両毛紀行(5)
(前回から続く)
足利市を流れる渡良瀬川には、かつて森高千里によって唄われた「渡良瀬橋」が架かっています。
2007年4月28日に315万円をかけて歌碑が建立され、歌碑には「渡良瀬橋」の歌詞が彫りこまれていて、碑の前に立つとフルコーラスで「渡良瀬橋」が流れます。 メロディだけではなく、ちゃんと森高の歌声も流れますので、そこんところ注意。
この歌碑は周囲に何もない川土手近くに立っています。従って一人でフルコーラス聞き入って妄想に耽っていると近所の住人に通報されかねませんから、歌声が流れることを確認したくらいでそそくさと立ち去りました。
渡良瀬橋は足利市の中心部ではなく、やや西外れに架かっていてちょっと寂しい。中心部に架かる中橋と比べるとトラスもかなり無骨ですし、何より幅が狭い。従って歩行者は渡良瀬橋そのものは渡れず、平行して架かる歩行者専用橋を渡るしかありません。
(続く)
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