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2007.12.04

私的ベストイレブン2007

 Jリーグからノミネート選手・受賞選手が発表された後だとどうしても思考が制約されてしまうので、早々と偏見とエコ贔屓に満ち満ちた「私的ベストイレブン」を挙げておきます。こうしておくとJリーグのノミネート選手・受賞選手を見て己の至らなさを反省すると同時にJリーグベストイレブンのクソっぷりに難癖をつける楽しみもできて一挙両得ですw

 今年のベストイレブン選考は非常に難しいものになりました。昨年の3強から川崎が早々と脱落し、シーズン序盤からずっと浦和とG大阪の一騎打ちを演じてきたのに終盤で両者とも失速。間隙を突いて道中ほぼノーマークだった鹿島が優勝。

 勝ち点72での優勝ですから誠にご立派な優勝なんですが(棒読み)、道中が道中だったこともあって優勝した割りには通年で見ればはなはだ話題性に乏しかったのは否めないかと。A代表選出がほぼゼロというのも鹿島優勝の影の薄さの一因といっていいでしょう。

 昨年同様上位3チームとそれ以下のチームではチーム力に大きな差があり、チーム力の差を埋め合わせて余りあるほど個人的に活躍した選手も見当たらないので、得点王を除けば4位以下のチームはベストイレブンの選考対象から外しました。強いて言えば柏躍進の立役者だったフランサに特別賞を上げてもいいかなと思ったくらい。

GK 都築
DF 闘莉王・岩政・阿部
MF 啓太・ポンテ・遠藤・二川・野沢
FW ジュニーニョ・バレー

・昨年に引き続きリーグダントツの最小失点に敬意を表してGK+DF+守備専業のMF(啓太)は基本的に浦和から。昨年のJリーグベストイレブンではG大阪のDFが2人も選出される椿事がありましたが、DF陣は守れてナンボ。点を取るのは余興でJリーグの選考基準には失笑を禁じ得ませんでした。ただ全員浦和というのはチャンピオンチームに失礼なので(棒読み)、微妙に衰えを感じる坪井を外して岩政を選出。

・Jリーグでは別格の存在であるポンテは当然の選出。G大阪の攻撃の核である遠藤・二川も外せない。鹿島で誰か挙げろと言われれば野沢でしょうなぁ・・・ 小笠原は半分しか出場していないので落選。

・得点王に敬意を表してジュニーニョを選出。またぶっちぎりの最多得点チームを代表するFWとしてバレーを選出。

 MVPはベストイレブン以上に難しいですね。チャンピオンチームの顔といえるような選手は思い浮かびません。優勝チームからMVPが出ない前例もありますから、筋論としては変ですがACLでの活躍をも考慮してポンテに捧げたいと思います。満身創痍の阿部とは甲乙付け難いですが・・・

 新人賞は文句なしで安田理(G大阪)。ゼロックス杯で、そしてナビスコ杯で浦和の右サイドは安田にチンチンにやられました。他にいい新人選手もいたのでしょうが、安田ほど浦和に脅威を与えた者は記憶にありません。

ちなみに2006年の私的ベストイレブンはこちら。

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