室井引退
J2最終戦でのPK与とか、絶望的な戦局をさらに絶望的なものにさせる「室井大作戦」とか、オウンゴール癖とか、まぁ妙な思い出も多い選手だけれども、間違いなく浦和の暗黒時代を支えてくれた頼もしいプレーヤーでした。
お疲れ様でした。
P.S.
室井、阿部、内舘の通称「たじまんず」の中で内舘が唯一浦和で生き残ることや、内舘が最も選手生命が長くなることを00年の時点で予測することはまず不可能でしょう。浦和の選手層が厚くなって自然と出番が減った室井はともかく、阿部と内舘は02年の監督がオフトじゃなかったらサッカー人生は全く違っていたと思います。
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横浜FCのDF室井市衛(33)が今季限りで現役を引退することが26日、明らかになった。J2降格決定から時間をかけて身の振り方を考えてきたが、数日前に引退を決意。「人に恵まれ、チームに恵まれた。やり残したことはない」と15年のプロ生活をさわやかに振り返った。93年に鹿島入り。ヘディングの強さと的確なポジショニングで黄金時代を支え、磐田と対戦した98年チャンピオンシップ第1戦でVゴールを決めるなど、攻守で貴重なバイプレーヤーとして4冠に貢献した。00年に出身地をホームとする浦和がJ2に降格すると自ら望んで移籍する熱血ぶりや、誠実な人柄で人望も厚かった。今後は指導者として第2の人生のスタートを切る。
[ 2007年12月27日付 紙面記事 ]
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