したばかりですが、足利にも変わった焼きそばがあると聞き及んで早速試食してみました。

Yakisoba1

 入ったのは鑁阿寺の東隣にある「わたなべ」という店。暖簾でわかるようにもんじゃ焼きが本業のようで、中には鉄板付きテーブルが5卓ほど。後で地元客と思しき小グループが2組入ってきましたからそれなりに繁盛しているのでしょう。早速件の品を注文。400円と焼きそばはどこに行っても激安です。

Yakisoba2

出てきました。

Yakisoba3

焼きそばの中には確かにポテトが!!!うどんをおかずにご飯を食べる大阪人もびっくり! 炭水化物に炭水化物を入れる強烈なコラボレーション。「うどん定食」と違って脂分もあるだけさらに始末が悪い。まさにメタボ一直線というか、メタボ強化ギブスのような逸品。

焼きそばには特段変わったところはなく、極々普通の焼きそばでした。ポテトのほうはいったんふかしたものを焼きそばに混ぜて焼いただけでしょうかね? これでフライドポテトだったりしたら重くて堪らんでしょう。

Yakisoba4

 足利では「月星ソース」の幟を良く見かけますが、恥ずかしながら他のソースとの違いはよくわからず。広島における「オタフクソース」のような、地元の拘りの逸品なんでしょう。

 食べる前から結論が出ているような気もしますが(笑)、ポテト焼きそばは誰がどう見ても「質より量」の学生向きの食い物でした。ビール園でもじゃがバター頼んでおいて、さらに焼きそば頼むやつはおらんじゃろう、フツー。

 なお「わたなべ」の焼きそばはポテト入りがデフォルトではなく、肉入り焼きそばやいか焼きそばと並んでポテト入り焼きそばもメニューに並んでいる状態。

 足利の「ポテト入り焼きそば」の全容についてはこのサイトがとんでもなく詳しい。当該サイトによりますと

 古くから焼きそばを売っているお店数軒で聞いた話では、足利のポテト入り焼きそばは、戦後の食料事情が悪い時代に、何とかボリュームを出そうと、蒸かしたジャガイモを入れたのが始まりではないかと言われていて(終戦後はご飯にイモを炊き込んだり食べ物に何かとイモを投入したとの話)

とありますが、食料事情が良くなった現在でも引っ張りますかねぇ・・・

Yakisoba5

足利学校前の屋台で売られている焼きそばにもしっかりポテトが入っていました。

(完)

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2007.12.30

高原IN、伸二OUT?

 来たら儲け物くらいに考えていた高原ですが、意外にも獲得の可能性はかなり高そうで報知、スポニチ、日刊氏ねが一斉に「大筋で合意」の旨を報じています。

・「浦和・高原」大筋合意(報知)

・浦和がフランクフルトに高原獲得オファー(日刊氏ね)

 浦和が出したオファー内容は「移籍金120万ユーロ(1億9000万円)、年俸約1億2000万円の複数年契約」と同じなのですが、取材源が異なるためか交渉の進展状況について記事内容が異なっています。具体的には

・(報知)浦和のある幹部は「高原自身が(移籍実現に)強い気持ちを持っている。代理人も高原の日本復帰に積極的に動いている」と語っており、今後のクラブ間交渉でフランクフルト側が浦和の条件を受諾すれば移籍が実現。 *スポニチも同趣旨

・(日刊氏ね)フランクフルト関係者によれば、クラブ間交渉を通じて、既に条件面で大筋合意。あとは最大のポイントとなる高原自身の移籍決断を待っている状況だという。

とあり、大筋で合意したのはクラブなのか高原なのかが不明。日刊氏ねは相変わらず浦和から直接情報をもらえない状況下にあることが透けて見えて、思わず笑ってしまいました。

 もっともフランクフルトがポルトガル合宿に突入する来年1月6日までに結論が出される見通しとのことで、ビッグなお年玉になるのでしょうか?

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 また今野獲得失敗を察知できず、スポニチに出し抜かれる大失態を犯した俺達の報知は久しぶりに特ダネをもって来ました。

小野ボーフム ブンデス移籍へ…3年ぶり欧州復帰へ(報知)

 こちらは「浦和はボーフムから小野獲得の打診を受けており、年明けにも正式オファーが届く見通し。」とあるだけで、まだ海のものとも山のものともといった状況。伸二は06年1月に浦和に復帰した際に3年契約を結んでいるので、年明けに移籍した場合はそれなりの移籍金が発生します。これがネックとなって破談になる可能性があるのでしばらくは静観するしかありません。

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両毛紀行(5)

前回から続く)

Watarase1

 足利市を流れる渡良瀬川には、かつて森高千里によって唄われた「渡良瀬橋」が架かっています。

Watarase2

 2007年4月28日に315万円をかけて歌碑が建立され、歌碑には「渡良瀬橋」の歌詞が彫りこまれていて、碑の前に立つとフルコーラスで「渡良瀬橋」が流れます。 メロディだけではなく、ちゃんと森高の歌声も流れますので、そこんところ注意。

Watarase3

 この歌碑は周囲に何もない川土手近くに立っています。従って一人でフルコーラス聞き入って妄想に耽っていると近所の住人に通報されかねませんから、歌声が流れることを確認したくらいでそそくさと立ち去りました。

Watarase4

 渡良瀬橋は足利市の中心部ではなく、やや西外れに架かっていてちょっと寂しい。中心部に架かる中橋と比べるとトラスもかなり無骨ですし、何より幅が狭い。従って歩行者は渡良瀬橋そのものは渡れず、平行して架かる歩行者専用橋を渡るしかありません。

(続く)

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2007.12.29

今野獲得失敗 & 高原へオファー

 28日朝の時点で今野一転残留の観測記事を流していたスポニチ。結果はその通りとなってしまいました。本件について完全に俺達の報知を出し抜いた格好。報知は浦和サイドからの情報には強いけれども、それに頼りすぎて今野サイドの取材をさぼったためにこのような失態を招いたのでしょう。慌てて「浦和強化計画が狂った、今野の代理人に不信感」と自らの失態を糊塗するかのような記事を書いていますが、浦和番記者はデスクからお仕置きを免れないでしょうなぁ・・・

 しかもスポニチは今野獲得失敗の報に続いて、「高原へオファー」という特ダネを拾ってきました。これまで浦和情報については報知が質・量とも群を抜いていましたが、今年後半あたりからスポニチの充実振りも目を見張るものがあります。

 浦和のオファーを断る選手がいることに驚いたのが正直なところですが(他サポの方、すまん)、後は一介のうぃあーとしては横鞠の某選手同様「その決断が命取り」となるように願うばかりです。

 ただもともと今野を4億円も払って獲得する価値があったのかどうか。長谷部の後釜は確かに必要(といっても長谷部の海外移籍自体に暗雲が垂れ込めているわけですが・・・)ですが、タイプが全然違うとはいえボランチには阿部や細貝もおり、というか共にボランチが本業なので、むしろ補強ポイントは本職のCBではないのかと思います。具体的には坪井の後継者含みで水本@千葉を狙いに行くのがより妥当ではないかと(日刊氏ねにその旨の観測記事あり)。今野獲得が破談になったのは無駄遣いをしなくて良かったと前向きに考えてもいいんじゃないかでしょうか(半分負け惜しみですがw)。

 一方高原へのオファーは至極妥当。年末に藤口社長へのインタビュー

「攻撃には課題が残ったと思います。チームとしての攻撃、より多くのゴールを取る攻撃、そこは課題であり、これからの戦力補強では攻撃的な選手の獲得を行っていきます。」

と語っていたため、FWの補強はエジミウソン一枚ではないだろうと睨んでいましたが、やはり予想通りになりました。昨日エジミウソンを獲得したばかりですが、永井、達也を加えても即戦力のFWが3人だけというのはACL、リーグの2冠を狙うには少々寂しい。しかも達也はプレースタイル的に消耗が激しいので通年での活躍が見込みづらく、実績のあるFWがもう一枚欲しいところ。高原であれば申し分ありません。

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浦和フラれG大阪が今野にアタック!(スポニチ)

 来季3年ぶりのリーグ制覇を目指すG大阪が、FC東京の日本代表MF今野泰幸(24)の獲得に乗り出していることが28日、分かった。今野は浦和からの獲得オファーを断り、FC東京残留が有力視されていた。だが、関係者によるとG大阪の攻撃的なサッカーに強い魅力を感じており、残留か移籍かで揺れているという。移籍をめぐり再び今野の周辺が騒がしくなってきた。

 G大阪が3年ぶりのリーグ制覇に向け、今野に白羽の矢を立てた。当初は最大の補強ポイントであるサイドバックとしてリストアップしていたが、今野がボランチでのプレーを希望しているため、本格交渉には発展しなかった。だが、ボランチの橋本をサイドバックに置き、今野をボランチに配置するプランを固めたことで問題は解決。すでに代理人を通して獲得オファーを出している。

 今野はこの日までに浦和からのオファーに断りを入れた。優勝争いができるチームでのプレーを希望していたが、守備的な浦和のスタイルに魅力を感じなかったことが理由だった。その点で抜群の攻撃力を誇り、かつ、ここ数年常に優勝争いに加わっているG大阪は理想のチーム。ただ、来季からFC東京で指揮を執る城福新監督の慰留もあり、残留か移籍かで心は大きく揺れ動いている。

 今野は、29日にもFC東京側と会談を持つ予定。来季の所属先を年内に決断する意向を持っているが、G大阪が獲得に名乗りを挙げたことで越年する可能性も出てきた。浦和移籍を断念する決断を下したばかりだが、再び大きな決断を迫られることになった。 

[ 2007年12月29日付 紙面記事 ]

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ワシの代わりはタカ!浦和が高原獲り(スポニチ)

 浦和が、フランクフルトの日本代表エースFW高原直泰(28)の獲得オファーを出したことが28日、明らかになった。浦和幹部が来年1月の獲得を目指し、すでに高原の代理人と接触。移籍が有力とみられたFC東京のMF今野泰幸(24)の獲得は失敗したが、同時に水面下では日本最強ストライカーの獲得を目指して動いていた。リーグV奪回が至上命令のアジア王者が超大型補強策に打って出た。

 赤い悪魔が、日本最強ストライカーの獲得に乗り出した。リーグV奪回が至上命令のアジア王者にとって、最大の課題は絶対的エースの補強。本場ドイツでもまれ、実績を積んだ高原ならこれ以上の存在はない。既に浦和の中村修三GMが高原の代理人、トーマス・クロード氏と接触。来年1月の超大型補強を目指し、獲得オファーを出したことが判明した。

(中略)

 高原獲得のプロジェクトは今野獲得と同時に進められ、獲得資金も準備済みだ。高原の今季推定年俸は1億円。関係者によれば、欧州シーズン終了の08年夏に高原を獲得する場合の移籍金は、推定1億2000万円とみられる。今野の獲得に失敗したため、獲得資金として用意した推定3億3000万円の余裕も生まれた。移籍時期を来年1月に繰り上げたとしても資金面の不安はない。

(後略)

[ 2007年12月29日付 紙面記事 ] 

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ニンジニアスタジアム

愛媛のホームは「ニンジニアスタジアム」(日刊)

「ニンジニア」は少々発音しにくいので、「人参スタジアム」と俗称されるのは目に見えていますが・・・

ところで年2100万円というお値段。過去の調査によると

・NDスタ:年1200万円
・ポカリスタ:年2500万円(但し、但し、鳴門総合運動公園内の施設全体の価格。)

なのでJ2下位チームのスタジアムのネーミングライツ価格としては妥当なところでしょう。

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 愛媛県は27日、J2愛媛FCがホームスタジアムとする県総合運動公園陸上競技場の命名権を取得する企業が決まったと発表した。

 オフィス用品販売のニンジニアネットワーク(同県伊予市)で、名称は「ニンジニアスタジアム」となる。契約金は年間約2100万円で、期間は来年3月1日から3年間。

 県のスポンサー募集に対し、同社だけが応募していた。

[2007年12月27日13時16分]

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両毛紀行(4)

前回から続く)

Bannaji1_2

 足利学校の隣に足利氏の氏寺として知られる鑁阿寺(ばんなじ)が建っています。鑁阿寺は真言宗大日派の本山で本尊は大日如来。

Bannaji2

こちらは経堂。本堂や鐘楼と共に重要文化財に指定されています。訪れた日はたまたま収蔵品の公開日にあたっていたようで足利氏15代の木像や釈迦像を拝めました。

Bannaji3

多宝塔

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 木枯らし吹きすさぶ晩秋というのになぜか境内で盛大に祭りが・・・ タケノコ族の残党かと思いましたw

Bannaji6

鑁阿寺はもともとは足利氏の館であり、現在でも寺の境内の周りには土塁と堀がめぐっていて館の面影が残されています。そのためもあってか、鑁阿寺もとい足利氏館は「日本の城百選」に見事入選。

Bannaji5_2

ただ実態としてどこからどう見てもお寺さんなのを「日本の城百選」に入れてしまうのはどうも違和感があります。「日本の城百選」では地理的に粗密が生じることがないようにとの配慮を加えておりますが、一県に少なくとも一つというのはやや縛りとして厳しすぎたようで、結果としてこの足利氏館(栃木県代表)とか佐倉城(千葉県代表)とか、百選に値するとはとても思えないものが紛れ込んだりします。

続く

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2007.12.28

エジミウソン獲得

エジミウソン選手 加入のお知らせ(浦和公式)

前任のワシントン同様、かろうじて年内に外国人FW獲得問題が決着。

実力は十二分に買われながらも、規律上の問題、ないしは戦術的な問題でオジェック監督と対立しチームを去らざるを得なくなったワシントン。その穴埋めをすべく期待されたエジミウソンとの交渉がこじれて万一獲得に失敗でもしようものなら一大事でしたが、無事契約の運びとなったのはなにより。浦和に限らず、Jリーグでは外国人FWの成否が大勢を決してしまうのでこれでとりあえずは一安心です。

