越前紀行(1)
試合の合間を縫ってちょっと遠出して見ました。
新宿からの夜行バスで福井到着。昨夜まで雨が降っていたようですが、到着時には晴れ間も見えて絶好の旅行日和。
京福バスターミナルはビルの1Fに納まっていますが、改札口や行き先・発車時刻案内のつくりがどことなくローカル私鉄風。
福井駅は最近高架化工事が完了したばかり。駅周辺の整備はこれからと見えて、駅前広場はフェンスで囲まれています。
ちなみに昔の福井駅はこんな感じ(03年12月撮影)。
福井駅裏には北陸新幹線用の駅舎を建設中。ちなみに北陸新幹線は長野から金沢まで延びることは確定していますが、福井まで延伸されるかどうかは全く不明。
従って福井駅新幹線ホーム部分が完成した後は、北陸新幹線が福井駅まで延伸開業するまで電車1~2両がウロウロしているだけのローカル私鉄(えちぜん鉄道)が新幹線ホームを暫定使用することになっています。
どう見ても税金の浪費ですね。
福井駅といえば駅そば「今庄そば」が有名。高架化に伴ってその行方が案じられましたが、改札口近くで早朝から営業しておりました。
今時珍しいことに食券制ではありません。また店内はかなり手狭で出来上がりを待つ人、出来た蕎麦をもって食べるスペースを探す人、食べている最中の人、そして食べ終わった丼を下げる人で渾然一体。
かき揚げそば(360円)。ごく一般的な駅そばに比べると麺がやや太めなのが特徴でしょうか。汁は関西風の淡口でやや甘め。かき揚げは別にどうということはありませんが、駅そばのかき揚げにしては油臭さがさほど感じられないのが良いところ。
(続く)
| 固定リンク