人事往来2008
・中村、湘南へ完全移籍
・近藤、愛媛から復帰
・大山、湘南へレンタル
・横山、愛媛へ完全移籍
一気に若手4人の去就が公式に発表されました。
近藤が浦和に戻ってくること、横山が浦和に戻ってこないこと、大山は再レンタルの可能性があることについては既にGMが明言していましたから、実質的なニュースは中村の完全移籍のみ。
中村はユース出身で05年入団。腰痛持ちだったにも関わらず非凡な才能を買われてトップ昇格。しかし入団後も腰痛や怪我でしばしば長期離脱し、結局3年間で公式戦出場ゼロ。残念ながらこれでは今後浦和でやってゆくのは非常に厳しい。
ただ中村にとって幸いなのは湘南が完全移籍で拾ってくれたこと。昨年の新井の移籍の時にも思いましたが、トップ出場経験が全くない選手を受け入れてくれる湘南の大度量は感謝されてしかるべきですし、山形で事実上ダメ出しを食らったに等しい横山を含めて、次の働き場所を見つけてきた浦和フロントの面倒見のよさも評価されてしかるべきです。最終戦が残っているにも関わらず早々と戦力外選手を対外公表し、トライアウトに放り出してしまうクラブとは雲泥の差。
中村・横山両選手とも、浦和を見返すぐらいの気持ちで(桜井や河合のようになれとはいいませんが)新天地で活躍してもらいたいものです。
大山はアレックスが帰ってくるため、来年はサイドでトップ出場する可能性が薄いと考えての再レンタルでしょう。湘南はJ2中位で昇格争いに加われる程度の力があるチーム。愛媛よりは実力上位で、大山がここでスタメンを確保できるぐらい成長できれば武者修行の甲斐があったというものです。
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