エジミウソンは今年のJリーグ得点3位。中堅チームに過ぎない新潟に所属しながら、ジュニーニョやバレー、ワシントンといった強豪チーム所属の外国人FWと遜色ないゴールを挙げている実力は高く評価していいのでしょう。

ただ残念ながら浦和戦でエジミウソンが「敵ながら天晴れ!」といった強烈な印象を残しているわけではない(一応浦和戦でも得点していますが・・・)のと、如何せん経験不足のため海外でどこまで通用するのか、言い換えればJリーグレベル止まりの選手じゃないのか、という懸念が拭えないため、ワシントンほど踊り狂えないのが正直なところ。

エメルソン同様、浦和で研鑚して大化けすると嬉しいですね。

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両毛紀行(3)

前回から続く)

Ashikaga8

 佐野からJR両毛線に乗って隣の足利へ。足利も空洞化が進んだ街とはいえ、駅周辺は佐野よりは活気がありました。

Ashikaga9

 足利といえば足利学校。足利学校は中世の高等教育機関で室町時代から戦国時代にかけて関東における事実上の最高学府でした。

 足利学校の創建については諸説紛糾のようで、公式サイトによれば

・奈良時代の国学の遺制説
・平安時代の小野篁説
・鎌倉時代の足利義兼説

などがあるとのこと。室町時代の前期には一時衰退していましたが、1432年(永享4年)上杉憲実が足利の領主になって自ら再興に尽力し,鎌倉円覚寺の僧快元を庠主(しょうしゅと読み、校長のこと)に招いたり、蔵書を寄贈したりして学校を盛り上げ、関東における事実上の最高学府として有名になりました。

 天文年間(1550年頃)に最盛期を迎え、フランシスコ・ザビエルに「日本国中最も大にして最も有名な坂東のアカデミー」として海外に紹介されるに至りましたが、後北条氏と足利長尾氏が滅んで足利学校は庇護者を失ってから足利学校は次第に衰退し、明治5年に廃校。

 1980年代以降史跡の保存整備事業が始められ、1990年に建物と庭園の復元が完了し、江戸時代中期の時分の様子が再現されて今日に至っています。

 当日は足利学校祭りで入場料無料。学校では特別公演や筝の演奏会等各種イベントが開催されていました。羽織袴姿の鈴木健一(元NHKアナ)にそっくりな人を見かけましたが、たぶん本人なのかも。

Ashikaga1

 学校門:1668年(寛文8年)の創建で現存。

Ashikaga2

 孔子廟。1668年(寛文8年)の造営で日本最古の孔子廟。

Ashikaga3

方丈:学生への講義、学校行事、お客さまのための座敷として利用されました

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 庫裡:台所、食堂など日常生活をするところ

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 書院

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 衆寮:学生が書物を書き写したり、生活したところ。

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 衆寮の前では野点も。方丈・庫裡・書院はいずれも90年に復元されたもので、ロケセットのような趣があります。

 最も広い方丈ではイベントが開催されていたせいか、この日入場できたのは庫裡に相当する部分のみ。孔子を祭る「釋奠(せきてん)」に関連する特別展示が開催されていました。

続く

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2007.12.27

室井引退

 J2最終戦でのPK与とか、絶望的な戦局をさらに絶望的なものにさせる「室井大作戦」とか、オウンゴール癖とか、まぁ妙な思い出も多い選手だけれども、間違いなく浦和の暗黒時代を支えてくれた頼もしいプレーヤーでした。

 お疲れ様でした。

P.S.

 室井、阿部、内舘の通称「たじまんず」の中で内舘が唯一浦和で生き残ることや、内舘が最も選手生命が長くなることを00年の時点で予測することはまず不可能でしょう。浦和の選手層が厚くなって自然と出番が減った室井はともかく、阿部と内舘は02年の監督がオフトじゃなかったらサッカー人生は全く違っていたと思います。

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横浜FC室井が引退、指導者転身へ(スポニチ)

 横浜FCのDF室井市衛(33)が今季限りで現役を引退することが26日、明らかになった。J2降格決定から時間をかけて身の振り方を考えてきたが、数日前に引退を決意。「人に恵まれ、チームに恵まれた。やり残したことはない」と15年のプロ生活をさわやかに振り返った。93年に鹿島入り。ヘディングの強さと的確なポジショニングで黄金時代を支え、磐田と対戦した98年チャンピオンシップ第1戦でVゴールを決めるなど、攻守で貴重なバイプレーヤーとして4冠に貢献した。00年に出身地をホームとする浦和がJ2に降格すると自ら望んで移籍する熱血ぶりや、誠実な人柄で人望も厚かった。今後は指導者として第2の人生のスタートを切る。 

[ 2007年12月27日付 紙面記事 ] 

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両毛紀行(2)

前回から続く)

 佐野といえば厄除け大師にラーメン。これに尽きます。

Sanora4

 佐野の市街地は空洞化が著しく、休日の駅前にはほとんど人気がありません。市役所や大きなNTTの営業所、そして地銀の支店が密集して建っているのでここがかつての街の中心部であったことは判りますが、集客力のある商業施設が無いに等しいため休日はゴーストタウンのようになってしまうのでしょう。

 そのせいかラーメン屋も郊外に拡散してしまい、地方都市はどこでもそうですが、車がないと満足にラーメン屋巡りもできません。

Sanora1

 有名どころでは珍しく駅に近い「赤見屋本店」を来訪。開店直後でしたが、あっという間に観光客と思しき客で店内は一杯になってしまいました。チャーシューメン(900円)を注文。テーブルが3卓、小上がりに2卓あるだけですからそれほど広い店ではありません。テレビが液晶壁掛けなのはあんまりラーメン屋らしくない感が。

Sanora2

 佐野ラーメンとしては竹を使って麺をうつ、青竹打ちの平麺が特徴。コシの強い中太の縮れ麺が一般的なようですが、ここの麺はかなり薄くて細く、やや他の店とは一線を画している様子。

Sanora3

 超あっさりの透き通った醤油スープ(ちょっと塩からいかな?)が麺によく絡みます。チャーシューも脂身がほとんどなく、かつかなり固め。あっさり味を崩さないという意味ではいいのですが、これだと別にチャーシューメンにするほどのこともなかったかなと。あとはメンマと刻みネギがあるだけ。至ってオーソドックスなラーメンで、今風のゴテゴテしたものに慣れると物足りないかもしれません。

続く

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2007.12.26

クリスマスプレゼント

 若干亀な話題ですが、シーチケホルダー向けにクリスマスプレゼント代わりにクラブから送られてきたDVD。

 わずか10分程度ですが、暢久はネクタイこそ曲がっているが一通りの挨拶は出来るようになったとか、07年のベストショットを選びに選んで(まるでリーグ戦V逸はなかったかのように)感涙を誘う場面の数々ですとか、なかなかのクリスマスプレゼントでした。

 それはともかく同封されているチケット状の紙。

 ACLのスポンサーバナーがわざわざ印字されている辺りに世知辛さというか、大人の世界の厳しさを感じざるを得ません。

P.S.

 梅崎獲得の件については既に考察済なので割愛。移籍金は規定満額の2億円で、報知の1億円は結果的に誤報でした。

 A代表の中核選手であるアレックスや阿部が4億円だったことを考えると、将来性があるとはいえA代表1試合に過ぎない選手に2億円払うのはいかにも割高。ここ数年若手選手の育成に失敗している報いですな(つД`)

 ただ大分のような育成型クラブに資金を還元することでJリーグの共存共栄が図れるのであれば、割高な移籍金支払いもあながち悪いことではないかと。

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両毛紀行(1)

 何といっても女の19歳は厄年ですから!!! ということで唐突ながら佐野厄除け大師に行って来ました。

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 佐野厄除け大師は正式には「惣宗寺(そうしゅうじ) 」という天台宗の寺院だそうです。またそもそも「厄除け大師」とは第18代天台座主(てんだいざす、天台宗の最高の位)だった良源という10世紀頃の実在の人物を指しています。良源は比叡山延暦寺の中興の祖で、中世以来独自の信仰を集めて今日に至ったようです。

Sanoyaku2

 境内では折り良く菊の展示会が。

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 金ぴかの釣鐘。

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 御本堂。特に何があるというわけでもなさそうですが、この日も参拝客で混雑していました。

Sanoyaku4

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 佐野厄除け大師は有名な割にはそれほど境内が広いわけではありません。そしてその広くもない境内にはベタベタと案内板というか、「何々はいくら」という料金表がやたら目立ちます。金ぴかの釣鐘といい、なんかこの寺って浅ましい感じがして好きになれません。

続く

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2007.12.25

人事往来2008

・中村、湘南へ完全移籍
・近藤、愛媛から復帰
・大山、湘南へレンタル
・横山、愛媛へ完全移籍

 一気に若手4人の去就が公式に発表されました。

 近藤が浦和に戻ってくること、横山が浦和に戻ってこないこと、大山は再レンタルの可能性があることについては既にGMが明言していましたから、実質的なニュースは中村の完全移籍のみ。

 中村はユース出身で05年入団。腰痛持ちだったにも関わらず非凡な才能を買われてトップ昇格。しかし入団後も腰痛や怪我でしばしば長期離脱し、結局3年間で公式戦出場ゼロ。残念ながらこれでは今後浦和でやってゆくのは非常に厳しい。

 ただ中村にとって幸いなのは湘南が完全移籍で拾ってくれたこと。昨年の新井の移籍の時にも思いましたが、トップ出場経験が全くない選手を受け入れてくれる湘南の大度量は感謝されてしかるべきですし、山形で事実上ダメ出しを食らったに等しい横山を含めて、次の働き場所を見つけてきた浦和フロントの面倒見のよさも評価されてしかるべきです。最終戦が残っているにも関わらず早々と戦力外選手を対外公表し、トライアウトに放り出してしまうクラブとは雲泥の差。

 中村・横山両選手とも、浦和を見返すぐらいの気持ちで(桜井や河合のようになれとはいいませんが)新天地で活躍してもらいたいものです。

 大山はアレックスが帰ってくるため、来年はサイドでトップ出場する可能性が薄いと考えての再レンタルでしょう。湘南はJ2中位で昇格争いに加われる程度の力があるチーム。愛媛よりは実力上位で、大山がここでスタメンを確保できるぐらい成長できれば武者修行の甲斐があったというものです。

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越前紀行(8・了)

前回から続く)

 芦原温泉駅では目ぼしい駅弁は売り切れていましたが、特急「しらさぎ」の車内販売で福井名物「越前かにめし」を入手。1,100円はチト高い。

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 紙袋に入っている駅弁って、あんまりないような気が・・・

Fukui8_2

 容器の蓋はカニを模ったもの。 箸ではなくスプーンが付いてきます。

Fukui8_3

 ずわいがにの雌の赤肉・卵巣・味噌等の内臓をほぐして炊き上げた御飯の上に、カニの肩や足のほぐし身を敷き詰めてた、まさにカニ尽くしの逸品。但し調製して時間が経ってしまったためかご飯が冷えてちょっと固まり加減になり、ベストコンディションからはほど遠い出来に。駅構内で買うよりも車内販売で買うほうが出来たてからほど遠いものを引きやすいのは当然といえば当然なんですが。

 北陸・山陰には「かにすし」の駅弁を売っているところが非常に多いのですが、「かにすし」はどこも似たような出来・味わいになってしまうのが難。福井や長万部のような寿司飯ではない「かにめし」は地方色が際立つという意味ではありがたい反面、ご飯が冷えてしまうと格段に味わいが落ちる。冷えてもそこそこ食えるのが駅弁の必要条件とすれば、カニ系の駅弁がほとんど「かにすし」になってしまうのも一理あるなぁ・・・ 「かにめし」の包装紙に「電子レンジで2~3分暖めると一層おいしくお召し上がりになります」とも書いてあるし・・・ そもそも暖かい飯を食いたいなら駅弁という選択が誤りだわなぁ・・・

  固まったご飯をプラ製のスプーンで突き崩しながらそんなことを考えてしまいました。

(了)

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2007.12.24

ごらんアウェー:ひたちなか陸上競技場

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アクセス:☆☆

 JR常磐線勝田駅から茨城交通のバス「国営ひたち海兵公園」行で「市民球場前」下車徒歩10分。バスは1時間に1~2本。

といってもひたちなかICがすぐ近くにあるという立地。観客がバスでやってくるなんてほとんど想定していないものと思われます。

近隣にコンビニや山田うどん等食事処があります。

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見易さ:☆☆☆

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 メインスタンドがあるだけで、他は全部芝生席。陸上兼用ですがスタンドはそこそこ高さがあるので「夢の島」よりははるかに見易く、無料試合の会場としては上出来の部類に入ります。

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 スタンド中央にちょっとだけ屋根があります。

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 でも得点はボード掲示。

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 観客は300人に満たない(試合中に係員が一人一人指折り勘定していましたw)にも関わらず、ささやかながら売店が出ていました。厳寒下の観戦に応じてけんちん汁まで用意してある気配りには感心。

 なお「ひたちなか市総合運動公園陸上競技場」が正式名称。

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とこれだけではあまりにも内容がないので道中記をば。

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 早く着きすぎて試合開始まで時間を持て余してしまったので、ひたちなかとは那珂川を挟んで対岸にある大洗で「あんこう鍋」を賞味。

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 特段店に当てもなく、「海・山直売センター」付設の食堂に飛び込んだのですがこれが大正解。

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 雑炊までしっかり頂きました。これでその後の試合さえ見なければ良い一日だったことでしょう。

 なお食堂から出たところでセンターの兄ちゃんから「浦和レッズのサポーターの方ですか?」と声を掛けられましたが、彼は決して鹿サポではなくCWCで初めて浦和を知った一般の方だと思いたいものです(苦笑)

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2007.12.23

書泉ブックドーム、あぼーん!

