下部組織強化2008
俺達の報知が下部組織強化という実に細かいネタを拾ってきました。
・横浜Mの池田誠剛育成強化部フィジカルコーチ(47)が、来年3月から浦和の下部組織統括のフィジカルコーチに就任
・土橋正樹氏(35)もユースチームのスタッフ入りすることが決定。
・来季から育成世代指導のスペシャリスト、矢作典史氏(44)を招へいすることが15日、明らかになった。欧州の名門クラブも採用する「クーバー・コーチング」を学び、現在はJ2京都の育成スタッフを務めているが、今季限りで契約は満了。
と報じられています。
浦和の下部組織がトップチームへの人材供給源として機能していないのは一目瞭然。そもそも下部組織の強化に着手したのが犬飼社長時代になってからで、その成果が出るのに今しばらく時間がかかるのはやむを得ないと思います。
しかも毎季優勝を義務付けられた(笑)浦和は即戦力を続々補強する上、冒険ができない監督がどうしても実力の判っている選手を使いたがるためか、若手選手を使う場がなくて育てるに育てられないという困った問題を抱えています。またこの問題は高卒・大卒選手の獲得難にも繋がっています。
浦和も「強奪頼み」の戦力強化は長続きしない(実際2年に一度しか大補強ができない)のは判っているし、新卒選手の獲得難も相まって、目前に迫っている世代交代期に備えて遅まきながら下部組織の一層のテコ入れに動き出したのでしょう。
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