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2008.01.11

東海道行脚15:土山~石部

東海道行脚14から続く)

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 東京から土山へは行くのが一苦労。東海道新幹線→JR草津線→ローカルバスと乗り継いで土山に着く頃には11時半になってしまいます。なおこの付近のバスは町営。JRバスが撤退した後を引き継いだものです。

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 瀧樹神社で祭礼でもあるのでしょうか。

 ※後で調べたところ、7歳~12歳までの男の子8人が華やかな衣装をつけて踊ります「ケンケト祭り」があったばかりでした。

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 土地柄、軒先には信楽焼の狸が目立ちます。この家では表札代わりなんでしょう。

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 はなはだ退屈な道中、10kmほど歩いてようやく水口宿に突入。

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 水口宿は宿場町であると同時に水口藩2万石の城下町。宿の西に水口城跡があり、堀や石垣が一部残っています。また水口宿は宿内で街道が三筋に分かれるのが特徴ですが宿場としてはさほど規模が大きくはなかったようです。

 上写真の和菓子屋「一味屋」は江戸時代末期から続く老舗。これ以外にも歴史ある旅館や料亭が軒を連ねています。但し残念ながら現在の水口の商店街は見事なまでのシャッター通りと化しています。

 下写真は水口宿内に立つ「からくり時計」。水口宿の曳山祭りに使われる「曳山」がモチーフになっているとか。

 まめ知識ですが、浦和にも一時在籍した井原は水口の出身です。

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 琵琶湖に注ぎ込む野洲川(この付近では横田川と呼ばれる)には架橋が許されていなかったため、渇水期には土橋が架けられた他は船渡しとなっていました。「横田の渡し」は夜中に及ぶ往来が頻繁で、渡渉中方向を誤ったり、あるいは増水等による事故が相次いだため村人が義金を募って巨大な常夜灯を建てたとのこと。

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 トンネルで大沙川の下を潜ります。滋賀県ではこうした天井川がよく見られますね。

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 石部宿。「京立ち石部泊り」と言われるように京都を出発した旅人は最初に石部で泊まるのが標準的な行程だった模様。といっても9里約36kmありますから、現代の目で見ればかなりの強行軍。

 写真は安藤広重の浮世絵に描かれた田楽茶屋を旧東海道沿い再現したもので無料休憩所として利用されています。もっとも実際に広重が描いた茶屋はここからかなり西方にありました。

(続く)

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