 今年7月に書泉ブックドームが2Fに縮小した旨をネタにしたばかりですが、今日同店に出かけたところ翌年1月27日で閉店するとの貼り紙が出ていました。採算性向上のためにフロア縮小→品揃えが悪くなって客足が遠のき減収減益→さらにフロア縮小 という悪循環に陥ったあげくの閉店。開店して10年持ちませんでした。

 同店の問題点は既に論じ尽くしてしまったので繰り返しませんが、人口がほぼ同じ旧浦和市が中規模書店「須原屋」を維持しているのと比べると川口がこの規模の書店を維持できなかったのはかなり寂しいものがあります。

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【観戦記】浦和 3-1 常葉木学園

親愛なる柳田美幸様へ

 初冬の候 ますますご健勝のこととお喜び申し上げます

 先日の全女・常葉木学園戦。高校生相手にまさかの大苦戦に陥ったチームを崖っぷちから救い上げるご活躍、誠に恐悦至極でございました。

 本来であれば負傷明けということもありベンチでごゆるりとご観戦だったはず。急遽ご出場でアップもままならず、エンジンに火がついたのは延長戦に突入してからとお見受けいたしましたが、やはりこのチームでは別格の存在。トップチームにポンテ、レディースに柳田。貴殿が浦和に在ることの喜びを党員一同改めて噛み締めた次第です。

 つきましては誠にささやかではございますが、柳田様のご活躍に感謝の意を表すべく「焼肉食べ放題 presented by 法師党」を叙々苑・浦和パルコ店にて開催することと致しました。お手数ではございますが、本件仔細については法師党各員へご一報賜れば幸いです。

 末筆ながら、時節柄ご自愛のほどお祈り申しあげます。

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 ということで、高校生相手にメンバーを大幅に落としてくるのではないか、言い換えれば党首の出場は間違いないとクソ寒い中ワクテカでひたちなかまで出かけたわけですが、なんと永井監督はほぼフルメンバーで試合に臨む大人気なさ。にも関わらず高校生相手に大苦戦を演じたどころか、偶発的なものであるとはいえ先制点さえ許すテイタラク。後半頭から慌てて高橋・窪田を投入するも戦局は大して好転せず、ついに連戦を控えて温存しておきたかったはずの柳田を投入し、延長戦でようやく高校生を振り切るという散々な内容。安易にサブメンバー主体で試合に臨んでいたら間違いなく負けてましたな、この試合。

 リーグ戦は終盤になって調子を上げ、最終戦ではベレーザに引き分けるところまでいったわけですが、2週間ほど試合間隔が空いたのが良くなかったのか、積み上げたものが全部崩れ落ちた感すらありました。内容の悪さという点ではリーグ戦で調子を上げる前の大原学園戦@アルウィンに匹敵したように思います。上田JFA女子委員長が観戦に来られていましたが、リーグ3位の浦和の惨状を見て日本女子が世界と闘う上で選手層があまりにも薄いことを改めて痛感したかもしれません。

 常葉木学園は高校生らしく運動量が非常に多いサッカーを展開。浦和は高校生相手ということで甘く見たのでしょうが、常葉木の激しいプレスに中盤がタジタジ。相手のプレスを交わしてボールを大きく動かし、相手の疲れを待てれば良いのですが、柳田・高橋とボールを大きく動かせる選手がいないのが災いして、至る所で常葉木のプレス網に引っかかるばかり。パス出しどころか高校生のプレスを満足に交わせないレベルの選手もいてはちょっと辛い。

 それでもなんとか右サイドを中心に攻撃の形は作るものの、高校生にしてはやたら屈強な常葉木DF陣の前に浦和FW陣が沈黙。後半から出てきた窪田を含め、この日の浦和FW陣の出来は目を覆いたくなるものがありました。

 前半終了間際に常葉木が放った破れかぶれの長距離FKがなんとバーを直撃。そのこぼれ玉を押し込まれて失点。これで浦和は完全に浮き足だってしまい、主力を投入した後半もパスミスを連発。柳田が入って左サイドが活性化し、運動量の落ちた相手を一方的に押しこんではいるものの、常葉木GKの奮戦もあって安藤のゴールで延長戦に持ち込むのが精一杯。

 柳田の逆転ゴールはおそらくハイクロスのつもりで蹴ったボールがそのままゴールに入ったもの。3点目は柳田の左サイドからのミドルシュートが見事に決まったもの。1点目も安藤の個人技で取ったようなものですから、3点取ったとはいえあまり喜べるようなものでもなく・・・

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 常葉木は2回戦でL2の清水第八を3-2で下していますが、この試合内容なら当然といっていいでしょう。猛烈に運動量を要求されるサッカーを年を通じてコンスタントにできるかという問題はありますが、実力はL2とそんなに変わらない感も。この試合の前にやっていた狭山vs大原学園戦をちょっと見ましたが、試合終盤でもドタバタしないあたり常葉木のほうがマシだったような・・・ また選手ではほぼ1トップながら最後まで精力的にボールを追っていた10番と再三土橋をてこずらせていた左WG/SHの14番が印象的。あとスタンドで一人で常葉木へ声援を送っていたオッサンは乙でした。サッカー部顧問の先生でしょうか(^^?

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---北本--安藤---
-----庭田-----
-保坂------木原-
-----伊藤-----
岩倉-矢野--森本-土橋
-----山郷-----

HT:伊藤→高橋
HT:木原→窪田
48分:保坂→柳田

---窪田--北本---
-----庭田-----
-柳田------安藤-
-----高橋-----
岩倉-矢野--森本-土橋
-----山郷-----

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2007.12.22

(メモ)浦和3 ‐1常盤木

(スタメン)驚いたことに高校生相手に保坂と伊藤がスタメン入りしたくらいでほぼフルメンバー。

(前半)完全に走り負け。右サイドから形は作るが決定機には至らず、次第に尻すぼみ。左サイドはほとんど機能せず。

前半終了間際に常盤木の長距離FKがバーを直撃。こぼれ玉を押し込まれて先制を許す失態も。

ボランチの伊藤はしんどいな。

(後半)頭から窪田、高橋、さらに柳田まで投入したが、あせりからかミスが多い。

相手の足が止まりだしてようやく安藤が一点返すのみ。

(延長)柳田のFKがそのままゴール!さらに柳田の左斜めからのミドルシュートが決まってダメ押し。まさに柳田サマサマ。

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たかの@浦和太田窪

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 駒場の近く、産業道路沿いにありますからご存知の方も多いかと思います。

 浦和屈指の人気店で開店直後から店内はほぼ満席。食べ終わった頃には10人弱ほど行列が出来ていました。駅から遠く、しかも駐車場が広いわけでもないので近所の方に支持されているのかもしれません。店内はL字型カウンターと小上がりにテーブルが4卓。

 チャーシューメンを注文。780円と首都圏のラーメン屋ではかなり安いほうに入ります。ラーメンに至っては580円。これだと具が少ないものと思って日頃はあまり食べないチャーシューメンに。

Takano1

 この店は「佐野ラーメン」であることが売り物。手打ちの幅広麺はつるつる、もちもちっとした食感ですがそれなりに歯ごたえ、コシがあります。少し縮れの入った麺がスープと良く絡みます。

 スープは透明の塩味。脂味・癖のようなものが一切なくあっさりとはしていますが、私には少々しょっすぎてスープは半分も飲めず。チャーシューは対照的に若干脂身交じり。柔らかくてトロっとしているので完成度は高いのですが、これまた少々味付けが濃すぎ。単体としては美味いのですが、ラーメン全体のバランスからすればちょっとどうかな?という気も。

 具は他にメンマ、ノリ、刻みネギ。

「中華そば」は醤油味とのことなので、次回はそれを試してみます。

P.S.

 場所の割には店内にうぃあー色が見られませんが、どうしたものでしょう。

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2007.12.21

越前紀行(7)

前回から続く)

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 旅の終わりは温泉で一風呂浴びるのが通というもの。福井県北部にある芦原(あわら)温泉へ行ってきました。

 芦原温泉は明治16年開湯という比較的新しい温泉です。もともとは葦の生い茂る低湿な沼地だったのですが、ある農夫が灌漑用の井戸を掘っていたところ薄い塩分を含んだ約80度の温泉がが沸き出したのが始まりとのこと。

 歴史が浅い、田んぼのど真ん中に温泉街がある、大型温泉ホテルが多いといった辺り首都圏でいえば石和温泉@山梨に似ています。

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 悪くいえば風光明媚なところとは言い難く、温泉街をそぞろ歩く風情にも乏しく、大型温泉ホテルだらけで個人客・小グループ向きではなく、しかも泉質に際立った特色もないという今時の温泉では苦戦しそうな要素が目白押しの芦原温泉。

 これではいかんということで「湯めぐり手形」という企画を始めたようです。湯めぐり手形とは1枚1,500円の手形を購入してもらうと、あわら温泉各旅館とセントピアあわらのどこででも3回入浴できます。

 芦原温泉旅館協同組合のサイトによると「芦原温泉では、お湯の共同管理を行っておらず、各施設が何本かの温泉の井戸を持っています。そのために各施設により温泉の成分が微妙に異なっており、それぞれ違った感触のお湯をお楽しみいただけます。」とのこと。

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 平成6年に温泉街に完成した日帰り入浴施設「セントピアあわら」。大きな温泉施設に見えますが。良く言えば開放的な作り、悪く言えばデッドスペースが非常に多く、入浴は休憩に使えるスペースは建物の見かけほど広くありません。また受付が2Fにあるのも面倒といえば面倒。500円というのもちょっと割高感が。

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 「天の湯」と「地の湯」は週交代。ここには過去2~3度来ていますが、いつも「天の湯」に入っているような気がします。「天の湯」は最上階(3F)にあって天窓から日が差すだけではなく、壁もガラスなので非常に明るいのが特徴。

 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。加熱・加水・循環・塩素系消毒と四拍子揃っていますので事実上スーパー銭湯のようなものですが、ワシはあんまりそういうことに拘りがないので・・・

 露天風呂がなぜか営業を休止しており、大きな湯船を2つに区切って使用しているだけ。芦原温泉の外湯はここだけなので入浴客はそこそこ多いようですが、カラン数がちょっと少ない感じも。

 2Fには一応休憩スペースがありますが、畳でゴロゴロじゃなくてソファーが置いてあるタイプ。自販機にビールが置いてあるのはGJです。

(続く)

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2007.12.20

越前紀行(6)

前回から続く)

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 丸岡城は柴田勝豊(勝家の甥)が1576年(天正4年)に北ノ庄城の支城として築城したもので、現存する天守の中では日本最古というのが通説です。しかし、建築史上の観点からすれば慶長期の特徴を多く見ることができるとして、1613年(慶長18年)に城主となった本多成重によって築造若しくは大改修されたとのによる姿ではないかとの有力説もあるようです。

 もっとも丸岡城は福井地震で倒壊。1955年に倒壊した天守の廃材を用いて元通り修復されはしましたが、いったん倒壊した城が日本最古を名乗るというのは少々妙な気も。

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 丸岡城の際立った特徴として石瓦(地元産の笏谷石)を使用していることが上げられます。

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 福井地震で倒壊した時の鯱は石製。もともと鯱は木彫銅板張りだったのですが、戦時中の修理の際に銅板の入手難から石製に改められ、それが福井地震で破損したとのこと。

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 現在の鯱は元の木彫銅板張りに復されています。

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 天守は二重三階。入母屋造りの屋形に回縁高欄付きの望楼を乗せた形式です。ただその三階から回縁へ出にくかったり、高欄(手すり)が低すぎて回縁を歩いて回るのは危険だったりと回縁が装飾化している辺りが慶長年間の特徴で、これが上記有力説の根拠の一つになっているようです。

 ちなみに屋根から釣り下がっている黒い輪は鳥避けなんでしょうか?

 丸岡城は一時地震で倒壊したとはいえ、姫路城のようは華美華麗さとは対極にある古風な姿を留めた城として貴重なものです。

 しかし丸岡に残っているのは天守だけでその周辺には櫓も土壁も堀も石垣もなく、ただただ天守だけがぽこっとある状態。堀や石垣はしっかり残っており、土壁や櫓も復元されたが天守だけがない城というのはごろころありますが、それらと比べると天守しかない城というのは軍事機能としては無意味に等しいせいか、あまり城らしい感じがしないというのが偽らざる実感です。

続く

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2007.12.19

越前紀行(5)

前回から続く)

 福井といえばこのネタを外すことは出来ないでしょう。

 福井名物「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼です。以前前橋会津でソースカツ丼を食べた時から気になっていました。

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 外観はぱっとしませんが、これがヨーロッパ軒の総本店。

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 厨房があるためか1Fはやや手狭で、昼飯にはやや早い時間というのに既にほとんどのテーブルが埋まっていたので2Fに通されました。

 店内はどこにでもある大衆食堂風。特に伝統ある洋食屋として気取った感じはしません。奥に色紙がベタベタ貼ってあるのがいやはやなんとも・・・

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 カツ丼セット(1,020円)を注文。別にカツ丼(820円)だけも良かったのですが、「サラダとお味噌汁がつくセットはいかがですか?」と強く、激しく訴えかけるオバハンの口調に気合負けしましたorz

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 薄切りのロース肉に、これまた薄いコロモ。簡単に噛み切れます。肉を重ねて歯ごたえのある前橋のカツとは対照的。

 ソースはウスター。かなりあっさり目で辛くはなく、むしろやや甘め。ソースよりも香辛料がやや正面に出る按配。油臭さやくどさは感じられず、あっという間に完食。「薄ければ小皿のソースをどうぞ」とのことでしたが、そのままで十分。あんまりソースをつけるとくどくなってしまうかと。

 ソースカツ丼は概して味わいがやや単調でサラダなり漬物なりの箸休めがあったほうが良いと思っていましたが、ヨーロッパ軒の出来ならカツ丼だけでも十分でしょう。

続く

 

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2007.12.18

Jリーグベストイレブン

「私的ベストイレブン」と比較すると、二川→山口智、野沢→中村憲 と2名が入れ替わっただけで個人的嗜好からいえば極めて妥当な選考。

MVPポンテも当然だし、新人王もノミネートされた3名から選べとなると菅野以外ありえない。

強いて言えば山口智の選出には抵抗があるけれども、これは阿部がMF扱いになったことによる繰上げ当選みたいなもの。それで中盤の有力選手(個人的には二川)が一人割りを食った勘定。中村憲選出はACLグループリーグ突破に対する御褒美でしょう。

大逆転でリーグを制覇した鹿島に対する配慮はさしてなされず、鹿島からの選出は岩政一人に留まりましたが、ダントツでリーグを制覇してもベストイレブンが多くなるとは限らないというのは06年浦和が実証したところ。ベストイレブン選考にはリーグ成績だけではなく、代表戦やACLを含めた個々人の印象・話題性・興行的貢献等々諸々の事情が反映されます(それでいいのかという問題はさておき)。

リーグ最終盤まで優勝争いにはほとんど関係がなく、かつACLに出場したわけでもなく、A代表レギュラーもいない鹿島からベストイレブンが選ばれることは、過去の例からすれば考えづらいといっていいでしょう。

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●最優秀選手賞:
ポンテ選手(浦和)

●ベストイレブン:
都築龍太選手(浦和)
岩政大樹選手(鹿島)
田中マルクス闘莉王選手(浦和)
山口智選手(G大阪)
阿部勇樹選手(浦和)
鈴木啓太選手(浦和)
ポンテ選手(浦和)
中村憲剛選手(川崎F)
遠藤保仁選手(G大阪)
ジュニーニョ選手(川崎F)
バレー選手(G大阪)

●新人王:
菅野孝憲選手(横浜FC)

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越前紀行(4)

前回から続く)

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 朝倉館跡はいかんせん建造物がほとんどないので妄想を働かせるしかなく、観光的には歴史マニアにしか受けない嫌いがあります。現在の一乗谷見物の目玉といえば「復元武家屋敷」でしょう。

 赤茶けた土壁というのが戦国期風なんでしょうか。でも土壁が延々と続き、所々に門を構える街の姿は武家屋敷そのもの。

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 但し、武家屋敷の建物が再現されているのはほんのごく一部で、大半はその跡を発掘・整備するだけに留まっています。壁に沿って樹木が植わっていればぐっと武家屋敷っぽくなるのですが、それがないので復元武家屋敷といえども安物のロケセットっぽい出来上がりに留まっています。

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 こちらは商家が軒を連ねているところ。一番手前の家には「染」と書かれた暖簾が揺れています。

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 染物屋の中に入ってみました。

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 こちらはわずかに復元された武家屋敷。屋根が板葺きのせいか、あんまり武家屋敷っぽくありません。

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  離れには茶室も。

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 屋敷で将棋を指す主人と客人。

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 板敷きの間では従者が料理の真っ最中でしょうか。

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 一乗谷の復元模型。

 一乗谷は南北に細長い上に交通の便が悪くて、車なしに全容を見て回るのは骨が折れます。今回は山城「一乗谷城」や一乗谷の北外れにある資料館を割愛せざるを得ませんでした。

続く

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2007.12.17

反則金2007

「2007 Jリーグ アンフェアなプレーに対する反則金」が公表されました。

最も反則ポイントが少ないのは昨年に続いてG大阪。次いで清水。この2チームは反則ポイントが他チームに比べて少ないだけでなく、昨年と比べてもポイント数が一段と減少しており、フェアプレーの鑑といって差支えありません。

新潟も昨年に続いて反則ポイントが少ないほう。

浦和は反則ポイントが30以上下がって「罰金圏」を脱出して見事3位に。浦和はワシントンやポンテが異議でつまらないイエローをもらうケースが多かったのが残念。守備が堅く、イエロー覚悟で相手を止めるような場面はあまりないのでやりようによっては清水レベルまで反則ポイントが減ると思いますが・・・ でもACLやCWCでフェアプレー賞をもらうのは当然といったレベル。

また昨年は5チームしかなかった罰金なしが今年は11チームに増えていますが、この原因は何なのか興味あるところ。

悪質な反則が多く、「日本のKリーグ」との悪名を欲しいままにする川崎ですら反則ポイントが15ポイント減。その川崎よりも反則ポイントが多かった名古屋(キム・ジョンウが一人で稼いでいたんじゃ?)はなんと一気に罰金なしへ。

一方大宮と甲府は反則ポイントが激増し、大宮はなんと昨年の4位罰金なしから一気にブービーに転落。ともに300万円もの罰金を課せられています(大宮にとっては屁みたいな金額ですが、甲府にはきつい・・・)

残留争いに巻き込まれたチームはなりふり構わずでどうしても反則が増えてしまうのかとも思いましたが、横浜FCや広島はなんと罰金ゼロ。うーん、どう解釈していいものやら・・・

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笑いが止まらないDHL

浦和営業収入J史上最高80億円(スポニチ)

 先般睨んだとおり、DHLは大笑いでした。世界企業であるDHLにとってCWCでの露出は効果絶大!そこで抜け目なくボーナス契約を結んだ浦和営業もGJ! 

 なお賞金の件を補足すると

06年:Jリーグ優勝(2億円)+天皇杯優勝(1億円)=3億円
07年:Jリーグ2位(1億円)+ACL優勝(0.55億円)+CWC3位(2.75億円)=4.3億円

とこれだけで1.3億円の増収。

 また20万人の観客増による増収は5億円とありますがこれだと客単価が2000円、つまり全員がA自由席だという勘定になります。浦和はタダ券がほとんどありませんから実際の増収はもう少し多いように思いますが・・・おそらく俺達の報知のいう「1人平均2700円で合計5億4000万円」が正解に近いのでしょう。(なお過去の分析では浦和の客単価はだいたい3,000円。増収分の単価がこれより低いのはやはりA自由がやたら売れて南ですら常時満席になっている現状を表したものでしょう。)。

 ただリーグ優勝を逃した影響で昨年と比べるとグッズの売れ行きは落ちるでしょうなぁ・・・

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 浦和の今季の営業収入がJ史上最高の総額80億円規模になりそうだ。トヨタ・クラブW杯を前に国際試合用ユニホームと胸スポンサー契約を結ぶ国際物流の「DHL」と新たに“ボーナス契約”を締結していたことが判明。今大会では名門ACミランとも対戦し世界200カ国以上で試合が中継されるなど、広告効果は絶大だっただけに大きな“副収入”となった。

 昨季に比べ、リーグ連覇と天皇杯のタイトルを逃した分、獲得賞金は2億円減となったが、その代わりに世界3位となって賞金2億7500万円をゲット。好調な入場者収入もACLを合わせた公式戦ホーム観客動員は史上最高の108万6668人となり、過去最高だった昨季の89万6949人を20万人近く上回った。これだけで約5億円のプラスという。ACL制覇の優勝賞金(5500万円)、好調なグッズ売り上げも合わせ、総額80億円程度のビッグな数字となった。 

[ 2007年12月17日付 紙面記事 ] 

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2007.12.16

【TV観戦記】浦和 2-2(PK4-2) エトワール

 PK戦を制して世界3位。

 終始劣勢ながら数少ないチャンスを生かして2得点を得たものの、DFやGKのお粗末なミスで2失点。決定機の数ではエトワールのほうが圧倒的に多く、完敗を喫しても何ら不思議はない試合でしたが、エトワールの攻勢を凌いでPK戦に持ち込んだ浦和の粘りが勝利を呼び込みました。

 残念ながら浦和を去ることになったワシントンが有終の美を飾る2ゴール。相方の永井がサイドに流れ、ワシントンは終始中央で1トップを張る難しい状況。当然ながらエトワールDFの厳しいマークを受けつづけ、ワシントン目がけてクロスを入れるだけでは得点は期待薄と思いながら見ていましたが、それでも2点を取ってしまうのだからワ級恐るべし。個人能力が突出しているがゆえにどうしてもワシントン頼みの攻撃になってしまうとか、守備をしないので中盤に負荷が掛かるとか色々難点はありましたが、こういう大舞台での活躍を見ると改めてワシントンがいかに別格の存在であったかがよくわかります。

 まさにワシントン様々で勝ち取った世界3位。しかし試合内容はよくこれで勝ったなと思わざるを得ないほど冴えないものでした。

 中二日での3連戦の最終戦ですが、負傷した闘莉王に代えて暢久を投入した以外は前2戦と同じスタメン。伸二はなんとベンチにも入れず。

 立ち上がり立て続けにCKでチャンスを得た後のカウンター。FWシェルミティへ出された縦パスを坪井がクリアミス。裏を取られた坪井があわてて足を引っ掛けてしまってPKを与えてしまい、早々と失点。その後浦和はエトワールの堅守の前に手も足も出ず。エトワールは中盤で厳しくプレスを掛けてくるのでパス回しがままならず、ようやくサイドにボールを持ち出したところでワシントン目がけてアバウトなクロスを放り込むだけでは決定機どころかシュートにすら持ち込めず。

 しかし動きの悪い暢久をトップ下から右WBに下げ、右WB細貝を前目のボランチに、ボランチの長谷部をトップ下に上げたのが奏功。これで浦和もややパスが回るようになり、相馬→ワシントンの同点ゴールを生み出しました。それまでほとんどチャンスらしいチャンスがなかった浦和が最初のビッグチャンスをいきなり決めてしまうあたりがいかにも浦和。

 その後もワシントンのシュートがバーを叩くチャンスがありましたが、後半に入ると浦和は再び沈黙。前半のエトワールはロングボールをFWシェルミティへ入れてから打開を図るやや単純な攻撃が目立ちましたが、後半は中盤で繋いで盛んにサイド攻撃を仕掛けてきました。エトワールは長身選手が多いためセットプレーでも優勢。浦和は次第に足が止まって中盤がスカスカ。動けない選手達を目の前にしながらオジェックは例によって選手を代えず(最後まで一人も代えなかったのはさすがに驚きましたが)、前の3人と相馬で散発的に攻撃を仕掛けるのが精一杯。エトワールに決定力があれば勝負は早々と決していたことでしょう。

 しかし圧倒的に不利な戦局をいきなり覆したのがワシントン。永井のFKをヘッドで叩き込んで瀕死の浦和が逆転に成功!

 これで浦和が逃げ切るかと思いましたが、またしてもお粗末なプレーで失点。ネネが股を抜かれたのは致し方ないでしょうが、選手同士が交錯してこぼれたボールを都築がキャッチしきれずにシェルミティに掻っ攫われて失点。あまりにも情けない形での失点だったので精神的にがっくり来ても不思議はないところでしたが、その後も劣勢な状況を耐えに耐えてなんとかPK戦に持ち込むのに成功。

 実力はやや上と目される相手に対し、内容はともかく結果をしっかりもぎ取る浦和の勝負強さを象徴した今季最後のゲーム。終わりよければ全て良し。

--シトン---永井--
-----暢久-----
相馬--------細貝
--長谷部--啓太---
-ネネ--阿部--坪井-
-----都築-----

*選手交代なし

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【屋号変更】黒とんこつ饅頭屋@川口本町

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川口駅近く。ラーメン屋ですが「饅頭屋」という屋号。

あっさり味の「花ラーメン」とこってり味の「龍ラーメン」がありましたが、「龍ラーメン」を選択。700円也。つけ麺もありますし、焼酎の一升瓶がずらずらっと並んでいるところを見ると夜はちょっとした飲み屋にもなるのでしょう。

間口は狭いものの奥行きがあり、10数人掛けの大型テーブルが一つと小テーブルが3卓。

昼飯時にも関わらず先客4名でしたが、その後10人ほどやって来ました。

店員はなぜかコップに氷だけ入れて運んできます。テーブルに水があるので自分で注げということなのでしょうが、中途半端な手抜きです。

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店は「博多ラーメン」を謳っていますが、写真でもはっきり判るように黒いマー油が大量に浮いているのであんまり博多っぽくありません。スープはこってりというよりはかなりしょっぱく、ほとんど飲めませんでした。とんこつの臭みは全くといっていいほどありません。

麺は極細麺。硬めにしてもらいましたが、ぼそぼそした食感でこれなら硬めにしないほうが良かったかも。ペラペラのバラ肉チャーシューは取るに足りませんが、これは博多系の通弊。

マー油のせいだとは思いますが、アリオ川口フードコートの「味千」と大差ない感じ。

駅に近いのが何よりの利点なので、次は「花ラーメン」を試してみます。

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2007.12.15

今年最後の闘い

レイテ沖海戦で戦艦「闘莉王」が自沈。中2日での3試合目ということもあって、連合艦隊最後の闘いはいよいよ苦しい陣容。3試合続けてスタメン固定という暴挙は避けて欲しいもの。

控え選手のコンディションに問題がないことが大前提ですが(伸二のスタメンはおそらく難しいでしょうが)スタメンで暢久・平川・内舘は投入されてしかるべきかと。そして後半早い時間帯に長谷部→伸二 & 永井→岡野。

ボカ戦を見るとサヘルは盛んにサイドアタックを仕掛けてくるので、3バックで守るのはしんどくどちらかのWBが下がって4バック気味に守らんと守りきれないかもしれん。

今年の最終戦。勝敗はどうあれ、精一杯やったというところを見せてもらいたいものです。

<妄想>

--シトン---永井--
-----長谷部----
平川--------暢久
---内舘--啓太---
-ネネ--阿部--坪井-
-----都築-----

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ごらんアウェー:夢の島陸上競技場

日テレvs浦和(07.12.09)で初観戦

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アクセス:☆☆☆☆☆

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新木場駅(JR京葉線・東京メトロ)から徒歩5分。駅の北側へ出て高速道路のでかいガードをくぐるとすぐに競技場が見えます。

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東京方面から京葉線に乗ると新木場駅到着直前に競技場の真横を通ります。

なお新木場駅内外には軽食屋や売店が豊富。競技場には飲食店が一切ないどころか、日テレはゴミの回収すら行っていませんでしたので、駅で飲食を済ませてしまうのが賢明。

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見易さ:☆☆

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スタンドはメイン側のみ。それ以外は芝生席。

スタンドは幅が狭いくせにやたら横長で、端っこの席だとゴール裏で見ているのと大差ないかも。中央部にちょっとだけ屋根が付いています。椅子は独立型。

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スタンドの高さが足りない上に、トラックを挟んでいるためピッチがかなり遠く感じます。また昼間の試合では逆光での観戦を強いられる可能性大。夏は西日直撃で暑そうですなぁ・・・ 

伊賀よりはマシかなぁという程度で、コンパクトサイズの割りにはサッカー観戦に向いているとは言いがたい競技場です。

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ホーム側に大昔の電光掲示板。

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 林立する高層マンションやオフィスビルを見ると、バブル時代に流行った「ウォーターフロント」という言葉を否応なしに思い出しますなぁ・・・(つД`)

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2007.12.14

長谷部、移籍凍結?

スポニチ(07.12.14)から。

 昨日の試合を見ていると、残念ながら長谷部はセリエAに何しに行くのか?という感が強まったし、浦和にとってもポンテが離脱している間は長谷部がいてくれたほうがありがたい。

 ただ長谷部本人のモチベーションが持つかどうか・・・・

 長谷部の海外挑戦自体は差支えないと思うけど、身の丈に応じたリーグ・クラブに行って欲しいものです。少なくとも「金づる」と公言してはばからないような糞クラブには行くなよなぁ・・・

P.S.

 こんな飛ばしだかなんだがわからない記事で一喜一憂するよりは「レッズ雛」でも見て和むほうが数段マシですなぁ・・・ っちゅーか、これで東玉も来年は浦和のパートナー入り(^^?

※CMで有名な「顔が命の」とか「人形の」は別会社なので注意。

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浦和MF長谷部のセリエAシエナ移籍が6カ月間、凍結される可能性が高くなった。関係者によれば、シエナが来年1月から半年間の期限付きでCSKAモスクワのMFカルバリョ(24)を獲得することが決定的となった。地元ガゼッタ・デロ・スポルトも、インテルがCSKAモスクワから獲得し、シエナを筆頭にトリノ、ジェノア、サンプドリアにレンタル移籍させる方針と報じた。シエナが獲得できるEU圏外の選手枠が埋まり、長谷部の今オフの移籍が事実上、困難になった。

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【TV観戦記】浦和 0-1 ACミラン

 1-0 イタリア人好みの得失点差での敗戦。

 スコア上は善戦でしたが、実質的には影さえ踏まさせてもらえなかった試合でした。

 あえていえばどちらも守備が堅いチーム同士の対戦。しかし、浦和は決定機をほとんど作れなかった(最も惜しかったのがシトンのシュート)のに対し、ACミランは何度か決定機を作り、その一つをしっかり決めてきました。残念ながらこのレベルの相手に先制点を許してしまうと勝ち目はほとんどなく、暢久投入直後に若干見せ場を作ったくらいでミランに簡単に逃げ切りを許してしまいました。

 前半の浦和は非常に良くやったと思います。両WBを高い位置においてミランのSBの攻め上がりを牽制。また中2日という厳しい日程にも関わらず、各選手が良く動いてミランの中盤の選手を簡単には自由にさせない(もっとも相手が上手くて高い位置でボールを奪うところまでは行きませんが・・・)。結局前半のピンチは阿部が中盤でカカに振り切られてドリブル突破を許し、セードルフにフリーでシュートを撃たれた一回切り。ただこのピンチで露呈した「セードルフを掴まえられない」という問題は後々まで祟りました。

 時間が経過するにつれて浦和はベタ引きで守るだけになり、やっとボールを奪っても満足に前線へボールが繋げず、簡単に奪い返されたり、あるいは単なるパスミスとなって逆襲を浴びる展開に。これでは浦和守備陣は疲弊するばかり。

 立ち上がりこそ高く張った相馬を使おうとする意図が窺われましたが、残念ながら相馬は1対1で対面の相手に全く敵わないためサイド攻撃は機能せず(一度だけ相馬→永井→啓太シュートという崩しがありましたが・・・)。結局無理目のミドルシュートを放って反撃するのが精一杯。運良くFWが前を向いたところでミランの守備網が完全に整っているところを攻めないといけない。とにかく全く攻めさせてもらえなかった。これがこの試合で最も印象に残った点。

 後半は立ち上がりから浦和の足取りは心なしか重く、前半はそこそこ機能していた中盤のプレスが効かなくなって最終ラインで必死に凌ぐだけ。これではやられるのは時間の問題で、68分に大きな縦パス一本からカカに右サイドを抉られ、ラストパスを再三決定機を許していたセードルフに決められてしまいました。後ろから飛び出してくる選手を掴まえられないというのはJレベルでも良く見受けられるところで、やられるべくしてやられたという感も。

 引いて守ってカウンターを狙う浦和の闘い方は普段着そのもの。そしてそのカウンターが全く通じなかった以上完敗以外の何者でもないわけですが、気になったのは中2日という厳しい日程で闘っているにも関わらず、オジェックの選手交代が後手後手に回ってしまったこと。両WBが相当辛そうに見受けられたのですが、結局闘莉王が負傷退場するまで交代なし。もっとも選手交代をしたところでサポの不満解消になるだけで結果に大差はないかもしれませんが、暢久の投入を躊躇ったのはコンディションに問題があったのかどうか。「最善は尽くした」という感じがしなかったのがこの試合の少々残念なところでした。

 選手はどの程度手応えを掴んだでしょうか? 後ろの選手はある程度自信がついたかもしれません。前目の選手は暗澹たる思いだったかもしれません。その辺は想像するしかありませんが、ACミランとのガチンコ対戦が単なる思い出ではなく今後のレベルアップの糧になるよう願ってやみません。

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<スタメン>

--シトン---永井--
-----長谷部---
相馬--------細貝
---阿部--啓太---
-ネネ--闘莉王-坪井-
-----都築-----

76分:闘莉王→暢久
81分:相馬→平川

<試合終了時>

--シトン---永井--
-----暢久-----
平川--------細貝
--長谷部--啓太---
-ネネ--阿部--坪井-
-----都築-----

*永井は守備に奔走していたので、実質的にはワシントンの1トップ。

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2007.12.13

笑うはDHL

 海外用ユニの胸スポンサーになったDHL。今年のユニフォームの胸スポンサー料は明治製菓と併せて2社で2年10億円と言われていますが、やや情報が錯綜していてDHL単独のスポンサー料はよく判りません。

 そもそもDHLは浦和がどこまで勝ち進むものと想定してスポンサー契約を結んだのでしょうか? 

 国内用ユニと比べると海外用ユニを着用する機会がそもそも少ない上に、ACLに対する世間一般の関心が低くてテレビ放送での露出なんて大して期待できませんから、ACLグループリーグで負けちゃった日にはスポンサーとしては目も当てられないことになります。

 ところが浦和が予想外?の活躍を見せてACL決勝は地上波放映。さらにアジアチャンピオンになったどころかCWCでACミランとの対戦も決まって、海外ユニの胸スポンサーとしてはこれ以上ない広告効果を得た勘定に。

 おまけにといっては何ですが、浦和は今年国内無冠ですからイヤーブック等オフに出される出版物や放映画像でも美味しいところは全部海外用ユニが飾ることに。

 今でも個人的には浦和の赤に黄色いロゴはかなり違和感がありますが、DHLは笑いが止まらんでしょうなぁ・・・

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2007.12.12

07Jリーグ優秀選手賞/優秀新人賞

07Jリーグ優秀選手賞/優秀新人賞

・GK この面子で都築がベストイレブンじゃなかったら怒り狂うぞ!!! アゴ端や川島じゃ相手にならん。

・DF 阿部がMF扱いになったのが不可解。だいたいぶっちぎり堅守の浦和からDFが闘莉王一人ってなんだよ!!!。坪井を落として山口智を選ぶ了見がわからん(加地はJリーグではSBが人材難ゆえ許容範囲)。また56失点も食らった千葉からDFの優秀選手を選ぶセンスもわからんなぁ・・・ 水本はU22枠ですかね? 水本の代わりに清水や鹿島と失点数は同じ(36)だった柏から一人呼んでやれ! 内田はどう見ても時期尚早でしょ。

・MF 降格したチームから優秀選手を選ぶのは変。駒野は代表枠ですかね? 伊東は許容範囲だが半ば功労賞扱いか? 明神もやや違和感あり。代わりにマギヌンが入っても不思議はないと思います。ACLで奮戦した川崎から計3人は少ないでしょう。

・FW ここはゴール数で評価されるポジションだけに全く違和感なし。

・新人賞 安田理大@G大阪は受賞資格がないんですか??? 随分低レベルな優秀新人賞です。小宮山なんか横鞠の穴やんw J2に何年いても新人賞資格ありというのもなんだかなぁ・・・ 相対的にはGK菅野がマシだけど、ダントツの最下位のチームから優秀新人賞を出すのは抵抗ありますねぇ・・・

ちなみにボヤキの根拠になっている私的ベストイレブンはこちら

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2007.12.11

行き詰まるJリーグ

サントリー&ニコスがJスポンサー降りる(報知)

 ドイツW杯で日本代表が惨敗を喫し、国内サッカー人気への悪影響が懸念されましたが、翌07年の入場者数はなんと史上最高を記録過去と比べて試合数が増えているだけで1試合あたりの観客数は大して増えていないというツッコミはさておき、これで

「Jリーグ人気に死角なし(笑)」

のように見えますが、銭金にシビアな世界から見たJリーグの姿はいささか違うようです。Jリーグのスポンサーになっても広告効果がないので撤退。実に厳しい判断。

 昨オフにはNHKに放映権料を値切られ、それがスカパーに優先放映権が移る主因になりましたが、そのスカパーも契約者が思ったほど伸びず苦戦している模様(結果としてJリーグファンの固定化を加速させるだけに・・・)。

 11日付けの日経によると、Jリーグのスポンサー契約を独占的に扱っている博報堂とその関連会社が最低保証額を設けているので、スポンサー撤退でJリーグが直ちに大きな減収になるわけではない、とのこと。しかしそれはあくまでも目先のことであってこのまま有力なスポンサーが現れないとスポンサー料減は免れません。Jリーグのスポンサー料や放映権料の減少はJクラブへの分配金減に直結しますから収入の少なからぬ部分を分配金に依拠しているクラブはたちまち行き詰まってしまいます。

 Jへ新規参入するクラブの明るい話題で盛り上がりな時季ですが、裾野ばかりを広げてきたJリーグ戦略はどう見ても大きな曲がり角に来ています。もはや裾野だけじゃなくて山を高くする=トップリーグの魅力度を高める努力が必要かと。裾野を広げないと山は高くならないのは道理ですが、足元の状況は山を高くしないと裾野を広げようがないところに来ていると思います。

 犬飼専務あたりからすれば「トップリーグの牽引役として浦和にもっと頑張ってくれ!」ということなのかもしれませんが・・・ 残念ながら今年の浦和は力及ばず、出版・放送業界はいうまでもなく、長崎県観光協会には多大なご迷惑をお掛けした次第。ACミランと対戦することで十二分に今年のお努めは果たしたかと思いますが、Jリーグの人気振興はいつも浦和頼みじゃ困りますなぁ・・・

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 Jリーグ創設時のステージスポンサーだったサントリーとニコス(三菱UFJニコス)が今季限りで、リーグオフィシャルスポンサーから降りることが9日、分かった。17日の理事会後に正式発表される。推定スポンサー料は1社年間3億円。Jリーグでは穴埋めするため、同業の他社と交渉を進めている。

 “老舗”がそろってJリーグから離れる。Jリーグ初年度の93年から3年間、第1ステージはサントリー・ステージ、第2ステージはニコス・ステージと呼ばれていた。その両社が07年末までの契約満了に伴い、リーグオフィシャルスポンサー契約を更新しないことが決定。Jリーグ幹部は「時代の流れです。しようがありません」と話した。

 関係者の話によると、サッカー界の飲料メーカーと言えば、日本サッカー協会とスポンサー契約を結んでいるキリンの印象が強く、サントリーは広告効果が薄いと判断したという。ニコスに関しては、前身の日本信販が05年10月以降、合併を繰り返し、現在は三菱UFJニコスとなったため、新たな経営陣が契約更新をしないことを判断。すでに9月にニコスブランドの「Jリーグオフィシャルカード」は新規募集を停止した。

 現在、9社がリーグオフィシャルスポンサーに名を連ねているが、サントリー、ニコスのほかにも撤退の姿勢を見せている企業があり、Jリーグは新規のスポンサー探しに奔走している。

(2007年12月10日06時00分  スポーツ報知)

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【TV観戦記】浦和 3-1 セパハン

 リーグ戦終盤の大不振、大失速が嘘のような、人もボールも良く動く、良い意味で浦和らしくない素晴らしい内容での快勝。前線にボールが入ったらすかさず周囲がフォローに入るってそんなの浦和じゃねぇwww 浦和もやれば出来る! 来季は明るいぞw

 リーグ戦が終わって1週間以上のブランクを経て多少リフレッシュできたこともあるでしょう。だがリフレッシュが快勝の主因ではありません。まさかのV逸で沈みがちな心を奮い立たせ、CWCという新たな目標へ向けて見事にチーム建て直しに成功した監督、コーチ、そして選手達のメンタルの強さは大いに称えられて然るべきでしょう。

 パスミスから縦パス1本のカウンターで喫したお粗末な失点さえなければ完璧な試合だったはずですが、往々にしてそれをやらかしてしまうのがいかにも浦和でしたが。

 浦和の内容は最高に近いものでしたが、その引き立て役となったのがセパハン。こちらはACL決勝第2戦よりも明らかに不出来。ナビドキア、カリミといった主力がベンチスタートでしたが、前戦笑茸相手に後半途中から足が止まってしまったことで明らかなように、チームのコンディションがあまり良くないようで動きが至って緩慢。

 中盤で大してプレスを掛けて来ないので、浦和は前半フリーの選手同士でパスを回してサイド攻撃。残念ながら右の細貝は攻撃面ではほとんど使い物になりませんでしたが、左の相馬が予想外の大活躍。サイドを深く抉って低くて速いクロスを供給。長谷部が一つ絶好機を外してしまいましたが、次のチャンスを永井がしっかり決めて先制弾を叩き込みました。セパハンは相馬に対して数的優位を確保して守るというセオリー中のセオリーが出来ていませんから、ボコボコにやられるのは当たり前。

 浦和は攻守の切り替えも早く、セパハンの攻撃の芽を中盤で寸断。こぼれ玉に対する反応も早く、ことごとくセカンドボールを拾ってすかさず反撃。

 先制されたセパハンは後半頭からカリミ他2名を投入して攻勢に転じました。セパハンのFWにボールが入ると浦和はなかなかボールが取れずに難儀しましたが、立ち上がりにポストを叩くシュートがあったぐらいで枠内の際どいシュートは僅少。セパハンに決定力がないのは相変わらずです。サイドからのクロスに対し、ファーの選手が往々にしてフリーになってしまうのが浦和にとってこの日唯一の反省事項かと。

 やや押され気味だった浦和は阿部のスルーパスを受けてDFライン裏に飛び出したワシントンが2点目! GKを交わし、角度のないところからでもしっかり決めるワシントンの得意中の得意のパターンだっただけに喜びもひとしお。

 さらにまたしても左サイドを抉った相馬のクロス&永井の競り合いがオウンゴールを誘発。ポンテや達也、暢久に平川まで欠いて1点取れるかどうかはなはだ不安だった浦和ですが、なんとなんと一挙3得点。浦和があれだけ連動して動き、セパハンの動きに精彩を欠くとあってはこれだけの点差がついてしまうのは当然といえば当然。

 阿部がいるのにCKやFKをなぜ永井に蹴らせるのか?とか、3点差がついて伸二を投入したのは「虫干し」としか思えない(そして案の定伸二投入後攻守ともやや停滞・・・)のにその後の選手交代を渋り、結局交代枠を一つ余らせてしまうのは何故か?とか、相変わらずオジェックのゲーム中の判断には疑問を禁じえないところもありましたが、あの大惨敗からチームをここまで立て直したことを以ってオジェックは良い仕事をしたと思います。

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 あとは雑感を箇条書き風に。

・この日の出来を見ると阿部をCBで使うのはやはり勿体無い。万が一今野獲得に失敗したら、長谷部の穴は阿部で埋めて本職のCBを獲るべきだろう。水本とか、青山直とか。

・長谷部は決定機逸を筆頭に決定的な仕事はできなかったが、いつになく動き回ってボールを引き出し、さらに守備にも献身的だったので合格点。

・カリミ投入後はネネのスピードの無さが気になった。その点坪井は激しく乙。再三の攻撃参加は相変わらず意味がなかったがw

・前線~中盤の選手があれだけ出来が良いと闘莉王の攻撃参加は単に守備のリスクを増すだけで、大して効果的ではなかったような・・・ でもセパハンの高さはなんとか封じていたから、これまた乙でした。

・細貝は本職のボランチで起用されることはなさそうだが、それ以外のポジションだとちょっと辛いなぁ・・・

・日テレの放送は落ち着いていて良かった。煽りも控えめ。

・豊スタ、随分空席が目立った。またゴール裏のうぃあーの横に一般の方が固まって座っているのは激しく違和感w

・「浦和に行くと世界とガチンコで闘える」 移籍が活発になるこの時季、上昇志向の強い選手にとって浦和はこの上なく魅力的なクラブに見えるでしょうなぁ・・・ 阿部は実に良い前例を作ったと思う。

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--シトン---永井--
-----長谷部---
相馬--------細貝
---阿部--啓太---
-ネネ--闘莉王-坪井-
-----都築-----

73分:永井→伸二
90分:長谷部→岡野

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2007.12.10

【観戦記】日テレ 1-1 浦和

リーグ戦では過去2戦大敗を喫したベレーザに対して最大級の善戦を演じましたが、なんとか引分けに持ち込むのが精一杯。

実力差からすれば万々歳といってもいい結果ですが、試合終了後の選手達は派手に喜ぶでもなく、勝てなかったことに落胆するでもなく、なんだか微妙な表情を浮かべているように思いました。

リーグ最終戦。永井監督はこの日もベレーザ相手に真っ向勝負。一歩間違えればまたしても大敗を喫しかねないところでしたが、この日は10月の一戦とは違って運動量でベレーザに負けなかったことと致命的なミスが少なかったこと、さらに運良く先制点が取れたことでなんとか引分けに持ち込むことができました。

風上に立った前半、浦和は立ち上がりからガンガン飛ばして前から積極的にプレス。いつもならこのプレスを簡単に交わすベレーザも浦和の勢いにやや気圧されたのか、普段ならめったに見られないイージーミスを連発します。浦和は高い位置でボールを奪って人数をかけてサイド攻撃。岩倉がキープしたボールを柳田が左斜めやや距離のある位置から叩き込んで先制! その後も安藤がドリブルで中央突破、放ったシュートが右ポストを直撃するビッグチャンスがあり、浦和優位でゲームが進むかに見えました。

しかし残念ながら圧倒的なプレッシングは長続きせず、浦和は次第に中盤でボールが奪えなくなって、前半30分辺りからベレーザが浦和を押し込む展開に。左サイドを何度か抉られる場面が目立ちはじめ、またエリア周辺でボールを回されるようになってしまいました。

それでもCB矢野、森本が最後尾で奮戦。田代の長期離脱で本職ではないCBに起用されている森本は幾度かスピードのある大野に振り切られそうになりながらも必死に食らいつき、人に強い矢野共々MOM級の働きを見せていました。さらにGK山郷の果敢な飛び出しで大ピンチを防ぐ場面もあってなんとか無失点で折り返し。

後半開始早々柳田に代えて百武を投入。柳田が前半途中で負傷したのを受けての交代と思われますが、浦和の中盤で唯一大きなボール展開ができる柳田の負傷退場は誠に痛恨。百武は守備では大いに奮戦していましたが攻撃能力は柳田に遠く及ばず、残念ながらこの交代で浦和の勝機は遠ざかってしまいました。浦和は木原→窪田の定番の交代を見せるも戦局を大きく変えるには至らず。

ベレーザはあまり機能していない右WG荒川(なんであんな低い位置で使っているのかが謎でした)を下げて伊藤を投入し、4-3-3から4-4-2にシフト。その直後に小林弥生のミドルシュートが決まって浦和は同点に追いつかれてしまいました。

ただ浦和はここで気落ちせずになおも奮戦を続けたところがこの日の見所でした。残念ながら浦和は土橋が疲れて右サイドも危機に晒されるようになり、また高橋も疲労の色は隠せませんでしたが、前線の選手がなんとかフォロー。後半も40分を過ぎるとさすがにベレーザも疲弊して、浦和はよれよれになりながらも引分けに持ち込むことができました。

真っ向勝負でベレーザと闘っての引分けはもちろん高く評価していいでしょう。ただ勝負になるところまで持ち込むのと、勝てるレベルになるのとではこれまたとんでもない差があります。端的に言ってしまえば浦和の攻撃は手数がかかりすぎ。いったんFWに当ててサイドに展開するところまではいいのですが、その間に相手の守備陣形が整ってしまいますからそこを崩すのは非常に難しい。クロスの精度がそんなに高いわけではありませんし、そもそも簡単にクロスを上げさせてもらえない。従ってプレッシングでFWが高い位置でボールを奪ってそのまま攻め込むという単純きわまりない方法じゃないとなかなか決定機にならない。そんな感じです。

この日は最後まで松田を投入せずに交代枠を一つ余らせてしまいましたが、松田や堀田、エリといったスピードのある選手を生かすのが永井監督はあまり上手くなさそう。この試合ではっきりと守備に手ごたえを得たでしょうが、勝つにはその辺の選手の活用が必須だと考えます。

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---北本--安藤---
-----庭田-----
-柳田------木原-
-----高橋-----
岩倉-矢野--森本-土橋
-----山郷-----

49分:柳田→百武
56分:木原→窪田

SUB:池田、笠嶋、松田

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2007.12.09

CWCプレビュー

 ポンテに続いて達也も長期離脱。伸二も依然スタメン出場は難しい模様。戦線離脱していた暢久が復帰可能かどうかは微妙な情勢。平川やワシントンも先週は練習を一部休んでおり万全とは言いがたい状態。

 動ける艦船を全部かき集めての一大決戦って、まるでレイテ沖海戦やな(自虐)。無人のゴールを前に「謎の反転」とか・・・orz

 スタメンは暢久が戻れば

--シトン---永井--
-----長谷部---
平川--------暢久
---阿部--啓太---
-ネネ--闘莉王-坪井-
-----都築-----

暢久が戻らなかったら右WBに細貝でしょう。

どう見ても点が入りそうになく、ハナからPK戦で勝負でしょうか。

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(メモ)日テレ1 ‐1浦和

(スタメン)このところ不動のスタメン。ベンチメンバーもさしたる変化なし。
リーグ最終戦だが党首の姿は影も形もない。

(前半)積極的に前に出る策が奏功して立ちあがりは中盤でベレーザを圧倒。左斜めから放った柳田のミドルシュートが決まって早々と先制。さらに安藤のシュートがポストを叩くビッグチャンスも。

時間の経過と共に中盤でボールが奪えなくなり、左サイドを再三破られる。またDFラインが下がってベレーザの分厚い攻めに晒されだしたが、山郷のビッグセーブもあってかろうじて凌ぐ。

(後半)前半途中で負傷した柳田が開始早々に百武に交代。浦和はなおも善戦を続けるが、押し込まれた状態でクリアしきれずに小林のミドルを浴びる。

後半の決定機は北本のシュート一本だけ。勝負になるところまでは持ち込んだが勝つにはまだまだ。

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失態

 ウチは浦和の特大カレンダーが壁紙代わり。

 リーグ戦も終わり、心の傷も多少は癒えて、ぼちぼち部屋の模様変えでもしようかとボルテに出かけたのですが

 カレンダーは特大、卓上とも既に売り切れ! 

 しかも追加販売予定なしとのこと・・・orz

 おいおい、まだ師走に入ったばかりだせ。

 試合帰りにカレンダーを背負って帰るのが面倒なので例年リーグ戦終了後に買っていたんですが・・・

 チケットどころかグッズ類すらのんびりしていてはいけないのか、うぃあーは(´・ω・`)ショボーン

 慌てて買った長崎のチケは無駄になり、のんびり構えていてカレンダーを買いそびれる。

 厳しい年の瀬です(つД`)

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2007.12.08

【TV観戦記】広島 0-0 京都

 第一戦は2-1でホームの京都が勝利。しかし敗れたとはいえ広島もアウェーゴールをもぎ取ったので逆転の望みは大いにある状況で迎えた第2戦。ゲーム内容は広島のほうが上なのですが、秋以降ずっと続いている勝負弱さは如何ともしがたく、1点が取れずに広島降格。

 前半はベタ引きの京都に対しDF槇野まで攻撃参加してサイドを崩しまくりましたが、決定機は寿人のヘッドがクロスバーを掠めた1回のみ。

 全く機能していない左WB服部を早々と引っ込めて駒野を左へ転用。右にリ・ハンジェを投入したアイデアは悪くはないのですが、前後半とも攻撃は駒野のクロス頼み。駒野は奮戦していましたが、攻めがやや単調でクロスは悉く京都に跳ね返されてしまいます。柏木がエリア内に突っ込んできた時に可能性を感じましたが、シュートはクロスバーに当たり、ラストパスは寿人に渡る寸前でDFに引っかかってしまいました。

 前半の京都は引いてカウンターを狙っていたのかもしれませんが、引きすぎて中盤のプレスが全く掛からず、しかもカウンターの形もほとんど作れない最悪の状態。そこで加藤Qは思い切ってDFを4バックに変更してサイドのスペースを埋め、さらにMF斉藤に代えてFWアンドレを投入して攻撃の姿勢を明確に打ち出しました。引いて守るだけでは守りきれないと判断したのかどうか。

 これで前線からのプレスが効き始めて広島の攻勢が鈍っただけでなく、再三カウンターのチャンスを演出。結局京都も1点を取ることは出来ませんでしたが、加藤Qの積極策がJ1昇格を引き寄せたといっていいでしょう。Jリーグの監督としては失敗続きの加藤Qでしたが、この日は実にいい仕事をしました。

 ペトロヴィッチ監督は後半26分に終始精彩を欠いていたウェズレイに代えて平繁を投入。しかし平繁も効果的な仕事はできず。ロスタイムには盛田を前線に上げてパワープレーを試みましたが、終了間際の槇野のオーバーヘッドはポストを叩いて試合終了。

 選手のスキルは高いし、チームの組織性も高い。そんなチームでも何かの弾みで調子を崩し、その「何か」が選手も監督も判らないままに無念の降格。

 サッカーの難しさが凝縮されていた感がある一戦でした。

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ある閉店

 名古屋のグッズショップ「クラブグランパス」がひっそりと閉店する模様。

 グッズを熱心に買い求める客層の数は限定的。競技場やネットでも売れますし、普段は客なんてほとんど来ないのに一等地にわざわざ店を構えるっちゅーのはムダといえばムダです。

 でも、チームが億単位で金をドブに捨てているのに何を今更という気も・・・

 ちなみにワシも一度訪れたことがあります

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2007.12.07

【TV観戦記】セパ阪 3-1 笑茸

 セパ阪vs笑茸をTV観戦。

 笑茸、ゲームの入り方に失敗して足が動かず、開始5分で2失点。

 セパ阪の守備力を考えれば事実上これで勝負は決してしまい、後は笑茸がどうやって1点を返すかに見所は絞られましたが、頼みのセットプレーもキックの精度があんまりで得点の臭いなし。

 おまけに後半開始早々GKの凡ミスで致命的な3点目を献上。

 笑茸は攻守とも組織性はほとんど感じられず、スピードのあるソロモン代表FWトトリが孤軍奮闘している他はラガーマン達が懸命に体を張っているだけ。

 このレベルのチームがCWCに出てくる意義ってなんなんでしょうね?

 でもセパ阪GKの凡ミスで1点取ったし、意外にも後半30分くらいからセパ阪の足が止まってパワープレーで見せ場も作れたし、良かった、良かった(棒読み)。

P.S.

 セパ阪、いくら笑茸のGKが下手とはいえ、ロングシュート狙いすぎwww

P.S.2

 ヨッシーは埼玉出身だけど、レッズ好きだったっけ?

P.S.3

 笑茸CK時の「おーーーーー、おーい!」は絶対うぃあーの仕業だろうwww

P.S.4

 日テレって民放ではサッカー中継の老舗だけあって、バカタレさえ解説席に呼ばなければそこそこ良い中継をやる。

 ACミラン絡みの試合もこの調子でやればいいのにね(´・ω・`)

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越前紀行(3)

前回から続く)

 周知の通り越前の朝倉氏は戦国時代屈指の大大名なんですが、江戸期まで大名として生き残った上杉氏・毛利氏・島津氏や、朝倉氏と同じように戦国期で滅亡した武田氏・北条氏と比べると人気も薄く、観光のネタにされることもなく、傍目にはなんとなく「なかった」ことにされているような気がします。

 駿河の今川氏も似たような感じですが、やっぱり負け方・滅び方の印象が良くないせいなんでしょうなぁ・・・ 浅井氏共々織田信長と対決したものの終始腰が引け気味。当主朝倉義景は家臣の信任を失い、最後は織田にボコボコにされて一乗谷炎上ですからなぁ・・・

 なんてことを言っていると地元の方から怒られそうなので、戯言はこの辺で終了。「朝倉氏ゆかりの滅びの都」である一乗谷へ行ってきました。

Fukui3_1

 朝倉館跡の象徴のように紹介されることの多い唐門。

 しかし、これは朝倉時代の遺構ではなく、5代義景の菩提を弔うために 建てられた松雲院の寺門で、豊臣秀吉が朝倉義景の善提を弔うために寄進したものと伝えられています。

Fukui3_2

 広大な朝倉義景館跡。

Fukui3_3

 館跡には礎石が並ぶばかりで相当妄想を働かせない限りさほど面白いものではありませんが、裏山を登ると庭園が残っています。上写真は湯殿跡庭園。

Fukui3_4

 こちらは諏訪館庭園。大きなヤマモミジが印象的。 史跡なんであれこれ手を加えるわけにはいかないのでしょうが、掃除して水路や足回りを整備すえばそのまま第一級の日本庭園として即座に使えそうですね。

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 一乗谷の南入り口を固める上城戸。 現在の交通路だと福井市中心部に近い北側から一乗谷に入るのが普通なので南入り口が「上」というのは妙な感じがしますが、こちらが京都に近いので「上」。

Fukui3_6

 こちらは北の入り口を固める下城戸。上城戸は土塁しかないのに対し、下城戸は一部が石垣で固められています。

続く

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2007.12.06

越前紀行(2)

前回から続く)

Fukui2_1

 福井駅のすぐそばに福井城があります。もっとも城跡には天守どころか櫓・城壁・門などの建造物は一切残っておらず、本丸の内堀と石垣、そして天守台が残るのみ。おまけに本丸には福井県警本部・福井県庁等近代的なビルディングが建ちまくりですから観光名所化するのは少々苦しいものがあります。

Fukui2_2

 せめてこの隅櫓でも残っていれば良かったののですが・・・ さはさりながら越前福井32万石・親藩松平家が代々治めた大藩ですから石垣だけでも見事なもの。

Fukui2_3

 1601年(慶長6年)に徳川家康の次男結城秀康が越前一国68万石を与えられ、柴田勝家の築いた北ノ庄城を約6年かけて大改修したのが今日の福井城の基礎。
 

Fukui2_4

 本丸に残る天守台。かつては二重の櫓の上に二重の望楼を乗せた形式を持つ外観四重、内部五階の天守が聳えていたとのこと。もっとも天守をはじめ大半の建物は1669年(寛文9年)の大火で焼失し、以後天守は再建されませんでした。

Fukui2_5

 天守台に登ると崩れた石垣が目に付きますが、これが1948年の福井地震で崩壊した石垣をそのまま残してあるもの。福井は石垣すら崩れてしまう震度7に相当する激震(当時は震度6までしかなく、福井地震の後に7が設定された)に見舞われ、終戦直後でバラック等不安定な建物が多かった福井は甚大な被害を受けました。

Fukui2_6

 福井城の前身にあたる北ノ庄城を築いたのが柴田勝家。朝倉氏の滅亡後、越前を支配していた一向一揆を平定した功績によって織田信長から越前国北ノ庄を与えられた柴田勝家は1575年(天正3年)に北ノ庄城を築きましたが、賤ヶ岳の戦いに敗れて北ノ庄城は灰燼に帰してしまいました。

 北ノ庄城を大改修(あるいは事実上新築)して福井城が築かれたため北ノ庄城の遺構を見出すことは難しいようですが、北ノ庄城跡は柴田神社&城址公園として整備されています。

Fukui2_7

 柴田勝家像。くたびれたビルに囲まれて非常に不憫・・・

続く

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2007.12.05

流行語大賞

 95年にオウム事件関連の流行語を外してしまう等、情報操作臭が漂う「流行語大賞」

 東国原知事が今年の顔であったことは認めるけれども、「どげんかせんといかん」という言葉自体は流行ったっけ?

 また「ハニカミ王子」みたいなマスゴミが作って、マスゴミが流行らせた言葉をしゃーしゃーと大賞に選んでしまうセンスがいやはやなんとも・・・

 「大賞」をヒストリカルにみると政治ネタが結構好きみたい。それで「どげんかせんといかん」ということになったのでしょうけど、今年採り上げるなら中央政界じゃないかなぁ・・・ 「消えた年金」で自民党が参院選で大敗し、安倍首相が突然辞めて、さらに大勝したはずの民主党・小沢党首も突然辞意を漏らしてしまうというとんでもない年。「ねじれ国会」で当面日本は大きな決断ができなくなった(ただでさえそういうのは苦手な国なのだが)という歴史的な年を飾るにふさわしい言葉が欲しかったところ。ワシ的には

 「あなたと合体したい」(受賞者:福田首相)

というのが好きだなぁ・・・

 また大賞選考者は相当経済が苦手ですね。ヒストリカルに見ると「IT革命」ぐらいですか、経済用語っぽいのは。

 「サブプライム」(受賞者:チャールズ・プリンス元シティグループ会長兼CEO他)

は将来数年にわたって世界経済を苦しめるタームで、これで今年の夏から世界の金融市場が大揺れなんですが、こういうのは箸にも棒にも掛からないんですなぁ・・・orz

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越前紀行(1)

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 試合の合間を縫ってちょっと遠出して見ました。

 新宿からの夜行バスで福井到着。昨夜まで雨が降っていたようですが、到着時には晴れ間も見えて絶好の旅行日和。

Fukui1_01

 京福バスターミナルはビルの1Fに納まっていますが、改札口や行き先・発車時刻案内のつくりがどことなくローカル私鉄風。

Fukui1_02

 福井駅は最近高架化工事が完了したばかり。駅周辺の整備はこれからと見えて、駅前広場はフェンスで囲まれています。

Fukui1_07

 ちなみに昔の福井駅はこんな感じ(03年12月撮影)。

Fukui1_03

 福井駅裏には北陸新幹線用の駅舎を建設中。ちなみに北陸新幹線は長野から金沢まで延びることは確定していますが、福井まで延伸されるかどうかは全く不明。

 従って福井駅新幹線ホーム部分が完成した後は、北陸新幹線が福井駅まで延伸開業するまで電車1~2両がウロウロしているだけのローカル私鉄(えちぜん鉄道)が新幹線ホームを暫定使用することになっています。

 どう見ても税金の浪費ですね。

Fukui1_1

 福井駅といえば駅そば「今庄そば」が有名。高架化に伴ってその行方が案じられましたが、改札口近くで早朝から営業しておりました。

 今時珍しいことに食券制ではありません。また店内はかなり手狭で出来上がりを待つ人、出来た蕎麦をもって食べるスペースを探す人、食べている最中の人、そして食べ終わった丼を下げる人で渾然一体。

Fukui1_2

 かき揚げそば(360円)。ごく一般的な駅そばに比べると麺がやや太めなのが特徴でしょうか。汁は関西風の淡口でやや甘め。かき揚げは別にどうということはありませんが、駅そばのかき揚げにしては油臭さがさほど感じられないのが良いところ。

続く

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2007.12.04

明と暗

梅崎@大分獲得の報が飛び込んできたと思えば、ポンテが重傷で全治6ヶ月。横浜FC戦ではピッチで悶絶していたけど、これほどの大怪我とは・・・・゚・(つД`)・゚・ 誠に残念なことですが、オジェックのスタメン固定、スタメン酷使のツケをこういう形で払うことになってしまいました。

梅崎のほうはまだ何ともいえない段階ですが、おそらくポンテや伸二の後継者と睨んでの獲得でしょう(梅崎は運動量が多いタイプでポンテや伸二とはプレースタイルは全く違いますが)。 ポンテが来年の前半を棒に振る結果となっても、これでエジ○ンドがダメで長谷部が育った時と同じだと前向きに考えればいいんじゃないでしょうか? 大怪我を繰り返しているのでどこまでアテになるかわかりませんが、エスクデロにもチャンスが回ってくることでしょう。でも共に如何せん実績が乏しい。来年の前半は伸二が稼動してないとさすがに心配ですなぁ・・・

また報知の情報だと移籍金を半分に値切ったように見受けられますが・・・ 他にオファーがないので千載一遇のチャンスをなんとかして生かしたい梅崎や、一刻も早く金が欲しい大分がこの交渉が潰れるとはなはだ困るところに目をつけたのでしょうか??? 中村GM、GJです。

ただ梅崎が来てしまうと完全に同年代、同ポジションの赤星は・・・(´・ω・`)ショボーン

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<「ら」的08年浦和(07.12.04)>

--エジミウソン--達也--
-三都主-----梅崎-
---今野--啓太---
平川-阿部-闘莉王-暢久
-----都築-----

|-`)o0 坪井の居場所が・・・

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梅崎、浦和へ電撃移籍!移籍金推定1億円(報知)

 リーグ連覇を果たせなかった浦和が、来季の覇権奪回の切り札として大分のU―22日本代表MF梅崎司(20)を完全移籍で獲得することが3日、明らかになった。

 梅崎に近い関係者によると、梅崎はこの日、正式オファーを出していた浦和幹部と極秘交渉を持ち、席上、大筋合意に達した。来季へ浦和の日本人移籍第1号が決まり、移籍金は推定1億円で、複数年契約となる見込みだ。

 梅崎は今年6月、期限付き移籍先のフランス2部、グルノーブルから大分に復帰。リーグ戦19試合出場、2得点と奮闘し、大分のJ1残留に大きく貢献した。北京五輪出場権を獲得した反町ジャパンのエース候補生は、赤い悪魔にとっては緊急補強ポイントだった。エースMFポンテが右ひざ前十字じん帯断裂で全治6か月と診断されたため、高速のドリブル突破を武器とする同タイプの梅崎の来季加入は朗報となる。

 すでに浦和は、今季Jリーグ19得点を叩き出した新潟FWエジミウソンと仮契約を済ませている。ザルツブルクに期限付きで移籍していた三都主アレサンドロの復帰も決まっており、F東京の日本代表MF今野泰幸(24)に対しても、近日中に獲得の正式オファーを出す予定。衝撃のV逸から、アジア王者が来季の逆襲に着々と準備を整えている。

 ◆梅崎 司(うめさき・つかさ)1987年2月23日、長崎・諫早市生まれ。20歳。大分ユースから大分トップチームに昇格。2005年7月10日に広島戦でプロデビュー。フル代表は06年9月の中東遠征で初招集、初出場。07年1月にフランス2部、グルノーブルにレンタル移籍。5試合に出場し、得点は0。6月に大分に復帰。今季はU―22日本代表にも招集された。J通算47試合出場、5得点。167センチ、64キロ。血液型O。

(2007年12月4日09時43分  スポーツ報知)

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大分トリニータ梅崎、浦和に完全移籍(西日本)

 浦和が来季の新戦力として大分のU-22日本代表MF梅崎司(20)を完全移籍で獲得することが3日、確実となった。この日までに、大分側に正式オファーが届いた。大分のクラブ幹部は「現在、浦和からしか梅崎へのオファーはない。本人もいきたがっている」と認めたうえで、満額近い移籍金を条件に移籍を容認する方針を示した。

 生え抜きのスター選手の流出は大きな問題だが、やむを得ない事情もある。20歳とまだ若い梅崎の移籍金は推定で約2億円。これは大分の選手総年俸の約半分に当たり、財政難に苦しむ大分にとっては大きな収入となる。一方で、今季の営業収入約80億円を見込み、アジア連覇&リーグ奪冠をめざす浦和は十分な予算を確保している。大分幹部は「大事な選手だが、それくらい出されたらしょうがない」と話した。

 このまま他クラブから浦和を超えるオファーがなければ、年明けにも正式決定する。

=2007/12/04付 西日本スポーツ=

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私的ベストイレブン2007

 Jリーグからノミネート選手・受賞選手が発表された後だとどうしても思考が制約されてしまうので、早々と偏見とエコ贔屓に満ち満ちた「私的ベストイレブン」を挙げておきます。こうしておくとJリーグのノミネート選手・受賞選手を見て己の至らなさを反省すると同時にJリーグベストイレブンのクソっぷりに難癖をつける楽しみもできて一挙両得ですw

 今年のベストイレブン選考は非常に難しいものになりました。昨年の3強から川崎が早々と脱落し、シーズン序盤からずっと浦和とG大阪の一騎打ちを演じてきたのに終盤で両者とも失速。間隙を突いて道中ほぼノーマークだった鹿島が優勝。

 勝ち点72での優勝ですから誠にご立派な優勝なんですが(棒読み)、道中が道中だったこともあって優勝した割りには通年で見ればはなはだ話題性に乏しかったのは否めないかと。A代表選出がほぼゼロというのも鹿島優勝の影の薄さの一因といっていいでしょう。

 昨年同様上位3チームとそれ以下のチームではチーム力に大きな差があり、チーム力の差を埋め合わせて余りあるほど個人的に活躍した選手も見当たらないので、得点王を除けば4位以下のチームはベストイレブンの選考対象から外しました。強いて言えば柏躍進の立役者だったフランサに特別賞を上げてもいいかなと思ったくらい。

GK 都築
DF 闘莉王・岩政・阿部
MF 啓太・ポンテ・遠藤・二川・野沢
FW ジュニーニョ・バレー

・昨年に引き続きリーグダントツの最小失点に敬意を表してGK+DF+守備専業のMF(啓太)は基本的に浦和から。昨年のJリーグベストイレブンではG大阪のDFが2人も選出される椿事がありましたが、DF陣は守れてナンボ。点を取るのは余興でJリーグの選考基準には失笑を禁じ得ませんでした。ただ全員浦和というのはチャンピオンチームに失礼なので(棒読み)、微妙に衰えを感じる坪井を外して岩政を選出。

・Jリーグでは別格の存在であるポンテは当然の選出。G大阪の攻撃の核である遠藤・二川も外せない。鹿島で誰か挙げろと言われれば野沢でしょうなぁ・・・ 小笠原は半分しか出場していないので落選。

・得点王に敬意を表してジュニーニョを選出。またぶっちぎりの最多得点チームを代表するFWとしてバレーを選出。

 MVPはベストイレブン以上に難しいですね。チャンピオンチームの顔といえるような選手は思い浮かびません。優勝チームからMVPが出ない前例もありますから、筋論としては変ですがACLでの活躍をも考慮してポンテに捧げたいと思います。満身創痍の阿部とは甲乙付け難いですが・・・

 新人賞は文句なしで安田理(G大阪)。ゼロックス杯で、そしてナビスコ杯で浦和の右サイドは安田にチンチンにやられました。他にいい新人選手もいたのでしょうが、安田ほど浦和に脅威を与えた者は記憶にありません。

ちなみに2006年の私的ベストイレブンはこちら。

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2007.12.03

2007年浦和を振り返る

 浦和の06年と07年に関する主なデータを拾ってみました。

   勝点:72→70
   勝ち:22→20
   分け:6→10
   負け:6→4
   得点:67→55
   失点:28→28

   ワシントンの得点:26→16

 浦和が土壇場でリーグ優勝を逃した原因は明らかでで、それは得点力が大幅に落ちたこと。総得点55というのはG大阪や川崎といった攻撃型のチームにはもちろん、終盤の大失速が祟って鹿島や神戸といったどちらかといえば守備が強いチームにも抜かれてしまいました。

 守備がやたら強いのは相変わらずなので負けが少ないのですが、とにかく点が取れないため引き分けが激増。

 得点力の減少はチームの絶対的なエースであるワシントンのゴール減となって顕著に表れています。

 ワシントンのゴール減はワシントン本人に帰せられる部分と、チームの限界を示す部分とがあるでしょう。

 チームへの合流が遅れたことが響いたのか今一つ調子の上がらないワシントン。ペルシク戦で途中交代を命ぜられたことで激怒し、その後もオジェック監督への不満を顕にしてついにはアウェー鹿島戦でベンチ外。夏場には心臓検査や怪我で長期離脱。さらに千葉戦で鼻骨骨折を負うアクシデントも重なって終盤は川崎戦のPKによる1点のみ。大分戦@駒場での決勝ゴールなど印象強いゴールもありましたが、年を通じてみれば明らかに期待外れ。ベンチの意向に反してPKを蹴ってしまう場面もあり(可能性の感じられないFKを蹴ることもしばしば)、また前線での守備をしないこともあってオジェックには甚だ使いづらい選手と見られたことでしょう。

 チームの限界とは「ワシントンの個人能力に極度に依存した闘いぶりがワシントンの不調とよって行き詰まった」ということに尽きます。ただワシントンが不調なだけならかろうじて鹿島を振り切れたかもしれません。ワシントンのサポートすべき選手が終盤に相次いで離脱、消耗したことも鹿島に逆転を許した一因でしょう。

 オジェックは当初ポゼッションを高めて組織的に敵陣を突き崩すサッカーを目指していましたが思うように勝ち点が伸びず、事実上の長期キャンプとなったA3での闘いを経て、結局昨年同様「守ってカウンター」の単純極まりない、退屈なサッカーに戻ってしまいました。

 オジェックが理想を追うのを早々と放棄し、結果重視のサッカーを続けたこと自体は、就任1年目から過酷なスケジュールの下で結果(ACLグループリーグ突破は必達!)を求められたことを考えればやむを得ないでしょう。組織の熟成に拘っていればACLもリーグもどちらも手に出来なかった可能性が極めて強かったと思います。ただ結果重視のサッカーを続けることとスタメンを極力固定することは必ずしも同義ではないはず。過度のスタメン固定によりワシントンをサポートすべき選手が終盤で極度に疲弊、あるいは戦線離脱したことが浦和大失速の主因になったことは明白でした。

 浦和が上昇気流に乗る原動力となった達也。ワシントンのサポート役として最適任だった達也が終盤に事実上戦線離脱。

 それ以上に痛恨だったのは暢久の長期離脱。これで浦和のサイド攻撃が壊滅。三都主の移籍により左サイドは相馬に多大な期待が集まりましたが、クロスの精度がお話にならない上に怪我を繰り返したこともあって全く戦力にならず。平川は甲府戦@国立での活躍もありましたが、その活躍も長続きせず。サイドを攻略して仕上げはワシントンというのは浦和の基本戦術だったはずですが、両WBでまともなクロスを上げられるのは実は右サイドの暢久のみという惨状。そしてその暢久がまさかの長期離脱となり、浦和のストロングポイントは消失してしまいました。

 両サイドからの攻撃が壊滅してから浦和の攻撃の組み立ては完全にポンテ頼み。代役となるべき伸二がこれまた終盤怪我で離脱して、疲労困憊のポンテは代えようにも代えがおらず、最後は明らかに切れを失ってしまいました。

 良かった面といえば、疲労の色が終盤攻撃面に顕著に表れたにも関らず守備は最後まで破綻を来たさなかったこと。特に昨年はサイドを崩されてかろうじて闘莉王が弾き返すような危なっかしい守り、まさに板子一枚での守りが目につきましたが、今年はJリーグではそういう場面が激減したように思いました(ACLではサイドをかなりやられましたが)。

 局面によっては変則的な4バックを採用。攻撃面が昨年の延長に過ぎなかったのに対し、守備面は多少柔軟性を出せたのは収穫かと。また闘莉王が再三戦線離脱したにも関らず失点が昨年と同じだったのは阿部の加入によってCB陣の層が一段と厚くなったのが寄与した結果でしょう。

 明らかな格下相手に惨敗を繰り返して終戦。だが憔悴しきった選手達を責める気にはなれませんでした。監督就任1年目にしてACL制覇、そしてリーグ優勝まであと一歩というところまでチームを押し上げたオジェックもまた予想以上の出来だったと思います(非常に評判の悪い硬直的な選手起用が悲劇的な結末の一因となったことによってオジェック解任を訴える方も散見されますが、何の脈絡もなく監督を代えてチームをダメにしてきた過去から何も学んでいないようですなぁ・・・)。ただいきなりACLとリーグの2冠を制することが出来るほど浦和は強くなく、他チームとの差はありませんでした。川崎が5位に沈んだことを見てもACLとリーグを並行して闘うのはやはり相当難しいのでしょう。

 ACLを並行して闘いながらのリーグ戦2位というのは恥ずべき成績でもなんでもないはずですが、やはり目の前にあった優勝杯を取り逃がしてしまった喪失感はあまりにも巨大。99年に一度灰燼と帰し、それから時に遅々としながらも栄光の座へと駆け上ってきた浦和がまたしても廃墟と化してしまいました。

 ここ2年文字通りチームの大黒柱だったワシントンがチームを去るのが濃厚な来年はこの屈辱をしっかりと生かしてもらいたいものです。Jリーグでぶっちぎりの実力をつけるために足りなかったもの。それは多少人が入れ替わったところで闘い方がぶれない組織力であることは前々から指摘されていたことのはず。監督2年目となる来年こそオジェックの真価が問われる時です。

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2007.12.02

【観戦記】横浜C 1-0 浦和

 愛媛戦の惨敗がこの日の結末を暗示していました。

 最下位横浜FCにも完敗を喫し、土壇場で鹿島に交わされてリーグ優勝を逃す悲劇的な結末。

 90分で勝てば良い。

 99年最終戦と全く同じ条件でしたが、勝てないどころか負けてしまい、試合後の喪失感はJ2降格時に匹敵するものがありました。

 結果重視のサッカーが結果を出せない時の惨めさ。この日の敗戦は07年浦和の負の側面が集約された感がありますが1年の総括は稿を改めることとして、横浜C戦を簡単に振り返っておきます。

20071201yokohama1

 動けなかった。敗因はこれに尽きます。

 失点は右サイドで阿部がカズに交わされたところから始まったものですが、これ以外にも阿部が簡単に交わされてしまう場面があり、無理に無理を重ねて出場を続けた阿部も限界を通り越していたのでしょう。

 ネネはスピードのあるSHカタタウに全く付いて行けず。平川が付いてゆくのが精一杯。

 前半積極的に前に出てくる横浜Cに対してことごとく球際で競り負ける。前線からのプレスがないため、中盤でプレスを掛けに行っても簡単にパスで交わされて、浦和はさらに疲労が蓄積する悪循環。

 両サイドで劣勢に陥った浦和が失点を喫するのは時間の問題でした。

 攻めは至って単調。浦和の攻撃は必ずといっていいほどポンテを経由。従って横浜Cはポンテを徹底的に潰しに来ました。吉田主審は簡単にファウルを取らないことで有名。激しい横浜Cのマークでポンテは足首をやられたのか悶絶しながらピッチにうずくまる場面が増え始め、ついには72分に退場。半ば結果論ですが、この瞬間に浦和の勝機は遠ざかったように思います。

 鹿島がリードしているとの報が伝わったのか、オジェックは後半頭からネネに代えて達也を投入して4バックに変更。ベタ引きになった横浜Cを盛んに攻め立てましたが、両サイドからワシントン目がけてクロスを放り込む攻撃を繰り返すばかりで何の工夫もなし。ワシントンに往年の神通力はなく、無理やりピッチに送り出した達也は明らかにコンディション不良で満足にシュートが撃てない。当然ながら超前掛りになった浦和は何度かカウンターを浴び、それを坪井と都築の2人で対処していたようなものでしたが、そこを無失点で凌いだあたりがこの試合の唯一の見せ場といっても過言ではありません。

 4分もあったロスタイム。しかしボールは最後までネットを揺らすことがなかったどころかその気配すらなく、長かったリーグ戦の幕切れ、そして浦和にとってあまりにも悲劇的な幕切れとは実に淡々としたものでした。

20071201yokohama2

<浦和>

--シトン---永井--
-----ポンテ----
平川--------細貝
--長谷部--啓太---
-ネネ--阿部--坪井-
-----都築-----

*後半開始

---達也--シトン--
-----ポンテ--永井
--長谷部-------
-----啓太-----
平川-阿部--坪井-細貝
-----都築-----

45分:ネネ→達也
72分:ポンテ→伸二

<横浜C>

-----三浦知----
三浦淳-滝澤-根占-カタタウ
-----山口-----
中島-岩倉-小村-山田卓
-----菅野-----

61分:カタタウ→チョ
79分:三浦淳→吉野
89分:三浦知→坂井

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2007.12.01

(メモ)横浜C1 ‐0浦和

(スタメン)相馬がスタメンから外れ、細貝がスタメン入り。サブに達也が復帰。

(前半)案の定両サイドが機能しないどころか、むしろ劣勢に。阿部が右サイドをカズに破られて失点。

今日も動きが悪く、球際で競り負けることもしばしば。

ポンテ頼み、ワシントン頼みの単純な攻撃は読まれている。

(後半)ネネ→達也で4バックにして攻めに出たが、サイドからワシントン目がけて放り込むばかりで、得点の臭いはなし。

ポンテが負傷退場した時点で勝機は潰えた。

個人技頼み&メンバー固定の弊害がリーグ終盤で噴出。これだけ失速すれば大逆転を食らうのもやむなし。

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